短編官能小説『性転換薬』

ある日、こんなものを手に入れた――。

性転換の薬。

服薬すると、一定時間男性なら女性に、女性なら男性になる薬だ。

この薬を手に入れた背景は詳しくは語らない。

ただ、私はこの薬使って試してみたいことがあった。

私は30代の冴えない男性だ。彼女もおらず、結婚の予定もない。

顔はそれなりに整っているのであるが、なぜかモテないのだ。

そんな中、私は性転換の薬を手に入れて、女性になり、セックスがしてみたかった。

薬によって女性になった私は、正直イケてると思う。なかなか美人なのだ。

ネットを参考に化粧を覚えて、ナチュラルなメイクをすると、それなりの女に仕上がった。後は男性を見つけてセックスをするだけだ。私は相手を探していた。

ターゲットにしたのは、男子高校生である。

あまりに年上すぎると、問題があるし、同い年くらいの男性とはやりたくなかった。

それに比べ、高校生なら性にも関心があるし、手っ取り早くできると思っていた。

そんな中、私は工藤武彦という男子高校生と出会う。

如何にも童貞臭い武彦は、私が誘惑するとホイホイとついてきた。

 

 

自宅でのセックスは問題がある。

それ故にホテルの誘い出し、武彦を誘惑する。

ほっそりとした脚を見せ、下着が見えそうになるくらい足を広げると、武彦は鼻の下を伸ばして私を凝視した。

これが意外と楽しい。男は女をこんな風にしてみているのだと、いろいろ勉強になるのだ。バレていないと思っていても、案外女は視線に気づいているものである。私がそうであるのだから……。

「私とセックスしましょ」

女言葉になれていない私は、ややフランクに言った。

すると、武彦は照れながら、

「で、でも、そのいいんですか? 僕ら付き合っていないのに」

「いいんだよ。じゃなくて、いいのよ。私セックスがしたいの」

「僕……その童貞なんです。だからやり方が」

「お前は寝ていろ、じゃなくて、あなたは寝ていればいいわ。私が主導して、してあげる」

そう言い、私たちは裸になりセックスをすることになった。

 

男性であった時、当然であるが、セックスの経験はある。

過去付き合っていた彼女もいたし、風俗にも何度かお世話になっている。

けれど、自分が女になってセックスをするのはこれが初めてであった。

噂によると、男の百倍気持ちいいというのが、女のセックスらしいのだが、私は半信半疑だった。少なくとも快楽に溺れる女を私は見たことがない。どこか演技をしているような感覚があるからだ。

今回は私主導。女性主導のセックスは基本的に騎乗位だ。

私は大股になると、既に勃起してギンギンになっている武彦のペニスをゆっくりと自分の性器に導いた。

すぶぶぶ……。

ゆっくりとヴァギナに男性器が入っていく。

何か異物が入ってくるような気持だ。アナルに指を入れられた経験があったが、それとは少し違っていた。今のところ、あまり気持ちよさはない。ただ、異物が入ってきた感覚だけだ。

「う、動くぞ。いや動くわよ」

「はい。お願いします」

私は腰を振りながら、ペニスと出し入れし、自分の性器にこすりつける。

武彦の陰毛が陰核触れて、それが少しだけ気持ちよくなる。

しばらくの間、騎乗位でセックスをしていると、やがて気持ちよくなってくるではないか。

性器の奥にペニスが届くと、何か途轍もない気持ちよさに襲われるのだ。

「下から突き上げて」

女言葉にも慣れてきた。私はそのように武彦に指示を出す」

「はい!」

武彦は懸命にペニスを突き上げる。

彼の性器はますます大きくなっていき、私のヴァギナを押し広げていく。

快感は高鳴る。オルガスムスというやつである。

(お、女のセックスも気持ちいい)

それが私の正直な感想である。

ただ、聊か騎乗位に疲れてしまう。膝立ちの状態で、腰を動かすのは、下半身の負担が大きい。すぐに披露してしまうのである。確か風俗嬢も長い間騎乗位をしなかったはずだ。あれはきっと疲れてしまうからなのだろう。

「後ろから突いて」

私は一旦ペニスを引きぬくと、四つん這いになり、お尻を高く上げた。

きっと私のあそこはぱっくりと口を開いているだろう。

かなり恥ずかしいが、気持ちよくなりたかった――。

 

 

武彦はおどおどとしていたものの、私のあそこに自分の性器を挿入すると、ゆっくりと動き始めた。

騎乗位は下から突き上げられる感覚があったが、バックは少し違っている。メリメリとあそこを押し広げていくように、気持ちよさが広がっていくのである。

(バックもなかなかいい……)

「い、いいわ、もっと突きなさい。激しくして頂戴」

「で、でも、もうイキそうです。どうしたら」

「な、中で出しなさい。思い切り、受け止めてあげるから」

「はい!」

武彦は勢いよく射精をする。

膣内に迸る精液。私は確かに流れ出る精液を感じていた。

バックで侵されながら、さらに中出しされると、形容しがたい気持ちよさがある。

ドロドロとした精液があそこから流れ、私は満足感に道いていた。

しかし、ここで終わるのはもったいない。

「まだよ、まだ足りないわ。若いんだから、まだできるでしょ」

私はそう言い、強引に武彦のペニスを勃たせた。

流石若いだけあって、武彦のペニスはすぐにギンギンに硬くなった。

「す、少し休ませてください」

「ダメよ、さぁ次行くわよ。今度は正常位でお願いね」

こうしてエンドレスにセックスは続く。

女性になってのセックスは、なかなかやめられそうにない――。

〈了〉





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