連載官能小説『後輩社員と秘密の関係』第3回
孝樹のペニスは既にギンギンに勃起していた。
瑞希の性器を舐めるにしたがって、はち切れんばかりに膨張していたのである。全体的に窮屈であり、早く解放したい。孝樹とはドキドキとしながら、スラックスを脱いだ。
ボクサーパンツ姿になる孝樹。勃起したペニスの関係で、ボクサーパンツはテントがはったかのように三角形を形成していた。
「スゴイ、もうこんなに大きくなって……」
うっとりとしながら、瑞希が告げる。
そして、ボクサーパンツ越しに、彼のペニスに触れた。
触られて、孝樹はビクビクと体を震わせた。
ゾクゾクとする感覚が孝樹を覆っていく。
「瑞希ちゃんが可愛いから、こんなに勃っちゃうんだよ」
「うふふ。それじゃ私がもっと気持ちよくしてあげます」
「ありがとう。楽しみだな」
瑞希はボクサーパンツの上からペニスをしごいていく。
むわっとする性臭が漂い、それで瑞希はくらくらとしていく。猛々しい雄の香りが充満し、辺りに染みわたっていく。
「スゴイ、堪らない匂いがします」
「ご、ゴメン、シャワー浴びてないから、臭うかな?」
「いえ、むしろいい香りです。もっと嗅ぎたいくらい」
くんかくんかと、鼻を近づけて匂いを嗅ぎまくる瑞希。雄の香りを嗅いで、ますます興奮してきたようである。特に精液の独特の香りと、汗の匂いが入り混じり、形容しがたい性臭が漂っている。
「パンツ脱がしますね」
瑞希はそう言うと、孝樹の下着を脱がし始めた。
すると、反り返ったペニスが一気に解放される。ビンビンに勃ったペニス。
先端からは、カウパー腺液が溢れ出している。
「先端からお汁が出てますよ」
「興奮しているんだよ」
「にちゃにちゃとしてヤらしいです」
瑞希は、指先でカウパー腺液に触れると、それを指で伸ばし始めた。半透明の液体が、にゅるにゅると伸びていき、エロスを感じさせる。
自分の我慢汁を弄ばれて、どことなく恥ずかしさを感じる孝樹。
しかし、決して嫌ではなかった。自分の精液をもっと弄ってもらいたい……。そんな欲望に囚われていく。楽しそうに我慢汁を弄ぶ瑞希は、そのままペニスを握りしめ、軽く上下に動かし始めた。
唾液をたっぷりとペニスにかけ、ぬちょぬちょと音を上げながら、しごいていく。最初からペースを上げるのではなく、ゆっくりとペニスを動かしていき、次第に動きを速めていく。
瑞希の手はそれほど大きくないのだが、その小ぶりの手が、孝樹のペニス全体を包み込み、優しく愛撫していく。次第に、気持ちよくなっていく孝樹。先日、マスターベーションをして、抜いたばかりであったが、その気持ちよさとは全く次元の違う快楽が襲ってくる。
「き、気持ちいいよ、瑞希ちゃん」
「ウフ、そう言ってもらえると嬉しいです、もう少し速く動かしますよ」
「うん」
ペニスを一定の速度でしごきながら、瑞希はさらに陰嚢を揉みしだいた。ペニスを弄られながら、さらに陰嚢を指で揉まれると、堪らない気持ちよさに襲われていく。うっとりとしてしまう快楽が、徐々に下半身全体を覆っていき、形容しがたい気持ちになってくる。
優しい手ほどきでペニスをしごいていくと、カウパー腺液はどんどん溢れていく。気持ちよさも高まっていき、恍惚としながら、孝樹は立ち尽くしていた。
立ったままペニスを弄られていると、何か変な気分になってくる。女性を服従させているというか、征服しているような気分になるのである。孝樹は決してSっ気が強いわけではないのだが、これはこれで楽しめると感じた。
せっせとペニスを弄っている瑞希を見下ろしていくと、どんどん瑞希が愛おしくなっていく。これまで、それほど瑞希を意識してきたわけではない。しかし、社内の中でも割と可愛い部類に入るので、密かに憧れを抱いていたのは事実である。
後輩に憧れる孝樹であったが、そんな憧れの存在である瑞希にペニスをしごかれて、気持ちよさのピークを迎えていた。
しかし、まだ行くわけにはいかない。……必死に耐えながら、彼はペニスをしごかれ続けた。
「スゴイ、気持ちいいよ……。ねぇ瑞希ちゃん、口でしてくれないかな?」
「え? 口でしてほしいんですか?」
「う、うん、ダメかな? 手でもいいんだけど、口も堪能してみたいんだ」
「いいんですけど、あんまり自信ないです。下手でもいいですか?」
「手でしごくのも十分上手いから口でも問題ないと思うよ。お願いできるかな?」
「恥ずかしいけれど、やってみます」
瑞希は手でしごくのを止め、彼女はペニスの先端を舌先で舐め始めた。
カウパー腺液が舌に付着し、若干であるが苦みを感じる瑞希。
ちろちろと舌先で亀頭の先端を舐めながら、彼女はフェラを続けていく。
「どうです、こんな感じでいいんですか?」
「うん。それもいいけど、全体的に咥えてもらえるとありがたいかな」
「咥えればいいんですか?」
「うん、しゃぶってもらいたいんだ」
「わ、わかりました、やってみます」
瑞希は次に唾液をたっぷり含ませて、口全体でペニスを咥え始めた。
瑞希の口内の温かな質感が、ペニス全体を覆っていく。
「うわ、凄い刺激だ。堪らないよ」
「ありがとうございます。もっと気持ちよくなってください」
ペニスを口に含んでいると、ますます孝樹の肉棒は硬くなり、口内で大きくなってきた。じゅぼじゅぼと音を立てながら、瑞希はフェラを展開していく。フェラの仕方については、それほど豊富なわけではないが、Hな小説を読み、なんとなくやり方は知っていた。
ペニス全体を舐めまわしていたが、次は、亀頭を中心に舐め始めた。テロテロと舌を十分に使って、亀頭全体を責めていく。孝樹は亀頭を責められて、確かな気持ちよさを感じていた。うっとりとするほど気持ちいい。
「そ、それ、気持ちいい。凄い上手だよ」
「嬉しいです。では続きをさせていただきます」
「ありがとう」
舌先で亀頭を弄ると、次は亀頭の裏筋を舐め始めた。敏感な部分を弄られて、ガクガクと体を震わせ始めた。
ペニス全体を舐めまわした後、今度は、陰嚢に照準を合わせる瑞希。彼女は陰嚢を舐め始めると、チューチューと音を立てながら、吸い始めた。陰嚢を吸われると、形容しがたい気持ちよさが襲ってくる。ペニスを弄られるのとは別の刺激が入り、うっとりとさせてくれるではないか。
孝樹は嬉しくなって、玉舐めをしている瑞希の髪を撫でた。
ふんわりとしている柔らかな髪の毛。ややダークブラウンに染まり、天使の輪ができている。きっと手入れをしているのだろう、さらさらとしていて触り心地がいい。それにプラスして、馨しい香りもしている。シャンプーの匂いと、瑞希の体臭が入り混じり、高貴な匂いを放出していた。
「玉舐めも気持ちいいよ、流石は瑞希ちゃんだ。完璧だよ」
「見様見真似ですけど、気持ちよくなってもらっているみたいで嬉しいです」
「うん。このまま続けて、もう少しでイキそうだから」
「わかりました。たっぷり気持ちよくなってください」
陰嚢を舐めながら、さらにマッサージをしていく。さらなる快楽に覆われていき、孝樹の興奮もピークを迎え始めた。次第に、ペニス全体が気持ちよくなっていき。破裂寸前になっていく。
既に限界は近い。ただ、もう少しこの気持ちよさを味わっていたい。それでもこのまま果ててしまいたい気持ちが襲ってくる。
「み、瑞希ちゃん、イキそうだよ」
「わかりました。もう一回口で含むんで、口の中に出してください」
「口の中に? いいのかい?」
「もちろんです。工藤さんの精液を味わいたいんです」
「わかった。それじゃ口の中に出させてもらうよ」
瑞希は再度ペニスを口で含み、高速でフェラを開始した。
最後の仕上げと言わんばかりの速度で、ペニスを動かしていく瑞希。シュボシュボと、激しい音を上げながら、フェラを続ける瑞希。
流石にここまで激しくされると、我慢の限界もやってくる。
孝樹はイク寸前になり、下半身をギュッと体を硬直させた。
「み、瑞希ちゃん、イク、イクよ!」
「イってください」
「うぉぉぉ、も、もう駄目だ、イクぅぅ」
次の瞬間、激しいオルガスムスを感じ、ペニスが一気に暴発した。
びゅるびゅると、勢いよく精液が放出され、瑞希の口内に注がれた。
大量の精液を放出する孝樹。
そのすべてを口内で受け止め、瑞希はそのまま精液を飲み干した。
「み、瑞希ちゃん、飲んでくれたの?」
「はい。工藤さんのですから、飲みたかったんです」
「あ、ありがとう、嬉しいよ」
「工藤さん。まだ時間ありますよね?」
「うん。もちろんだよ」
「じゃあこのまま続きをしましょう、もう誰も残っていないはずですから、ここでセックスしても安心です」
「ほ、ホントにいいのかい?」
「はい、工藤さんが相手なら、私も嬉しいです」
「な、ならしようか。夜はまだこれからだし」
「ありがとうございます」
二人は向かい合わせに座り込み、にっこりと笑いあった。
夜はまだまだ終わらない――。
〈続く〉
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