連載官能小説『残業後の遊戯』最終回

ソファの上に横になった菜々美。

その姿を僕は見下ろしている。既にお互い全裸になっており、セックスをする準備は整っている。改めて言うけれど、僕は童貞だ。だから、こんな状況になって聊か驚いている。ごくりと生唾を飲み込むと、菜々美がゆっくりと起き上がった。

「初めてなら、私がリードしてあげます。まずは、田村さんは寝てください」

言われるままに、僕は横になる。

革張りのソファの上に寝そべると、何か緊張感が高まっていく。それでも、ペニスはギンギンに硬くなっており、早く気持ちよくなりたくて仕方なかった。

菜々美は、僕の上に跨ると、腰を速やかに下ろしていく。そして、和式トイレで用を足す要領で、僕のペニスを握り、それを自分の秘部に導いていった。

ずぶぬむむ……。

僕のペニスが菜々美の膣内に挿入された。

(これが女性のあそこなのか)

正直、僕は興奮していた。

過去、オナホールを使ってマスターベーションをした経験があるが、それとは違う。温かいぬめぬめとした粘膜に包まれて、捉えようのない高揚感で包まれていく。気持ちよさも段違いであり、永遠にこの状況を味わっていたかった。

菜々美は僕のペニスをしっかりと受け止めると、そのままリズミカルに上下に動き始めた。

「あん、んん」

菜々美の喘ぎ声が僅かに漏れている。その声を聞いているだけで、ますます興奮してくる。菜々美はかなり顔立ちが良いから、そんな女性が乱れている姿を見るだけで、圧倒的な興奮が襲ってくるのである。

菜々美の膣内には、たくさんの襞がついているようで、それがペニスを搾り取っていく。まるで生き物のように、僕のペニスを吸い上げ、気持ちよくしてくれるのだ。僕は他の女性を知らないが、きっと菜々美のあそこは名器なのだろう。

それくらい、気持ちいがいい。快楽の海に放り出され、僕は猿のように腰を動かしていた。いつの間にか、腰を振っている。もっと気持ちよくなりたいという気持ちの表れだろう。菜々美が腰をひねり、それに合わせて僕も下からペニスを突き上げる。菜々美の膣内に挿入された僕のペニスは、彼女の中で暴れ狂っていた。

「んぁ。あん、いいです。田村さん、気持ちいいですか?」

「うん、最高だよ。どうしたらいい? このままでいいのか?」

「しばらくはこのままでいましょう。下から突き上げてください」

言われるままに、僕はペニスを動かした。

それでも、注意を払わないとならない。あまりの気持ちよさに、少しでも気を抜いてしまうと、たちまち射精をしてしまいそうになるのだ。この気持ちよさをもっと味わっていたい。できるだけ、射精をする時間を伸ばしたかった。

既に一度射精をしているのだけれど、再び高い高揚感が襲ってきて、我慢できなくなる。必死に快楽に耐えていると、それを見た菜々美が動きを止めた。

「イキそうなんですか?」

「うん、ヤバいかも」

「なら、ペースを落としますか? 体位を変えましょう。今度はバックから入れてください」

「バックで? でもどうやって」

菜々美は一旦ペニスを引き抜き、僕に優しくキスをすると、僕を膝立ちにさせて、自分は四つん這いになった。四つん這いになった菜々美はかなり魅力的であり、たまらないオーラで包まれている。

お尻を高く上げ、四つん這いの状態になると、あそこの様子がよく見える。ぱっくりと秘部が押し開かれて、サーモンピンクの肉襞が、ヒクヒクと小刻みに震えているのがわかった。その様子は、童貞の僕にはかなり刺激の強い映像で、何もしなくても射精してしまいそうになった。

「ここに入れてください」

菜々美は股の下から手を伸ばすと、自分の性器を押し広げた。

すると、女性器がぱっくりと口をあけ、白い糸が伸び、さらにぬめぬめとした愛液が溢れてきた。

「わ、わかった」

僕は菜々美のお尻に手を置いて、ゆっくりとペニスを手で握り、それを菜々美のあそこに持っていく。バックから入れるのは、少しコツがいるようで、最初は苦戦したけれど、菜々美が手で導いてくれて、何とか膣内に挿入できた。

騎乗位とは違う、包み込むような感覚が広がっていく。メリメリと膣内を押し広げていき、かなり気持ちがいい。ぴったりと菜々美のあそこが僕のペニスに食いつき、決して離そうとしない。

「う、動いてください。なるべくゆっくり」

と、菜々美は言い、僕もそれに合わせてゆっくりと動く。

バックからの挿入は、少し気を抜いてしまうと、ペニスが抜けてしまう。だからこそ、僕は細心の注意を払いながらペニスを動かした。初めてだから、上手くできているかわからないけれど、なるべくゆっくりと繊細に動くようにして、僕は菜々美の体を堪能していく。

ゆっくり動いていたから、気持ちよさはあるものの、射精する感じはない。このペースなら、まだ動ける。僕は安心しながら、腰を動かした。

菜々美も僕がペニスを突くのと同時に、腰を動かし、リズミカルにペースを合わせてくれた。一心同体という言葉が正しいかもしれない。僕らは今、セックスを堪能し、作り上げている。

後ろから挿入していると、何かこう、女性を征服しているという奇妙な感覚に囚われる。同時に、それがまた自分を高揚させ、興奮の波で包み込んでいくのである。また、菜々美のお尻は、吹き出ひとつなく、赤子のようにまっさらで、キレイであった。それに、形もよく肉感も素晴らしい。まるで絵画の中に出てくる聖女のようでもあった。そんな可愛い女性を、僕は今犯している。その事実が、堪らなく嬉しい。

(セックスってこんなに気持ちいんだ)

初めてのセックスに感動しながら、僕は必死に腰を動かした。

少し慣れてくると、自ずとペースも速くなる。ゆっくりとした動きでは満足できずに、僕は激しくペニスを突きまくる。こうすると、気持ちよさは、最高潮を迎え、オルガスムスを感じ始める。

オルガスムスを感じるようになったら、ペースを落とし、またゆっくりと動き、そして回復したら、また速く動く。これを繰り返し、僕はセックスを楽しんでいた。

「あん、うぅん。田村さんのおちんちん、とっても大きいです」

菜々美の喘ぎ声を耳に、僕の興奮のレベルも高くなっていく。

僕は菜々美に覆いかぶさるようになると、腰を動かしつつ、左手で胸を揉みしだいた。もっと菜々美を堪能したいし、菜々美にも気持ちよくなってもらいたい。僕はこの時、確かに性の虜であっただろう。その魅力に取り憑かれた猿であったといっても過言ではない。

「もっと、突いてください。私のあそこを滅茶苦茶にしてぇ」

これ以上のペースで動くと、射精を我慢できなくなる。

「だ、ダメだ、もうイキそうだよ。イってもいい?」

「ま、まだです。まだ我慢してください」

菜々美は一旦動くのをやめ、僕から離れた。

ペニスが膣内なら引き抜かれ、白い糸を伸ばす。

菜々美はお尻を突き上げた状態から、今度は仰向けに寝そべり、その状態で足を広げM字開脚をした。

「イク時は正常位がいいです。最後は正常位でお願いします」

「わ、わかった」

僕は菜々美の足を持ち、さらにペニスを膣内に挿れていった。

正常位はセックスの基本的な体位だが、なかなか動くのが難しい。それでも僕は必死に腰を動かしていった。僕の陰毛が、菜々美の陰核に触れて、菜々美も気持ちよさも最高潮を迎えていったようである。

「た、田村さん、私もいきそうです。あん、一緒にイキましょう」

「うん。僕もイク」

必死に腰を動かしていくと、菜々美のあそこが急激に収縮し始めた。

より一層ペニスを搾り取るように窮屈になり、それがまた、堪らない気持ちよさを生み出していく。あまりに気持ちよくて、もう我慢できない。否、我慢する必要はないだろう。

僕はもう容赦せずにペニスを動かし、射精の準備に入る。

オルガスムスを感じ始めて、ペニスに堪らない気持ちよさが迸る。

「ど、どこに出せばいい?」

「な、中に、中に出してください」

「中に? でもいいの?」

「あん。だ、大丈夫です。あ、もう私もダメです、イキます」

「僕もイク」

その言葉を合図に、僕は勢いよく射精をした。

ドクドクと、白い精液が菜々美の膣内に注ぎ込まれていく。

初めてのセックスで中出しをしてしまった。僕の精液はかなり大量に出たようで、ペニスと膣内の隙間から精液が流れ出てきた。それは妙に興奮させる映像であり、僕を最後まで刺激してくれた。

「田村さん、よかったです。最高のセックスでした」

「ぼ、僕の方こそありがとう」

僕らのセックスはこうして終わった。

 

二人でセックスをした後、僕らは頻繁にセックスする仲になった。

もちろん、就業中はできない。

しかし、社員たちが帰宅した会社内で、僕らは時折セックスに耽る。

誰も知らない関係。

残業後の遊戯は、これからも続きそうである――。

 

〈了〉





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