連載官能小説『女性向け風俗』第7回

連載官能小説『女性向け風俗』第7回

(とうとうセックスするんだ……)

と、裕子は考えていた。

木佐貫と淫らな関係になってしまうのは、欲求不満であるから……。

そのように栄太に指摘され、自分でもそのように感じていた。

どこか、欲求不満な部分があるのかもしれない。

それ故に、流されて淫らな行為をしてしまうのかもしれない。

裕子自身、栄太を信頼している。

風俗の人なのに、どういうわけか信用してしまっているのである。栄太には、どこから人を落ち着かせる所がある。だからこそ、身を委ねられるのかもしれない。

「行きますよ」

と、栄太は声をかける。

恥ずかしそうに顔を赤くしながら、裕子は答える。

「は、はい。お願いします」

栄太は、裕子の足を開いて、ペニスを手で支える。

そして、そのまま秘部に持っていくと、ゆっくりとペニスの先端を、ヴァギナの周りに当てていく。

いきなり速く動くのではなく、最初は緩やかな動きを意識する。

ずぶずぶとペニスが膣内に吸い込まれていく。

裕子は、セックス自体は初めてではない。

過去に彼氏がいたし、その時はよくセックスをしていた。

ただ、現在は彼氏がいない。そのため、セックスからは遠のいていた。久ぶりのセックスであるため、少し緊張感があるし、興奮も高鳴っている。しかし、このままセックスをしても、本当に欲求が収まるのはわからないところがある。

もしも、欲求が消えなかったら、一体どうなってしまうのだろう。そうなると、いつか木佐貫と関係を結んでしまうのではないか? それは堪らない恐怖であったが、今は自分を信じるしかないのである。

欲求が消えて、木佐貫との関係が普通に戻ればいい。

だが、本当にそれでいいのだろうか?

裕子はどこかで木佐貫を求めている。

そんな理由があるから、彼の欲求を拒めないのである。正直、木佐貫との関係は自分でも抑えきれない。今日、仮に栄太とセックスをしても、激しい欲求は消えないような気がした。

(私、おかしいのかもしれない)

自分が淫乱なところがあるというのは、何となく意識している。

過去に付き合った男性とセックスしても、いつも満足はできなかったのである。大抵、相手の方が先に満足してしまって。そのままになってしまったのだ。

裕子は、その時自分から求めなかった。激しく求めれば嫌われてしまうと思ったからだ。このような理由があるため、裕子は自分の欲求を抑えるようになっていった。それがいつしか溜まっていったのかもしれない。

一方、栄太も緊張していた。

彼はこの風俗に勤め始め、ある程度経験を積んできた。しかし、元々女性経験が少ない栄太は、どうやって女性を気持ちよくできるか、常に試行錯誤である。よって、裕子の欲求を解決できるほど、激しいセックスができるかというと、疑問が浮かび上がる。

ペニスを挿入し、そのままゆっくりと動いていく。

裕子のあそこは、既にぐっしょりと濡れており、スムーズにペニスを吸い込んでいく。ぬめぬめとした質感が栄太のペニスを覆いこみ、堪らなく気持ちがいい。結合部分から愛液が滴り落ちて、それがシーツに染みを作っていく。

にちゃにちゃと卑猥な音が鳴り響き、二人だけの室内にしっとりとして空気が漂っていく。

「アアン、き、気持ちいいですぅ」

裕子の甘い声が漏れる。うっとりとするような声である。

栄太の身体にも力が入る。

「は、はっ、お、俺も気持ちいいです。裕子さんの中、凄い締まって、ち×ぽを離さないんです」

「も、もう我慢できないんです、お、おかしくなっちゃうぅ」

次第に、動きを速めていく栄太。

ペニスを奥深くまで突き刺していく。裕子の膣内は、ペニスに吸い付いて離さない。内部にイボ状の突起があるようで、それが栄太のペニスを刺激していく。

栄太は裕子の足を高く持ち上げ、クロスさせると、その状態のままペニスを突いて行く。膣内の形が変幻自在に変わり、ペニスを覆いこんでいく。とにかく気持ちがいい。この感覚をもっと味わっていたい。栄太はそんな風に考えていた。

裕子自身も快楽の中にいた。久しぶりのセックスはそれだけで気持ちがよく、彼女を恍惚とさせる。足を広げ、恥ずかしい体勢でセックスをしているのに、恥ずかしさよりも気持ちよさの方が上回っていく。もっと、栄太を求めたい。もっと、激しくセックスをしてもらいたい。行くところまでいってしまいたい欲望があるのだ。

「え、栄太さん、もっと、激しく動いてください。もっと、気持ちよくなりたいのぉ」

「わ、わかりました。もっと速く動きますよ」

栄太は言われるままにさらに動きを速めていく。

あまりに高速で動くと、自分も速くイってしまう。そのバランスが難しいが、彼はできる限り抽送を速めて、裕子を刺激していく。

彼は再び、裕子の足を大きく広げ、まんぐり返しのような形にして、ペニスを突きさすようにして、深く挿入していく。

ぐちゅぐちゅ……。

結合部から聞こえる淫靡な音が聞こえ始め、それが二人の気持ちを高めていく。

「はぁん、ち×ぽが擦れて気持ちいい。き、気持ちよくて、何も考えられないぃ」

「俺も気持ちいいです。もっと気持ちよくなってください」

変則的な正常位を続けていたが、次は別の体位をしてみようと、栄太は提案する。

「裕子さん、次は後ろから挿れてみましょうか? きっと違う刺激が入ると思います」

「う、後ろから? そんな獣みたいな体位、恥ずかしいですぅ」

「とにかくやってみましょう」

栄太は一旦ペニスを引き抜くと、素早く裕子を四つん這いにさせ、勢いよくペニスを挿入した。

バックはそれなりに挿入が深いので、正常位とは違う刺激が入る。

裕子は体を反り返らせると、ガクガクと体を痙攣させ始めた。

「いやぁぁん。す、凄い、お、奥まで入ってるぅ。凄いですぅ」

「少しずつ動きを速めていきますよ。たっぷりと俺のペニスを堪能してください」

パンパンパンと、身体がぶつかり合う音が鳴り響いていく。次第に激しい動きでペニスを動かし、栄太自身も気持ちよさの中にいた。

やがて彼は、通常のバックの体勢から、片足を持ち、変則的な姿勢からペニスを挿入した。まるで牡犬がおしっこをするような姿勢でのセックス。裕子自身、あまりに恥ずかしい体勢であったため、顔を真っ赤にさせる。しかし、拒めない、むしろ、もっと過激なセックスがしたい。そんな思いが浮かんでは消える。

「こ、こんな体勢、は、恥ずかしいですぅ」

「でも、気持ちいいでしょ。裕子さんの中、かなり締まっていますよ」

「だって、気持ちいいんです。本当に刺激が強すぎて、アン、もう、我慢できないぃ」

「イキそうになったら言ってください。俺も気持ちよくて、そろそろ限界を迎えそうですから」

栄太自身、限界を迎え始めていた。

かなり速いペースで抽送を繰り返していたため、通常のセックスよりも早めにイってしまいそうになる。

「え、栄太さん。わ、私、イキそうです。イキたいぃ。イってもいいですか?」

「もちろんです。イってください。俺もイキそうです。一緒にイキましょう」

「あぁぁん、い、イク、イッちゃうぅー」

裕子の絶叫が轟き、彼女はガクガクと体を震わせていく。

それに合わせて栄太もオルガスムスを感じ始めた。

「うぉぉぉ。俺もイキます」

ビュルビュルと、激しく精液が発射される。

コンドームの中に精液が流れて、風船のように膨らんでいった。

二人は折り重なるように倒れ込むと、そのままセックスの余韻に浸った。

「スゴイ、気持ちよかったです。最高のセックスでした」

と、裕子は満足そうに告げる。

それを聞いた栄太は。彼女の髪を優しく撫で上げると、

「それはよかったです。これで欲求不満も解決するんじゃないでしょうか」

「そうだと良いんですけど。はぁ。大丈夫かなぁ。なんかますます流されていきそうで」

「大丈夫ですよ。もしも、セックスがしたくなったら、俺を思い出してください。いつでも相手になりますから」

「あ、ありがとうございます。とにかく少し様子を見てみようと思います」

裕子はそう言い、満足した気分で家路に就いた。

ただ、木佐貫との関係は途切れたわけではなかった。

木佐貫は、再び裕子を求めてきたのである――。

 

〈続く〉


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