連載官能小説『初体験の教室』第1回

連載官能小説『初体験の教室』第1回

(学校でオナニーするのって何か興奮する……)

誰もいない高校の教室。

そこで、角田愛花は一人マスターベーションに耽っていた。

少しだけ、露出狂なところがある。だから、誰もいない教室でこうしてマスターベーションをしているのである。

万が一誰か来るかもしれないから、ショーツは全て下ろさない。

短いスカートから覗くほっそりとした脚が、大きく開いており、それが机の角に当たっている。つまり、自分の秘部を机の角に当てて、快楽を得ているのだ。指を挿れるわけでもなく、何か道具を使うわけでもなく、ただ淡々とマスターベーションを続けていく。

(アン、私って変態なのかな)

時折、自分が変態なのではないかと思えてくる。

どうして、こんな教室でマスターベーションに耽っているのだろうか? 女子の中には、セックスはおろか、マスターベーションすらしたことがない人たちがいる。多分、それが普通なのかもしれない。そうなると、自分は少し変わっている。否、やりすぎなのかもしれない。

初めてマスターベーションを覚えたのは、かなり早い。幼稚園の時だ。自転車に乗っていて、サドルにあそこが当たると気持ちいいことに気づいたのだ。それ以来、自分で性器を弄っては気持ちよさに喘いでいた。

性器を弄ると、気持ちよくなる。それは間違いない。

同時に、この快楽にはなかなか抗えないのだ。一度味わってしまうと、もう二度と元には戻れない。ただ、いまいち絶頂までたどり着かない。本当はもっと大胆になりたい。

この世界には、バイブとかローターとか、いろいろな大人のおもちゃが存在する。もちろん、その事実を愛花は知っている。知っていながら、なかなか手が出ないのである。何か、道具を使ってしまうようになると、もっと変態的になってしまい、二度と普通の生活に戻れないような気がしたのだ。

だからこそ、こうして机の角を秘部に押し当てるだけで満足している。これでも十分気持ちがいい。特に学校でマスターベーションをしていると、堪らない刺激が入る。家で一人で行うとは全く違う刺激があるのだ。

やはり、誰か来るかもしれないという臨場感と、イケないことをしている背徳感が、上手く融合して愛花を襲っているのである。既に、学校でマスターベーションを覚えて、数カ月経っている。放課後の空き教室に入っては、一人マスターベーションに耽るのである。

「アン、気持ちいい……」

思わず声が漏れる。

それを必死に押さえようとする。もしかすると、誰かに聞かれているかもしれない。

もしもこんな姿を見られたら、きっと自分の学校生活は終わるだろう。変態というレッテルと貼られて、白い目で見られるかもしれにない。そんなリスクがあるのは事実だ。それでも愛花はこの行為を止められなかった。行くところまで行ってしまう。それでもよかった。

 

 

放課後の学校。

高田良治は、忘れ物をして教室へ戻ろうとしていた。

宿題になっている、数学の教科書を机の中に忘れてきてしまった。あれがないと、勉強できないし、宿題が終わらせられない。面倒だが、戻って取りに行くしかないだろう。

放課後の学校は、部活動に勤しむ生徒が活動しているくらいで、基本的に教室は無人であるケースが多い。何か、人が多い昼間の学校とは違い、放課後の学校の雰囲気は、少し変わっていた。

彼は自分の教室へ向かう途中、ふと空き教室に視線を注いだ。

なぜ、その教室が気になったのかわからない。ただ、何となく誰かいるような気がしたのだ。

(誰だろう、こんな時間に教室にいるのかな?)

漠然と興味が湧いた。

彼は教室に戻る前に、空いた教室を少し覗き見てみた。

すると、中には一人の女子生徒が立っているのが分かった。

(あれは確か……、角田愛花さん)

愛花は、ルックスがよくさらにスタイルもいいため男子生徒から人気のある女子生徒である。良治自身も少しだけ彼女に憧れていた。しかし、声をかけるという度胸はなかった、何しろ、彼はイケメンではないし、運動もできない、おまけに勉強だって駄目なのだ。そんなマイナス要素が多い人間が、高値の花である愛花に声をかけたところで、玉砕するのが当たり前だろう。

つまり、良治は最初から諦めていた。

(何しているんだろう、こんな教室で)

激しく気になった良治は、教室のトビラの隙間から覗き魔が覗くように、教室内を盗み見た。何か、途轍もなく興奮してくるのである。同時に、愛花が何か人には言えないことをしているかのように見えたのだ、それが彼の興味を捉えた。

後姿であるから、詳しく何をしているのかわからない。

しかし、脚を広げて、スカートをたくし上げ、さらに机に体を押し当てている。

それを見た瞬間、ふと良治の中でHな妄想が繰り広げられた。

(ま、まさかオナニーしているのか……)

そうとしか考えらない。

絶余の美少女である愛花がマスターベーションをしている。それが秘密の花園を覗いているかのようで、彼を堪らなく興奮させた。

思わず、盗み見る目にも力がある。しかし、力を入れ過ぎてしまった。彼はトビラに体を預けてしまい、ガタっと大きな音があげてしまった。

その瞬間、愛花の身体がビクンと跳ねた……。

 

 

(あと少しでイキそう。もう少し)

愛花は腰を激しく振りながら、さらに秘部を押し当てていた。陰核が机の角に当たって擦れてかなり気持ちよくなる。

この時、愛花は周りを見る余裕がなくなっていた。

そのため、良治が覗いていることに気づかなかったのである。

そして、いきなり聞こえた音に、彼女は驚いて振り返った。

「誰?」

思わず声が裏返る。

トビラの前で立ち尽くす人影がある。

どこかで見た男子生徒……。

(確か、高田良治君……)

愛花は良治のことを知っていた。もちろん、同じクラスメイトだから、面識があるのは当然だが、あまり話したことはない。どうして彼がここにいるのだろう。部活とかに入っている感じではないはずだ。

「ご、ゴメン、お、俺何も見ていないから」

そのセリフを聞き、愛花は全てを察した。

つまり、自分の行為を見られていたのだ。

学校でマスターベーションをし始めて、今までは順調に回っていた。しかし、こうして、初めて人に見られてしまったのである。

(何とかしなくちゃ)

考えるのはそればかりであった。

居心地の悪い空気が流れ、良治は顔を赤くして出ていこうとしている。

今、ここで彼を逃してしまったら、どんな噂が立つかわからない。愛花は必死になり、トビラの前に足を進めた。

「ちょっと来て」

強引に良治の手を取り、教室の中に引き入れる愛花。

彼女は興奮と焦りから、てんてこ舞いになっている。

「見たのね?」

その言葉を受け、良治は懸命に首を振る。

「な、何も見てないです」

「嘘ね。顔に書いてあるもの。どうせ、私を変態だって思ってるんでしょ?」

愛花は泣きそうになり、そんな風に呟いた。

愛花の泣き顔を見て、良治は困惑した。

「本当に何も見ていないんだ。だから安心してよ」

「脱いで……」

「え?」

「だからここでズボンを脱いで、私だけ見られてズルいじゃないの」

一体、何を言われているのかわからなかった――。

 

 

ズボンを脱いで。

確かに愛花はそう言ったのである。

正直困惑する良治。彼は固まったまま立ち尽くしてしまう。

愛花は立ち尽くす良治を見つめると、ある行動を見せた。

なんと、彼のベルトを外し、強引にズボンを脱がし始めたのである。

あっという間にボクサーパンツ姿になる良治。彼は慌ててしまうが、抗うことができなかった。何かこの先に待っている興奮に胸を躍らせてしまったのだ。

「な、何を……」

「私がヌイてあげるって言ってるの。だからここで見たことを黙っていなさい」

「そ、そんな俺は何も言わないよ」

「暴れないで。もしも変な動きをしたらここで大声を出すから……、そして、あんたに酷いことをされそうになったって言いふらしてやるんだからね」

そんなことになったら、確実に大問題になる。

学校一の美少女を襲った劣等生。あっという間に良治の評価は地に落ちるだろう。

無論、今までも評価が高かったわけではないが、これ以上下がってしまうと、問題がある。そこで、良治は素直に言うことを聞いた。

愛花はボクサーパンツ越しに、彼のイチモツに触れた。

興奮からか、良治のペニスは少しずつ大きくなり始めた。学校一の美少女にペニスを弄られて、興奮しないわけがない。

「あ、そんな風に触ったら、勃っちゃいます」

切なげな声をあげる良治。しかし、愛花は止まらない。

愛花は経験豊富そうに見えるが、男性経験はない。だから、こうして勃起したペニスを見るのは初めてであった。

(嘘でしょ……、こんなに大きいの?)

初めてみるペニスはあまりに巨大だった。剛直な肉棒を目の当たりにして、彼女は焦っている。ただ、ここで引き下がることはできない。彼女は見様見真似でペニスをしごき始めた。

「こうすると気持ちいいんでしょ?」

ペニスを弄りながら愛花はそう言った。

あまりの展開に、良治は困惑していたが、激しい快楽の中にいる。

「き、気持ちいいです」

「誰かにこうしてもらったことある?」

「な、ないです」

「そう、私もペニスに触れるの初めて……。だから上手くできるかわからないけれど、とにかくやってみるから……」

懸命にぺニスをしごき始める愛花。肉棒は完全に膨れ上がり、ギンギンにいきりたった。

 

 

「あ、あの、そんな風に触られると、そ、その出ちゃいそうになるんですけど」

良治は童貞である。

同時に、前述のとおり、女子生徒にペニスを弄られた経験はない。だから些細な刺激であっという間にイキそうになってしまう。

対する愛花はイマイチ『出ちゃう』という表現がわからなかった。

ただ、男子は興奮すると射精するということを知っている。つまり、射精しそうなんだろうか?

「精子、出そうなの?」

「うん」

ここで止めてもいいのだが、愛花は止まらなかった。どこか射精を見たい気持ちが浮かび上がってくる。

「なら出してもいいよ」

「え、良いんですか?」

「だって出そうなんでしょ。早くしてよ」

「わかりました。じゃあ、もっと早くしごいてください」

言われるままに、愛花はしごき方を速めた。

にちゃにちゃとペニスの先端からカウパー腺液が溢れ出し、それが、愛花の指に付着した。生温かく、触り心地は悪い。それに微かだが異臭もする。

「あ、も、もう駄目、イキそうです」

ガクガクと下半身を震わせる良治。

愛花はペニスを握りしめていたが、そのペニスがヒクヒクと痙攣し始めた。

(ペニスが震えてる)

愛花がそう思ったのもつかの間、激しいオルガスムスが良治を襲う。

同時に、白濁色のスペルマを一気にぶちまけた。

ビュルビュルドビュ……。

激しく射精された精液は、なんと愛花の顔面に降りかかった。

熱く滾るスペルマを顔面に浴び、愛花は動揺してしまう。

(す、すごく熱い)

大量の精液を浴び、愛花はそこでぺニスを離した。

「ご、ゴメン、かけるつもりはなかったんだ」

「スゴイ量の精液なのね、びっくりしちゃった」

「怒らないの?」

「ううん、怒らないけど、その代わり、ここで見たことを言っちゃ駄目よ」

「も、もちろんです。二人だけの秘密です」

「そうね、二人の秘密、他言したら殺すから」

「わ、わかりました」

こうして、二人の関係は幕を開けた。

良治は止めどなく射精の快楽の余韻に浸りながら、ぎこちない笑みを浮かべた――。

 

〈了〉


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