連載官能小説『同窓会の帰りに』最終回

連載官能小説

連載官能小説『同窓会の帰りに』最終回

雄二にとって、今回のセックスはかなり久しぶりであった。

うだつが上がらない生活を送っていたし、何よりも彼女がいなかったからセックスからは遠のいていた。風俗にもいかないし、性処理はもっぱらマスターベーションであった。

そんな中で、美琴とセックスすることになり、彼自身かなり驚いている。

美琴は、雄二にとって学生時代の憧れの人物である。

そんなアイドルのような人間とセックスできるだけで、彼は嬉しかった。だが、同時に問題もある。

それはこれが浮気という点だろう。

つまり、不貞行為。

それはわかっている。こんな行為は、本来許されるべきではない。しかし、何か禁忌を犯しているような気がして、彼の興奮を高めていた。

同時に、美琴も性的な興奮を感じていた。

ここまでの関係になるとは思っていなかった。ただ、話を聞いてもらうだけでいいと思っていたのだ。だが。雄二と話していると、何か心惹かれるものがあり、もっと一緒に痛いと感じられたのである。その結果、自分から誘ってしまった。

(淫乱女って思われているかしら)

それだけが不安として残っている。

結婚生活は全く上手くいっていない。

このままだと、崩壊してしまうだろう。だが、それでもよかった。浮気されて傷つくくらいなら、いっそ終わってしまった方が楽だ。それに、これは夫に対する復讐でもある。自分だってまだ女の部分がある。性的に興奮したいのだ。

それを雄二なら担ってくれる。自分を気持ちよくさせてくれるし、何よりも大切にしてくれる。それがたまらなく嬉しかった……。

ペニスを挿入し、雄二はゆっくりと腰を動かし始めた。

これまで、手コキとフェラチオをされてきたが、やはり、セックスは素晴らしい気持ちよさがある。圧倒的な快楽の塊が、彼に降り注いでいた。

(すごいキツイな……)

と、雄二は感じていた。

美琴の膣内は、かなり窮屈であり、雄二のペニスを搾り取るかのように締め付けている。だが、それが逆に気持ちいい。名器なのかもしれない。

「あああん、杉山君のち×ぽが私の中に入ってくるぅ」

美琴が声を上げて、雄二を迎え入れる。

二人のセックスはこうして始まりを迎えた。

一度射精をしているとはいえ、あまり速く動いてしまうと、すぐにエクスタシーを迎えてしまうだろう。そのまた、雄二はなるべくペースを速めずに、自分の心地いいペースで動き始めた。それに合わせて、美琴も腰を振っていく。まさに、二人で作り上げていくセックスであった。

「白野さん、凄い気持ちいいよ」

「私も、こんなに気持ちよくなったのは久しぶりなの、だからもっと突いて、激しく私を犯して」

犯してという生々しい言葉を聞き、雄二の興奮も高まっていく。

なるべくペースを維持しながら、ペニスを奥深くまで突き刺していく。膣壁とペニスが擦れ合い、ぬめぬめとした質感がペニスを覆っていく。

(すごい、白野さんの中は、ヌレヌレだ)

美琴の膣内からは大量の愛液が流れ出ていた。それが結合部で煌びやかに光、さらに、滴り落ちた愛液がシーツに染みを作り始めた。

にちゃにちゃとヤらしい音が室内に鳴り響く。

ホテルの一室は、かなり防音設備がしっかりしているのか、周りの音はほとんど遮断されている。そのため、この空間で聞こえるのは、雄二や美琴の声や、セックスの際に発生する音だけだった。

染み渡っていく卑猥な音が、より一層興奮を高め、二人を官能の海へ誘っていく。

「あん、ち×ぽが擦れて気持ちいいのぉ、もっと、もっと私をおかしくしてぇ」

美琴の声も次第に大きくなっていく。

美琴自身、かなり溜まっていたのであろう。

夫の浮気により、彼女のフラストレーションは限界を迎えていた。

だからこそ、こうやって雄二を誘ったのかもしれない……。

スタンダートな正常位を続けていた雄二であったが、ここで動きを変える。

姿勢をやや前傾にして、美琴に覆いかぶさるようにすると、そのまま彼女の唇を奪った。

舌を絡め、彼女の唾液を吸っていく。

「ふぐ、んぁぁ」

キスをされながら、美琴は恍惚とした表情を浮かべている。

決して嫌がっているようには見えない。むしろ、もっとしてほしいいった感じである。

雄二は上と下の口を塞ぎながら、懸命にペニスを突き続ける。

今のところ、まだ余力はある。もう少し速く動いてもいいかもしれない。

そのように考えた雄二は、姿勢を前傾にさせながら、ペースを速めていった。

パンパンパン。

肉同士がぶつかり合う音が聞こえ、室内を覆っていく。

「はあぁん、杉山君のち×ぽ……、本当に凄い、まだ大きくなってるわぁ」

キスをされながら、美琴は雄二の耳元でそんな風に呟いた。

これで興奮しないわけがない。

雄二の動きも早まり、セックスは中盤戦を迎える。

「杉山君、今度は私が動いてあげる。ちょっと交代しましょう」

「交代?」

「そう。今度は私が責めてあげる。杉山君は仰向けになっていってね」

言われるままに、雄二は仰向けになる。

ペニスは一体引き抜かれ、愛液でピカピカと光っていた。

美琴はそのままペニスの真上に股があると、ゆっくりと腰を下ろしていく。

つまり、騎乗位という形である。

(白野さんのあそこが、俺のち×ぽに……)

騎乗位は結合部分がよく見える体位だ。それ故に、一層エロスを感じさせる。

「入ったぁ。杉山君のち×ぽって本当に大きいのね。奥まで入って気持ちいいわぁ」

ペニスはヴァギナの奥深くまで吸い込まれ、にちゃにちゃとヤらしい音を鳴り響かせ始めた。

「じゃあ動くわよ」

そう言い、美琴は腰を上下に動かしていく。

(これは凄い、感じたことのない気持ちよさだ)

雄二も興奮している。

ここまで気持ちよくなったのは、本当に久しぶりだ……。

否、もしかすると初めてかもしれない。以前、女性と付き合っていた時も、ここまで気持ちよくなった経験はない。

それだけ、美琴の騎乗位は魅力的であった……。

「しゅ、しゅごいわ、杉山君のち×ぽが奥まで当たって、そ、その子宮を刺激しているの、私、またイッちゃうかもしれないぃ」

美琴の腰の動きに合わせて、雄二も動く。

下からペニスを突き上げて、美琴の動きを援助していく。こうして、二人のセックスは徐々に終盤を向かえていく。

美琴はなかなかテクニシャンな所があり、姿勢を変幻自在に変えて騎乗位をプレイしていく。後方に体をずらし、膝を立てたり、あるいは、姿勢を前傾にさせてしゃがみこんだりと、さまざまなプレイを展開していく。

それ故に、全く飽きがこないで、セックスは進んでいく。

「白野さん、凄い気持ちいい、俺ももう駄目かもしれない」

徐々に雄二も限界を迎え始める。

このままでは後少ししか持たないだろう。

「まだよ。まだイッちゃだめ。我慢して頂戴」

ここでイクのは男の恥だと、懸命に耐える雄二。

それでも徐々に限界を迎える。

「駄目だ、俺ももうイキそう」

雄二は悲痛な声を上げる。

恐らく、雄二が限界に近いことを、本能的に察したのだろう。美琴は一旦ペニスを引き抜いた。

「杉山君。ラストはやっぱり正常位がいいわ。思い切り突いて、フィニッシュして頂戴」

「わかった。最後は一緒にイコう」

再び正常位に戻る二人。

仰向けに美琴を寝かせ、雄二はペニスを膣口に向ける。

そして、勢いよく挿入し、その勢いを維持したまま、激しい抽送を繰り返す。

限界は近い。

しかし、これ以上我慢しなくてもいいだろう。

後は発射するだけなのだから。

「白野さん、どこに出せばいいの?」

「中に、中に頂戴」

「中に……で、でも」

「大丈夫だから、杉山君を最後まで感じていたいの」

「わかった。じゃあ中に出すよ」

雄二はここで最後の力を振り絞って腰を振りまくった。

やがて、圧倒的なオルガスムスを感じ、

「あっぁぁ……、ダメだ、俺、もうイク!」

「わ、私もイクわ、もう、限界……」

「うわぁぁぁぁぁ」

雄二の絶叫が轟き、彼は勢いよく射精をする。

ドクドクと白濁色の液体が美琴の膣内に注ぎ込まれていく。

「杉山君の精子が私の中に入ってる。凄い熱い……」

射精をし終わったと、しばらく美琴を抱いていた雄二であったが、ふと我に返り、ペニスを引き抜いた。白く白濁した液体が膣内から零れだし、それがシーツの上に流れ込む。

(中出ししたんだ)

そう考えると、感慨深くなる。

「杉山君、最高だったわよ。私たち、きっと相性がいいのかもしれないわね」

 

こうして、二人のセックスは終わりを告げた。

同窓会の後の一度きりのセックス。

美琴は旦那とそのまま結婚生活を続けているようである。

雄二は、未だに独り身であるが、美琴とのセックスを思い出し、自分も新しい一歩を踏み出すべきだと感じるのであった――。

 

〈了〉


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