連載官能小説『誘惑する義母』第2回
(茉優さんの指先、なんて気持ちいいんだ)
指先でペニスを弄られ、そんな風に感じる孝之。
彼は自分の以外の人間にペニスを握られた経験はない。
それ故に、新しい快楽に感動していた。自分以外の人間にペニスを握られ、さらにしごかれると、それだけで気持ちよくなってしまうのである。
茉優はかなり慣れているのか、そこまでスピードを上げずに、ゆっくりとしたペースでペニスをしごいていく。
亀頭の先端から、我慢汁が迸り、それが茉優の指先に付着する。
「もう、こんなに精液が出ているわよ」
茉優はそんな風に言うと、ニコッと笑みを浮かべる。
茉優の手は非常に柔らかく繊細である。そのため孝之のごつごつした手とは違い、しっとりとした感覚でペニスを覆っていった。これで、興奮するなという方が無理である。孝之のペニスは、時間が経つにつれて、どんどんと固くなっていく。
「うふふ。孝之君のおちん×ん。ますます大きくなっているわよ」
「ま、茉優さんが素敵すぎるから」
「違うでしょ。私はあなたのお母さんなのよ。お母さんって呼んでもらわなくちゃ」
「でも、なんか年齢的に、母親っていうよりも、姉っていう感じがするんです」
「私が若く見えるってことね。そう言ってもらえるのはありがたいわ。でもね、一応私はあなたの母親になるんだから、お母さんって呼んでもらいたいの」
「はい。お、お母さん」
「いい子ね。ご褒美に舐めてあげる」
茉優はミディアムヘアをかき上げると、耳にかけて、口元を、孝之のペニスに近づけた。
そして、下の先でチロチロとペニスの先端を舐めまわしていく。
すると、彼女の下の先に、孝之の我慢汁が付着した。
「孝之君の精液、美味しいわ。若いオスの味がするのね」
「は、はぁそうでしょうか」
「どうしてもらいたい?」
「そ、その、口に含んでもらいたいです」
「そうね。あなたのおちん×んも舐めてもらいたくてたまらないみたい」
舌先でペニスを弄っていると、やがて茉優は、口をペニス近づけ、咥えこんだ。
ぬめぬめとした口内の触感が、孝之のペニスを覆っていく。
(あ、温かい。それに気持ち良すぎる)
孝之は、あまりの気持ちよさに体をガクガクと震わせた。
ねっとりとした舌の熱で、ペニスは蕩けそうになっている。ますます興奮した孝之は、仰向けになりながら、ただただ感動していた。
ふと力を抜いてしまうと、たちまちイってしまいそうになる。しかし、この気持ちよさをずっと堪能していたい。そう考えると、すぐにはイケない。何とか耐えるしかないだろう。
(すごく、気持ちいい。持つかな?)
一抹の不安を覚えながら、孝之はご奉仕を受ける。
茉優のフェラのペースが少しずつ上がっていく。
口をすぼめ、ペニスを吸い取るように、動かしていく。
すると、たちまちペニスが搾り取られるような感覚になり、捉えようのない快楽が広がっていく。
くちゅくちゅという、卑猥な音が鳴り響き。二人のHな時間が流れる。
孝之は仰向けになりながら、恍惚の中にいた。
とにかく、気持ちがいいのである。これはマスターベーションでは感じられないレベルだ。フェラチオがここまで気持ちいい行為であるとは思わなかった。もっと堪能していたい。しかし、そろそろ限界も近い。お尻をきゅっと引き締めながら、懸命に快楽と戦う孝之であったが、もう耐えられそうにない。
「お、お母さん、もうイキそうなんだけど」
「イキたいの? まだ駄目よ」
そう言い、茉優はフェラチオのペースを落とし、一旦、ペニスを咥えるのを止めた。精液と唾液でぬらぬらとしたペニスは、ピカピカと光っている。
途中でお預けを食らった孝之は消化不良を感じている。折角気持ちよくイケそうだったのに、それを中途半端に止められてしまった。
「お母さん、僕イキたいよ」
「孝之君、まだ我慢しなくちゃ。これからもっと気持ちよくしてあげるんだから」
「もっと?」
「そう。今度は四つん這いになりなさい」
「四つん這いに? でも」
「いいから早く。お母さんの命令よ」
「わ、わかりました」
言われるままに、孝之はベッドの上で四つん這いになる。
その姿を茉優は恍惚とした表情で見つめている。彼女は、孝之のお尻の方に体を進めると、お尻を高く上げさせた。すると、お尻の穴まで丸見えになる。
「お、お母さん恥ずかしいよ」
「可愛いわね。お尻の穴まで丸見えよ。でもとっても綺麗」
茉優は両手でお尻を掴むと左右に押し開いた。すると、孝之のアナルがくいっと顔を出す。
茉優は、徐に顔を近づけると、舌先でアナルの周りを刺激し始めた。決して、アナルの中心を責めず、じらすようにして周囲を舐めまわしていく。
それと同時に、茉優は孝之の足の間から手を回し、後ろからペニスを握りしめ、しごき始めた。あくまでゆっくりと動かすように……。
一方、孝之はアナルの周囲を舐められて悶えていた。本当は、アナル自身を舐めてもらい。しかし、このじらしも絶秒な形となっており、より一層孝之の興奮を高めていく。
「お、お母さん、周りじゃなくて、中心を舐めて」
「どうしてかしら?」
「もっと気持ちよくなりたいんだ。周囲だけじゃ足りないよ」
「お母さんに命令するなんて、悪い子ね、そういう子には途中で止めちゃいます」
茉優は徐にアナルの周囲を舐めるのを止め、代わりに臀部を舌で舐めまわし始めた。同時に、ペニスを弄る手も休め、完全に離してしまった。
一気に現実に引き戻された孝之は、悶え苦しんだ。本当はもっと気持ちよくなりたいのに。それを止められてしまい、おかしくなりそうだった。
「お、お母さん、お願いただから止めないで」
「でもね、お母さんに命令するような悪い子は嫌いよ」
「お願いします。命令じゃなくてお願いしているんです」
「うふふ……、なんてね冗談よ。ちゃんとイカせてあげるから心配しないで」
そう言うと、茉優はアナルの中心部を舌で舐めまわし始めた。
圧倒的な快楽が孝之を襲う。アナルを舐められる屈辱的な行為が、堪らなく気持ちいのである。
アナルを舐められているだけなのに、ペニスはギンギンに硬くなり、どういうわけか気持ちよくなっていく。このままイってしまうかもしれない。
「おちん×んもしごいてあげるわね」
茉優はペニスを握りしめ、同時にアナルを責めた。
二か所を同時に責められ、孝之のボルテージもクライマックスを迎える。
「お、お母さん、もう駄目、イキそうだよ」
「そう、なら思い切りイキなさい。お母さんが悪い膿をすべて出してあげるから」
孝之はオルガスムスを感じ、ペニスが収縮し、気持ちよさのマックスを迎える。
「あ、イクゥ」
びゅるびゅる、どびゅ!
勢いよく射精をする孝之。
彼の精液は大量に迸り、ベッドや茉優の手を汚した。
「こんなにたくさん。本当に溜まっていたのね」
「うん。ゴメン、ベッドを汚しちゃって」
「後で洗濯すれば問題ないわよ。でもこれで終わりじゃないでしょう」
「え?」
「本番はこれからよ。お母さんともっとHなことしてみない」
「それってつまり」
セックスをするって意味だろうか?
当然、このまま快楽に溺れ、セックスをしてみたい。
しかし、孝之と茉優は一応親子なのである。
親子でセックスするなんて、倫理に反する禁断行為だ。
だからこそ、孝之は迷っていた。
「で、でも、僕ら親子だし」
「そんなの関係ないわ。私は孝之君にもっと気持ちよくなってもらいたいの。つまりね、子供の成長を望んでいるのよ。親として当然の感情かな」
「で、でもいいの。その、僕童貞だし、どうしていいのかわからないんだ」
「大丈夫。心配しないで、お母さんが一緒なんだから」
「う、うん、じゃあお願いします」
「お母さんとセックスしたい?」
「したいです。お願いします」
「いい返事ね。じゃあここに挿れて」
そう言うと、茉優は仰向けに横になり、そして足を広げた。
綺麗なサーモンピンクのあそこは、ぬらぬらと濡れており、男性器を迎え入れる準備が整っている。
ごくりと生唾を飲む孝之。
彼のペニスはイッたばかりだというのに、既に回復して大きくなっていた。
「い、挿れればいいんだね、お母さん」
「そう、ゆっくりね。さぁいらっしゃい。孝之君」
孝之はペニスを持ち、茉優のあそこに照準を合わせる。
今日、孝之は童貞を卒業し大人になる。
二人のセックスは、こうして幕を開けた――。
〈続く〉
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