連載官能小説『女性向け風俗』第6回

連載官能小説『女性向け風俗』第6回 

栄太は続けて女性向けの風俗で働いていた。

ここに来る人間はさまざまいる。とにかく色々なのだ。

ある程度経験を踏んだ栄太は、裕子のことを考えていた。

最近、裕子はこの店におとずれていない。

やはり、風俗だけあって、あまり頻繁には来れないのかもしれない。

費用もかかってしまうし、決して安くはないのである。

そもそも、裕子クラスの人間であれば、風俗に通う必要はないだろう。逆にお金をはらっても裕子と情事に進みたいと考える人間は多いはずだ。

だが、彼女は栄太に会いに来てくれる。

その事実に栄太は喜びを感じていた。

自分は信頼されている。そんな気持ちが湧いてくるのである。

それ故に、栄太は裕子の役に立ちたいと考えている。

ある日、栄太が控室で指名が入るのを待っていると、指名が入った合図があり、彼は店に出ていく。今日はどんな客だろうか? 期待と不安が入り混じる中、栄太はトビラをくぐった。

そして、待っている人間を確認する。

「ゆ、裕子さんですか」

そう、裕子がやってきたのである。

栄太は嬉しくなって、彼女を迎え入れた。

「お久しぶりです。今日も相談があって……」

「相談ですか、わかりました、では部屋に移りましょう」

「はい、お願いします」

二人は部屋に入り、ベッドの上に座り込んだ。

静かな空気の中、裕子が口を開いた。

「実は、また上司と変な関係になってしまったんです」

そこで、裕子は上司である木佐貫との関係を説明した。

その話を黙って聞いている栄太。

彼は予想以上の展開が待っていて、かなり驚いていた。

これはもう、セクハラとかそういうレベルの話ではない。

もう一線を超えるのは時間の問題であろう。

「なかなか大変だったんですね」

「大変というか、困っているんです。木佐貫さんと、その変な関係になるのは、嫌ではあるんですけど、どこか求めてしまうんです。体が反応してしまうっていうか、拒めないんです」

恐らく、裕子は淫乱な性格があるのだろう。

だからこそ、状況に流されてしまうのだ。

この場合、栄太はどんな風にアドバイスすればいいのだろうか?

ここまで行ってしまうと、断るのだって難しい。前はできたのに、今回はどうしてダメなんだ。ということになりかねないからだ。

それでも断る方法を考えるしかないだろう。少なくとも、木佐貫は問題のある上司だ。今後もきっと関係を迫ってくるだろう。

「多分、その内セックスもしてしまうと思うんです」

裕子は項垂れながら言った。

心底悩んでいるように思える。

「裕子さんはセックスがしたいんですか?」

と、栄太は素朴な質問を繰り出す。

すると、裕子は少し考えこみながら、

「したいっていう気持ちもあります。でも、木佐貫さんは奥さんがいるんです。だから、不倫ですよね。そういうことはあんまりしたくないんです。でも、流されてしまい、抗えなさそうなんです」

「多分ですけど、裕子さんは欲求不満なんだと思います」

「欲求不満ですか? う~ん、そうかもしれません」

「そ、その彼氏とかはいないんですよね?」

「いた時期もあるんですけど、今はいないですね。しばらく男性とは付き合っていません」

裕子ほどの美貌がありながら、付き合っている彼氏がいないというのは、かなり不思議であると思えた。裕子自身に問題があるのかもしれない。

栄太はそんな風に考えていた。

そもそも、女性向けの風俗に来る時点で、普通の女性ではない。

男性の場合、風俗に通う人間は多いが、女性の場合は、敷居がたかいので、あまり風俗を利用する人間は少ないのだ。

「私、どうしたらいいんでしょうか?」

「う~ん、とりあえずセックスしますか? 身体が満足すれば、きっとセックスの欲望も消えると思うんです。そうなれば、木佐貫さんっていう上司の誘惑を断れるんじゃないでしょうか?」

「せ、セックス……。こ、ここでするんですか?」

「まぁそう言う店ですからね、もちろんできますよ、俺もお手伝いします」

「それで問題が解決するのなら、お、お願いします」

「わかりました」

二人は浴槽の方に移り、そこで体を洗うと、そのままタオルで体を拭いて、ベッドに移動する。

緊張感のあるムードが流れる。

裕子はこの風俗に何度か足を踏み入れているが、実際にセックスはしてない。だからこそ、期待と不安の中にいた。

「とりあえず、俺に任せてください」

この風俗に務めて、それなりに経験を積んできた。恐らくそれなりに気持ちよくさせられるだろう。

栄太はまず軽く額にキスをすると、胸を優しく揉み始めた。裕子の胸はそれほど大きくはないが、形はよくて、揉み応えがある。

「ふぁ、なんかくすぐったいですぅ」

裕子の甘い声が漏れる。

続けて、栄太は、乳首をつねり、そこをくりくりと刺激していく。すると、ぷくっと裕子の乳首が硬くなり、ピンと立ったではないか。そして、そのまま軽く甘噛みをする。馨し香りが栄太の鼻孔を擽り、堪らない感情にさせる。

乳首を責められると、裕子は恍惚とした表情を浮かべて、そのまま快楽に身を委ねている。

「ち、乳首、気持ちいいですぅ。もっと触ってください」

胸を揉みしだきながら、さらに唇を奪う。舌を絡ませ、唾液を吸いながら、ディープなキスを展開していく。

にちゃにちゃと卑猥な音が鳴り響き、静かな室内にこだましていく。

「むぐぅ、ふむぅ、アアン」

キスをされながら、胸を揉まれて、裕子はどんどんと興奮していく。次第に声も大きくなり、頬も上気していく。チークを塗ったようにうっすらと頬が赤くなり、その表情が堪らなく可愛く感じられる。

キスをした後、そのまま胸をチロチロと舐め、その後、手を下半身に移動させる。秘部に手を当てると、じんわりと濡れているのがわかった。裕子は興奮の中におり、既にぐっしょりとあそこを濡らしていた。

(大分濡れているな……)

栄太はそう考えていた。指で軽く触れるだけで、どんどん愛液が溢れ出してくる。あっという間に、栄太の指は愛液で濡れていった。

「アアン、き、気持ちいいですぅ」

あらかた胸を刺激した後、今度は下半身に神経を集中して、秘部を中心にして責め始める。しかし、すぐには中に挿入しない。周りから刺激しながら、焦らしを加えていく。裕子は体をくねらせながら、甘い声を上げる。

女性器の付近を手で弄りながら、次第に敏感な部分に指を近づけていく。

「はぁん、意地悪しないで、指を挿れてくださいぃ」

「どこが気持ちいいですか。言ってください」

「恥ずかしくて言えないぃ」

「おま×この指が当たっているでしょ。おま×こを触ってくださいと言ってみてください。きっともっと気持ちよくなれますよ」

「いやぁん、恥ずかしいぃ。で、でももっと気持ちよくなりたいんですぅ」

「なら言ってみてください。俺が聞いていますから」

「お、おま×こ触ってくださいぃ」

「おま×こだけじゃなく、クリも触ってほしいじゃないですか」

「クリトリスも触ってぇ、私をおかしくしてぇ」

栄太は指を膣内に挿入すると、左手で陰核を覆っている包皮を剥き、そのままダイレクトに陰核を弄り始めた。

「いやぁぁあん、き、気持ちいいですぅ」

栄太は次第に指を速く動かしていく。くちゅくちゅと淫靡な音が鳴り響き、室内を覆っていく。陰核を弄りながら、そのまま彼女を興奮の渦に巻き込んでいく。

「え、栄太さん、そ、その、気持ちよすぎておかしくなっちゃいそうです」

「イキそうなんですね。なら、そのままイって下さい。俺が見届けますから」

「アアアン、おま×こが気持ちよくなって、も、もう、ダメェェー」

次の瞬間、裕子の身体が反り返った。そして、ガクガクと体を痙攣させていく。

そのまま彼女はオルガスムスを感じ、果ててしまった。

仰向けにガクッと倒れると、うっすらと上気した頬を膨らませながら、

「栄太さんは意地悪です。とっても恥ずかしかったんですよ」

「でも、気持ちよかったでしょ。さて、これからが本番ですよ。体をリラックスしてください」

栄太はコンドームを取り出すと、それをペニスに装着し、裕子の足を広げた。

「イッばかりなのに、あそこが敏感になっているのにぃ」

「それじゃ挿れない方がいいですか? それだと気持ちよくなれませんよ」

「いやぁぁあん、意地悪しないでぇ。挿れてほしいのぉ」

「じゃあ挿れますよ、力を抜いてください」

二人は本番の準備を始めた――。

 

〈続く〉


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