連載官能小説『女性向け風俗』最終回

連載官能小説『女性向け風俗』最終回

栄太の元に裕子がやってきたのは、木佐貫とアナルセックスをしてから、1週間が経ってからであった。

アナルセックスを受け、より一層セックスに対する思いが強くなってしまった裕子は、悶々としながら、栄太の店へ向かった。

受付で栄太がいるかどうかを確認すると、出勤しているようだったので、指名をして準備を待つ。

(はぁ。私一体何をしているんだろう……)

と、裕子は考える。

自分には淫乱な所がある。

それは間違いない事実であろう。いくら媚薬を入れられたからといってアナルセックスをしてしまうとは思わなかった。

それに、決して嫌ではなかったのである。むしろ、好意的に受け入れてしまった。アナルを姦通した時の余韻が今でも忘れられない……。セックス以上に気持ちよかったかもしれない。

だが、これ以上木佐貫との関係を続けていくのは怖い。

戻れないところまでいってしまうのではないかという恐怖があるのだ。それに栄太と肉体関係を結べば、幾分か気持ちも晴れるのではないかと期待していた。

やがて、栄太の準備が整ったようで、自分が呼ばれる、待合室の奥にトビラがあり、そこをくぐると栄太が待っているはずである。

トビラをくぐり、栄太に出会う。

彼はいつも同じような笑顔をもって迎え入れてくれた。

「いつも指名してくれてありがとうございます」

「いえ、私も助かっていますから」

「では行きましょうか」

栄太と共にプレイルームに入る。

それなりに広い部屋であり、ベッドと浴室が一体化している。

まずはベッドの上に腰を下ろすと、上着を脱いで、裕子は栄太に対してい一連の流れを説明した。つまり、木佐貫とのアナルセックスについて説明し、アドバイスを受けようと思ったのである。

栄太は真剣な表情で話を聞いていた。

そして、裕子の話が終わった後、ゆっくりと口を開いた。

「それは大変でしたね。でも、媚薬なんて酷い話です」

「はい。それもそうなんですけど、もうなんか断り切れないんです」

「ここで俺とセックスしても我慢できないんですね?」

「そう……だと思います。自分でもあまりに淫乱すぎてびっくりしています。本当に駄目な女ですよ」

「そんな風に言わないでください。性欲は誰にでもあるものですし、自然なことだと思います。ただ、木佐貫って人には奥さんがいるんでしょう。つまり、不倫になりますよね。奥さんの気持ちを考えると、早めに止めた方がいいと思うんですけどね」

「私もそう思います。ただ、求められると、断り切れなくて……」

「う~ん参りましたね」

「そこで、栄太さんから言ってもらえませんか? そ、その、彼氏ってことにして」

「え、俺が彼氏?」

「もちろんフリですけど。駄目ですか?」

「まぁ協力したい気持ちはありますけど」

結局、栄太は押し切られてしまった。彼氏のフリをして木佐貫に一言いうことになってしまった。

ある日、栄太は裕子と共に、木佐貫に会っていた。

誰もいなくなった会社の中で、木佐貫、栄太、裕子の三人が顔を合わせる。

栄太は何と言っていいかわからず、黙り込んでしまう。

最初に口を開いたのは、裕子だった。

「木佐貫さん。私、彼氏がいるんです。だからこのまま関係を続けられません」

木佐貫は憮然としている。

栄太をチラとみると、そのまま声を出した。

「君が彼氏なのか?」

「まぁそうです。話は聞きました。裕子に手を出さないでください」

「君がそう言うのなら、仕方ない。でもそれでいいのかね?」

「え?」

「裕子君は君に満足できないから、私を拒めない。本当に君に甲斐性があるかここで確認させてくれ」

「どういう意味ですか?」

「私の前で裕子君を満足させてみたまえ。それができれば、手を引こう」

「ここでセックスをしろと……」

「そうだ。好きなんだろう」

「言ってることが滅茶苦茶だ。できるわけない」

「なら、この話はなしだ」

威圧的な態度で木佐貫は言う。彼は嫉妬の炎で燃えていた。

同時に、態度で栄太を封じ込めようとしている。

栄太は一発殴りたいという衝動に駆られる。しかし、ここで殴れば裕子がい辛くなってしまうだろう。

二人の会話を聞き、裕子が声を出した。

「わかりました。なら、私が栄太さんとここでセックスします。それで満足したら、縁を切ってください」

「っぐ、できるのなら、やってみろ」

「栄太さん、お願いします」

「え。いいの? ここでするわけ」

「そうしないとこの人は納得しません。協力してください」

結局栄太は流されてしまう。

裕子と簡単にキスをして、そのまま着衣のままセックスを始める。

服は脱がさず、立ちバックで、裕子を犯していく。

「アアン、凄い、ち×ぽが硬くて、奥まで届いてるぅ」

いつもよりも過激な声を上げる裕子。

恐らく、それで木佐貫を封じ込めたいのだろう。

木佐貫はじっと見ていたが、やがて立ち上がった。

「わかった、もう良い。私は手を引こう。だが最後に私も混ぜてもらおう」

栄太は困惑する。

彼氏とセックスしろ言うだけでも突拍子がないのに、さらにそのセックスに混ざろうとしているのである。理解不能、栄太は裕子を見つめる。

ここで裕子が断ればすべて丸く収まったはず、しかし裕子は気持ちを抑えられなかった。それを受け入れてしまったのである。淫乱の血が騒ぐ。裕子は抑えられなかった。

「栄太さん、もっと突いてくださいぃ。それに木佐貫さんも来てぇ」

「よし、私も混ざろう」

木佐貫は勃起したペニスを裕子に向かって突き出し、フェラを強要した。

栄太に後ろから突かれながら、フェラをするというレイプのような状況に、裕子は堪らなく興奮をしていた。

「むぐ、ふぐ、ああぁん、お、大きいぃ」

「裕子さん、いいんですか?」

「君は彼氏じゃないんだろう。それはわかっているんだよ」

木佐貫は全て見抜いたように口を開く。

すべてはお見通し。即席の彼氏などすぐにバレてしまうのだ。

「もうどうなっても知らないぞ」

栄太も覚悟を決めて、必死にペニスを突き続けた。

裕子もこれ以上ないくらい声を上げて、官能の中を漂っている。

結合部分かは、蜜液が流れ出し、それが興奮の高さを物語っている。

さらに、裕子は木佐貫のペニスをしゃぶりながら、エクスタシーの中に放り込まれた。

「裕子君、どうだ気持ちいいだろう」

「き、きもちひい、おかしくなっしゃいますぅ」

「彼氏君、君ももっと突きたまえ、裕子君をもっと気持ちよくさせるんだ」

栄太は裕子の片足をあげて、奥深くまで挿入していく。

挿入が深くなり、それが裕子のGスポットを刺激し、女蜜が迸る。

「アアン、奥までち×ぽが入って、激しいですぅ」

裕子はフェラをしつつ、声を出してよがり続ける。

彼女は既に、エロスの炎に焼かれている。

もう止めたくても止められなかった。

暴走した列車が止まらないように、行くところまで行ってしまうだろう。

二人の男性に犯されて、裕子はびくびくと体を震わせながら興奮していた。

「よし、今度は私が突こう。彼氏君は口でしてもらいたまえ」

「木佐貫さんのち×ぽが入ってくるぅ、早くきてぇ」

最早滅茶苦茶であった、

流れで3Pをしてしまっているが、栄太もまた興奮していた。

栄太がペニスを引き抜くと、すぐに木佐貫がギンギンに勃起した肉棒を裕子にぶち込んだ。そして、激しい勢いで突き続ける。

それを受け、栄太は裕子の口にペニスを持っていき、口で奉仕を受ける。

裕子も懸命に体を動かし、よがり続けている。

「あん、も、もう、駄目、イッちゃいますぅ」

「裕子君、イキたまえ、そして私の精液を受け止めるんだ」

「いやややん、もう、だめ、い、イクゥー」

裕子の身体が反り返る。

それに合わせて、木佐貫も最後の力を振り絞って、ピストンを続ける。

彼もまた限界を迎え、裕子の中に勢いよく射精をした。

少し遅れて、栄太も裕子の口内に射精をし、三人は果ててしまった。

行きずりのセックスが終わり、三人はその余韻に浸っていた。

セックスを止めるはずだったのに、全く違う方向に流れてしまった。

栄太は困っていたが、それを取りなすように、木佐貫が口を開いた。

「裕子君、私なら君を満足させられる。どうかね、これからは定期的に3人でプレイしてみはどうかな」

裕子は困っていたが、既に抗える状況ではない。

彼女自身、痴女の血が騒いでしまうのである、最早引き返せない。

「木佐貫さん、でも、私、おかしくなっちゃうんです、このまま戻れないような気がして」

「大丈夫だよ。私がすべて受け入れてあげるから、彼氏役の君もそれでいいね、仲良く三人でセックスしようじゃないか」

「お、俺は……」

栄太自身、裕子に恋い焦がれている。この感動が忘れられない。

彼もまた、木佐貫の意見を認めてしまった。

「よし、では、もう一度セックスしようじゃないか。まだ夜は長い。今日はたっぷりとセックスしよう」

三人はそのままセックスに耽る。

禁断の関係は、留まることを知らず、誰もいない会社の中に、三人の快楽に溺れる声が轟いた――。

 

〈了〉


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