連載官能小説『「花園」に来る懲りない面々』第5回

連載官能小説

連載官能小説『「花園」に来る懲りない面々』第5回

相沢南は、今日も「花園」で働く。

既に風俗で働き始めてから1年が経過している。大分仕事にも慣れてきたし、さまざまな人間とプレイしてきた。この「花園」には普通の人間も多く訪れるが、かなり変わった人間も訪れる。

そんな人間の一人に、酒井勝がいる。勝は一般企業に務めるサラリーマンであるが、少し困った性癖があった。その性癖とは女性を服従させたいというもの……。つまり、彼はサディスティックな嗜好を持っているのだ。

だが、それを現実社会では発揮できない。もしも、倫理を犯してしまえば犯罪行為になってしまうし、彼はそんな風になってまで、自分のS心を満足させたくはなかった。

それでも鬱憤は募っていく。女性を服従させたい。そんな思いが暴発しそうになった時、彼はある風俗に訪れる。それが「花園」であったのだ。そこで、勝は南と出会い、圧倒的な興奮を感じてしまったのである。南が相手であれば、自分のS心を満足させられるかもしれない。早い話、南に身も心も奪われていた。

彼は今日もいそいそと仕事を終え、そのまま「花園」へ向かっていた。

しがないサラリーマンである勝は、それほど、賃金が高いわけではないので、毎日のように風俗には通えない。精々、月に一度程度が良い所であろう。だが、それが楽しみで、毎日の仕事を耐え忍んでいたのである。

今日は一カ月ぶりに「花園」へ向かう。気分もよく、彼は高揚していた。事前に電話で南の出勤を確かめ、予約しておいた。南は人気の風俗嬢であるため、予約しないと、なかなか相手になってもらえない。

「花園」の入り口をくぐり、彼は店内に入る。そして控室で南の到着を待つ。やがて自分の番がやってきて、プレイルームへのトビラが開かれる。

「いらっしゃいません。『花園』へようこそ」

南が笑顔で迎え入れる。

それを受け、自ずと勝も笑顔になる。

「久しぶり、俺のこと覚えている?」

南は少し考えこむと、

「もちろんです、確か勝さんですよね。以前、お名前聞きましたから」

「よかった。覚えてくれていたんだ。そう、俺は勝。今日も君を抱きに来た」

「うふふ。楽しんでいってくださいね」

こうして二人はプレイルームに入る。

浴室とベッドが一緒になった部屋であり、やや大きい。まず、南は勝のスーツの上着を預かると、それをハンガーにかけた。まるで新妻の仕草のようで、勝も心が高鳴る。

その後、軽くベッドに座り、談笑する。

プレイ時間は60分であり、それほど長くない。だが、冒頭の会話は重要である。当たり障りのない話をして、そのまま服を脱いでもらい、浴室に移動する。南はセクシーなドレス姿であったが、それを脱ぎ、生まれたままの姿になる。

うっとりとするほど、美しい肉体が勝の前に広がる。

まるでファッションモデルのように細い体。しかし、ただ単純に細いだけではなく、出るところは出ている。胸はしっかり高さがあるし、なかなか美乳である。乳首がツンと上を向いていて、お椀型のバストが揺れている。また、ヒップラインも魅力だ。むっちりとした大臀筋は適度に発達しており触り心地がよさそうである。肉感のある丸み。それが女性らしさを前面に合わしており、より一層南の魅力を引き上げていた。

「シャワー浴びましょう」

と、南が合図を出し、勝を浴室に案内する。

湯船には既にお湯が張っており、まずはその中に入る勝。

そして、その後シャワーを浴びる。

スケベ椅子に座り、乳首を軽くマッサージされた後、ペニスへの愛撫が始まる。だが、これはソフトである。ここではそれほど過度にタッチはしない。あくまでも本番はベッドの上である。

勝はペニスを弄られて、恍惚としていた。最近仕事が忙しく、マスターベーションができていない。そのため、些細な刺激でもペニスは敏感に反応する。巧みな南の手さばきのより、勝は恍惚とした表情を浮かべていた。

「上手いな。流石だ」

「ありがとうございます。喜んでもらえてうれしいです」

「今日は君を征服したいんだが」

「花園」はSM店ではない。しかし、ある程度のレベルであれば、SMプレイも可能になっている。南は勝を熟知している。Sっ気のある少し困った面々なのだ。

だが、南は決して嫌な顔をしない。お客様に喜んでもらうことが大切であると感じしているからだ。そこで、彼女はにっこりと笑みを浮かべると、

「たっぷりイジメてください」

「ありがとう。そう言ってもらえるとありがたい」

二人はシャワーを終え、そのままベッドに移動する。

勝はぞくぞくとした高揚感を抑えられずにいた。

南のような美女を征服できる。その思いが、彼を支配していたのである。

まず、彼は仁王立ちになると、南にフェラを強要した。

いわゆる、仁王立ちフェラである。女性を見下すことができるので、Sっ気のある男性には堪らないシチュエーションだ。

「南、フェラをしろ」

スッと、態度が豹変する勝。

サディスティックな血が騒ぐのである。

「わかりました。では、フェラさせていただきます」

南も下手に出て、勝の足元に跪く。

ペニスを片手で握りしめると、まずはゆっくりと動かしていく。既に勝のペニスの先端からはカウパー腺液が溢れ出しており、それが透明の糸を引いていた。途轍もない、征服感が勝を覆っていき、興奮の海に投げ出された。

「歯を立てるなよ。しっかり奉仕するんだ」

「かしこまりました」

南はたっぷりと唾液を含ませると、ぴちゃぴちゃと卑猥な音を響かせながらフェラを始めた。

最初はゆっくりと、そして丁寧にフェラを行っていく。

勝のペニスは、半勃ちの状態であったが、フェラをされるにつれて、徐々に血流が激しくなり、一気に硬く勃起した。赤黒く変色した彼のペニスは、ヒクヒクと小刻みに動きており、それが一つの生命体のように見えた。

南を見下ろしながら、彼は恍惚とした表情を浮かべ、征服感に浸っていた。こうして、仁王立ちでフェラをさせると、たまらなく興奮してしまうのである。それが、南のような美女であれば、なおのこと興奮は高まる。

「うぅ、良いぞ、南。その調子だ」

思わず声が漏れる勝。

久しぶりの性的な興奮。ベーシックなフェラであっても、ここまで感動的な位、気持ちよくなっていく。

「もっと、気持ちよくさせてください」

南はそう言うと、ペニスから陰嚢へ口を移していった。

陰嚢を舌で軽く舐めると、次は口に含んで、刺激していく。

独特の雄の性臭が漂っている。こんな匂いを嗅いでしまうと、自分の方も興奮してしまう。南はそんな風に感じながら、陰嚢のマッサージを続けた。

次第に、ガクガクと足が震え始める勝。気持ちよさのボルテージは高まっていき、立っているのが辛くなる。一通り、陰嚢を舐めさせると、彼は体を横にして、寝転がった。そして、仰向けに寝た状態のまま、フェラを強要していく。

「南、フェラを続けろ」

「わかりました」

南は四つん這いになり、片手でペニスを持つと、口内の奥深くまでペニスを含み、しゅぼしょぼと激しい音を響かせながらフェラを開始した。止めどなく溢れてくるカウパー腺液の独特の苦みを感じながら、彼女はフェラを続けていく。全体をたっぷりと舐め上げると、今後は、舌先を使って亀頭の裏側を刺激し、なるべく単調にならないように意識した。亀頭の裏筋を舐められて、勝の表情も変わっていく。

「いいぞ、気持ちいい。もっと俺を気持ちよくさせてくれ」

「もっと気持ちよくなってください」

南は亀頭を中心に責め続け、官能を海に誘っていく。

勝のペニスはこれ以上ないくらい膨張し、破裂寸前まで膨れ上がっていた。ドクンドクンというペニスの脈動が聞こえてくるかのようであった。

「南、次は俺のアナルを舐めろ」

「アナルですか?」

客の中にはアナル舐めを強要してくる者もいる。

風俗嬢によっては、嫌がるケースもあるのだが、南は決して嫌がる素振りを見せない。自分はプロ。お客様に気持ちよくなってもらいたい。そんな心情があるため、彼女は躊躇なくアナル舐めを敢行する。

勝の両足を持ち抱えると、そのまま上方に持っていき、開脚の姿勢を取ってもらう。そして、ぱっくりと開いた菊門に舌を近づけ、優しく触れていく。

アナルはデリケートな部分である。最初からハードに責めてしまうと、強い排泄感だけが残り、気持ちよくなれない。その点をよく知っている南は、なるべくソフトに責め始め、徐々に刺激を強めていった。

舌先で菊門付近を軽く舐めていく。あくまでも中心を舐めるのではなく、外側から攻略していくのである。そして、少しずつ、穴の先端に舌を近づけていく。じっくりと時間をかけて、菊門の中心までたどり着くと、彼女は舌先を軽く肛門の内部に挿れて、刺激を強めていく。

「くぁ、さ、最高だ。南良い感じだぞ」

勝は満足している。

アナル舐めは、女性にとっては屈辱的な行為にも映りがちだ。

だからこそ、Sっ気のある男性には人気のプレイなのである。勝自身、自分の排泄器官であるアナルを舐めさせて満足していた。同時に、果てしない快楽が襲ってきて、彼を覆いこんでいく。もっと、気持ちよく、さらに過激なプレイがしたい。そんな思いが浮かび上がってくる。

アナル舐めをさせた後、彼は再びフェラをさせた。

だが、ここでイクつもりはない。まだまだ余力はある。もっと彼女を征服し、その結果イキたいのである。

「よし、南そろそろいいだろう。今度は、俺がお前を調理してやる」

「何をされるんですか?」

「お前も気持ちよくなりたいだろう。そうだなぁ、まずは四つん這いになってもらうか。そしてこう言うんだ。『おま×こ弄ってください』と……」

「そ、そんな恥ずかしいです」

「言え。これは俺からの命令だ。お前は服従しなければならないんだ」

南は怯えた演技を含ませながら、姿勢を四つん這いにさせる。

そして、恥ずかしい姿勢を勝に見せながら、

「お、おま×こを弄ってください」

と、健気な声で囁いた。

勝はこの声に概ね満足すると、四つん這いになった南の後部に回り、臀部の肉を乱暴に押し開いた――。

 

〈続く〉


Follow me!

コメント

タイトルとURLをコピーしました