連載官能小説『お姉ちゃんの性教育』最終回

 連載官能小説『お姉ちゃんの性教育』最終回

姉として、ここは自分が先導しなければならない。
そんな風に、麻衣子は考えていた。
とはいうものの、彼女は処女である。第一、勃起した男性器を見たのも初めてなのだ。
同じように、和樹も童貞である。つまり、二人は互いに性的体験がないのだ。それ故に、若干の間沈黙した。
「姉さん。とりあえず横になってよ」
「うん。挿れる場所わかる?」
「多分? そ、その、僕童貞なんだ。だから多分上手くできないと思う」
「大丈夫、お姉ちゃんも経験ないから。お互い初めてだね」
その言葉を聞き、和樹は意外であると感じた。
麻衣子は姉であるが、かなり可愛いと思っていたのである。それ故に、彼氏がいても不思議ではないし、多分いるであろうと認識していたのだ。
「ね、姉さん、彼氏とかいないの?」
「いないよ。だって、私は和君が好きなんだもの。作る予定もないわ」
「ぼ、僕もだよ、僕も彼女にするのなら姉さんがいい。姉だから無理かもしれないけれど」
「和君……」
麻衣子も和樹の言葉に感動する。
二人は愛し合っているのだ、しかし、血が繋がっていないとはいえ、姉弟である事実が、お互いの愛を邪魔している。
「とにかく、挿れるよ。できるだけゆっくり動くから」
和樹はそう言うと、勃起したペニスを握りしめながら、麻衣子の秘部に押し付けた。
麻衣子も、和樹が入れやすいようにヴァギナを押し開く。すると、サーモンピンクの綺麗な粘膜が見え、てかてかとぬめっているのが確認できた。
ずぶぶぶ……。
ゆっくりとペニスが入っていく。
(温かい。それにかなりきつい)
和樹はそんな印象を感じていた。マスターベーションとは違う、異次元の快楽が襲ってくる。
対する麻衣子はどうであろうか?
どこか遠くて「プチン」という音が聞こえたような気がする。
同時に、その音と共に、強烈な痛みが襲ってきた。
初めての時は痛いというが、麻衣子も例外ではなかった。
興奮により、愛液で満たされているが、それでも痛みはある。
(い、痛い……、でも)
和樹は興奮している。ここで痛いと言ったら、ムードが台無しになってしまうだろう。
それに、これは教育である。和樹をより良い方向に導かなければならないのだ。そのためには、多少の痛みを我慢する必要がある。
「ね、姉さん、大丈夫? 顔が引き攣っているけど」
「大丈夫。ゆっくり動いてね、多分大丈夫だから」
「わかった」
和樹はゆっくりとしたペースでペニスを動かしていく。
同時に、結合部を見ると、血が滲んでいるのがわかった。それを見て、和樹は麻衣子が処女で、痛みに耐えていると、自覚した。さらに、痛みを感じながらも、それを声に出さない麻衣子の姿勢に、いたく感動していたのである。
なるべく麻衣子に負担をかけたくない。気持ちよくなりたいけれど、麻衣子を苦しめるのはダメだ。そんな風に考えながら、和樹は酷くゆっくりとしたペースでペニスを動かしていった。
くちゅくちゅという、ヤらしい音が響き渡り、静まり返った朝方の室内に広がっていく。夢にまで見た姉との性行為。和樹は嬉しくて堪らなかった。今、自分は麻衣子と結ばれている。それだけで、何もかもが犠牲にできるように感じていた。
対する麻衣子も、感動を覚えている。
初めてのセックスは好きな人としたい。そんな風に感じていたのだ。同時に、麻衣子はそれが不可能であるとも思っていた。何しろ、自分の好きな人間は実の弟なのだ。決して結ばれない禁断の恋であり、セックスなどできないだろう。しかし、蓋を開けてみれば、和樹自身も自分を慕ってくれている。
つまり、二人は相思相愛だったのだ。よって、このセックスの流れは、半ば必然的であったと言えるだろう。もともと、性教育をし、よりよい方向に導くのが目的であったが、今ではその目的も薄らいでいる。純粋に愛し合いたい。そのように感じたのである。
どれくらいだろう、ゆっくりと愛の時間は流れる。
当初、あれだけ痛かった膣内も、少しは慣れてきて、痛みが和らいでいる。
痛みが消失していくと、それに代わって快楽が襲ってきた。とにかく気持ちがいいのである。
麻衣子自身、マスターベーションの経験はある。しかし、ここまで気持ちよさを感じた経験はなかった。圧倒的な快楽が、今まさに麻衣子に襲い掛かっている。
(私はお姉ちゃんなんだからしっかりとリードしなきゃ)
「和君、もっと動いていいよ、もう大丈夫だから」
「え? でも大丈夫なの? 無理しなくても」
「ううん、とにかく大丈夫だから、もっと激しくして」
「わかった。じゃあ動くよ」
その言葉を境に、和樹は腰を振るペースを速めた。
ガンガンと膣内の奥を突くように動き始める。
激しく動くと、その分快楽も大きい。童貞である和樹は、このままペースで突き続けているとすぐに果ててしまうだろう。しかし、性欲を抑えられなかった。
「ね、姉さん、僕もう駄目だ、イキそうなんだけど」
「え? ならイっていいよ。私の中で一杯出して」
「中に? でもそんなことしたら」
「今日は安全な日だから大丈夫だよ。心配しないで」
「う、うん、じゃあ行くよ」
和樹のペースが一層速くなる。
同時に、彼の中で強烈なオルガスムスが襲ってくる、
ペニスが一気に気持ちよくなり、ドピュと勢いよく膣内で射精をした。
既に二回目の射精であるが、二回目とは思えないくらいの量の精液が、麻衣子の膣内に注がれた。
麻衣子の血液の赤と、精液の白が入り混じり、キレイなピンク色の液体が、結合部から流れ出ている。それはどこまでも神秘的に思えた。

初めてのセックスはこうして終了した。
しかし、若い二人にとっては、これは終わりではなく、むしろ始まりだった。
まだまだ、性欲は旺盛なのである。
和樹自身、イッたばかりであるが、すぐにペニスは回復し、再び猛々しく隆起した。
麻衣子のこれだけでは満足できない。彼女は、寝そべった和樹の上に跨ると、今度は自分が主導で動き始めた。
(私が教えてあげるんだから)
麻衣子はHな小説で騎乗位の存在を知っていた。
女性が主導になる体位である騎乗位。初めてである麻衣子にとっては難易度が高い体位であるが、彼女は果敢に挑戦した。
和樹の勃起したペニスは精液に塗れ、ぬるぬるとぬめっている。それを自分の秘部に導いていき、ゆっくりと挿入していく。
ぬむむむ……。
ペニスはヴァギナに吸い込まれ、再び快楽の波が襲ってくる。
すでに、痛みは消失している。純粋な快楽だけが、麻衣子を包み込んでいる。
M字開脚でペニスを飲み込みながら、腰を上下に動かす。
「姉さん、気持ちいよ」
「わたしも、もっと気持ちよくなって」
和樹も麻衣子の腰の動きに合わせて、ペニスと突き上げる。
すると、膣内の奥の方までペニスがあたり、麻衣子のGスポットを刺激していく。より一層気持ちよくなり、二人は一体化していく。
麻衣子は今度は、姿勢を前傾にして、和樹の方に倒れ込んだ。そして、そのままの状態で、腰を動かし、気持ちよさを味わっていく。和樹も麻衣子を強く抱きしめながら、ペニスを動かし続けた。
騎乗位はかなり体力を使う体位であり、麻衣子は途中失速した。気持ちよさがあり、膝がガクガクと震え始めた。もっと味わっていたいのに、体が言うことを聞かない。それを見た和樹が次のように提案する。
「姉さん、今度は後ろから挿れたいんだけど」
「う、後ろから? なんか獣みたいだよ」
「もっと気持ちよくなるはずだよ、ほら、後ろ向いて」
麻衣子は一旦ペニスを抜き、四つん這いになった。
四つん這いになった麻衣子を見て、和樹の興奮も高鳴っていく。お尻の肉を手で広げ、秘部を押し広げる。女性器だけでなく、お尻の穴まで丸見えになる姿勢に、麻衣子は恥ずかしさでいっぱいになった。
「か、和君恥ずかしいよぉ」
「恥ずかしがっている姉さん、最高に可愛いよ」
和樹はそう言いながら、後ろからペニスを挿入していく。
そして、パンパンと激しくペニスを突き始めた。
バックになると、より一層奥の方までペニスが膣内を侵食していく。
正常位や騎乗位にはない、独特な気持ちよさがあった。
二回目のセックスだけあって和樹の動きも慣れてきた。
後ろから姉を突いていると、どこか征服しているような気分になり、快楽のレベルは上がっていく。
再び、オルガスムスを感じてきて、和樹は囁いた。
「姉さん、中に出すよ」
「うん、来て!」
和樹は勢いよく射精をして、麻衣子の膣内をかき回した。
くちゅくちゅというヤらしい音が響き渡り、二人のセックスは終わりを迎えた――。

秘部からペニスを引き抜くと、精液でべっとりと濡れている。
それを見た麻衣子は、ペニスを口に含み、残った精液を綺麗に口でふき取った。
「和君、もう下着で悪戯しちゃダメだよ」
「うん。でも、その」
和樹は言い辛そうに顔を赤らめた。
「どうしたの?」
「実は、姉さんと今の関係を続けたいんだ。この関係が続けば、きっと下着を持ち出すなんてしなくなると思うし、それに、もっと姉さんが知りたいんだ」
「和君……でも私たち姉弟だし」
「そんなの関係ないよ。姉さん好きだよ」
「私も和君が好き。ならこうしてあげる、和君が下着を持ち出して不穏なことをしないように、わたしが和君の性欲を処理してあげる。それならいいでしょ」
「いいの?」
「うん、私ももっと和君と気持ちよくなりたいし」
「姉さん……」
二人の関係は始まったばかりである。
姉弟という禁断の関係だが、二人はこれからも愛し合っていくだろう――。

〈了〉





Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください