連載官能小説『後輩社員と秘密の関係』第9回
瑞希は孝樹のペニスを手でしごき始めた。柔らかな手で包まれていると、どこまでも気持ちよくなっていく。ゆっくりとペニスをしごいていくと、時折、孝樹の「うぅ」とか「うぉ」という声が漏れる。
「先端からHなお汁が出ていますよ」
「ゴメン。興奮してるから、出ちゃうんだよ」
「謝らないでください。気持ちよくなってもらって、私も嬉しいです」
「スゴイ、気持ちいいよ。本当にありがとう」
「うふふ。たっぷりと気持ちよくなってくださいね」
瑞希は懸命に手コキを続けていく。動きをスムーズにするために、たっぷりと唾液を垂らして、ローション代わりにしていく。唾液で満たされた孝樹のペニスは、テカテカと光り輝き、途轍もないエロスを感じさせる。
孝樹のペニスは、はち切れんばかりに膨張し、暴発寸前になっている。まだ余力はあるが、このままのペースで弄られると、すぐに限界を迎えてしまいそうになる。
「み、瑞希ちゃん、かなり上手くなったよね」
「そうですか? 私、工藤さんに気持ちよくなってもらいたいんです。だから、気持ちを込めています」
「そこまでしてくれて、本当に感謝だよ。俺も、瑞希ちゃんを気持ちよくさせたい」
「もう少ししたら、本番をしましょうね。それまで我慢してください。私がたっぷりと奉仕してあげます」
瑞希は手コキをしながら、孝樹の陰嚢を揉みしだき始めた。ペニスと陰嚢を同時に責められて、孝樹の気持ちよさもアップしていく。途轍もない快楽が、孝樹を支配していき、この時間をもっと長く味わっていたくなる。
ペニス全体が気持ちよくなっていき、ますます膨張していく。
「す、凄い、いい感じだよ、瑞希ちゃん、最高だ」
「次はフェラでご奉仕してあげます」
手コキを一旦止めると、瑞希は、舌先でペニスをペロペロと舐め始めた。
舌先でペニスの先端を刺激されると、少し擽ったいのだが、これはこれで気持ちいいがいい。特にカリの裏側をレロレロと舐められると、それだけで昇天してしまいそうになる。溢れ出るカウパー腺液は、留まるところを見せない。その我慢汁を舌先で弄りながら、ペロペロと舐めていく瑞希。
少し苦く、雄の香りが充満している。孝樹の性臭を感じ、瑞希も興奮していた。孝樹の匂いを嗅いでいると、もっと、この匂いを嗅いでいたくなるし、さらに、ペニスを弄りたくなるのだ。
たっぷりと唾液を含ませて、ペニス全体を口で含ませていく。
温かな質感が孝樹のペニスを覆っていき、恍惚とした表情を浮かべる孝樹。彼の満足感のアップし、フェラをする瑞希の顔を見つめた。
懸命にフェラを続ける瑞希は、どこまでも愛らしく、思わず抱きしめたくなる。ここまで自分のために尽くしてくれる存在に、孝樹は心の底からありがたくなった。
(瑞希ちゃん。本当にいい子なんだ)
感動しながら、孝樹は瑞希の髪を撫でた。
僅かにシャンプーの淡い香りがして、それが孝樹の鼻孔を擽る。
瑞希のふんわりとした体臭と、石けんの香りが入り混じり、高貴な匂いを生み出していた。このような匂いを嗅いでいると、ますます興奮してしまう。性的に満たされながら、孝樹は感じ始めていた。
やがて、瑞希のフェラのスピードが速くなる。
じゅぼじゅぼと大きな音を立てながら、ペニスを吸い続けている。ぴったりと口腔内の粘膜が張りつき、気持ちよさを演出している。ぬめぬめとした質感が、形容しがたい快楽を生み出し、孝樹は感動していた。
喉の奥の方までペニスを咥えこむと、口腔内で擦れ合う面積が広くなり、快楽のレベルは一層高まっていく。
「瑞希ちゃん、凄い、気持ちいいよ、もう少しでイキそうだ」
「イキそうになったら、存分にイってください。私がすべて受け止めますから」
健気に素晴らしいことを言ってくれる。
心の底からありがたくなった孝樹は、瑞希の髪をさらに優しく撫でた。
徐々に、限界を迎え始める孝樹。ペニス全体が収縮を始め、身体が小刻みに震えていく。
後少しで絶頂を迎える。その兆候が表れ始めた。
「瑞希ちゃん……、お、俺、もう駄目だ、イクよ」
「イってください。そして気持ちよくなってください」
瑞希はさらにペースを上げて、ペニスをしゃぶりつくしていく。
バキュームフェラを激しくしていくと、孝樹もとうとう限界を感じ始めた。
「うぉぉぉ、もう駄目だ、イクゥ」
次の瞬間、激しい性の爆発があった。
圧倒的なオルガスムスを感じ、そしてペニスから大量の精液が発射される。
瑞希の口腔内に大量の精液をぶちまけた孝樹は、ガクガクと体を震わせ始めた。
「んぐ、むぐ」
瑞希は口腔内に発射された精液をすべて飲み干した。
ゴクリと言う咽頭を駆け巡る音が聞こえると、瑞希はにっこりと笑みを浮かべた。
「工藤さんの精液、ものすごく濃いんです」
「の、飲んでくれたの?」
「はい。工藤さんのだから飲みたいんです」
瑞希は毎回精液を飲んでくれる。
これは孝樹にとって非常にありがたい行為であった。
孝樹は起き上がり、そっと瑞希の身体を抱きしめた。
そして、そのまま熱いキスを交わす。にちゃにちゃと舌を絡ませながら、瑞希の唾液を啜っていく孝樹。蜜のように甘い瑞希の唾液を堪能しながら、孝樹は瑞希を押し倒した。たった今イッたばかりだというのに、彼のペニスは衰えを見せるどころから、より一層、硬くなっていった。
血液全体がペニスに流れ込み、膨張させていく。興奮冷めやらぬ孝樹は、瑞希を押し倒すと、そのまま正常位でペニスを挿入していく。
「瑞希ちゃん、挿れるよ」
「はい。お願いします」
瑞希の脚を持ち、膣口に照準を合わせて、挿入していく。
トロトロとした蜜液で満たされた膣内は、すんなりとペニスを飲み込んでいく。
温かな膣内の感触が孝樹のペニスを満たしていく。
奥までペニスを挿入していくと、孝樹はゆっくりと動き始めた。
腰を丁寧に動かし、ピストンを進める孝樹。
イッたばかりのペニスは、過敏に反応を示し、小刻みに動いていた。
それでも快楽を貪るような形で、孝樹はプレイを続けていく。
姿勢を前傾にさせ、瑞希に覆いかぶさるようにすると、胸を吸ったり揉んだりしながら、抽送を続ける。
ペニス全体をフルに使い、奥の方まで挿入していく。瑞希の膣内は、かなり窮屈であり、ペニスを激しく包み込む。キュウキュウと搾り取られるかのような感覚が、孝樹に広がっていく。
「瑞希ちゃん、締まりが凄いよ」
「だ、だって、気持ちいいんですもの。感じちゃうんです」
「もっと感じてくれ。俺も気持ちいいから」
懸命に孝樹は動き続ける。
今度は瑞希の脚を大きく広げて、突きさすように挿入を続けていく。
まんぐり返しに近いような形になり、ペニスは奥の方まで突き刺さっていく、それはまるで子宮に届くようLな勢いであった。
結合部分から、精液と蜜液が入り混じった液体が迸り、それがシーツに流れ始めた。
白濁色の液体は、テカテカとした光沢があり、一層エロスを生み出していく。
あまりの気持ちよさに、自然と孝樹のペースも速くなっていく。
もう、このまま果ててしまいたい。そんな思いが孝樹を支配していく。
「み、瑞希ちゃん、中に出しても良いかな?」
「はい、中に下さい、工藤さんの精液を私の中にたっぷりと注いでぇ」
「わかった。後少しでイクから、一緒にいこう」
孝樹は精一杯のスピードで動き始めた。もう、後先を考えない。ただ目の前にある快楽に向かって一心不乱であった。とにかく気持ちよくなりたい、そして、自分の精液のすべてを、瑞希の中に出してしまいたい。
「瑞希ちゃん、お、俺、イキそうだ。イクよ」
「ひぎぃ、私もイキそうです。気持ちいいですぅ」
「イクよ。もう駄目だ、イクゥゥ」
再び、激しいオルガスムスを感じ始める孝樹。同時に、瑞希もエクスタシーを迎えていた、二人は一心同体のように絶頂を迎え、そして果てた。
孝樹は瑞希を思いきり抱き締めて、そのまま倒れ込んだ。
激しい性の爆発があり、大量の精液が膣内に流れ込んでいく。
トプトプと、結合部分から、精液が溢れ出してきた。
「スゴイです。工藤さんの精子が私の中で暴れていますぅ」
「瑞希ちゃん、気持ちよかったよ、本当に最高だ」
二人のセックスはこうして終わりを告げた。
孝樹はセックスの余韻に浸りながら、あることを考えていた。
瑞希と咲子。どちらかを選ぶのは難しい。
自分は二人とも幸せにしたいし、一緒にプレイをしてみたい。
そんな願望が思い浮かぶ……。
(三人でしてみたいな……)
孝樹は3Pを夢見ながら、瑞希に向かって優しくキスをした――。
〈続く〉
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