連載官能小説『再会』第4回

連載官能小説『再会』第4回

拓也にとって、セックスは未知なる領域である。胸は高鳴るが、緊張感もあるのだ。彼は、璃子の脚を広げると、秘部を左右に押し開いた。小陰唇の先に膣口が見え、そこがヒクヒクと震えている。さらに、愛蜜に満たされ、テカテカと光り輝いている。

ゴクリと生唾を飲む拓也。どうして、女性器はこんなにも淫猥な形をしているのだろうか? 見ているだけで興奮してくるし、ペニスは熱く隆起している。ヴァギナを指で触れる。イッたばかりの秘部は、蕩けそうになるくらいトロトロであった。すぐにでも挿れられる。ペニスを持ち、膣口に押し当てる。ペニスの先端を僅かに膣口に当てると、にちゃにちゃというしっとりとした質感が先端を覆っていた。ぬるぬるしているから、このまま挿入するのは可能であろう。

(初めては痛いんだよな)

璃子の話では、彼女は処女らしい。そして、処女は痛みがあるという。そんな話を拓也は聞いたことがある。できるならば、あまり痛がらせたくない。拓也の優しさが垣間見えた。彼は、ゆっくりと少しずつ、ペニスを挿入していった。その直後、「ブチ」と何かが破れるような音が聞こえた。

「――っ!」

思わず璃子が声をあげる。

「ご、ゴメン、痛かった?」

と、拓也。一旦ペニスを抜こうとするが、あまりに膣内が気持ちいいため、抜くに抜けなかった。

「だ、大丈夫です。ただ、少し痛くて、最初はあんまり激しく動くと辛いかもしれません」

「わかった。ゆっくり動くよ。痛かったら言ってね。僕もなるべく無理はしないから」

「あ、ありがとう。拓君、優しいんだね」

「い、いや、痛いのって辛いだろ。だから……」

「そのうち慣れると思います。最初だけ、ゆっくり動いてください」

腰を静かに動かし始める拓也。なるべく璃子が痛まないように、細心の注意を払いながら、抽送を続ける。にちゃ、ぐちょ、性器が擦れ合う淫靡な音がこだまし、それがしっとりと空間に染み渡っていった。

ふと、結合部分に視線を注ぐ拓也。すると、僅かだが血が滲んでいるのが分かった。処女膜が破れ、それで出血したのだろう。何か、悪いことをしているような気分になったが、璃子は嫌がっていない。むしろ、自分を初めての相手として認めてくれたのである。それならば、その決意に答えなければならない。拓也は、一心不乱に腰を動かし続けた。

(こんなに痛いんだ。でも嬉しい……)

と、璃子は感じていた。

セックスに対する憧れは会った。周りの友達の中には、性行為を経験した人間も多くいる。だから、どんな感じなのか、自分も試してみたかったのである。できるならば好きな人がいい。最初の相手になるのだから、必然的に好きな人が良かった。

好きな人を思い浮かべた時、ふと思い浮かんだのが、幼少期一緒だった拓也だった。彼となら、セックスしてもいい。そんな風に感じていた。そして、今その夢が叶っている。拓也は成長して大人びた。まだ少年の面影はあるが。背は自分よりも高いし、男らしい体つきになっている。再会してすぐに、彼女は拓也が気に入った。やはり、最初の相手は拓也がいい。彼女はそう考えていた。

膣内を突き刺すような痛みがある。しかし、拓也がゆっくりと動いてくれているため、痛みはそこまで強くない。シーツを手でぎゅっと握りしめながら、彼女は痛みに耐えていた。鋭く感じた痛みは、次第に消失していき、やがて、気持ちよさが上回るようになっていった。痛気持ちいい。そんな感覚が、彼女を支配していった。

脚を大きく広げて、拓也の分身を迎え入れている。こうして、璃子は女になったのである。それが堪らなく嬉しく感じた。大人の階段を登っている。自分が誇らしくなり、璃子は懸命に腰を動かす拓也に視線を注いだ。

なるべく自分が痛まないように、配慮して動いてくれている。そんな優しさが嬉しかった。心の底から愛されていると感じるのである。

「ふ、ぁぁ。た、拓君、もう少し速く動いてもいいよ」

と、璃子は告げる。

痛みは減ってきている。少し速く動いても問題ないだろう。

「大丈夫? 無理してない?」

「大丈夫だと思う。あぁん、そ、それに、少し気持ちよくなってきたし」

「それなら、少し速く動かしてみるよ」

拓也は腰の動きを少し早めた。抽送のペースが速くなり、ペニスが膣内の奥の方まで届く。

璃子は小刻みに身体と動かしながら、短い呼吸を繰り返した。濡れそばった蜜口が、呼吸に合わせてヒクヒクと蠢いていく。そんな様子を見ながら、拓也はピストンを続ける。

男根ははち切れんばかりに膨張し、膣内のヌルヌルした触感を堪能し、最高に気持ちよくなっていた。今まで、性処理はマスターベーションばかりであったが、セックスの気持ちよさは段違いである。ここまで気持ちよくなれるとは、正直思っていなかった。ペニス全体を包み込まれるような感覚が覆っていき、とにかく気持ちよくなってしまうのだ。

ふと、視線を璃子に注ぐ。璃子は長い睫毛を震わせながら、愉悦の余韻に浸っているようであった。その様が、あまりに妖艶であり、拓也を恍惚とさせた。ついつい見惚れてしまうのである。同時に、自分のセックスで感じてくれているのだとわかり、ホッと安堵していく。

「……ん、ふ、あぁん……」

璃子はくぐもった鼻声を漏らしながら、次第に男根を膣奥まで飲み込んでいく。

くぱぁと口を開いた膣口に吸い込まれていくペニスを見ていると、それだけで興奮してくる。あまりに美しく、それでいて淫らな光景であった。ぞくぞくするほどの劣情を煽っていくのである。

「んはぁ、はぁ、ふぁぁん……」

拓也は思わず両手を伸ばし、小ぶりな乳房を掴み、くたくたと揉み解していく。

あまりに柔らかい乳房は、拓也の手の中でくしゃりと潰れ、ぷにぷに柔らかい触感を残していく。そんな中、拓也は肉棒を勢いに任せて一気に貫いた。

「あ、あぁん、は、激しい……」

子宮口まで突き上げられて、璃子はあられもない悲鳴を上げた。そして、そのまま身じろぎをし、ガクガクと体を震わせた。

根元まで男根を挿入し、拓也は璃子の膣襞の感触を楽しんでいく。初めてのセックスではあったが、少しずつ余裕が生まれてきた。璃子の痛みも、かなり消失しており、代わりに激しい快感が性器全体を追っていた。

熱く、トロトロになった肉襞が肉竿に絡みつき、じわじわと締め付けてくる。その感触が、得も言われる気持ちよさを発揮し、拓也を虜にしていく。拓也は、徐に腰を引くと、そのままゆっくりと穿ち始めた。

「あん、そ、それ、気持ちいいです。ふぁん、ひぎぃ、いやぁん」

膣の最奥に男根のカリ首が当たる。その都度、璃子は甘い声を上げ、身を絞るように体を反らせていく。蜜液でたっぷりと満たされた淫襞は、ペニスを突き上げると、柔らかく押し返し、引き抜くと粘膜がぴっちりと肉幹に絡みつき、極上の快楽を生み出していく。

「理子、最高だ、本当に気持ちいいよ」

思わず、正直な印象が漏れる。拓也はそれだけ感じていた。同時に、もっとこの快楽を味わっていたかった。

拓也はここで正常位から少し体位を変えた。正常位には違いないのだが、脚を大きく広げて、変則的な正常位の姿勢を取り、抽送を繰り返した。璃子の膝裏に手を回し、両足を大きく広げさせ、淫らな体位にしていくと、締まりが強くなって、また違った刺激が入り始めた。

「はぁん、あぁ、は、恥ずかしいですぅ」

ちゅぶちゅぷと、淫らな音が鳴り響く。その音が徐々に大きくなっていき、拓也を興奮させていく。彼は、必死に抽送を繰り返し、璃子の膣内を堪能していく。璃子自身も激しい快感に囚われていた。喘ぎ声が次第に大きくなり、尻上がりに高まっていく。

「奥の方、凄いキツイ」

「あん、ふぁ、あぁ、すごい、……すご……」

快感に慄く媚襞がキュウキュウと締まり始める。同時に、拓也の肉竿をさらに奥の奥へと引き込もうとしているではないか。

部屋はそれほど暑くないのだが、二人ともしっとりと汗をかいていた。特に璃子は全身にじっとりとして愉悦の生汗を滲ませながら、それでいて腰を軽快に振り始めた。拓也の抽送のペースに合わせて腰を振っているので、息の合ったセックスが展開されていく。

拓也は璃子の膝が顔に付くくらいに折り曲げ、胸を密着させると、そのままズンズンと、激しく腰を振り始めた。

「ひゃん、あぁ、こ、壊れちゃう……」

ここで、拓也は璃子の顔に己の顔を近づけ、唇を奪った。

熱いキスが展開され、二人と恍惚とさせる。

口唇をきつく覆っていくと、璃子の方から舌を絡めてきた。

「うぐ、んふぅ、ふぅぅん……」

互いの舌を絡めあい、そして、貪るようにキスをする二人。同時に、二人は一緒に高みに昇っていく。

「あ、やぁん」

璃子の締め付けが強くなる。あまりに締め付けが強くなり、拓也の限界も近くなっていった。このままでは余りもたない。しかし、気持ちよさに支配されているため、ペースを落とすことができない。このままいくところまでいってしまう。そんな風に思えた。

「り、璃子、僕、イキそうだ。イっても良いかな?」

「あぁん、わ、私もイキそうです。一緒にいきましょう」

最後の力を振り絞って、果てしない愉悦を貪っていく。同時に、熱い襞肉がギュッギュッと、収縮を繰り返し、拓也を追い詰めていく。

「ぼ、僕、もう駄目だ、出るぅ……」

拓也は璃子の腰をがっちりと掴むと、愛液を弾かせるように、激しく抽送を繰り返した。

「わ、私もイク、気持ちいいぃぃ」

璃子が妖艶に火照った顔を覗かせながら、そのように喘いだ。

「イクよ。出すよ」

「中にたっぷり出してください」

瞬間、激しい性の爆発があった。

小刻みに震える膣壁の最奥に、熱いスペルマを発射していく。

ドクドクドピュ……。

「あぁ、出てる、拓君の精液が私の中にたくさん……、き、気持ちいい」

璃子は淫らな肉体をくねらせながら、激しく昇天した。

こうして、二人の初セックスは終わりを告げた――。

セックスの余韻に浸りながら、拓也は微睡んでいた。本当にセックスしたのか、不思議な気持になるのだ。

「拓君。ありがとうございます。私、大人になれました」

「僕もありがとう。璃子とセックスできて嬉しかった」

「そ、その、私たち、付き合いませんか? こうして身体の相性もいいみたいだし」

「ぼ、僕でいいの?」

「もちろんです。これから宜しくお願いします」

「僕の方こそ宜しく」

二人は微笑み合いながら、抱き合い、熱いキスを交わした――。

 

〈続く〉


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