連載官能小説『願いの書』第1回

連載官能小説『願いの書』第1回

「あ~あ。何かいいこと起きないかなぁ……」

男子高校生である赤木大地は、学校を終えブラブラと通学路を歩いていた。

部活や委員会などに入っていない大地は、学校が終われば大抵家に帰るのだ。

(俺にも彼女がいればなぁ)

ふと、そんなことを考える。

彼は生まれてから一度も彼女というものができたことがないのだ。

(はぁ、彼女がいれば、色々楽しめそうなのに……)

大地が交差点に差し掛かり、そこを渡ろうとしていると、オロオロとしている老人がいるのがわかった。お人好しの大地は、老人の手の元へ行き、手を差し出した。

「あの、おじいさん、大丈夫ですか? 荷物持ちますよ」

老人は大きなボストンバッグを持っていたが、それを大地が持って、老人と共に交差点を渡った。

「ありがとう。若い人……。本当に助かりましたよ」

「いえ。この辺は交通量も多いですからね。力になれてよかったですよ」

そう言い、大地が老人から離れようとすると、老人がバッグから何かを取り出し、それを彼に渡した。

「若い人。お礼にこれをあなたに差し上げましょう」

「え? なんですか??」

老人が持っていたものは、古びた書物であった。

正直、こんなものを貰っても嬉しくはない。しかし、折角くれたのだから、受け取っておこうと思ったのである。

「それでは若い人。ごきげんよう……」

「はぁ、さようなら」

老人から書物を受け取り、大地は再び一人になる。

そして、トボトボと家路に就いた。

(なんだろう、これ?)

自宅に着いた大地は、古びた書物をまじまじと見つめた。

そこには、こんな風に書かれている。

『願いの書』

(気になるな……、ちょっと開いてみようか)

大地は、恐る恐る願いの書とやらを開いてみた。

すると、何やら書き記されている。

『これは、実際にノートに書かれたことが現実化する書物である。一日に、一つの願いを叶えることができる。二つ書いても、先に書いた願いが現実化されるだけなので注意せよ。また、願いの効力は、ノートに願いを書いてから24時間のみである。』

「これは、デ×ノートみたいなものか?? まさかな。あの老人の悪戯か何かだろう」

こんな願いが叶う書物が、この世界にあるはずがない。

大地はそんな風に思い、ベッドの上に横になった。

(気になる……、激しく気になる……)

夜。大地は一人、ノートを見つめていた。

悪戯だとわかっていても、何となくノートに願いを書き入れたくなるのだ。

(試しに書いてみようか……、どうせ何も起こらないんだ……。別に困るわけじゃない。試しだよ……、試し)

大地はペンを持ち、ノートにサラサラと願いを書き入れた。

『雨宮春香さんが俺の彼女になる』

雨宮春香というのは、学校のマドンナ的な女子生徒であり、大地の憧れである。

決して手が届かない、高嶺の花なのだ。

(まぁ、ダメ元だよ。どうせ、願いなんて叶わないんだから)

あくまでも半信半疑であった。

翌日――。

「ヤバい、遅れる。遅刻しちゃう……」

大地は朝食のパンを咥えながら、一人学校への道を走っていた。

最近遅刻が多いので、今回も遅刻してしまうと、先生に呼び出されてしまうかもしれない。「よし、何とか、間に合いそうだ」

ギリギリセーフでクラスに滑り込む。

何とか遅刻だけは避けられた。この時、彼は昨日のノートの願いを忘れていたのである。ただ、奇跡は現実化することになる。

(はぁ。学校って退屈だよな……)

お昼休み。彼は昼食を食べ終え、一人、机に突っ伏していた。

すると、そこにある少女がやってくる。

「赤木大地、ちょっといいかしら?」

「ふぇ!」

顔を上げると、意外な人物が立っている。それは、雨宮春香であった。

「あ、雨宮さん、お、俺に何か用?」

憧れの女子生徒に声を掛けられ、大地は心の底から嬉しくなる。

「いいからちょっと付いて来て」

やや強引に、春香は大地を引き連れ人気のない階段の踊り場まで連れていく。

そして……。

「あ、あの、私の彼氏になりなさい。赤木大地」

「は?」

あまりの展開に言葉を失う大地。

一体、今彼女は何と言ったのだろうか?

「え? それってつまり、雨宮さんが俺の彼女になるってこと?」

「そうよ。文句あるの?」

「否、ないです、ありません。むしろ彼女になってください」

「よろしい。それじゃ今日は一緒に帰るわよ、学校が終わったら校門のところで待ってるのよ?」

「はい! わかりました」

嬉しさが込み上げてきて、大地はにんまりと笑みを浮かべる。

そして、昨日のノートの存在を思い出す。

(あ、もしかして、これって願いの書のおかげか?)

その日は、春香と一緒に帰り、駅前で一緒にクレープなどを食べて楽しんだのだが、さらに一日経つと、春香はすっかり彼女になった記憶を失っていたのである。

(そうか。ノートの効力は一日だけだから……。う~ん、もっと付き合いたいなぁ……。んんん、待てよ、このノート、エッチなことにも使えるんじゃないのか?)

大地の中で淫らな妄想が膨らんでいく。

彼は自室でノートを取り出し、そこにこんな風な記述をしたのである。

『明日の放課後、雨宮春香と誰もいない教室で二人きりになる。そこで、彼女のおま×こを舐める』

(むふふ。この願い、叶うかなぁ……。楽しみだぞ!)

彼は興奮を押さえ込みながら、放課後を待った。

翌日。放課後――。

「赤木大地。ちょっと来て」

と、ノートに書いた通り、春香がやって来た。

(よし、予定通りだ)

そう考え、大地は答える。

「うん。わかった。どこへ行くの?」

「視聴覚室よ。そこは、放課後誰もいないの」

二人は校内の四階の奥にある、視聴覚室へ向かった。

そこは、人気がなく、全体的にひっそりとしている。

「こんなところに呼び出して何の用なの?」

大地はウキウキしながら、尋ねる。

すると、春香は顔を真っ赤にさせながら、

「赤木大地。私のおま×こを舐めなさい!」

「え! 今何て??」

「だから、私のおま×こを舐めて欲しいの……」

「い、いいの? 舐めても」

「いいのよ、この私が言ってるんだから。あんたは言う通り舐めていればいいのよ」

「わ、わかりました。じゃあ早速……」

大地は春香に近づき、彼女の前に跪いた。

そして、スッと手を伸ばしスカートを捲り上げる。

「ひ、ひゃあ、何するの!」

「だってパンツ脱がさないと、おま×こ舐められないし……」

「そ、そうよね。わかったわ、パンツ脱がして」

(うひょー。堪んないぜ!)

大地はショーツに手を掛ける。春香のショーツは女子校生らしい白のシンプルなものであった。清楚な印象があり、大地を興奮させていく。

「パンツ、脱がすよ。いいね?」

「いいから早くして。早くおま×こ舐めなさいよね!」

あくまでも高圧的な態度で告げる春香。

しかし、それさえも心地いい。まさに夢のような時間である。

(雨宮さんのおま×こ……、んんん、女の子のあそこって初めて見るんだよな)

童貞である大地は、当然であるが、女性器を見た経験がない。

それ故に、興奮はピークを向かえていた。

「き、キレイなおま×こだね……」

目の前に女性器が広がっている。ヴィーナスの丘には、フワフワとした薄めの陰毛が生えている。そして、ふっくらとした大陰唇が見える。そこを指で押し開くと、ビラビラの付いた小陰唇が顔を出す。

「う、うぅぅ、早くおま×こ舐めて……、恥ずかしいんだから」

「わかりました。おま×こ舐めます……」

大地は淫裂に顔を近づけていった。

僅かにアンモニア臭があるが、全体的に熟れた果物のような匂いがする。

(はぁ、これがおま×この匂い。堪んないよ……)

「んちゅ、にちゃ……、んんちゅ……」

舌先で膣口をレロレロと舐め回していく。

すると、春香が甘い声を上げ始める。

「んんぁ……、あぁん、気持ちいい……」

「んちゅ、雨宮さん、おま×こ気持ちいいの?」

「そう。おま×こ気持ちいいの……。大地の舌でレロレロされて、気持ちよくなってるのぉ……。も、もっと、もっと舐めなさい……。べちょべちょにしてぇ」

ツンとした性臭を感じながら、大地はクンニリングスを続けていく。

彼の怒張は、既にはち切れんばかりに膨れ上がっていた。

「んぐ……、んちゃ……、にちゃ……、くちょん……、んちゅんちゅ……」

舌先をフルに使って、大地は淫裂を舐め回していく。

女壺からは、しとどに淫蜜が溢れ出し、それが太ももを伝って流れ出していった。

「雨宮さん。おま×こ凄く濡れてる……」

「ば、バカ! そんな風に舐められたら、濡れるに決まってるでしょ……。一々言わないで……」

「俺におま×こ舐められて、興奮してるんだね……。ククク。もしかすると、雨宮さんって変態なのかな??」

「う、うぅぅ、変態じゃないわ……。あんたは変なこと考えないで、私のおま×こを舐めればいいの……、舐めて気持ちよくして……、ほら、あんただって舐めたかったんでしょ?」

「それはもう、もちろんそうです。雨宮さんのおま×こ舐められて嬉しいです……」

「ウフ。正直に言えばいいのよ。ほら、おま×こだけじゃなくて、クリも弄って……、そこを弄られると、もっと気持ちよくなれるの……」

「クリってクリトリスだよね?」

「そうよ。場所はわかる?」

「何となく……。ここかな……」

膣口の上方部分に包皮に覆われた場所がある。大地は、指で包皮を剥くと、クリトリスを露出させていった。

「そうよ、そこ、そこがクリトリス。大地さっさと舐めなさい!」

「う、うん、じゃあ舐めます……」

大地は震える舌で優しく陰核を舐め始めた。

ビクビクと春香が震え、快感に酔いしれていく。

「あ、あぁん、気持ちいい……、クリトリス、気持ちいいの……。もっとレロレロってしてぇ……」

「んちゃ、んんぁ、みちゅ、きゅつん……」

大地は必死になって陰核を舐め回していく。

痛烈な刺激が、春香を包み込み、彼女は大きなアクメを感じ始めた。

「はぁ、あぁ……、イク、大地、私イッちゃう……」

「イッてもいいよ。激しくイッてよ、雨宮さん」

「あぐぅ……、おま×ことクリを弄られて、私イッちゃう……、イッちゃうのぉ! だめぇぇぇぇぇぇー」

身体をビクッと震わせ、春香はオルガスムスを感じていく。

そして、口元から涎を垂らしながら、激しく昇天してしまったようである。

「雨宮さん、イッたの?」

「そうよ、大地、なかなか気持ちよかったわ……」

「それはよかったよ……」

二人のエッチな時間はこうして終わりを告げた。

ノートに書かれた願いが完遂されると、そこで夢の時間は終わりを告げるのであった。

(俺、雨宮さんのおま×こ舐めちゃったんだ)

彼が感動していると、春香はショーツを穿き直しフラフラと教室の外に出て行った。

大地がその後を追いかけると、途端我に返ったように、身体をしゃっきりとさせる。

「あれ、私、何やってんの。こんなところで」

と、春香が不思議そうに言う。

それを見ていた大地は、彼女に向かって声をかけた。

「あの、雨宮さん。大丈夫?」

「んんん。あんた誰?」

「え? 俺は赤木大地だけど。さっきのこと覚えてる?」

「え? さっき? あんた何言ってんの??」

(忘れてる。そうか、願いを終わると、記憶を失うんだ。これはますます便利だぞ!)

大地は、春香と別れ、颯爽した足取りで家路に就いた。

また、あのノートにエッチな願いを書こう。思うのはそればかりであった――。

 

〈続く〉


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