官能小説レビュー 第12回『午後8時のレッスン 家庭教師・彩』

官能小説レビュー 第12回『午後8時のレッスン 家庭教師・彩』

引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/B0098I6WFM/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

今回紹介する官能小説は、如月蓮さんの『午後8時のレッスン 家庭教師・彩』です。

家庭教師ものですが、さまざまな女性と入り乱れるようです。

コンパクトな長編小説で読み応えもあります。

それでは、早速見ていきましょう。

□登場人物とストーリー

【登場人物】

・松尾慎一……主人公の高校生

・島原彩……大学生の家庭教師 生物を教える

・山岸里江子……隣人の人妻であり家庭教師 古典を教える

・前川繭子……慎一の叔母であり家庭教師 英語を教える

【ストーリー】

本作品は全7章の構成になっており、続き物になっていますが、やや独立した構成となっています。そこで、章ごとに簡単なストーリーを紹介していきます。

〇第一章

高校生の慎一は医学部を目指しており、勉強のために家庭教師を雇います。

最初に現れた家庭教師が、大学生の島原彩です。

彩は美人大学生で、慎一に生物を教えます。ある日彩は、人の身体の仕組みが書かれた医学書を持っていき、そこで女性の体について、慎一に説明します。慎一はそれに興奮し、ペニスを固くしてしまい、それを彩に見つかってしまいます。

彩はその初心な反応が嬉しく、慎一の肉竿をしごき、Hなプレイを施します。

〇第2章

この章も慎一と彩のパートです。

テストで成績を上げたらご褒美をあげるという彩の提案を受け、慎一は成績を上げます。

その結果、ご褒美がもらえることになります。

もちろんそのご褒美はHなプレイです。

手コキ、フェラはもちろんですが、その流れからクンニリングスまでと幅広いプレイを展開します。

〇第3章

この章は新しい登場人物である隣人妻山岸里江子が登場します。

里江子は古典の授業を慎一に教えるのですが、慎一の初心な反応に引き込まれ、徐々に彼に惹かれています。

対する慎一も里江子に惹かれていて、彼女を想いオナニー耽ります。

そんな慎一の一面を知った里江子は、慎一のペニスを手コキやフェラで刺激します。

肉棒を求める人妻の様子、そして快楽に溺れていく慎一の様子が色濃く描かれています。

〇第4章

この章も里江子と慎一のパートです。

それまで、手コキやフェラ、そしてクンニなどの描写が続いていましたが、ここで初めてセックスが登場します。

慎一との授業を通し、徐々に慎一と淫らな関係になっていく里江子の心境がよく描かれている章になっていると思います。ちなみに中出しではなく膣外発射です。

〇第5章

この章では慎一の叔母である前川繭子が登場します。

繭子はすでに30歳を超える壮年の女性ですが、慎一の憧れの対象でもありました。

繭子自身、英語を教えることになり、喜ぶのですが、彼女以外にも家庭教師に彩や里江子がいると知り、嫉妬の炎に燃えます。

慎一を手に入れようするために、Hなプレイをして慎一を誘惑していきます。

特別レッスンと題して、自分の性器を見せつけたり、手マンをさせたりと、どんどん誘惑していきます。最後にはフェラでフィニッシュして、次の章に続きます。

〇第6章

この章も慎一と繭子のパートです。

繭子との授業を通して、慎一は成績をアップさせます。偏差値を3上げるのです。

それを喜んだ繭子は、再び特別レッスンを計画します。

それまでは本番のセックスはせず、指や舌でプレイを楽しんでいたのですが、ここでセックスが登場します、

緩やかな前戯の描写から、濃厚なセックス描写まで、巧みな文章で彩られていきます。

〇第7章

この章は最終章であり、慎一と彩、里江子、繭子の4人が入り乱れるパートです。

慎一は無事に大学に合格し、そのお祝いとして、繭子が4Pを計画します。

とはいっても、4P描写は後半になってから登場し、最初は、彩と真一の描写、続けて繭子と真一の描写、そして里江子と真一の描写と続き、最終的に4Pへと移行します。

それぞれの家庭教師と入り乱れる展開は、かなり状況的に無理があるのですが、そこはご愛敬でしょう。クライマックスの章だけあって、読み応えもばっちりです。

□セックス描写は割と少ない

本作品は三人の女性と性的な関係になるのですが、すぐにセックスするわけではありません。

それぞれの女性登場人物が2章ごとに入れ違いに登場するのですが、最初の章ではソフトなプレイ、そして、その後の章で本番という流れになっています。(※但し、慎一と彩の章ではセックスがなかなか登場しません。登場するのは7章になってからです)

全体的にセックスの描写はそれほど多くないので、人によっては物足りないと感じてしまうかもしれません。

しかし、上手くバランスがとられており、尚且つ、色んな内容のプレイが登場するので、読んでいて飽きるわけではありません。そのため、その点は心配しなくても大丈夫です。

本番シーンもキレイに描かれているので、読み応えがあります。

□地の文の表現力が豊か

如月蓮さんの作品は、全体を通して、キレイな日本語で描かれています。

特に地の文が素晴らしく、ハッとする表現がたくさんあります。

印象的なシーンは多々あるのですが、中でも凄いと思ったシーンがありますので、コチラで紹介します。

『ふやけた牝孔にあてがった茸の丸みが、徐々に薄膜を破くように優しく撞いてくる。もはやもがいても股を閉じようとも抗えない滾りが女陰を穿ち、ほんの少し亀頭がベールの中へと滑りこんだ。』

P246より抜粋

このように表現力が豊かで、読んでいて気持ちがよくなってしまいます。

純文学的な要素が散りばめており、官能小説の良さを堪能できます。

□万人におすすめできる家庭教師モノ作品

本作品はソフト系の官能小説であり、多くの方におすすめできる形となっています。

登場人物が多く、数多くのプレイ内容があるので、読んでいて引き込まれます。

最大の特徴は、豊富な語彙に彩られた素敵な文章でしょう。

官能小説というジャンルの中で、完成された印象がありました。

ストーリーは家庭教師と少年が性的な関係になるというシンプルな形ですが、全体的に過不足なく性描写が描かれているので、非常におすすめです。

シンプルなだけど、骨太な作品が読みたいのであれば、コチラの作品を熟読するといいのではないでしょうか。

 

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