連載官能小説『新たなる世界』第3回

連載官能小説『新たなる世界』第3回

「やぁ。やっぱり来たね」

見透かした表情で隆は告げる。

性懲りもなく来てしまったのは事実だ。

聡子は、新しい世界というものが、どんなものであるのか、この目で確認したかったのである。

「どこへ行くんですか?」

「まぁついておいでよ。悪いようにはしない」

二人が向かった先は、駅前の繁華街を抜け、少し奥の方に入った住宅地だった。

目の前には小ぢんまりとしたマンションが建っている。

「僕の家さ。一人暮らしだから誰もいない」

「あなたの家に行くのですか? そ、そんな困ります」

「ここまで付いてきておきながらそれはないだろう。それに君は来る気満々なんだ。だから、未だにそんな格好をしているんじゃないのかい?」

そこでハッと我に返る聡子。

彼女はマクロミニのスカートを穿き、さらにノーパンなのである。

あんなに恥ずかしいと思っていたのに、今ではこう、何か自然に受け入れられる。

「こ、これは違います。ただ時間がなかったから着替えられなかったんです」

「まぁいいさ。とにかくおいでよ」

半ば強引に、マンションの中に入れられた。

隆の自宅は、普通の1Kのマンションであった。一人暮らしのマンションであろう。但し、男の一人暮らしとは思えないくらい、室内は整頓されている。

玄関をくぐると、まずキッチンがあり、横に浴室があった。キッチンは綺麗であり、シンクには水滴一つ落ちていなかった。銀色の光が艶やかである。キッチンを抜けると、奥に寝室がある。この寝室もかなりキレイだ。

部屋の右隅にシングルサイズのベッドがあり、後は右側に机と棚があるくらいでさっぱりとした部屋である。床にはカーペットが敷かれ、クッションが2個ほど置いてある。

隆は着ていたジャケットを脱ぎ、クローゼットの中にしまうと、聡子に座るように指示を出した。

普通に座ってしまうと、陰部が見えてしまう。そう思った聡子は、カーペットの上で正座をする。

「な、何をするんですか?」

と、聡子は恐る恐る尋ねる。

こんな空間で、年頃の男女が二人いれば、やることは限られる……。

つまり、

(Hなことを強要されるのかもしれない)

聡子はそんな風に感じていた。

普通だったら、嫌であると感じるだろう。しかし今の聡子は違っていた。むしろ、Hな行為をどこかで期待しているのである。

「君にプレゼントがあるんだよ」

隆はそう言うと、再びクローゼットの方へ向かい、そこから何か取り出した。

それは黒革の首輪である。

「それは?」

「見てわかるだろ。首輪だよ」

「犬でも飼うんですか?」

「その通り」

「でもここはマンションのはずじゃ」

「そうさ、だから人間の犬を飼うんだ」

「人間の……犬……」

「つまり君さ。北島聡子。僕の犬になれ」

「な、何を、そんなの嫌です。私は犬ではありません」

「でも君は新しい世界が見たいんだろ? だからここに来たんだ。ほら首をしてご覧」

隆は半ば強引に聡子に首輪を装着させた。

首輪には銀色の鎖が付いていて、それが本当に人間犬を連想させる。

「聡子。四つん這いになれ」

「で、できません」

「お前は牝犬だ。だから四つん這いになるんだよ」

「嫌です」

抵抗する聡子であったが、抵抗すると、首輪とキッと締められる。たちまち首元が苦しくなり、仕方なく四つん這いになった。

マイクロミニを穿いているから、お尻がずり上がり、大切な部分が丸見えになっている。

隆はお尻の方に回ると、鼻歌交じりに囁いた。

「いい眺めだ。それにやっぱり牝犬なんだな。もう濡れてるじゃないか」

首輪をされて、Hなことを強要される。

そんな風に考えていると、途端あそこが疼き、濡れてしまったのである。

聡子は恥ずかしさで顔を赤くさせながらも、必死に抵抗する。

「こ、これは違います」

「何を言っても無意味だ。何をしてほしい?」

「帰ります。首輪を外してください」

「本当に帰るの? 帰りたくないだろう。ホントはもっと楽しみたいはずだ。どれ一つ実験してやろう」

隆はそう言うと、机の上から一本のボールペンを取り出し、それを聡子のアナルに挿入したのである。

「く、くぁ何を……」

「アナルも感じるんじゃないかと思ってね。どう? 気持ちいいだろ?」

「き、気持ちよくなんか」

「嘘つくなよ。濡れまくっているし、顔がもっと欲しそうな感じだよ」

隆はくりくりとアナルを刺激し、聡子を翻弄していく。

「もっと欲しいものがあるんじゃないのかな?」

そう言うと、隆は鎖を持ったまま仁王立ちになり、着ていたデニムパンツを脱ぎ始めた。

すると猛々しく隆起したペニスが、ボクサーパンツにテントを張っているのがわかった。

「な、何をしているんですか?」

「これが舐めたいだろう? 聡子」

「そんなもの舐めたくありません」

「舐めないというのなら、これで終わりだ。その代わり君は気持ちよくなれない。それでもいいのかい」

「気持ちよくなんか」

「正直になるんだ。ほら、さっさと舐めるんだ」

隆はボクサーパンツを脱ぎ、勃起したペニスを聡子の前に見せた。

噎せ返るような性臭が聡子の鼻を突く。こんな匂いを嗅いでいると、どんどんおかしな気分になっていくのである。ちょっとくらいなら舐めてもいい。そんな風に思える。

聡子は舌を出し、静かにペニスを舐めた。

(熱い……)

勃起した隆のペニスは熱を帯びていて、強烈な熱さがある。同時に、このペニスをあそこに挿入されたらどんな気分になるのか? それを考えるだけで、頭がいっぱいになる。もう、この場からは逃げられない。

「咥えるんだ」

首をキッと強く締めた隆はそのように命令する。

言われるままに、聡子はペニスを咥えて、見様見真似でフェラを始めた。

隆のペニスの先端から我慢汁が溢れ始め、強烈な性臭を発していく。くらくらとした気分で聡子がペニスを吸い上げていると、やがて隆が、次のアイテムを取り出した。

それは巨大なバイブであった。

「ご褒美にこれをあげよう」

隆は一旦フェラを止めさせると、後ろの方に回り、その巨大なバイブを聡子のあそこに突っ込んだ。そして、同時にバイブレーションのスイッチを入れる。陰核に刺激が伝わり、聡子の体がガクッと震える。

「あぁ。そ、そんな激しすぎます」

「じゃあ止める?」

「そ、それは」

「もっとしてほしいんだろ。ならフェラを続けるんだ」

再び前に回った隆は、仁王立ちになりフェラを強要する。

聡子は秘部とアナルを同時に責められて、恍惚としながらもペニスが欲しくて堪らなかった。しかし、このままどんどんおかしくなってしまうのではないかという恐怖もある。

「聡子、お前は本当に牝犬だな。こんなにペニスを上手に扱うなんて、普通の女じゃないぜ」

「ふぃがいふぁす(違います)」

ペニスを咥えたまま発音するから、上手く言葉にならない。

そんな様子を隆は面白おかしく見つめ、バイブの振動をさらに強めた。

ヴヴヴヴヴと激しくバイブが動き、聡子の秘部をかき回していく。このままだとイってしまう。イキたい。そんな風に考えた聡子であったが、それを見抜いたのか、隆は徐にバイブのスイッチを切った。

お預けを食らった形で、聡子はくねくねと体を捩らせる。

「もっと欲しかったかい? でもこれでおしまいだよ」

「そ、そんなどうしてですか?」

「おや、やる気満々だな。まだ続きがしたいのかい?」

「そ、そういうわけじゃ、でもせっかく来たんですし、もう少しお付き合いします」

「素直になれよ、お前には牝犬なんだ。だから、本当はもっと気持ちよくなりたい。バイブを止められて焦っているんだろう」

「そ、それは」

「君はずっと僕のペニスを離さない。それが欲しいんだろ。違うか?」

「そ、それは……」

「君がこれ以上強情になるのなら、すべては終わりだ。今日はお引き取り願おう」

隆はそう言うと、首輪を外し、聡子を解放した。

聡子はキョトンとしている。こんなに体が熱いのに、ここで終わりなんてありえない。このままでは自分はおかしくなってしまうだろう。

「い、嫌です」

「何が嫌なんだい?」

「お願いです。続きをさせてください。もっと気持ちよくなりたいんです」

「何がしたいんだ?」

「そ、そのセックスがしてみたいです」

「セックスって何だよ? 流石は牝犬だ。だけど、僕はしたくない。ほら、さっさと帰るんだよ」

聡子は、強制的に家から追い出されてしまった。

どこまでも勝手な隆の言い分。

勝手に連れてきて、Hなことをすると思ったら、消化不良に終わる。

聡子は悶々としていた。

 

自宅へ戻った聡子であったが、Hな気分が抜けない。

自分でマスターベーションをしてみたのだが、あまり気持ちよくなれず、イクにイケないのである。体はもっと激しい刺激を求めている。

(もう駄目。我慢できないわ)

そう考えた聡子は、夜の街を走り、隆の家に向かった――。

 

〈続く〉

 

 





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