連載官能小説『可愛い妹 危険な相姦関係』最終回
たった今射精したばかりだというのに、康太のペニスはギンギンに膨れ上がっていた。問題なく佳苗とセックスできるだろう。
どうして、こんな展開になっているのだろうか? 考えるほど、深みにはまっていく。しかし、既に賽は投げられている。このまま突進していくしかないだろう。
「せ、先生……、俺」
「大丈夫よ、私に任せて」
佳苗は、康太を仰向けに寝かせると、彼のペニスを握りしめ、それを秘部に押し当てていく。
先ほど、康太と真理子のセックスを見ていて、あそこは濡れている。すんなり挿入ができるだろう。彼女もまた、興奮しているのである。
「挿れるわよ」
覚悟を決めて佳苗は、ペニスを導いていく。
ずぶずぶずぶ……。
しっとりとした質感。
スムーズにペニスは挿入され、温かな質感が康太のペニス覆っていく。
「せ、先生、気持ちいいです」
「うふ、私も気持ちいいわぁ、これからもっと気持ちよくしてあげるから」
決して佳苗は経験豊富なわけではないが、真理子には負けていられない。
ここで引き下がってしまったら、康太は真理子と禁断の関係を突き進んでしまうだろう。それだけは止めなくてはならないのだから。
騎乗位は挿入が深くなるため、ペニスは奥深くまで突き刺さっていく。膣壁をメリメリと侵食していき、押し広げていく。佳苗の膣内は、真理子に比べると、ややゆとりがあるが、それでも独特の襞があって、それがペニスを刺激していく。これはこれで激しく気持ちがいいのだ。
康太は、仰向けになりながら、必死に考えていた。
いずれ、答えを出さないとならない。
自分はどちらかを選ばないとならないのだ。
真理子か……、それとも佳苗か……。
その天秤の上で彼は激しく揺れている。
彼の心境を佳苗が見抜いているのかはわからない。
ただ、彼女も懸命であった。康太との関係はそれほど深いわけではないが、彼のペニスの虜になっていたのだ。康太のペニスでヴァギナをかき回されると、それだけで快楽は絶頂を迎えて抗えなくなるのだ。既に、教師としての立場は忘れている。一人の女として、康太に相対している。
やがて、ペースを徐々に速めていく佳苗。
姿勢をピンと立てて、膝をやや折り曲げながら、腰を深く落としながら、ピストンを続けていく。しゃがみ込んでいるため、結合部分がよく見えて、半透明の液体がにちゃにちゃと輝いているように見える。
(先生のおま×こに俺のち×ぽが……)
康太は感動していた。
憧れの存在であった佳苗。そんな存在と、こうしてセックスをしているのである。それは神がかりのように思えたし、何よりも自分に接してくれる佳苗に対し感謝していた。
「どう、気持ちいいかしら? 村上君のち×ぽ、どんどん大きくなっているわよ」
「き、気持ちいいです、俺、変になっちゃいます」
「うふふ。変になっていいのよ。それが正常なんだから……」
佳苗は、姿勢を前傾にさせて、康太の顔を抱きしめた。
佳苗の乳房が、康太の顔面で潰れていく。康太は胸に押しつぶされながら、必死に胸を愛撫した。乳首に吸い付き、赤子のようにチューチューと吸い続けていく。
「いやん、そんな乳首を吸わないでぇ」
「先生の乳首、美味しいんです」
「もっと、早く動くわよ。覚悟はいいわね」
「お願いします」
激しい勢いで腰を振り始める佳苗。
腰が上下していき、康太もリズムに合わせて腰を突き上げる。
一層ペニスが刺激され、気持ちよさのレベルが上がっていく。
子宮まで届く勢いで挿入は繰り返され、次第に二人のセックスも中盤を迎えていく。
「せ、先生、今度は俺がやります」
「村上君が? どうするの?」
「後ろから挿れさせてください。バックで犯したいんです」
「後ろから、仕方ないわね、ちょっと待ってね」
そう言うと、佳苗は一旦ぺニスを抜いた。そして、素早く四つん這いになると、お尻を高く持ち上げた。
性器が押し開かれて、トロトロに熟した蜜壺が顔を出す。
ゴクリと生唾を飲みながら、康太はペニスを佳苗の膣口に押し当てる。
「先生、挿れます」
「いいわぁ、きてぇ」
佳苗の甘い声がこだまし、それに合わせて、康太は肉棒を突き刺していく。
男根がずっぽりと肉壺に突き刺さり、ぐちゃと卑猥な音を鳴り響かせた。
康太の余力はまだ十分にある。
それでも彼はあまり速く動くことはしなかった。最初はゆっくりと攻略していき、次第にペースを速めていこうと考えたのだ。
「先生のおま×こ、ぐちゃぐちゃで気持ちいいです。
「私も気持ちいいわ、どう? 私とのセックスの方がいいでしょう」
「そ、それは……」
チラと康太は真理子の方を見つめた。
真理子は悲しそうな顔で二人のセックスを見つめている。
そんな顔をしないでほしい。康太は罪悪感から自分自身が嫌になってしまった。
「先生、俺はどちらも選べません。両方好きなんです」
康太は堂々と宣言した。
それを受け、佳苗は動揺してしまう。
同じように、真理子も固まる。
「な、村上君何を言っているの?」
「俺は二人を幸せにしたい。だから、三人で一緒にしましょう。そうすれば、お互い満足できると思うんです」
「さ、三人で?」
「そうです。真理子、それでいいだろ?」
康太は真理子に囁く。
真理子はうっすらと涙を浮かべていたが、やがて納得した。
「私、お兄ちゃんとは離れたくない。でもお兄ちゃんが先生を想う気持ちもわかるの。なら、仕方ないのかな」
「先生、三人でセックスしましょう。そうすればすべて上手くいきますから」
康太はそう言うと、佳苗からペニスを引き抜き、真理子のそばに行き、彼女を強引に寝かせて、正常位で挿入した。
「真理子、俺は先生も大切だけど、お前も同じくらい好きなんだ」
「お、お兄ちゃん」
正常位で、ピストンを続けていく康太。滴る汗が、真理子の腹部に垂れていく。それでも康太は懸命にセックスを展開していく。二人を気持ちよくさせたい……。思うのはそればかりであった。同時に、激しい性の高鳴りが彼を支配し始めた。
「お、お兄ちゃん、気持ちいい、もっと突いてぇ」
真理子が甘い声で囁く。
康太のピストンも激しくなり、呼吸が荒くなっていく。
「村上君、ずるいわよ、私にも挿れて頂戴」
と、不満そうな声を出す佳苗。
さっきまでセックスしていたのは自分なのである、それを途中で奪われて彼女は不満に思っていた。
もちろん、康太もそれを感じている。
彼は再びペニスを引き抜くと、バックの体勢になっている佳苗の肉壺にペニスを押し当てて、挿入していく。
「先生にも挿れてあげます。だから、そんな顔しないでください」
「はぁん、む、村上君のち×ぽが私の中で暴れているわぁ」
「先生も気持ちよくなってください、俺、限界まで頑張りますから」
康太は佳苗の臀部に手を当てて、激しい勢いで抽送を繰り返す。結合部分から、半透明の蜜液が流れ出し、それが床の上にぽたぽたと零れだしていく。
「お兄ちゃん、早く私にも挿れてぇ」
真理子が康太のしがみつき、彼の乳首をペロペロと舐め始める。
「真理子、ちょっと待ってくれ、先生を気持ちよくさせたら、今度は真理子の番だから」
「えぇ、先生ばっかりずるいよぉ、私もお兄ちゃんのち×ぽを感じたいのにぃ」
康太は、佳苗の片足を持ち上げ、挿入をより一層深くし、奥深くまで肉棒を導いていく。ずちょにちゃと、激しい抽送が展開され、次第に佳苗のボルテージも上がっていく。
「む、村上君、私、イキそう……」
「俺もイキそうです。一緒にイキましょう」
「ああん、もっと速く突いて、私を滅茶苦茶にしてぇ」
「わかりました、もっと速く突きます」
康太は恐ろしい勢いで腰を振り始めた。
パンパンパンと肉同士がぶつかり合う音がこだまする。
やがて康太も限界を迎え始める。
圧倒的なオルガスムスを感じ始めて、そのままペニスが収縮していく。
「うぉぉぉ、せ、先生イキます。で、出るぅ」
次の瞬間、二度目の射精を放つ康太。
二度目だというのに、彼のペニスからは大量の精液が放出された。
ドクドクと、佳苗の膣内に、精液が流れ込み、彼女を満たしていく。
佳苗は中出しされながら、熱い精液を膣全体で感じていた。
「む、村上君の精液が私の中で暴れているわぁ、凄く熱いのぉ」
ガクガクと身体を震わせた感じる佳苗。
それを見た真理子が、甘えるように告げる。
「お兄ちゃん、今度は私の番だよ。速く入れてぇ」
体力も限界に近かったが、康太は下半身に力を入れて、再びペニスを硬くさせる。
まだできる、限界までやろう、その決意はあるのだ。
「真理子、今挿れるよ」
真理子を四つん這いにさせ、再びバックで挿入する康太。イッたばかりのペニスは敏感で些細な刺激でも過剰に反応してしまう。
(また、すぐにイキそうだな)
と、康太は考える。
しかし、それでもよかった。とにかく二人を満足させたい。考えるのはそればかりである。
激しい勢いで、挿入を繰り返す康太。
男根が蜜壺に突き刺さり、真理子の小さな性器を押し広げていく。
「お、お兄ちゃん、き、気持ちいいよぉ」
「俺も気持ちいいぞ、また、中に出してやるからな」
「中にいっぱい出してぇ、お兄ちゃんのすべてを感じていたいの」
「よし、このままたっぷり中に出してやる、イクぞ」
康太は最後の仕上げと言わんばかりの勢いで、ピストンを速めていく。
ギンギンに膨れ上がったペニスは真理子の中で暴れ狂っている。再び、快楽の爆弾が降り注ぎ、尿道に精液が駆け巡る。
「うぉぉ、真理子イクぞ、出るぅ」
「私もイクぅ」
二人の声がクロスし、再び精液が膣内に流れ込んでいく。
康太は射精後、がっくりと、身体を落とした。
心地いい疲れが体中を覆っていく。
そんな中、佳苗が口を開いた。
「村上君、二人を満足させるって言ったわよね。それなら、まだ終わりにはしないわよ」
「え。先生、まだするんですか?」
「当然でしょう、私も妹さんもまだまだ満足していないわ」
それを受け、真理子も告げる。
「私もまだできるよ。お兄ちゃんをもっと感じたいな。それに、この三人なら、良い仲になれると思うの」
「し、仕方ないなぁ、今日は限界まで相手をするよ」
康太はそう言いながら、再び二人を見つめた。
やがて、ペニスはビクンと反応し、硬くなっていった。
こうして、三人は関係を結んだ。康太は二人を満足させるために、決意を固めたし、佳苗も真理子もそれを承諾した。
三人のセックスは留まることを知らない――。
〈了〉
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