連載官能小説『媚薬』最終回

連載官能小説

連載官能小説『媚薬』最終回

「後ろから挿れますよ」

と、哲也は告げる。

ヒップを高くあげているから、性器が押し開かれてみて、内部の様子までよく見えた。ピンク色の粘膜はぬらぬらと愛蜜で満たされており、早くペニスを挿れてほしそうな顔を浮かべている。

哲也は生唾をごくりと飲み込むと、ペニスを持ち、それをヴァギナに押し当てた。たっぷりと濡れているから、ペニスはスムーズに内部に入っていく。

ずぶずぶずぶ。

久しぶりのバックの感覚。

思えば、どれくらいぶりだろうか? 哲也は遠い記憶を巻き戻していた。しばらくの間、セックスからは遠ざかっている。同時に、バックでの挿入もかなり久しぶりなのである。それ故に、興奮は高鳴っていたし、何よりも気持ちよかった。

しっかりと、凛々子の臀部を持ち、左右に押し広げて挿れやすいようにする。アヌスまでくっきりと見え、どこまでも卑猥な光景が眼前に広がる。

(何てヤらしい光景なんだろう)

哲也がそう思ったのも無理はない。凛々子のあられもない体勢は興奮させるのに十分な破壊力を持っていたし、くねくねと淫らに動く体は、それだけで性欲を煽っていくのだから。最初は飛ばさずに、ゆっくりと挿入し、抽送を繰り返す哲也。既に何度か射精しているため、まだまだ、余力はある。自分のペースで動いていけばいい。そんな風に考えていた。

正常位に比べると、バックは挿入がやや深くなる。ペニスは膣内をメリメリと切り開いていき、やがて奥の方まで侵入していく。内部にある襞がペニスを擦ってどこまでも気持ちよかった。必死に腰を振り、快楽を追求する哲也。彼は性の魔力に取り憑かれていた。

これも媚薬が成せる業なのだろうか? 少なくとも、通常時よりも明らかに興奮している。ここまで性的に興奮したのは、もしかすると初めてかもしれない。もっと、大胆に、そして気持ちよくなりたい。思うのはそればかりであった。

結合が深くなり、にちゃにちゃと、淫猥な音が界隈を支配し始めた。結合部分からは、愛蜜とカウパー腺液が入り混じった液体が流れ出し、シーツに染みを作っていく。半透明の液体は、ぬるぬると滑っており、ペニスをスムーズに動かす潤滑油となっていく。

「はぁん、ち×ぽが奥まで当たって気持ちいい」

凛々子が甘い声を漏らす。

同時に、身体をビクビクと反応させて、よがり始める。息を詰めて呼吸をし、哲也の腰の動きに合わせて、自らも腰をフリフリと振り始めた。

「ぼ、僕も気持ちいいです。お、おかしくなりそうだ」

既に、おかしくなっているのかもしれない。

どこまでも昇りつめていくかのように、快感が支配している。哲也は堪らず腰を振りまくり、そして、抽送を続けていく。なかなかのヌルヌルや襞がペニスに絡みつき、形容しがたい快楽を発生させていく。

「アッ――。も、もっと、もっと激しく突いてください」

バックでの体勢は、獣が交尾している姿に似ている。同時に、レイプしているかのような気分になり、哲也をより一層興奮させていった。もちろん、凛々子も強く興奮している。こんな姿勢で、ズボズボとペニスを挿れられ、感じまくっている。そんな自分の姿に恥ずかしさを感じながらも、彼女は快感の中にいた。

次第に、抽送のペースを上げていく哲也。少しずつ動きを速くして、膣内を掻きまわしていく。

凛々子はもっと深く挿れてほしいのか、さらにお尻を突き出してくる。お尻が突き出されたことによって、若干ではあるが膣内の形状が変わっていく。弾力のある襞が、ペニスにさらにまとわりつき、堪らない快感を迸らせる。

(す、凄い、締まる……)

そう、凛々子は力んでいるのか、激しく膣内を締め付け始めた。キュウキュウとペニスが搾り取られるような感覚が広がっていく。

「凛々子さんのおま×こ、とても狭くて、ペニスを離さないんです。気持ちよすぎます」

快感に酔いしれる余り、哲也は思わず叫んでいた。

これを言うことで、ますます凛々子を興奮させてやろうと思ったのである。凛々子も、必死に腰を動かし、ただただ、快感に身を任せている。貪欲に快感に執着する姿は、見ていて気持ちがいいくらいであった。

幾重にも重なる襞上の突起が、ペニスに絡みつく。同時に、その襞の段差を超える時の、プルプルとした感触が堪らない。圧倒的な刺激を加えてくれるのである。挿れているだけでも、絶え間ない快感に包まれていくようであった。

寄せては返す波のような快感に、二人は心酔していた。

哲也は、膣内をよく味わうために、一旦動きを止めた。そしてじっくりと胎内の熱を感じ始める。根元までずっぽりとペニスを埋めていると、何だか熱いスープに浸っているかのような気分になり、とても心地いいことが分かった。

しばらくそのままじっとした後、哲也は再び動き始めた。

「す、凄い、奥まで届いて、子宮に響くんです。うぅぅ……」

と、凛々子が叫ぶ。同時に、悩ましそうに腰をくねらせていく。

ヴァギナは、指を挿入した時と同様、キュンキュンという感じで、少しずつ奥の方から締まり始めた。

あまりに窮屈なので、ペニスが追い出されそうになる。哲也は、しっかりとペニスを挿れたまま押し出されないように注意しながら、抽送を続けていく。体重をかけていくと、下半身が安定し、さらに亀頭に圧力がかかる。そのため、追い出されずに、ピストンを続けることができた。

ただ、膣内が窮屈になりすぎて、勢いをつけなければ、奥まで届かないようになった。自然と哲也も力を入れて、激しいピストン運動を展開していく。

「ああぁ、荒々しい……、もっと大胆についてください」

「荒々しいのが好きなんですか?」

「わかんない。でも、もっと激しくしてほしいのぉ。そっちの方が感じるからぁ」

「わかりました。もっと激しく突きますよ」

気合を入れて、ピストン運動を強めていく哲也。

後ろから突けば突くほど、凛々子は見悶えた。さらに、ペニスの打ち込みに合わせるかのようにヴァギナ内部の動きも激しくなっていくではないか。

亀頭だけでなく、肉胴も、メリメリと膣内を開拓するように蠢きまわり、ぬるぬるとした襞に包まれて、快感の味わいがより一層濃くなっていく。

「す、凄い、気持ちよすぎます。凛々子さん、蕩けそうだ」

「私も気持ちい、あ、あぁん、それ、いいの。もっと頂戴ぃ」

激しい出し挿れを続けていくと、堪らない射精感に襲われ始めた。

しかし、まだイクわけにはいかない。もっと胎内を堪能していたいのである。

そこで、哲也は少し動きを変えた。

凛々子の肩脚を持ち上げると、牡犬がおしっこをしているかのようなポーズにさせて、その状態でペニスを突き始めたのである。

こうすると、擦れ合う場所が変わり、少しだけ余力が出てきた。

「いやぁん、こんな体勢恥ずかしすぎますぅ」

「でも気持ちいいんじゃないですか? またおま×こが締まりましたよ」

「はぅぅ、き、気持ちいい。卑猥なポーズなのに、気持ちよくなっちゃうのぉ」

凛々子は喘ぎまくる。

こんな声を聞いていると、ますます犯したくなってしまう。

若干ペースを落とし、様子を伺っていた哲也であったが、またもや速く動きたくなった。凛々子もそれを感じているのだろう。彼女は高らかに叫んだ。

「いやぁ、いやいや、もっと激しいのイイがの。だから動きを緩めないでぇ」

凛々子は腰を激しく動かし、ペースを上げるように催促する。

それに流される形で、哲也も思い切り動き始める。このままでは長く持たないが、限界まで激しく動こう。そのように決意を固めた。

脚を下ろし、今度は凛々子に覆いかぶさるような姿勢を取る。そして、その状態のまま、手を前に回し、クリトリスを刺激していく。ヴァギナを突かれ、さらに陰核を刺激された凛々子は、卒倒するかのように身体を震わせ始めた。

「あぁん、クリちゃん弄らないでぇ」

「クリトリスもビンビンになってますよ。もっと弄ってあげます」

「はうぅ、き、気持ちいい、クリちゃんとおま×こが気持ちいいのぉ」

快感のテンションを下げないように、哲也は必死にピストン運動を続けた。ズンズンと子宮に届くかのような勢いで、抽送が続けられる。堪らない気持ちになり、急激に射精感がせり上がってくる。

全身が昇りつめるように興奮し、さらに、腰全体が甘く痺れてきた。最早、我慢の限界である。もう長く持たない。それでも最後の力を振り絞って哲也はピストン運動を続けていく。PC筋を絞って何とか耐えていたのであるが、とうとう限界を迎えた。

「り、凛々子さん、僕、もう駄目です。イキそうです」

「わ、私もまたイキそうなんです。一緒にいきましょう。中にいっぱい出してください」

急激に凛々子の上半身が浮いた。そして、弓なりになって身体を反らせる格好となった。

「あぁぁ、も、もう駄目だ、出るぅ」

限界突破。

哲也は耐えきれず、とうとう精をぶちまけてしまった。

ドクドクと白濁色の精液が凛々子の膣内に流れ込んでいく。

かなり興奮していたのか、それとも媚薬の影響か、精液は大量であり、凛々子の膣内には入り切らず、ポタポタとシーツに零れ落ちていく。

欲望を放った哲也は、ヴァギナの奥に精を注ぎ込みながら、激しい抽送を続けていく。そして、そのまま果てた。こうして、媚薬を使った激しいセックスは終わりを迎える。

セックスの余韻に浸り、哲也が横になっていると、凛々子が囁いた。

「哲也さん、私、今日感動しました。とても気持ちよかったんです」

「僕も気持ちよかった。こんなの初めてだよ」

「哲也さんさえ、よければ、今後もこんな風にして媚薬を使って楽しみませんか?」

「え、僕でいいの?」

「身体の相性もいいみたいですし。あ、またち×ぽが大きくなってますね。もう一回しますか?」

「実は、まだし足りないんだ。もう一回やってくれると嬉しいかな」

「私もまだ興奮しっぱなしです。もう一回しましょう。いえ、一回だけでなく、二回三回でもOKです。」

哲也は起き上がると、ビンビンになったペニスを持ち、それを凛々子に向けた。

凛々子は脚を開き、挿入の準備を始める。

媚薬を使った甘いセックスで、二人は心の底から気持ちよくなれた。二人のセックスはまだまだ続く――。

 

〈了〉

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