連載官能小説『お姉ちゃんの性教育』第2回

 『お姉ちゃんの性教育』第2回

あまりに衝撃的な展開に、麻衣子はただただ面を食らっていた。
今、和樹は何と言った?
自分の中で、たった今放たれた言葉を反芻する。
「姉さんの下着姿が見たい」
と、和樹は言ったのである。
普通、弟に下着姿を見せるなんてはしたない。
しかし、風呂上りに下着姿でうろうろとする父親を見ていると、家族なんだから、下着を見せたくらい、どうってことないとも思えてくる。
しかし――。
「そ、そんなのダメだよ」
と、麻衣子は言った。
顔から火が出るくらい恥ずかしかった。
しかし、和樹は納得しない。
「でも、姉さん。たった今、僕を教育するって言ったじゃないか」
「確かに言ったけど、下着を見せるなんて言っていないわ」
「少し見るだけだよ。そうしたら、二度と姉さんの下着を持ち出したりはしない」
「や、約束できるの?」
「う、うん……。た、多分だけど」
自信がなさそうに和樹は言った。
麻衣子の目的は、和樹を健全な道に進ませることだ。
姉の下着を持ち出して、Hな行為をさせることではない。
そんな和樹が下着を見せれば納得すると言っている。ならば、姉として取る選択肢は一つしかないのではないか?
つまり、この場で和樹に下着を見せるのである。
(は、恥ずかしいけど、和君のためなら)
そう考え、麻衣子はスッと顔を赤らめ、
「わかったわ。じゃあ、ちょっとだけなら」
そう言い、麻衣子は和樹のベッドから降りる。
そして、来ていたパジャマのズボンに手をかけて、少しずつ下ろしていった。
今日、麻衣子が着用している下着は、特に特徴のない白のパンティである。
彼氏のいない麻衣子は、男性に見せるようなセクシーな下着を持っていない。
それ故に、面積の多い普遍的なパンティを穿いているのである。
しかし、それでも和樹にとっては十分破壊力があった。
(姉さんの下着姿……)
そう思いながら、和樹はじっと麻衣子を見つめた。
見つめるほど、愛おしくなっていく。
実は、和樹も麻衣子が気になっていたのである。しかし、麻衣子と同様で、姉であるから恋人にはできない。そんな風に考え、感情を押し殺していたのだ。そんな中、降って湧いたように訪れたチャンス。和樹にとって、このHな時間は絶対に逃せなかった。
「ね、姉さん、もっとこっちに来てよ。よく見えない」
「え、うん」
麻衣子が一歩歩みを進める。
白い、透き通るような肌が、艶めかしい。和樹が麻衣子と出会ったのは、小学生の時であり、その時すでに麻衣子は中学生だった。だから、こんな風にして裸に近い姿を見る機会はなかったのである。それだけに、今のこの状況が妙に感動的であった。
グッとペニスが硬くなっていく。男性として当然の反応が巻き起こる。
つい先ほど、射精をしたばかりであるが、和樹は気づいていないのである。
「姉さん。ご、ゴメン……」
和樹は唐突に謝ると、麻衣子に飛び込んできた。
あまりの状況に混乱する麻衣子であったが、どうしていいのかわからない、はねのけるわけにもいかず、ただ、和樹の突進を受け入れていった。
和樹は麻衣子のパンティに手をかけると、その下着を強引に脱がそうとした。
若い性欲が、今まさに暴走しようとしている。
「ちょ、ちょっと和君」
混乱する麻衣子であったが、あまり大声は出せない。
何しろ、この自宅には両親もいるんだ。ここで大声を出せば、起きてしまい、色々と問題になるだろう。だからこそ、麻衣子は小声で諭すように言った。
「和君、落ち着いてよ、下着を見るだけでしょ」
「ゴメン、姉さん見るだけじゃ我慢できないんだ。もう止められない」
和樹は興奮しているが、自分の力で行動を抑制できないようだった。
麻衣子はどうするべきか迷った。ここで和樹をはねのければ、和樹との関係は崩れてしまう。今まで通りにはいかなくなるだろう。なら受け入れるしかない。
麻衣子は和樹にされるがままになり、下着をずり下ろされた。
柔らかい陰毛が、和樹の視界に入る。それを見て、和樹は一層興奮した。
(これが姉さんのあそこ)
がむしゃらに陰部に鼻を押し付け、無我夢中で匂いを嗅ごうとする和樹。
麻衣子自身、もはやどうするべきかわからなかった。
嫌と言われれば、決して嫌ではない。むしろこの状況を楽しんでいる自分がいるのも事実だ。
「姉さん、もっとあそこをよく見せて」
「恥ずかしいよ。それに汚いよ」
「汚くないよ。姉さんのあそこ、とってもいい匂いだ」
「そ、そんな言わないで」
「いいからもっとよく見せて」
「どうしたらいいの?」
「う~ん、じゃあ足を開いてくれるかな? そうしたらもっとよく見えると思う」
足を開く。
そうしたら大事な部分が丸見えになってしまう。
恥ずかしさで沸騰しそうになる麻衣子。
「む、無理だよ。だって見えちゃうし」
「あそこ見せてよ。そうしたら満足できるから」
「ホント? もう変なことしちゃダメだよ」
「わかってるよ。安心してよ。だから見せてよ」
ここまで言われたら、納得するしかない。
恥ずかしさはあるものの、和樹を矯正するために、麻衣子はゆっくりと足を開いた。
陰毛の下に隠れていたワレメが顔を出したのである。
和樹自身、女性器を見るのは初めてである。だからこそ、興奮はMAXであった。
「姉さん、もっとあそこを開いて見せて」
「あそこを開く? む、無理だよ。そんなの」
「じゃあ、僕が開こうか、ちょっと触ってもいいかな?」
「え、ちょっと待って、開くから落ち着いてよ」
今にも飛び掛かりそうになっている和樹を抑えるために、麻衣子はあそこを指で広げた。
火が出るほど恥ずかしいが、同時に何か気持ちよさもある。
もっと見てほしいというか、この状況を楽しみたいのだ。
麻衣子のあそこはじんわりと濡れていた。それが和樹の視界に映っている。
女性は興奮すると濡れるという知識を、和樹も持っていたが、実際に目の当たりにするのは初めてである。濡れた姉のあそこを見て、和樹の興奮も高鳴っていく。
「ぬ、濡れてるね。姉さんも興奮しているの?」
「え、ち、ちが、これは違うの」
「何が違うの? 女の人は興奮すると濡れるんでしょ」
麻衣子は恥ずかしくて俯いてしまう。
濡れたのは事実だ。それに、もう止めようがないくらい興奮している。
もっと先に進みたい。でも倫理的にそれはNGかもしれない。
良心が痛むが、麻衣子は覚悟を決め始めていた。
「姉さん、ちょっと触ってもいいかな?」
「触るってどこを?」
「もちろんあそこだよ。濡れてるし、触ってみたいんだ」
「ち、ちょっとだけだよ」
和樹はゆっくりと指を近づけ、麻衣子の陰部に触れた。
じんわりと熱い。そしてぬめぬめとしている。
興奮しているのだと和樹にも分かった。同時に、もっと興奮させたい。
否、二人で気持ちよくなりたい……。そんな思いが浮かんでは消える。
「確か、クリトリスっていうんだよね」
和樹は陰部の上方部を指で弄り、陰核に触れた。
包皮で覆われた陰核が少しずつ顔を出す。
「あん、なんか気持ちいい」
麻衣子は声を上げる。
和樹にクリトリスを弄られると、妙に気持ちよくなってしまうのである。
これでは姉失格だと思いながらも、もう止められない。
「か、和君、もっと触って」
「うん。気持ちいいの?」
「とっても、なんか興奮するの」
「僕もだよ。じゃあもっと触るよ」
和樹は指で陰核を摘まむとコリコリと刺激し始めた。
麻衣子の体が反り返る。
圧倒的なオルガスムスを感じるのである。
止めどなく溢れる愛液。同時に、もっと気持ちよくなりたくなってきた。
しかし、これ以上先に進んでしまったら……。
和樹も同じようなことを考えていた。
ただ、ここまで来たら止められない。若い二人の性欲は、留まることを知らないのだ。
「姉さん。一緒になろう」
と、和樹は言った。
一緒になる。つまりそれは……。
「Hするって意味?」
「うん。いいだろ?」
「でも私たちは姉弟だよ。そんなのダメだよ」
「僕は姉さんが好きだ。好きな人とセックスするのは自然な感情だよ。間違っていない」
弟に好きと言われて、麻衣子の心もポっと火が灯るように明るくなった。
「私も和君が好き」
「姉さん。一緒になろう」
「うん」
麻衣子と和樹は次なるステージに進み始めた。
和樹は寝間着であるスウェットを脱ぎ捨て、さらに麻衣子のパジャマも脱がした。
生まれたままの姿のなる二人。
(これは教育なの。私が和君に性教育するだけなんだから)
麻衣子はそう自分に言い聞かせ、猛々しく勃っている和樹の男性器を見つめた。
今日、ここで姉弟は結ばれる。

〈続く〉

 

 





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