連載官能小説『「花園」に来る懲りない面々』第8回

連載官能小説

連載官能小説『「花園」に来る懲りない面々』第8回

勉は決してキスが嫌いなわけではない。ただ、SM好きとして、そこまで前向きにはなれなかった。それでも、南とのキスは甘くとろけるようで、彼を官能の海に誘っていく。プルンと柔らかな唇は、ゼリーのような感触があり、うっとりとさせてくれる。

触れるだけのキスをしてから、ちゅぱちゅぱと、舌を動かし、勉は南の舌に絡めていく。ディープなキスが展開され、南も「むぐ」と声を上げる。

唾液同士が絡み合い、半透明の液体が口元から滴り落ちる。それはエロスを感じさせる。

「いいわ、良い感じよ、勉。そのまま今度は胸を弄りなさい」

あくまでも高圧的な態度で、南は勉に対して命令する。

長いキスを終えた勉は、そのまま顔を南の胸の方向を持っていき、指でつんつんと突いてみた。そして、軽く乳首を捻りあげると、赤子のように乳首にむしゃぶりついた。

「びゅちゅぶちゅ……」

激しい音を上げながら、彼は乳首を吸い上げていく。南は形のよい乳房をしているので、揉み応えはある。そこまで大きくないのだが、それでも感度がよく、少し刺激を与えただけで、乳首はぷくっと立ち上がった。

「乳首が立ってきました」

と、勉が言う。

すると南は、曖昧模糊な表情を浮かべ、

「そんなことは言わないでいいの。あんたはとにかく私を気持ちよくさせなさい。そうしないと、セックスしてあげないわよ」

「ひぃ、わかりました。僕はせっせと舐めさせていただきます」

褐色の乳首を中心に責めていく勉。

くりくりと指で刺激したり、軽く口で吸ってみたり、あらゆるプレイを展開していく。

勉は、仰向けになった南に乗りかかるように体を持っていくと、二つの胸を揉みしだきながら、さらに身体をペロペロと舐め始める。

少し擽ったい気持ちが南を覆っていく。

どこまでも柔らかい南の乳房。それを揉んでいると、もっと別の刺激が欲しくなる。元来、責めることにそれほど慣れていない勉は、どうやって気持ちよくさせるべきか、迷っていた。ここで、南を気持ちよくさせないと、自分も気持ちよくなれない。

毎回虐げられてプレイが展開されていったのだが、今回は、自分が責めるパターンもあるようだ。いつもとは違う刺激が入り、彼は満足していたのであるが、どうしても、M心が擽られてしまう。

「あ、あの、南さん、おま×こ舐めたいです」

と、懇願する勉。

南の秘部が見たくてたまらない。そんな気持ちに駆られるのである。

「私のあそこが舐めたいの?」

「はい、舐めたいです」

「どうしようっかなぁ……」

「お願いします。そうすれば気持ちよくさせてあげられます」

「わかったわ。じゃあ私のあそこを舐めなさい」

「わかりました。それでは……」

南は体を起こすと、足をM字に広げ、秘部を手で押し隠した。

このほっそりとした手の先に、彼女の大切な部分が隠されている。見えそうで見えない微妙な見え方が、勉の心を高揚させていた。

「手をどけさせていただきます」

「アン、恥ずかしいけど、弄ってみなさい」

勉は南の手をどけ、秘部を開帳させる。

キレイに整った陰毛の奥に、ピンク色の小陰唇。そして、軽く濡れた膣口が見えた。

(濡れてる……)

と、勉は考える。

南も今回のプレイで興奮してくれる。それを想うだけで、勉は嬉しくなった。やはり、濡れた女性の秘部は堪らない魅力がある。

まずは、軽く指で触れてみる。

すると、しっとりと愛液が指に付着した。透明のやや粘着質のある蜜液。それを指で弄ると、軽く舐めてみた。

味はないのであるが、どこか甘いような気もする。同時に、馨しい性臭が漂っており、それを嗅いでいるだけでも興奮は高まっていく。

指先を使って、膣口を刺激していくと、どんどん蜜液が溢れてくる。南も興奮しており、もっと気持ちよくなりたかった。

勉は指を軽く挿入し、膣内をかき回していく。デリケートな部分であるため、それほど過度に動かしたりはせずに、あくまでもソフトに指を動かし、にちゃにちゃと卑猥な音を発生させていく。そして軽く舌先で舐めてみる。

「き、気持ちいいですか?」

「えぇ。いい感じよ。そろそろ、あんたにご褒美を上げてもいいかもね」

「ご、ご褒美ですか?」

「そろそろ、ち×ぽを挿れたいんじゃないの?」

「い、挿れたいです」

「なら、仰向けで寝なさい。私が騎乗位で挿れてあげる」

「ありがとうございます。ではお願いします」

満面の笑みを浮かべながら、勉は仰向けに寝そべる。

ペニスはギンギンに膨張し、爆発寸前になっている。

南は勉を跨ぐと、勉のペニスにコンドームを装着し、今度は、自分の秘部を彼のペニスの部分まで持っていく。

「挿れるわよ」

そして、ゆっくりと膣内にペニスを挿れていく。

ずぶずぶずぶ……。

騎乗位で、ペニスが挿入されていく。

(あ、温かい……)

ぺニスを挿入され、勉は興奮していた。あまりの気持ちよさに、感動の渦に巻き込まれ、彼は恍惚としていた。

騎乗位は挿入が深く、奥深くまでペニスが入っていく。

子宮まで届きそうなくらい、挿入が深くなった。

「き、気持ちいですぅ、う、動いてください」

「しっかり堪能するのよ」

南は、姿勢をやや反り返らせると、手をベッドの上に置き、腰を振り始めた。

最初はゆっくりと動いていき、徐々に動きを速めていく。

身体を反りかえらせているので、結合部分が丸見えになり、ペニスを咥えこむヴァギナが、どこまでも卑猥な印象を残す。にちゃにちゃと、愛液が滴り落ち、それがシーツに垂れて染みを作っていく。

興奮のため、勉は南の虜になっていた。ここまで気持ちよくしてくれる風俗嬢はなかなかいない。自分のM心も満足させてくれるし、何よりもセックスの技術が高い。それ故に、彼は南を指名するのだろう。きっとこれからも……。

「どう? 早く動いてほしい?」

「早く動いてほしいです。もっと刺激を」

「仕方ないわね。やってあげるわ」

南は次第に動きを速め、腰の動きを俊敏にしていく。

激しい勢いを腰を振ると、ペニスが一層膣壁に擦れ、気持ちよさは高まっていく。

「うわぁ。き、気持ちいいぃ、最高です」

「今度はこんな姿勢はどうかしら?」

一転して、南は姿勢を前傾にさせる。そして、勉の首に手を回すと、抱き着くように姿勢を動かし、そのまま前傾のまま腰を上下に動かし始めた。

抱きかかえられ、南の乳房が勉の顔に密着する。

その体勢のまま、勉は乳房を舐め始める。ペニスを膣内に挿入し、さらに胸を舐めていると、どんどん気持ちよくなっていく。甘い匂いが鼻孔を擽り、より一層興奮は高鳴っていく。

「み、南さん、そろそろ限界かもしれません」

と、勉は言う。

激しい動きでペニスが擦れ合い、彼の性的興奮も限界点を迎えていた。

ペニスは次第に収縮し始め、暴発寸前になっている。

南は呻く勉の表情を見ても、動きを緩めなかった。

このままイカせてやろうと考えたのである。ここまで十分に焦らしてきた。最後はすっきりとイカせてやってもいいだろう。

「仕方ないわね。じゃあイキなさい。私の中でたっぷりと感じるのよ」

「はい、イキますぅぅ」

次の瞬間、勉の精力が爆発した。

激しい勢いで、白濁色の精液が放出される。

ドクドクと、尿道を精液が駆け巡り、勢いよく、精子が飛び出していった。

コンドーム内に精子が堪り、とぷとぷと風船のように膨らんだ。

「き、気持ちよかったです。さすがは南さんだ」

「気持ちよくなってよかったわね。私も満足できたわ」

「また、指名してもいいですか? 今度はもっと虐げてもらいたいです」

「いいわよ、またいつでも来なさい。たっぷりとイジメてあげるから」

「はい! ありがとうございます」

こうして、二人のセックスは終わりを告げた。

Mっ気のある勉も満足できたようである。

彼は最高の笑顔を残して、店を去っていた。

南も、勉に喜んでもらい、嬉しくなり、控室に去っていく。

次は、どんな客が彼女を待っているのであろうか?

新たな出会いを胸に、南は気持ちを引き締めた――。

 

〈続く〉


Follow me!

コメント

タイトルとURLをコピーしました