官能小説レビュー 第9回『あねてぃ♡お姉ちゃん先生は弟専用』

官能小説レビュー 第9回『あねてぃ♡お姉ちゃん先生は弟専用』

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今回紹介する官能小説は、上原りょうさんの『あねてぃ♡お姉ちゃん先生は弟専用』です。

こちらも前回と同じで、フランス書院のラノベレーベルの美少女文庫の作品となっています。

一体、どんな作品なのでしょうか? 早速見ていきましょう。

□登場人物とストーリー

【登場人物】

・東光院竜之介……主人公の高校生

・東光院綾瀬……竜之介の義姉 高校の教師であり東光院家の経営者

・水無瀬郁美……綾瀬のファンクラブの会長

【ストーリー】

施設で育っていた竜之介は、東光院家の養子となり、次期後継者に指名されます。しかし、彼はそんな重圧から荒れてしまい、生活は酷いものでした。そんな中、竜之介は義姉の綾瀬が教師を務める私立東光院学園に転校することになります。

竜之介は綾瀬に対し特別な感情を抱いており、一緒に生活することで、徐々にその感情を爆発させていきます。

ある日、追試を無事に合格した竜之介は、綾瀬に対し、Hなお願いをします。綾瀬は困惑するのですが、弟のためにそれを受け入れます。ここから二人の禁断の関係がスタートしていくのです。

綾瀬が自分を受け入れてくれると思った竜之介は、次第に、綾瀬に対して、いろいろなお願いをするようになります。例えば、図書館でセックスしたり、プールでデートしたりと、エスカレートしていくのです。

この辺りの展開は官能小説のお約束ですが、いくつかのセックスシーンがあり、話は流れていきます。体育館の倉庫に閉じ込められて、ブルマ姿の綾瀬とセックスするシーンもあるのですが、こちらはなかなか読み応えのある描写が続いています。

綾瀬は学園のアイドルみたいなところがあり、ファンクラブが存在しています。そのファンクラブの会長である水無瀬郁美に、竜之介は綾瀬の貞操を破る要注意人物として目を付けられてしまいます。郁美は割と重要なキャラクターで、物語の進行に外せない人物となっています。

竜之介は綾瀬と恋人関係になり、徐々にその関係を深めていきます。もちろん、ファンクラブのメンバーからは不審な目で見られるのですが、お構いなしに関係を深めていくのです。ある日、竜之介は学園のプールでデートしたいと提案し、綾瀬はそれを飲みます。しかし、ここで問題が起きるのです。綾瀬の変化を察知した郁美が、二人の後をつけてプールに張り込みます。そこで、竜之介と綾瀬が親密になっている所を目撃し、それを写真に収めてしまうのです。

ただ、この写真が問題になります。東光院学園の理事、木月悌次郎に写真を奪われてしまうのです。この結果、綾瀬と竜之介の関係がスキャンダルとなり、綾瀬は責任をとって、東光院家の経営者から退こうとします。

綾瀬の窮地を知った竜之介は、郁美と共に、綾瀬を助けるために策を練ります。実は、悌次郎はインサイダー取引をして儲けようとしており、その現場を押さえれば、綾瀬の窮地を救えるかもしれないと、郁美は提案します。そして、悌次郎がインサイダー取引をする現場を見事に押さえ写真に撮り、それを武器に綾瀬の件をなかったことにしてほしいと頼みます。結果的に、綾瀬は経営者として残ることになるのですが、スキャンダルを起こしてしまった自分を責め、彼女は学園を去り、海外に行こうとします。

ここでも竜之介と郁美が結託し、綾瀬を引き留めようとします。郁美はファンクラブのメンバーを集め、綾瀬に高校に残ってほしいという署名を集め、竜之介は海外に行こうとしている綾瀬をギリギリのところで食い止めます。

綾瀬は竜之介や郁美の気持ちを汲み取り、学園に残ることを決意します。

最終的に、綾瀬と竜之介の関係は続いていき、竜之介が大学を卒業し、綾瀬の秘書となるところで物語は終わります。

□セックスの描写は割とソフト

本作品はストーリーがしっかりとしているので、読み物としても面白い仕上がりになっています。セックスシーンもそれなりにあり興奮させてくれるのですが、描写自体はソフトで、ノーマルな印象が強いです。

激しい描写を好む人には、あまり向かないかもしれません。ただ、水着でのセックス、ブルマでのセックスなどコスチュームプレイも充実しており、読んでいて飽きさせない工夫がされています。丁寧に書かれているので、思わず引き込まれる内容となっています。

□郁美とのセックスシーンはなし

本作品は綾瀬のファンクラブの会長、水無瀬郁美が重要な鍵を握っています。読んでいくと、要所要所で登場してくるので、もしかすると、郁美とのセックスもあるのか? と思ってしまいますが、残念ながら、郁美とのセックスシーンはありません。

重要な鍵を握っている人物だけあって、これは少し残念でした。作品全体が、竜之介と綾瀬の絡みになるので、少しマンネリ化している印象もありますが、さまざまなプレイがあるので、許容の範囲内でしょう。個人的には、郁美との絡みも少し見てみたかった気がします。最初は嫌いだったけれど、徐々に惹かれていく展開などがあれば、盛り上がったかもしれません。

□ラノベ系作品だけど読ませる

最後に、本作品の内容を振り返っていきましょう。

絡みはすべて竜之介と綾瀬の展開になるのですが、さまざまなプレイ内容があります。

また、読んでいてハッとしたシーンもあるので、コチラで紹介します。

「ひっきりなしに脊椎を通り抜けるのは、甘い誘惑の快感電流。無骨なオスの器官と包容力のある女性の肌が上手い具合にマッチして、極上の色気をつくりあげていた。」

P52より抜粋

このように表現豊かな描写が見受けられるので、なかなか読み応えがあります。

ソフト系の官能小説ですが、万人に受ける仕上がりになっているので、多くの方におすすめできる作品であると言えるでしょう。

 

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