連載官能小説『女性向け風俗』第4回

連載官能小説『女性向け風俗』第4回

(私って変態なのかな……)

自室のベッドの上で、裕子はそんな風に考えていた。

上司から受けているのは、恐らくセクハラで間違いない。しかし、そこまで嫌でもないのだ。むしろ、好意的に受け入れてしまっている。

(なんか、流されてるな……)

いいように扱われているような気もする。

本当はセクハラをされて嫌なはずなのに、どういうわけかそれを拒めない。何かこう、もっと気持ちよくなりたいと感じてしまうのだ。だから、こうして受け入れてしまっているのかもしれない。

そんな中、彼女は新しい居場所を発見した。

それは女性向けの風俗だ。あそこにいる栄太なら、自分の新しい可能性を開いてくれるような気がする。気持ちよくしてくれるから、もっと通いたい。でも、あんまり頻繁に通っていると、変な人だと思われてしまうかもしれない。

それに、金銭的な問題もある。

女性向け風俗は、それほど安くない。基本的には、男性向けの風俗と同じくらいの料金設定なのである。それ故に、普通の社会人である裕子には、あまり費用を捻出できない。そのため、裕子はなかなか風俗に行けずに悶々としていた。

ある日、職場で裕子が仕事をしていると、上司が自分の元へやってきた。

「裕子君。ちょっといいかね?」

上司はそう言う。

裕子は、言われるままに、上司の方を向き、質問に答える。

「なんでしょうか?」

「実はね、君に着てもらいたい衣装があるんだ」

「衣装ですか……。まぁいいですけど」

「では会議室へ来てくれたまえ、待っているから」

「わかりました」

仕事を切り上げ、会議室へ向かう裕子。

会議室へ行くと、上司が既に待っていて、デスクの上に何やら衣装を用意していた。

裕子のいる会社では、イベントコンパニオンを手配して、自社製品のアピールをする機会がある。その時、イベントコンパニオンに衣装を着てもらうのだが、その衣装は自社でデザインを募って実際に制作するのである。しかし、今回用意した衣装は、あまりに過激すぎるデザインなので、没になっていたのだ。

「これを着てみてくれないかね」

と、上司が言った。

裕子は目を点にさせながら、

「わ、私が着るんですか?」

「君はこれがどうして没になったかわかるかね?」

「う~んと、よくわかりません。デザインでしょうか?」

「それを確かめるために、実際に着用してみるんだ」

「はぁ、着ればいいんですね」

「うむ、来てくれたまえ。私は後ろを向いているから」

「わかりました」

言われるままに裕子は衣装に袖を通す。

かなりタイトなデザインであり、スカートの丈も恐ろしく短い。

マイクロミニのスカートに背中の大きく空いたトップス、もちろんへそ出しである。かなり過激なデザインで、着ているこっちが恥ずかしくなってしまう。

とりあえず着てみて、裕子は上司の前に立った。

「あ、あの、着てみたんですけど」

すると、上司は裕子の方をまじまじと見つめて、

「うむ、流石は裕子君だ。抜群に似合っているじゃないか」

「恥ずかしいです。あんまり見ないでください」

「恥ずかしがることはない。君はキレイだし、よく似合っているよ」

「それでこれを着てどうするんですか」

「この衣装を着て、どこがダメなのか確認するんだ。まず、それでこの会議室を歩いてみるんだ」

「歩けばいいんですね」

裕子は会議室内を歩き始める。

スカートがあまりに短いため、歩いていると、上にずり上がってくる。手で逐一直さないと、下着が見えてしまうだろう。裕子は恥ずかしながら歩き、スカートがずり上がらないように手で抑え込んだ。

「あの、下着が見えてしまうんですけど」

「そのようだね。だから没になったのかもしれないね」

「も、もういいですか。恥ずかしいです」

「まだ始まったばかりだよ。どれ、その恰好でこっちへ来てくれるかね」

「は、はぁ」

裕子は衣装を着たまま上司の前に立つ。

すると、上司はギラギラとした目つきで裕子を見つめてみた。

あまりに強い視線で、見られると恥ずかしくなってしまう。

「あ、あのあんまり見ないでください。恥ずかしすぎます」

「なぜそんなに恥ずかしがる。それに手をどけなさい。よく見えないじゃないか」

手をどけると下着が見えてしまいそうになる。

恥ずかしさでいっぱいになるのだが、見られていると興奮してくるのである。なぜ、こんな気持ちになってしまうのだろうか?

(興奮してきちゃう)

裕子は見られていることで体をくねくねと動かしていく。

「どうしたのかね。体を動かして」

「そ、その見られていると、興奮するっていうか、おかしくなっちゃうんです」

「興奮? それは困ったね。私が確認しよう」

上司はそう言うと、スカートの中に手を突っ込み、下着越しに秘部を触れ始めた。

「すごく熱くなっているじゃないか。これは危険だ。下着を脱いで冷やさないと。下着を脱いでみなさい」

「え、下着を脱ぐんですか。でもそれじゃ……」

「いいから早く脱ぐんだ。性器が熱を持っている。冷やさないと、もっと苦しくなるぞ。私に任せなさい」

「で、でも、そ、その、恥ずかしいですよぉ」

「恥ずかしがっている余裕はないぞ。いいから早く脱ぎなさい」

あまりに真剣に上司が言うものだから、裕子は断り切れなくなった。結局、彼女は下着を脱ぎ、上司の前に立った。すると、上司は裕子をデスクの上に座らせ、足をくいっと広げた。

「いやん、足を広げたら見えてしまいます」

「大丈夫だ。私に任せたまえ。まずは性器の熱を取る必要がある。そのためには、ここを弄ると良いんだ」

上司は裕子の足を広げさせ、膣口を人差し指で触れはじめた。

恥ずかしい。そんな気持ちでいっぱいになるのだが、なぜかもっとしてもらいたくなる。

「濡れているね。興奮してしまったんだね」

裕子は濡れていた。過激な衣装を着て、Hなことをされると、どうしても濡れてしまうのである。

「いやぁぁ。そ、そんな風に言わないでくださいぃ」

「どれ、中の様子がどんな感じか見てみよう」

上司は指を膣内に挿入していく。

にちゃにちゃと卑猥な音がこだまし、静かな会議室内に響き渡っていく。

「く、くぁ、そんな風に触られたら……、お、おかしくなってしまいますぅ」

「あそこがどんどん濡れてきている。鎮めなければ」

上司の指のピストン運動が早まっていく。

本当は恥ずかしいのに、どんどん気持ちよくなってしまう。止めたいのに、このまま快楽に身を委ねてしまう。

人差し指を一本挿れ、奥深くまで挿入していき、さらにクリトリスも刺激していく。あまりに気持ちよさに、裕子はガクガクと体を震わせていった。むき出しになったクリトリスは、ぴくぴくと小動物のように動き、さらなる興奮を求めている。一番敏感な部分を責められて。裕子は快楽の絶頂の中にいた。

しばらく、クリトリスを弄られていると、どんどん気持ちよくなっていき、やがて尿意を感じ始める。

「あ、あの、おしっこが出そうです」

「なんだって。我慢はよくない、ここでしてしまうんだ」

「えぇ、そ、そんなぁ、無理ですよぉ。恥ずかしいですぅ」

「いいから早くするんだ。私がみていてやるから」

上司の指の動きが早くなり、クリトリスへの刺激も強まっていく。

たちまち、激しい尿意を感じ、裕子は我慢できなくなった。

次の瞬間、形容しがたいオルガスムスを感じ、そのまま失禁してしまったのである。

ビチャビチャビチャ……。

黄金水が、放物線を描くように迸る。上司はそれを確認すると、最後の仕上げと言わんばかりにクリトリスと膣内を弄り始めた。

完全にイってしまった裕子はデスクの上にへたり込んでしまった。

「どうやらイってしまったみたいだね。でもこれで終わりじゃないだろう。もっと気持ちよくなりたいんじゃないのかな?」

ぼんやりとした意識の中で、裕子は考えていた。

もっと気持ちよくなれる。その言葉が頭の中で繰り返し反芻される。

「わ、私、おかしいんでしょうか? こんな風にHな衣装を着て、そのまま漏らしてしまうなんて……」

「何も問題はないよ。それでどうかね、もっと気持ちよくなりたくないかね?」

「何をするんですか?」

「君の綺麗な姿を見て、私も興奮してしまったんだ。それで、この興奮を収めたい。つまり、性行為をしようということだ」

「そ、そんなことは……」

裕子は驚き、そのまま立ち上がると、自分の服を持って会議室を飛び出し、そのままトイレに駆け込んだ。

一線を越えてしまったら、もう戻れないような気がする。

最後、上司の「裕子君!」という声が後ろの方から聞こえてきた。

(どうしたらいいんだろう。私、どうしていいのかわからない……)

裕子はそんな風に感じながら、トイレで蹲った――。

 

〈続く〉


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