連載官能小説『変態志望少女』第2回

連載官能小説『変態志望少女』第2回

(こんなのを挿れて街を歩くなんて、完全に変態じゃない……)

変態志望である理子であったが、変態になり切れずにいる面がある。それを一馬は見抜いていた。彼女を変態にするためには、街で羞恥プレイをするのが一番手っ取り早いと考えたのである。

ふと、一馬は理子を覗き見た。

彼女はどこか恥ずかしそうに、チョコチョコと歩いている。彼女はシンプルなミニのワンピースに、デニムのブルゾンを羽織っている。ここまでは普通の格好をしているが、実はあそこにはピンクローターを挿れているのである。そして、そのスイッチは一馬が持っている。つまり、悪戯しようと思えば、いつでもできるのだ。

(なんか俺まで変な気分になってくるな……)

と、一馬は考える。

理子に協力していると、自分まで巻き込まれていき、変態になってしまったかのような気分になってくる。第一、理子が変態になりたいと言わなければ、ピンクローターなんて買わなかったし、こんな変な気分にもならなかっただろう。それ故に、一馬自身もどこか緊張しながら、このプレイを楽しんでいた。

「カフェに入ろうか」

と、一馬は提案する。

「うん。いいけど、何か飲むの?」

「まぁ、それもあるけど、変態のために一歩を進めないと。じゃあ、理子、俺はコーヒーでいいから、好きなものを買ってきてくれ」

「えぇ~。私が買いに行くの? 面倒だなぁ」

「これも訓練のためさ、お金は俺が出すから」

そう言い、一馬は財布から千円抜き取ると、それを理子に渡した。

結局、理子は渋々レジの方へ向かい、注文を始める。それを見た一馬は、ポケットに忍ばせていた、ローターのスイッチを入れた。

すると、理子の身体が反応する。

「ひゃん、ちょっとこんなところで……」

理子がもじもじと足を震わせ始めた。

店員が訝しそうに理子を見つめている。

理子は羞恥心に耐えながら、何とか、注文し、お金を払って商品が出てくるまで待った。

この時も、一馬はローターのスイッチを緩めなかった。ローターの振動が、理子の性器を襲っていく。恥ずかしいのだけれど、どこか気持ちよさを感じる自分がいるのである。止めてほしい。けれど、気持ちよさも味わっていたい。そんな微妙な感覚の中に理子はいたのである。

商品を受け取り、店の前で立っている、一馬の前に理子が戻ってくる。

その目は、少し怒りに満ちている。

「ちょ、ちょっとスイッチ泊めてよ。立てないじゃない」

「よくできました。でも変態になった感じでしょ?」

「まぁ変態のような感じはするけど、変な目で見られちゃったじゃないの」

「それが変態なんだからいいんだよ。とりあえずありがとう。じゃあ飲みながら、先に進もうか?」

「わかったからスイッチを切ってくれない。これじゃ上手く立てないの」

「仕方ないなぁ。わかったよ。じゃあ今は止める」

一馬は言われるままに、ローターのスイッチを切った。

理子はようやく解放されたかのように、ホッと胸をなでおろす。

「それで、次は何をするの?」

「とりあえずデパートでも行こうか? そこでロータープレイを再開する」

「えぇ。まだするの? もしも人にバレたらどうするのよ?」

「バレないようにするのが理子の役目だよ。変態志望なんだから、それに耐えなきゃ」

「簡単に言ってくれるわね。それ刺激が強すぎるのよ」

「でも気持ちいいんだろ」

すると、理子はぷいと横を向いた。

自分から気持ちいいとは言えない。プライドがあるのだ。一馬はスッと笑みをこぼすと、そのままコーヒーを飲み切り、デパートに入っていった。

理子と一馬の二人は、デパートに入り、色々な店を見て回る。理子が見たい服があると言えば、そのショップへ行き、服を見て楽しんだ。しかし、ただ見るだけではつまらない。理子が服を見ている隙を見計らい、一馬は徐にローターのスイッチを入れた。

理子の身体がビクンと跳ねる。そして、カタカタと震え始める。

あまりの変身に、一馬もやりすぎたかなと感じたが、変態になるためには、仕方のない犠牲だと、心を鬼にして、ローターを動かし続けた。

理子はくねくねと体を動かしながら、何かに懸命に耐えている。

(ちょっと、これ刺激が強すぎる……、立っていられない)

理子は何とか食いしばって立っていたが、やがて、立てなくなり、その場に膝をついてしまった。店員がそばにやってきて、理子の様子を伺う。

「お、お客様、大丈夫ですか?」

やってきた店員が理子に声をかける。

理子は無理やり作り笑いを浮かべ、

「だ、大丈夫です、ちょっと貧血で……」

と、何とか言い訳をしてその場から離れていく。

ショップの前で、一人一馬が待っていた。

そして、よろよろと出てきた理子を前にして、

「どうしたの?」

と、声をかけた。

「どうしたじゃないわよ、ちょっとストップ動けない。

「まだ駄目だよ。だって始めたばかりだもの」

「でもこれじゃ動けない」

「止めてもいいの? それじゃ変態になれないし、気持ちよくもなれないんだよ」

確かに気持ちよさを味わっていたい。けれど、これ以上人の目に晒されるのは御免であった。

(みんな、変な目で見ているじゃないの……)

理子は泣きそうになりながら、足をガクガクとさせる。

それを見た一馬は、ローターのスイッチを止め、ある提案をした。

「変態プレイを続けたい?」

「そりゃまぁ、変態になるには続けなくちゃいけないんでしょ」

「俺は理子が嫌々やっているなら、止めるよ。何か悪いことしているみたいだし。だから、正直に言ってくれ、嫌なのか? それともこのまま続けてもいいのか?」

その問いかけに、理子は迷っていた。

止めるのは簡単だ。嫌だと言えば、一馬もこれ以上、無理強いしてこないだろう。

けれど、それでは変態にはなれない。

それよりも、理子は自分の中である感情の変化に気づいていた。

ローターのプレイは恥ずかしいのだけれど、何か気持ちいいのである。もっとこの気持ちよさを味わっていたい。そんな気持ちにもなるのだ。だから、ここで止めたくなかった。

「別に、嫌ってわけじゃ」

曖昧に答える理子。

それを受けて、一馬は再度尋ねる。

「じゃあこのまま続けてもいいんだな?」

「うん、続けてもいいよ」

「よし、じゃあちょっとトイレに行こうか」

「トイレ? どうして」

「いいから付いてきて」

一馬はすたすたとトイレの方向へ向かって行った。

通常、トイレは男女別であり、男性である一馬は女子トイレには入れない。しかし、このデパートには障害を持つ方に向けた、少し大きめの個室があるのだ。そこならば、男女どちらで入れるのである。そこに一馬は入り、さらに理子を招き入れた。

個室の中で、二人は向かい合わせになって立った。

「ここで何をするの?」

「ローターを使って、理子を変態にしてやるよ」

「え?」

次の瞬間、一馬はローターのスイッチを入れた。

理子はあまりの刺激に縦なくなり、その場にしゃがみこんでしまう。

「ちょ、ちょっといきなりすぎよ」

「いいから、もっと気持ちよくなりたいだろ?」

「そ、そんなことは……」

「正直に言いなよ。俺はここで止めてもいいんだよ。理子がそれでもいいのならね」

「止めてほしいわけじゃ。でも刺激が強すぎるの」

「これくらいがちょうどいいんだよ。こっちにお尻を向けてごらん」

言われるまま、理子はお尻を一馬の方に向けた。

対する一馬は、ワンピースの裾を掴むと、それをひらりと捲り上げる。そして、パンティ越しに、秘部に触れてみた。

「スゴイ、濡れてるね。やっぱり興奮していたんだ」

「な、何するのよ、変態? どこ触ってるのよ」

「理子のあそこ、凄いHな匂いがするんだ。本当はもっと気持ちよくなりたいんだろ。なら俺が気持ちよくさせてあげるよ」

一馬は、理子の下着を下ろし、性器を露出させた。クロッチ部分には、大量の愛液が染みを作っている。あれだけの羞恥プレイをしたというのに、理子は興奮していたのである。それを知り、一馬は嬉しくなった。

「な、何するの。ちょっと本気?」

下着を脱がされ、理子は慌てる。しかし、拒絶しきれなかった。

一馬はローターを秘部から抜き取ると、今度はそれを陰核の方に当てた。

「ひゃん、ど、どこに当ててるのよ」

「クリトリスだよ。気持ちいいだろ」

「そんな……、私は……」

「嫌なら止めるけど、それでもいいの?」

「止めてほしいわけじゃ」

「じゃあこう言うんだ。私のおま×こを弄ってくださいって」

「そ、そんなこと言えるわけないじゃない」

「それなら、ここで止めるよ。変態になりたいんだろ、なら、言わなくちゃ」

おま×こというリアルな言葉を聞き、理子は躊躇した。

しかし、もっと快楽を味わって痛い気持ちもある。

「お、おま×こを弄ってください」

と、消え入るような声で理子は囁いた。

それを聞いた一馬は、ローターの威力を最大にして、理子のクリトリスを刺激し、さらに、ヌレヌレになった秘部に指を突っ込んだ。

二か所を同時に責められて、理子は切ない声を上げる。

「ふあ、ああん、そんな激しすぎよ」

それでも一馬は止めない。ただ、懸命に理子の性器をいじくりまわしていく。

「あん、駄目、出ちゃう、おしっこ出ちゃうから」

「出してもいいよ。俺がすべて見届けるから」

「ああん、もうダメェェェ……」

クリトリスを執拗に刺激されて、理子はオルガスムスを感じた。

そして、そのまま激しく失禁し、昇天する・

ぴちゃぴちゃと尿が迸り、個室内の床を汚していく。

イッた理子は、そのまま膝をつき、うつ伏せに倒れてしまった。

「イッたみたいだね、理子」

「う、うん、また私おしっこしちゃったみたい」

「理子は気持ちよくなると失禁するみたいだね。でもいいんじゃない。変態に近づいたみたいで……。否、正真正銘変態になったんだと思うよ」

変態になれてうれしいかと言われれば、素直に喜べない。

しかし、理子は今回のプレイで、自分の新たな一面に気づいていた。

何か、自分の中でM性のようなものがあり、それを刺激されると気持ちよくなってしまうのである。もっと過激なプレイをしたい。でも、そんな風には言えない……。

二人はこうして、デパートでのプレイを楽しみ、そのまま家路に就いた。

物事が動いたのは、それから一週間後のことであった。

理子はしゅんと項垂れながら、一馬の部屋にやってきたのである。

「どうしたの?」

と、一馬は声をかける。

制服姿の理子は、そのまま泣きそうになり、

「進先輩。変態が好きじゃないみたい。っていうか玉砕しちゃったの……」

理子の言葉を受け。一馬は何が起こったのか話を聞くことにした――。

 

〈続く〉


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