連載官能小説『サキュバス』第7回

連載官能小説『サキュバス』第7回

エリザとのセックスを終えると、彼女はそそくさと部屋から出て行ってしまった。別れ際に、ゆっくりしていってくださいと言われたが、和人は不安で仕方なかった。

(とりあえず、ここはどこなんだろう? 俺、アルヴェスト王国なんて知らないし……)

自分は確かに塾に行っていたはず。

その証拠に、学校の制服姿なのだから……。

(外に出てみるか……)

そう考え、和人は自分の寝かされていた部屋から出てみた。すると、目の前にはかなり大きな廊下が広がっているのがわかった。

(で、デカい……、相当なお屋敷だな……)

トボトボと廊下を歩いていく。すると、目の前に大きな窓が見え、そこから外の景色が見えるようになっていた。どうやら、今は日中のようである。燦々と日光が降り注いでいる。

(昼間か……。否、朝かもしれないな……。まぁ、どうでもいいんだけど……)

窓辺から外を眺める。

大きな庭が広がっており、かなり手入れが行き届いている。花畑まであるではないか。

(どうなってるんだろう。一体……)

和人がいる階は、どうやら一階のようで、窓の脇に、外に出るためのトビラがあった。そこから外に出てみる。この屋敷は土足OKのようで、自分は靴を履いている。

(アウグスト家って言ってたよな……、かなりお金持ちみたいだ……)

花畑を見つめながら、彼は庭を歩いていく。

すると、前方に人影が見えた。エリザと同じ、金髪碧眼。ただ若干ではあるが、エリザよりも背が低い気がする。フリルの多用された、黒のミニ丈のワンピースドレスを着ており、フェミニンが印象がある。

(あれ? 誰だろう??)

気になった和人は、その人影に近づいた。

すると、向こうも和人の存在に気づいたようである。

「あんた誰?」

やや高圧的な声。和人は面を食らってしまう。

しかし、声を出した少女は、エリザに負けず劣らずの美少女で、天使のようであった。

「あ、えっと、その、君は……?」

「まずは自分から名乗りなさいよね」

「俺は和人。工藤和人です」

「かずとぉ。変な名前ねぇ。まぁ、イイわ……。私はルナ・アウグスト。アウグスト家の次女よ」

「エリザさんの妹さん?」

「そう。ねぇ、あんた、姉さまとエッチぃことしてたでしょ」

「へ?」

いきなり下ネタを振られ、和人は驚いてしまう。

果たして何と答えればいいのだろうか?

「だ、だから、姉さまとエッチぃことしてたって聞いたのよ」

「み、見てたの?」

「違うわ。部屋の前に行ったら声が聞こえたから……。だ、だからよ……」

ルナは顔を真っ赤にさせている。同時に燃えるような青い瞳で、和人を睨みつける。

「そ、その、何て言えばいいのかな……。エリザさんはサキュバスで、俺はそれを救うためにだね……」

「わかってるわ……、姉さまはもう大人だから、私があれこれ言うべきではないわ。でも、どうして、こんな愚民みたいな男と……」

愚民と言われ、和人はしゅんとなる。

確かに自分はイケメンではないが、美少女に貶されると、何となくショックを受けてしまう。

「あ、あのさ、ここってどこなの? エリザさんはアルヴェスト王国って言ってたけど……」

「はぁ、あんた何言ってんのよ。ここはアルヴェスト王国よ。当然じゃない……」

「その、君は日本って知らない。東京都世田谷区……」

「にほん? せたがやく? はぁ? ますます意味わかんない。そんな場所、アルヴェスト王国にあるわけないでしょ。バカなの? 死ぬの?」

「俺は、日本って国から来たんだよ……。それに、アルヴェスト王国なんて知らない……」

「あんた、きっと頭を打ったのよ。だから夢と現実がごっちゃになってるのね……。姉さまも面倒な男を救ったものよ……。でも、姉さまは優しいから仕方ないけど……」

「俺は森で倒れていたらしいけど……、でも、俺森に入った記憶なんてないし……」

「まぁ、確かにあんたの格好って不可思議よね。何か変な服着てるし……。それに、男の癖に戦争に行かずブラブラしてるし……」

アルヴェスト王国は戦争をしている。

そのため、圧倒的に男児が少ないのだそうだ。そんな中、彼はこの国にやってきてしまった。

「あの、エリザさんはどこに?」

「姉さまはお仕事に行ったわ。王国で働いているのよ。姉さまはエリートだから……」

「じゃあ今はいないんだ」

「そうね。今はいないわ」

「それじゃお礼を言っておいて、救ってくれてありがとうって」

そう言い、和人は再び歩き始めた。

とりあえず、この屋敷を出て、森に向かってみよう。そうすれば何かわかるかもしれない。

「ちょ、ちょっと、どこに行くつもり?」

と、ルナが飛び出し、和人の前に仁王立ちになった。

「どこって帰るのさ」

「帰るって自分のいた場所を、思い出したの?」

「全然。だけど、ここにいるわけにはいかないだろう」

「ここであんたが出て行ったら、私が追い払ったみたいじゃない……」

「でも、君は俺を迷惑そうに見るし……」

「と、とにかく、今あんたが出て行ったら、姉さまが悲しむわ。あんなに嬉しそうにしていた姉さまを見るのは久しぶりなんだから……」

エリザが嬉しそうにしていた。

その言葉を聞き、和人はどこかほっこりとなった。しかし、自分はどうなるのだろう。

「それでも、俺は帰る場所を探さないと……」

「記憶が落ち着くまでここにいればいいのよ……。どうせ、あんた、姉さまとエッチぃことがしたいんでしょ」

「そ、それは……、そんなことないけど……」

「嘘言ってもわかるの……。顔に書いてあるもん。自分は変態ですって」

「俺は変態じゃないよ……。確かにエリザさんとエッチなことしちゃったけど。あれは成り行きっていうか、仕方なかったんだ」

「ふ、ふ~ん、じゃ、じゃあもし私が誘惑したら、私とエッチぃことしてくれるの?」

「え? な、何を……」

「あんた、姉さまに中出ししたでしょ?」

美少女の口から中出しという言葉が出て、和人は顔を赤らめた。

同時に、激しく興奮してきて、ペニスが熱く反応してくる……。

「ど、どうしてそれを……??」

「だって、姉さまがかなり元気だったから。最近、男の人はみんな戦争に行ってるから、サキュバスは残された精力で活動するしかないの。でも、姉さまは突然、体力も気力も満タンになった。それに、あんたとエッチぃことしてたから、きっと中出しされたんだって思ったのよ……」

「サキュバスは、中出しされると体力や気力が回復するって言ったから……、そ、その、中に出しちゃいました……」

「ふ、ふん。そうなの。その割に、あんた元気ね? 普通、男の人ってエッチぃことしたら、一日動けなくなるのに……」

「この国の男はそうらしいね。でも、俺はこの国の人間じゃないから、全然疲れないんだ……。むしろ、まだし足りないくらいだよ……」

「あ、あんた何言ってんのよ。変態? 本当に変態なの? そんなに何度もエッチぃことして、頭おかしいんじゃないの?」

「何とでも言え。とりあえず、エリザさんが帰ってきたら、事情を話して森に連れて行ってもらうよ。そうすれば何かわかるかもしれないし……」

「そ、そうね。あんたみたいな変態がいたら、アウグスト家が穢れるわ」

「酷い言い様だな。君は、相当俺が気に入らないみたいだね……。ねぇ、君もサキュバスなの?」

「そうよ、文句ある?」

「じゃあ、君も俺の精子が欲しいんじゃない? ここで会ったのも運命だ。君に精子を注いでもイイよ」

「は、はぁ……、誰があんたみたいな愚民の精子を……」

「ホントにイイの? この国には今男子が少ないんだろう。なら、俺のような存在は貴重なはずだ」

ルナは、顔を赤らめてもじもじとし始めた。

その姿はどこまでもいじらしく、和人を興奮させていく。

「私はまだ大人じゃないから。イイの」

「え? 大人じゃないのセックスできないの?」

「うん。そうだけど……」

「それは残念だね。なら、仕方ない……。俺は部屋に戻るよ……。それじゃ……」

「ちょ、ちょっと待ちなさい……。誰が帰っていいって言ったのよ」

「だけど、ここにいても仕方ないし。君はエッチに興味がないみたいだしね……」

「あんたがどうしてもって言うなら、してもいいわよ」

「え?」

「だから、あんたがエッチぃことしたいなら、付き合ってもいいわよ」

「でも、無理矢理するのはちょっとなぁ……、嫌々やっても楽しくないしね……」

「私もしてみたいの……、そ、そのエッチぃことが……。サキュバスだから仕方ないの……」

「イイの? 本当に? 後悔しない?」

「うん。大丈夫。あんたこそ、気を失ったりしないでよね」

「それは大丈夫だよ。じゃあどこでする。ここは外だけど……」

「私の部屋に行きましょ。そこなら静かだから……」

「わかった。そうしよう」

話の流れで、再びエッチなことができそうである。

和人は悦びでいっぱいになった。既にペニスはギンギンになっている。

「ここが私の部屋……」

庭から屋敷に入り、二階へ行くと、大きな廊下がある。

そして、その廊下を奥の方まで行くと、丁度トビラがあり、そこがルナの部屋のようであった。

「うん、入るよ……」

「いいけど……」

ルナの部屋はかなり大きかった。和人が目を覚ました部屋も十分広かったが、この部屋はその倍くらいある。ベッドは天蓋付きで、ふかふかとした布団が魅力的であった。

「まずは、どうすればいいの?」

と、ルナがベッドの端に座り込み、そんな風に呟いた。

「君はフェラチオとかしたことあるの?」

「フェラチオっておちん×ん舐めることよね。な、ないけど……」

「それじゃ最初に俺のち×ぽを舐めて欲しい……、まずはち×ぽに慣れないとね」

「う、うん。わかった……、やってみる」

和人はゴロリとベッドの上に仰向けになる。

かなり大きなベッドなので、横になっても十分ゆとりがある。

「変わったズボンね。光沢があって、独特な肌触り」

「まぁポリエステルだからね……」

「ぽりえすてる?」

「うん。生地の名前。人工繊維って言えばいいのかな?」

「あんたって時々何を言ってるのかわからなくなるわね。まぁいいわ、ズボン脱がすわよ……」

「うん」

ルナは静かにズボンを脱がしていった。最初ベルトの外し方がわからないようだったが、和人が教えると、直ぐに構造を理解し、あっという間に彼のペニスを露出させた。

(う、うぅ、凄い匂い……、だけど、堪らない……、何か物凄く興奮する匂い……)

と、ルナは感じていた。

ギンギンになったペニスからは、青臭い牡のフェロモン臭が感じられる。

「そ、それでどうすればいいの?」

「え、えっと、そうしたら、まずは手で扱いてみようか? 優しく握って、そのまま上下に動かしてみて……」

「握って、上下に動かすのね。なぁんだ、簡単じゃない……」

要領がいいのか、ルナはすんなりとペニスを握り込み、静かに上下に動かし始めた。

にちゃにちゃと淫猥な音が響き渡っていく。

「ねぇ、何か出てるけど……、痛いの?」

「いや、違うよ、我慢汁ってやつ。男は興奮するとこういう液体を出すんだ」

「それって精子?」

「うん、そうだけど……」

「ちょっと舐めてみてもイイ?」

「いいよ」

ルナは舌先を亀頭の先端に当て、そのままカウパー腺液を舐め始める。

ゾクゾクとした感覚が、ルナの身体を貫いていく。

(あぁ、この味、堪んないわ……。も、もっと、欲しい……、精子、もっと欲しいよぉ……)

「どんな味がするの?」

と、興味深そうに和人が尋ねる。

すると、ルナはツンと澄ました顔になりながら、

「べ、別に普通ね。どうってことないわ……」

「そうしたら、少しずつ扱くスピードを速めていこうか」

「速くすればいいのね?」

「そう。やってみて」

ルナは少しずつペニスを扱くスピードを速めていった。

じわじわとペニス全体が熱くなっていく。同時に、淡い心地よさが襲ってくるのであった。

「おちん×んってこんなに大きいんだね。びっくりしちゃった……」

「まぁね。君はち×ぽを見るのが初めてなの?」

「子供のおちん×んはあるけど、こんなに大きいのは初めてかな……」

「これが君のおま×この中に入るんだよ」

「ば、バカ! そんなこと一々言わないでもわかるわ。そ、それにちゃんと中に出してよね。そうしないと、体力や気力が回復しないから……」

「大丈夫、わかってるよ。でも君は、これまで精子を飲んできたわけじゃないよね。それなのにサキュバスとして大丈夫なの?」

「うん、子供のサキュバスは、特に精飲しなくても、食事だけで大丈夫なの。たまに男性の汗が入った飲み物を飲めば、それだけでOKなのよ」

「そうなんだ。サキュバスって大変だね」

「男の人の方が大変よ。何て言ったって、サキュバスに力を吸い取られてしまうんだから……。でも、それが男の人の役目だから仕方ないけど……」

「うん。俺はかなり羨ましいけどね……」

「……で、この後はどうすればいいの?」

「そうしたら、今度は舐めてみようか? できそう?」

「ば、バカにしないで、そのくらい私にかかれば簡単よ」

意気揚々と告げるルナ。

その言葉を聞いて、和人はますます興奮していくのであった――。

 

〈続く〉


Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください