連載官能小説『幼馴染』最終回

連載官能小説

連載官能小説『幼馴染』最終回

「それじゃ、挿れるよ」

臀部の双肉を押し広げ、性器を露出させる。そして、そのままペニスを膣口に持っていき、一気に貫く。愛蜜で満たされた膣内は、トロトロに温かく、それでいてペニスをスムーズに飲み込んでいった。

「く、ぅぁ、ふ、深い……」

と、嗚咽を漏らす麗佳。

正常位に比べると、挿入が深くなり、ペニスが奥の方まで届いた。

琢磨は、麗佳の臀部に手を置くと、そのままゆっくりと動き始めた。既に一度射精をしているから、余力は十分にある。少し速めに動いても問題ないであろう。

(バックはバックで気持ちいいや……)

久しぶりに堪能するバックの快感に、琢磨は酔いしれていた。貪るように腰を振り、快楽を追及していく。グッと下半身に力を入れ、ペニスを奥の方まで導いていく。すると、麗佳の身体が反り返り、「はぁん」と、消えるような喘ぎ声をあげた。

ニュルニュルと、壺口を出入りする肉棒が、ますます猛々しくなっていく。交尾の腰遣いに刺激されたのか、琢磨の動きも一層速まっていく。突きの一つ一つの動作が大きくなり、怒張の芯を漲らせていくのだ。

対する麗佳も激しい快楽の中にいた。バックは未体験の体位ではないが、それほど頻繁には行わない。特に結婚相手はそれほど性に敏感ではなく、性行為は大体正常位がメインだ。時折、バックをすることもあったが、それは稀であり、久しぶりに体感する後ろからの刺激である。

特にバックは動物の交尾のような側面があり、羞恥心を煽る。何だか、変態になったような感じがして、それが逆に興奮を高めていくのだ。

麗佳は琢磨のリズム感のある抽送に翻弄され、半ば参っていた。他人のリズムで膣襞を擦り付けられると、情交の実感が湧きだしてきて、女体を騒めかせていく。

「奥まで届いて気持ちいよ、琢磨ぁ」

と、麗佳は言い、琢磨を褒めちぎる。これはお世辞ではなく、真実そのままであった。琢磨のピストンを感じていると、どこまでも気持ちよくなってしまうのだ。同時に、この時間をいつまでも体感していたい……。彼女は心の底からそう思っていた。

当の琢磨は、褒められたことで自信をつけ始めていた。久しぶりのセックスということもあり、どこか自信がなかったのであるが、こうして、気持ちいいと言ってもらえると、とても嬉しく感じられる。意気揚々と、ペニスを上下させ、快楽を生み出していく。

要領よく、股関節を稼働させて、軽やかなピストンを生み出す。その刺激が麗佳にも伝わり、彼女を一層気持ちよくさせていった。

「お、俺も凄い気持ちいい、麗佳の中ヌルヌルで温かくて、直ぐに果ててしまいそうだ」

「満足するまでたっぷり動いて。そうしたら私も気持ちよくなれるから……」

麗佳の言葉を胸に、琢磨は再び抽送を続けていく。

そして、膣奥を突き上げていく。すると、その度に麗佳の腰を動き、くねくねとくねらせ始めた。互いの股間が躍動し、更なる快感を生み出す。琢磨は懸命にピストンを続け、ペニスを出したり、抜いたりを繰り返す。半ば抜き出た肉胴が、すかさず根元まで侵入し、さらに、女裂から目まぐるしく見え隠れしていく。

「く……、ぅん、はぁ……」

麗佳は唇を硬く結び、短く呼吸をしていく。閉じた口の隙間から、嗚咽が漏れて、官能的な音を発生させる。

野太いペニスで胎内を貫かれ、そして強引に抜き出しされる感覚は、まさに快感の一文字であり、その刺激が背筋をブルリと震わせていく。

(なんかどんどん荒々しくなってる。まるで獣みたい)

快楽の魔物に取り憑かれた琢磨は、さらに動きを速めていった。とにかく貪欲に快楽を追求し、麗佳のことを気にする余裕がなくなり始めた。

荒々しいセックスを堪能し、麗佳も過敏に反応している。本当はもっと優しく扱ってもらいたい。そんな思いがあるのだが、今のセックスはそれとは正反対である。それでもその荒々しさが、妙に心地いいのだ。彼女もまた、性の虜になりつつあった。

猛々しい牡から貪欲の求められると、それだけで女体が色めき立つ。強引に膣内を掻き乱され、侵食されていく感覚が、とても気持ちいい。同時に、蜜を溢れ返させ、さらに媚肉を湿らせていった。

「はぁ、麗佳、中がどんどん熱くなって、俺のち×ぽを搾り取るんだ」

「だってぇ、気持ちいいから、自然と締まっちゃうんだもん」

かなり速いペースで動いているのだが、琢磨が極まる様子はなかった。流石に、イッたばかりであるので、体力や精力にもゆとりがあるのだ。久しぶりのセックスとは思えない、激しい突きの連続に、麗佳は参り始めた。

「アッ……。そ、そんなに激しく突かれたら、おま×こが壊れちゃうよぉ」

麗佳はお尻を高く突き上げながら、額をベッドに擦り付けた。そして、懸命に快楽と戦っている。少しでも気を抜くと、忽ちイってしまいそうになる。

甘く裏返った麗佳の声を聞き、琢磨は嬉しくなっていた。また、猛り狂った自分の分身を諌められなかった。どこまでも貪欲に求めてしまう。ここまで自分が変化したのは、きっと相手が麗佳だからだろう。幼馴染の麗佳が相手だからこそ、ここまで自分を曝け出せるのである。

麗佳にとって、このセックスは最後の遊びになる。結婚すれば、こんな風に関係を保つことはできない。一度限りの関係なのだ。だからこそ、後悔したくない。最後の一滴まで、麗佳を味わっていたい。琢磨はそう考え、がむしゃらに動き続けた。

ギュッギュッと、膣内を締め付けられると、ペニスが搾り取られるかのような感覚が襲う。その感覚に小躍りしながら、琢磨は抽送を続けていく。

「麗佳、俺ので感じているんだね?」

「うん、琢磨のち×ぽ、凄い大きくて、気持ちいいよ」

「俺も気持ちいい、麗佳の中で蕩けそうだ」

丸々と肥大化した肉冠が、麗佳の膣内を掻き乱していく。幾重にも重なる膣襞を根こそぎ擦りながら、強烈な性感を生み出していく。

喜悦で脳髄が痺れる。麗佳の思考も徐々に曖昧になっていった。わかるのは、イってしまいそうだということだけ。このまま激しく突かれていると、すぐに限界を迎えてしまうだろう。

(あ、あぁ、私、またイッちゃうかもしれない……)

必死にシーツを握りしめながら、麗佳は潤んだ蜜壺をひたすら収縮させた。

琢磨は姿勢を前傾にして、麗佳に覆いかぶさすような姿勢を取った。そして、前の方に腕を回し、激しく抱き寄せると、そのまま胸を揉みしだいた。

胸を揉まれながら、さらに激しく奥まで突かれている。一見すると、レイプされているかのような場面。だが、それが逆に魅力的であった。激しければ激しいほど、最後の火遊びに相応しい。後悔を残すことなく、結婚という人生最大のイベントに進めるのだ。

(こんなセックス、初めてかも……)

と、麗佳は考えていた。覚束なくなる思考の中で唯一考えられたのが、この事実である。

がっつりと性器と性器を擦り合わせ、激しく昂るようなセックスをしたことがあっただろうか? 否、恐らくなかったはずだ。なかったからこそ、このような獣じみたセックスに情熱を抱いているのである。

恍惚にトロンと瞳を淀ませ、麗佳は腰をくねらせていく。同時に、琢磨のピストンの動きに合わせて、自らも腰を振り、快楽を追及していく。幼少期を共にし、思春期からは別々の道を歩き出した二人の男女が、情欲に焦がれて必死に股間を揺らめかせていく。

粘液と体液が入り混じり、それがシーツに滴り落ちていく。半透明の液体がシーツの上に広がり、水たまりを作った。また、結合は深く、結語部分からはにちゃにちゃと卑猥な音が鳴り響き始めた。ぴちゅぴちゅと湿っぽく囀り、さらにベッドが軋み、ひっそりとした空間にうっとりとするような性の旋律が刻まれていく。

「琢磨ぁ、凄い、力強くて、私蕩けそう……」

「俺もだよ、気持ちよくて、自然と体が動いちゃうんだ」

「もっと滅茶苦茶にして、私を解放してぇ」

「よし、行くぞ、さらに速く動いてやる」

最後の力を振り絞って、琢磨は腰を振り続けた。徐々に限界は近づいてくるが、そんなことは、お構いなしであった。ただ、限界まで行きたい。自分のできることをするだけだ……。そう言い聞かせて、彼は動き続ける。

満たされては虚ろにされ、麗佳の中に喜悦が広がっていった。足腰が崩れ落ちそうになり、それを支えるだけで精一杯であった。もう少し、この快感を味わっていたい。それでも徐々にエクスタシーを迎え始めた……。

「あぁ、れ、麗佳、俺、そろそろ駄目かもしれない……」

「あぁん、わ、私も限界が近い……、一緒にいこう」

媚びるような麗佳の声に翻弄され、琢磨も限界を感じ始める。

それでも彼は腰を振り続けた。結合は一層深くなり、ペニスは子宮口付近まで届いた。ぬるぬるとした質感が肉胴全身を包み込み、形容しがたい快楽を生み出す。肉路を往復する男根の切っ先を全開に広げ、そして、しきりにカウパー腺液を先走らせた。

(ち×ぽが震え始めた……、琢磨イキそうなんだ)

と、麗佳は瞬時に察した。

それを感じると、自身も昂揚の極みを感じ、意識が飛びそうになる。麗佳は息を詰めて、膣洞をきつく狭めていった。柔襞とペニスをきつく擦り合わせ、最後の仕上げをしていく。

「麗佳、で、出る……」

「ふぁ、わ、私ももう限界、イクぅ」

感極まった琢磨はさらに腰の動きを速めた。どんどんと抽送が深くなり、女裂から根元だけが見え隠れしている。

次の瞬間、激しい性の爆発があった。圧倒的なオルガスムスを感じ、琢磨の性が弾けた。同時に、白濁色のスペルマが勢いよく膣内に流れ込んでいく。

「あぁ……、凄い出てる、あれだけ出したのに、まだこんなに出るのぉ」

「精液が止まらない……、それだけ気持ちよかったんだ」

大量のスペルマを放出し、琢磨は果てた。ペニスを膣口から引き抜くと、白濁色の精液がごぽりと零れ出した。四つん這いの状態で性を注がれ、麗佳の腰も砕ける。そのままぐったりとうつ伏せになり、セックスの余韻に浸る。

「麗佳、気持ちよかったよ。ありがとう」

「うん。私も満足できた。最後の思い出になったよ、ありがとう琢磨」

二人はお互いを見つめながら、激しく抱き合った。そして、燃えるような情熱的なキスを交わし、瞳を閉じた。

麗佳との最後の情事を堪能し、琢磨は満足していた。少しだけ寂しいという感覚もある。しかし、このセックスの思い出が傷を癒してくれるだろう。琢磨は麗佳と別れ、青い空を見上げながら、思った。

(俺も頑張ろう……)

その思いを胸に、琢磨は一歩を踏み出していった――。

 

〈了〉


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