連載官能小説『再会』第1回

連載官能小説『再会』第1回

「いつか大人になったら迎えに行く。だから、その日まで待っていて。そして、泣かないで……」

「ぜ、絶対だよ。絶対迎えに来てね」

「わかってる。安心してよ。必ず迎えに行くから」

幼い頃の思い出。

しかし、今はすっかり忘れていた。それを、どうして今突然思い出したかわからないが、芹沢拓也は思い出を反芻していた。

(そういや、あいつ、元気にしてるかな……)

ふと蘇る幼馴染の記憶。

小学生の低学年まで一緒だった幼馴染が、彼にはいたのである。

しかし、親の仕事の関係で、離れ離れになってしまった。あれ以来、一度も会っていない。既に、10年以上の時が流れている。恐らく、向こうだって忘れているだろう。事実、拓也だって、うろ覚えなのだから……。

思い出に浸りながら、拓也は眠りに就いた――。

 

明け方――。

微睡ながら、拓也は気持ちよさを感じていた。何だか猛烈に気持ちがいい。彼はまだ童貞であるが、夢の中でマスターベーションをしているかのような気分になる。夢精の前兆だろうか? とにかく形容しがたい快楽が彼を支配しているのである。

「ん、ちゅぷ。にちゅ……」

どこか淫靡な音が鳴り響く。

しかし、拓也はそれが夢なのか現実なのか判断できなかった。

ただ、徐々に覚醒していき、状況を把握し始める。

(あ、あれ、誰だろう?)

眠たい目を擦ると、自分の上に誰か乗っかっているのが分かった。

ぼんやりとしたシルエットだが、どうやら人のようである。

そして、その影は自分の股間部分にいる。同時に、股間が熱く反応している。ペニスが熱い。猛烈な快楽に取り憑かれている。

そこで、ようやく彼は理解した。

誰かが自分のペニスを弄っているのだ。一体、誰がそんなことをするのだろう。心当たりは全くない。それよりも、ぺニスを弄られて起きるなんて、今時、ギャルゲーの世界でもなかなか見られない光景である。

そんな常軌を逸した光景に、拓也はただ驚き、状況を正確に確認するまで時間がかかった。

「だ、誰だ、お、お前」

ようやく声が出せる。

すると、影のようなシルエットがビクンと震えた。

「あ、起きちゃいましたか。おはようございます」

それは全く聞き覚えのない声だった。但し、声の感じで、それが女性であることはわかる。それも、若い女性の声である。拓也は自慢ではないが、彼女がいない。生まれてこの方、一度も女性と付き合ったことがないのだ。

彼は今、高校2年生であるが、ルックスがいいわけでもスポーツができるわけでもない。よく見積もっても、中の下くらいの容姿であろう。それに、勉強もほとんどできない。定期的に行われる、試験では毎回赤点ぎりぎりの点数を取っているのだから……。

つまり、拓也にはモテる要素がまるでない。そのため、女性関係は全くないのだった。

それにしても、この女性の声は誰だろう。聞いたことがないはずなのに、どこか懐かしさを感じてしまうのである。どこかで会っているのかもしれない。拓也は、ぼやけた頭で懸命に考えるが、答えは出なかった。

「き、君は誰?」

と、拓也は尋ねる。

すると、声の主ががっかりしたように肩を落とす。

「え。覚えていないんですか」

その声にはどこか悲痛の色が混じり、困惑した様子が感じ取れる。

少なくとも、この女の子は拓也のことを知っているようである。

再び、拓也は考える。同時に、自分の肉竿を握りしめている、女の子を凝視する。徐々に視界がクリアになり、女の子の様子がよくわかるようになった。

ライトブラウンに染められた髪の毛は肩まで伸びていて、うっとりするほどキレイなストレートヘアーである。格好は学校の制服だろう。拓也の通うM学院の女子生徒の制服を着用している。紺色のブレザーに、やや青みがかったブラウス。そして、学年を示す色別のリボン。それは赤だったから、2年生である証である。スカートは紺色をベースにしたチェック柄のスカート。女子高生らしく結構短い。跨っているものの、白いほっそりとした太ももが少しだけ露になっている。靴下は濃紺のハイソックスであった。

おまけにルックスが素晴らしく可愛い。アイドルをしていますといっても、通用するくらいの美貌をしているのである。クリクリっとした大きな瞳。ダークブラウンの瞳が、恥ずかしそうに拓也を見つめている。よく見れば、頬にもスッと朱が入っているではないか。かなり恥ずかしがっている様子が垣間見える。

ただ、見れば見るほど、わからない。こんな美少女は、M学院には存在しないはず。

一体、誰なのだろうか?

「ご、ゴメン、僕たち、どこかで会ったっけ?」

と、思い出すことに白旗を上げる拓也。

すると、少女は泣きそうな表情を浮かべ、

「そ、そんな、ひ、酷いですぅ。約束したのに……」

「や、約束?」

「そうです。大人になったら迎えに来るって約束です。拓君がしたんですよ」

そこで、拓也は朧げに記憶を思い出した。

この少女は、かつての幼馴染……。

そう、名前は――。

「あ、も、もしかして璃子ちゃん?」

と、拓也が言うと、安堵したかのように少女が頷く。

「やっと思い出してくれたんですね。私は璃子。霧島璃子です」

「懐かしいなぁ。どうしてここに?」

「詳しい話は後です。今は私が拓君を気持ちよくしてあげます。最高の目覚めを堪能してください」

そう言うと、再び璃子は拓也の股間に視線を注いだ。そして、そのままペニスに熱い吐息をかけながら、手を使ってペニスをしごき始めた。

ビクンと、拓也の肩がすくむ。

一体、璃子は何をしているのだろう。

「ん、く、うぁ」

気持ちよすぎて思わず声が漏れてしまう。

璃子はその反応に気をよくすると、さらに、手の動きを速めていった。

「気持ちいいですか? 拓君」

「き、気持ちいいよ、で、でもどうしてこんなことを?」

「拓君が大人になったのか確認するためです」

「大人に?」

「そうです。大人になれば、私たち結婚できますから」

「だけど、僕はまだ17歳だから、結婚はできないんだけど……」

「あと1年我慢すればいいんです。とにかく、今は気持ちよくなってください」

続けて、璃子は熱く隆起したペニスを口で含んだ。

たっぷりと唾液を含ませて、口腔内で弄ぶ。拓也は当然であるがフェラチオの経験はない。童貞なのだから、あるわけがないのである。初めてされるフェラチオの感覚に戸惑いながらも、彼は快楽の中に放り込まれていく。

璃子は躊躇することなく、肉竿に顔を寄せてくる。そしてフッと、柔らかく温かな息を吹きかけてくる。すると、亀頭の先がやんわりと温かさに包まれていった。

「あ――」

思わず快感の声が迸る。

熱くぬるつく口腔の感触に、思わず腰がビクンと跳ねる。

チロチロと、璃子の舌先が亀頭の括れの周りをなぞっていく。それから唇を窄め、チュッチュッと何度か亀頭の先端を擦った。しばらく亀頭を中心に弄っていると、璃子はゆっくりと口を大きく開き、そのままずぶずぶと喉奥まで飲み込んでいった。

「う、くぁ、あ――あぁ」

目もくらむような快感に、ググっとペニスが反応し、ドクドクと脈打ち始める。

「んぐ、んんっ。むん」

ペニスはどこまでも熱くなり、硬くなっていく。璃子はそのペニスを口で含みながら、くぐもった鼻声をあげた。たちまち、口いっぱいに含んだペニスを、彼女はゆっくりと唇で扱き始めた。

既に、ペニスの先端からはカウパー腺液が溢れ出している。そして、その液体と唾液が入り混じり、ちゅぷちゅぷと卑猥な音を立て始めた。璃子はそれを啜り上げながら、血管の浮き出た肉胴に沿って、舌を押し付けるようしながら、頭を上下に振り立てていった。

拓也はうっとりした瞳で、一連の流れを見つめていた。とにかく気持ちがいい。このまま果ててしまいたい。そんな風に感じながら、彼は口腔奉仕を受け続ける。

「ふ、はぁん、ふん、あぁ、あぁん……ん」

一旦、璃子は肉棒を吐き出した。そして今度は、男根の根元に移動し、根元から陰嚢にかけて舌を這わせていく。レロレロと舌先をフルに使って陰嚢を刺激すると、堪らない快楽が襲ってくるではないか。ガクガクと腰を震わせながら、拓也は快感に酔いしれていく。

柔らかな陰嚢を舐めまわし、最後には交互に口に含んで転がしていく。

「あ、あぁ、気持ちいい」

思わず声が漏れてしまう。

こんなことまでしてくれるのかと、拓也は感動しながら、状況を見守った。璃子の超絶的なテクニックに目を回しながらも、快感に目を眇めていく。

濡れた舌先は、今度、裏筋から肉棒をゆっくりと這い上がり、亀頭の括れから鈴口までをなぞりあげた。ここまでくると、あまりの快感に躰が熱く反応してしまう。ペニスはぴくぴくと小刻みに動き、小動物のように見えた。

そして、璃子は最後の仕上げと言わんばかりの勢いで、再び、ペニスを、咥えこみ、ちゅうちゅうと、吸い上げていく。すると、その強い刺激に、とうとう拓也は耐えきれなくなった。暴発寸前になり、涙目になりながら叫ぶ。

「り、璃子ちゃん、だ、駄目だ……。ぼ、僕、もう我慢できない」

不意に脳裏で喜悦が弾ける。

それと同時に、熱くマグマのようなスペルマが大量に発射された。

ドクドクドク。

白濁色のスペルマが璃子の口腔内に注ぎ込まれる。

「ん、ぐ……むぐ」

璃子は全てのスペルマを受けれいると、それをそのままごくりと飲み干してしまった。

うっとりとした視線で拓也を見つめると、ようやく男根から口を離した。

「スゴイたくさん出ましたね」

「の、飲んでくれたの?」

「はい。大人の味って感じがしました。気持ちよかったですか?」

「うん、気持ちよかったけれど……、でもどうして」

「それは後です。何だか私も興奮しちゃいました。まだ時間も余裕がありますし、このまま続きをしましょう」

「続き?」

「そうです。今度は拓君が私を気持ちよくさせてください」

そう言われ、拓也は動揺する。

射精したばかりのペニスは、衰えることなく、むしろ熱く反応を示すのであった――。

 

〈続く〉


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