連載官能小説『「花園」に来る懲りない面々』第1回

連載官能小説

連載官能小説『「花園」に来る懲りない面々』第1回

相沢南は、「花園」という風俗で勤めている。

風俗を選んだ理由は、ただ単純に、給与がよかったためである。

彼女はまだ20歳と若いので、風俗に身を置き、働いていた。

今日もまた、彼女の前に色々な客がやってくる。

「花園」の基本的なシステムはどこにでもある風俗と同じである。

ソープである花園は、まず受付で入浴料を払い、その後、風俗嬢に残りのサービス料を支払う仕組みだ。

受付には出勤中の風俗嬢の写真があり、客はそれを見て好みの風俗嬢を選べるようになっている。この辺りは、どこにでもある風俗と同じであろう。南はそれなりにルックスがよく、スタイルもいい。そのため、なかなか人気がある風俗嬢なのだ。

彼女には固定の客もいて、出勤すればたくさんの指名が入る。

まさに、目の回るような忙しさなのだ。

控室で指名が入るのを待っていると、指名が入った連絡がくる。

さぁ、仕事が始まる。

今日も客とセックスする。

割り切った関係であると考えれば、それなりにやっていける。だが、いつも気分よくプレイできるわけではない。人間なのだから、不調の場合もある。南は、憂鬱な気分を抱えたまま、客を出迎える。

それでも、にこやかな笑みを浮かべて、客と一緒にプレイルームに入っていく。

「花園」は店舗型のソープランドだ。店の中にプレイルームがあり、楽しめるようになっている。慣れ親しんだプレイルームに入り、南は会話を切り出した。

「この店は初めてですか?」

この客は初めてであろうか? 少なくとも見たことがない。

声をかけられた男性は、工藤翔と言い、24歳の会社員である。

風俗は初めてというか、セックス自体が初めてであった。

彼は童貞であり、女性経験を作るために、風俗のトビラを開いたのである。

「初めてです。そ、そのセックス自体も……」

意外と童貞のお客さんも多く訪れる。

草食系男子が増えたと言われるが、やはり男性は性欲があるのだ。

ただ、付き合っている女性がいないため、風俗で童貞を卒業するケースが多々ある。

「そうなんですか? 私が初めてでもよかったんですか?」

「は、はい、ぜひ、お願いします」

やや興奮した素振りで、翔は言った。

それを受け、南は告げる。

「こちらこそ、お願いします。じゃあ、まずは服を脱いでシャワーを浴びますか? あんまり時間もありませんし」

今回の客は60分コースである。

ソープで60分のコースは標準的な時間であるが、それほど長いわけではない。シャワーを浴びたり、話していたりする時間も含めると、それほどプレイ時間は長くない。そのため、テキパキとした素振りで、南はシャワーの準備を始める。

翔の上着を脱がし、それをハンガーにかける。自分も素早く下着を脱ぎ始めると、次に、翔の服を脱がし始めた。

異性の前で全裸になる経験がない翔は、かなり恥ずかしがっていた。

それでも、服を脱いで、シャワーに入る。

既にペニスは勃起しており、それを手で隠していた。

翔のペニスはそれなりに大きく、手では隠しきれない。

南はそれを見ると、にっこりと微笑んだ。

これはいい傾向である。

風俗勤めが長いと、全く勃起しない客も中にはいるのである。これでは、何のために風俗に来たのかわからない。

風俗嬢が服を脱いでも、勃起しない客は、大抵勃ちにくい。そういう客は苦戦するのだ。しかし、翔は既に臨戦態勢である。童貞の場合、挿入後すぐにイってしまう可能性が高い。だからこそ、プレイ時間が短くなりがちである。何度もしてもいいが、その場合はコンドームを付け替えなければならないなど、色々な面倒がある。

様子を見ながら、最適なプレイを心がけよう。

と、南は考えていた。

彼女が人気があるのは、ルックスやスタイルだけの問題ではない。客に対する心遣いがきめ細かいのである。だからこそ、固定の客が多くつくのだろう。

「これ歯ブラシです。磨いてから、後はうがいをしてください、面倒ですみません」

「わかりました」

シャワーを使って、南は翔の体を洗っていく。軽く背中を流し、その後、乳首を弄ったり、さらにペニスを弄ったりと、さまざまなプレイを展開していく。プレイ時間が短くなる可能性が高いから、少しシャワーの時間を増やそう。

翔はびくびくと反応していた。

他人にペニスを弄られた経験のない翔は、感動しながら、奉仕を受けていた。

「く、くぁ。き、気持ちいいです」

「うふふ、これからもっと気持ちよくなりますよ」

ボディソープを使って、ペニスをしごいていく。

あまり過度に刺激してしまうと、イってしまう可能性がある。なるべくゆっくりとペニスを刺激し始めた。

ペニスを弄りながら、陰嚢を洗ったり、さらに、アナル部分を刺激したりと、幅広くプレイを展開していく。

「あの、そんな風に弄られると、イってしまいます」

「まだ、イクのは我慢してください。本番はこれからですから」

「何とか我慢してみます」

シャワーを切り上げ、二人はベッドに移動した。

そして、翔は仰向けに寝転がり、南の反応を待っていた。

南は仰向けになった、翔を跨ぐと、まずはキスから始めた。

過去、翔はキスの経験はある。しかし、触れるだけの簡単なキスであり、ディープなキスの経験はない。

「むぐ、ふぐ……」

南の舌が、翔の口内に侵入してくる。

にちゃにちゃと卑猥な音が鳴り響き、翔は興奮の中に放り込まれた。

キスをしながら、南は翔の乳首を弄り始めた。

女性の中には、乳首が性感帯である人間も多いが、男性も意外と感じるものである。

経験上、乳首もそれなりに感じる男性が多いと、南は知っていた。

乳首をコリコリをこねくり回すと、ぷくっと乳首が硬くなる。そこで、全身に鳥肌が立ったように、翔は固まった。

(す、すごい、気持ちいい)

キスをされながら、翔は恍惚としていた。

乳首を軽く弄られただけなのに、これだけ感じしてしまう。

このままセックスしたら、どれだけ気持ちよくなるのだろう。

期待は高鳴る。なるべく長く、この時間を堪能していたい。

長いキスを終えると、次に南は、下半身に視線を移していく。

勃起したペニスを持ち、しごいていくと、先端からカウパーが溢れだしてきた。

「Hなお汁が出ていますよ」

我慢汁が出てしまい、恥ずかしくなった翔は顔を赤らめる。

そんな初心な反応が可愛く、南は悪戯したくなった。

カウパーを指で触れると、てかてかとした糸が長く伸びていく、それを指で弄びながら、南は、ペニスを刺激し始める。

「く、くぁ、き、気持ちいぃ」

「大きいですね、まだどんどん硬くなってる」

「そうでしょうか」

「もっと気持ちよくなってくださいね」

手でしごきながら、南はペニスの先端を舌で触れた。カウパーが舌に付着して、ヤらしい糸が伸び始めた。

亀頭の裏側を舌で舐めまわしながら、さらに陰嚢を揉みしだいていく。フェラをしながら陰嚢を弄られると、堪らない気持ちよさが襲っていく。翔は、激しい快楽に身を委ねながら、悶えていく。思わず声が漏れ、どんどん気持ちよくなっていく。

「うぁ、き、気持ちいい……」

「次はフェラしてあげます」

続けて、南はフェラを始める。温かい口内の感覚が翔を覆っていく。ペニス全体が、温かい膜で包まれたようになっていく。たっぷりと唾液を含ませて、吸い付くようにペニスを弄っていくと、堪らない快楽が襲ってくる。このような気持ちよさは、マスターベーションでは感じられない。

「す、凄い、これがフェラなんですね」

「き、きもちひいれすか」

上目遣いをしながら、フェラを続けて、巧みに翔を刺激していく。ペニスに圧倒的な気持よさが襲ってきて、翔はくらくらとしてきた。

南は翔がすぐにイってしまわないように、なるべくゆっくりとフェラを続けていたが、それでも翔は限界を感じ始めていた。このままでは、あまり長い時間持たないだろう。無制限に発射できる風俗だが、一度射精してしまうと、次に射精するまでに時間がかかってしまう。なるべくなら、本番行為でイカせてあげたい。そう思っていた南は、丁寧にペニスを弄り続ける。

「あ、あの、もうイキそうなんですけど」

「イクのは待ってください。もう少し我慢しましょう」

「うぅ。これを我慢するのは辛いです、も、もう駄目」

やがて、ペニスがヒクヒクと痙攣し始めた。

イキそうなサインである。最早限界なのだろう。

南はフェラを止めると、再びキスをして興奮を諌めていく。

「これからHしますけど、その前に、私も気持ちよくしてください」

「え?」

「女の子の大事なところを見たことないでしょう。私のHなところを見てください」

「い、いいんですか?」

興奮しながら、翔は呟く。

「もちろんです。私の方が気持ちよくなったら、Hしましょう。まずはここに触れてみてください」

南は足を広げると、秘部を手で押し隠した。

大事な部分が見えそうで見えない。興奮も最高潮に翔は、南の前で正座すると、彼女の性器を見るために、じっと視線を凝視させた。

「私の恥ずかしい所を見てください」

南はそう言うと、ゆっくりと手をはねのけた。

ピンク色の性器が顔を出し、翔は興奮の中に放り込まれた――。

 

〈続く〉


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