連載官能小説『初体験の教室』第5回
授業が始まり、愛花は興奮の中にいた。
(なんか変な感じ……)
ローターを秘部に挿れて、彼女は授業を受けていた。
生理用品を入れるから、異物をあそこにいれるのは慣れている。
だから、ただ、ローターを挿れるだけなら、全く問題はなかった。
それでも若干の異物感はある。まだスイッチは入っていないから、本当のローターの良さを分からずにいた。
授業は英語。
教師が例文を読み、それを生徒が答えていく。
不意に、愛花に問題が当たり、彼女は立って答えることになった。
これをチャンスと見た良治は、ポケットの中に入れていたローターのスイッチを入れた。
ヴヴヴヴ。
音はほとんど聞こえない。
良治は愛花を見つめた。すると、愛花は顔を真っ赤にさせて、もじもじと立ち尽くしている。
「角田さん、次の文を読んでくれる?」
担当教師がそう尋ねる。
すると、愛花はガクガクと身体を震わせながら、例文を読み始める。しかし、声にならない。時折、甘い声が漏れ、教師も訝しい視線を送った。
「あ、あの、その、えっと」
愛花は混乱している。
流石にやりすぎたかなと感じた良治は、一旦、ローターのスイッチを切った。
途端、身体が軽くなったかのように愛花の表情が元に戻る。
その後は、すんなりと例文を読めて、そのまま席に座った。
そこで、良治はチラッと愛花を見つめた。
愛花もこちらを見つめていた。顔を真っ赤にさせ、必死に抵抗の顔をしている。
(止めて……)
そう言っているように聞こえた。
しかし、ここで止めるわけにはいかない。
まだまだ、楽しみはこれからなのである。もっとエッチなプレイを楽しみたいのだ。
再び、良治はローターのスイッチを入れた。
ヴヴヴヴ……。
愛花を見つめると、彼女は必死に何かに耐えているように、脚をぴったりと閉じ、もじもじとし始めた。
恐らく感じているのであろう。
それを確認した良治は、なんだか楽しくなってきた。
美少女が悶える姿を見ていると、どんどんエッチな気分になってくる。
良治のペニスも勃起し始め、スラックスにテントを張り始めた。良治はそれを隠すために、ペニスの位置を変えて、周りから勃起していることがバレないようにした。
(なんだか、すごい興奮するなぁ)
良治は愛花のことを見つめながら、興奮の中に放り込まれた。
ローターのスイッチを少しずつ強めていく。
愛花の表情がどんどん困惑していき、体を小刻みに震えさせ始めた。
(あのバカ、どこまで調子に乗っているのよ)
愛花は必死に抵抗しようとするが、席が離れているので全く上手くいかない。
性器の中に挿れたローターが、くるくると暴れ狂っている。膣壁をメリメリと切り開き、次第に気持ちよくなっていく。
こんなに恥ずかしいのに、どうしてか気持ちよくなってしまうのである。
もしかすると、自分は変態なのかもしれない。ローターが膣内で動き回り、気持ちよさはアップしていく。やめたいけれど、もっとしてほしい。そんな気持ちが浮かび上がってくる。
(なんか気持ちいい……。止めたいのに、止めらない……)
気持ちよさの中に放り込まれる愛花。
彼女は、最早授業に集中できなかった。何を考えようとしても、性器が気持ちよくて集中できないのである。体も火照り、熱を帯びている。さらに、蜜液が溢れ出し、それがショーツを濡らし始めた。まるでお漏らししたかのようになっている。このままでは本当に不味いかもしれない。
身体を小刻みに震わせながら、愛花は快楽と恥ずかしさの中に放り込まれた。
*
「角田さん、調子悪いの?」
愛花の調子がおかしいことを見抜いた担当教師が、そんな風に呟いた。
この時、ローターのスイッチは入ったままだ。
愛花は、ガクガクと体を震わせながら、何とか答える。
「えっと、ちょっと寝不足で」
「保健室に行く? 少し休んでもいいのよ」
「え、でも……」
「顔も赤いし、風邪でも引いたんじゃないかしら」
「そ、そうかもしれません」
そこで良治が手を挙げて立ち上がった。
「せ、先生。俺保健委員なんで角田さんを保健室まで送ってきます。いいですか?」
担当教師は良治の方を向くと、
「そうね、それじゃお願いしようかしら。角田さん、保健室に入ってきなさい」
「わかりました」
と、愛花も承諾する。
愛花と良治は教室を出て、廊下を歩いていく。
この時、良治はローターのスイッチを切っていた。
廊下を歩きながら、愛花が少し怒って言った。
「あんたやりすぎ」
「ゴメン」
「どうなるかと思っちゃった」
「でも気持ちよかったんじゃないの」
「まぁそうだけど、周りに見つかったら色々問題あるし」
「どうする? このままローター外す」
「うん、保健室に言ったら外そうかな」
「そう」
二人は一応保健室に向かった。
ただ、保険医は不在であり、閑散としていた。
「あんたも興奮しているんじゃないの?」
不意に愛花が言った。
もちろん興奮している良治。ペニスは勃起していた。
「実は少し……」
「ねぇ、ここでちょっとしていなかない?」
「していくってセックスを?」
「セックスもそうだけど、私、シックスナインしてみたいの。あんたしたことある?」
「したことないよ」
「じゃあしてみようよ、私をローターでイジメたんだから、その贖罪をしなさい」
「わかったよ。ベッドが空いているみたいだから、そこでしようか」
「そうね」
二人はベッドに移り、靴を脱いでシックスナインの形をとった。
愛花はローターを外し、それをベッドの上に置いた。
万が一保険医が帰ってきたら不味いので、服は脱がずに、着衣のままプレイを続ける。
愛花のスカートをめくり、さらにショーツを下ろす。すると、ぐっしょりと濡れているのが分かった。
愛花も良治のズボンのファスナーを下ろし、勃起したペニスを解放する。
「スゴイ、大きくなってる」
「ご、ゴメン、興奮しちゃって」
「じゃあ舐めてあげる」
「俺も舐めるよ」
こうして、二人はシックスナインを始める――。
*
ショーツを全て下ろさず、良治はクンニリングスをしていく。クリトリスを中心に舐め上げていき、愛花を気持ちよくさせていく。
愛花の蜜壺も、どんどん蜜液が溢れ出してきて、それが良治の舌先に付着した。
「角田さん、気持ちいい?」
「アン、気持ちいい、もっと舐めて」
「俺も気持ちいいよ」
陰核を中心に性器を舐めていく良治。
ヒクヒクと震えるクリトリスは、小動物のような雰囲気があり、エロスを助長させていく。舌で陰核を弄りながら、さらに指先を膣内に挿入していき、中をかき回していく。女蜜に満たされた膣内は、ぬめぬめとした質感で満たされており、指がスムーズに動いていく。
「アン、ふぁ、ひいぃん、気持ちいいよぉ」
「角田さん、声が大きいよ」
「だって声が出ちゃうんだもん」
「もっと静かにしないと」
ベッドの上に置いてあったローターを見つけた良治は、それを使ってさらに、性器を刺激していく。舌先で陰核を舐めるのを止め、今度はローターのスイッチを入れて刺激し始めた。
ヴヴヴヴと激しい稼働音が鳴り響く。すると、愛花の身体が反り返る。
「ひ、ひぎぃぃぃ。ひゃん、そ、そんな風に弄られたら、私、もう駄目かも」
「まだイクのは駄目だよ。俺はまだ余裕あるんだから」
「無理だよぉ、だって、このままじゃイキそうになっちゃう」
続けてローターで秘部を弄る良治。
愛花は体をガクガクと震わせて快楽の中に放り込まれた。彼女も限界も近いようである。次第に膣内が収縮していき、ヒクヒクと動き始めた。
「ローターズルいよぉ、も、もうだめ、イク、イッちゃう……」
愛花の声が小さくなり、身体の震えが大きくなる。
そして、次の瞬間、愛花の身体をオルガスムスが襲う。
「いやぁぁぁん、イクゥゥ」
ぷしゅと愛蜜が噴き出し、それがベッドを濡らしていく。
どうやら、愛花はイってしまったようである。
「角田さんイッたんだね。でも、俺はまだ足りないよ。もっと気持ちよくしてくれないと」
「だってぇ、じゃあ放課後に続きをしようよ。ここだとあんまり落ち着かないし」
「わかった。じゃあ放課後待ってる。いつもの教室でやるの?」
「私の家来る? 親いないし、ゆっくりできると思うけど」
意外な提案に良治は嬉しくなった。
「いいの、それはありがたいけど」
「なら決まり。私の家で続きをしよ、あんたを気持ちよくしてあげるから覚悟しなさい」
二人は約束をして、にっこりと笑い合った――。
〈続く〉
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