連載官能小説『後輩社員と励ましセックス』第3回
正明は翠の脚を広げて、ペニスを膣口に当てる。
にちょっと、愛蜜にペニスが触れ、ぬるぬるとして質感が広がる。
そして、ゆっくりと胎内に挿入していく。
ずぶずぶずぶ。
ペニスはスムーズにゆっくりと吸い込まれていく。
(うわぁ、かなり気持ちいいぞ……)
膣内にペニスを導いて、正明は感動していた。
久しぶりのセックスは、どこまでも気持ちよく、その快感に痺れ始めた。
ペニスを奥深くまで挿入すると、そのままゆっくりと動き始める。
「う、うぁ、奥までち×ぽが当たります」
翠の甘い声が漏れる。
その声を聞きながら、正明は抽送を続ける。
脚を大きく広げ、なるべく奥の方までペニスが届くように工夫していく。ずんずんとペニスは膣壁を切り開いていき、メリメリと奥の方まで侵入していく。翠の胎内は、独特の襞状の突起があり、それがペニスに絡みつき、快感を生み出していた。
翠も、息を詰めながら、喘ぎ、大きく足を広げて、身体を小刻みに震わせている。
ペニスはヴァギナに飲み込まれている。また、花びらのように開いた小陰唇が取り囲んでいる。少し上にある長いサヤのようなクリトリスが垣間見える。ヒクヒクと蠢く陰核が、小動物に見えて、正明を興奮させていた。
ぷっくりとした恥丘には、ふさふさと陰毛が生い茂っている。漆黒の茂みが、興奮を煽り、正明の性的なボルテージをどんどん上げていく。すべてが卑猥で美しい。女体がここまでキレイであり、興奮させるものだとは、正明は考えていなかった。
もちろん、女性のことは好きだから、女性の裸を見れば、興奮するのは知っている。だが、翠の裸体は、どこまでも美しく、淫猥さに満ちている。だからこそ、自然と正明の動きにも力が入っていく。
「うううぅ、くぅぅ、はぅぅ」
翠の長い吐息が聞こえる。そして、程よく引き締まった腹部が波打った。括れのある肉体は、女性らしい魅力で満ち溢れており、正明を恍惚とさせる。正明は、必死にペニスを突き続ける。すると、ヴァギナの内部の圧力が強くなった。
ペニスを搾り取るように、締め付け感が強くなり、正明は堪らず嗚咽を漏らした。
「くぅ、宮沢さんの中、またきつくなりました」
「興奮しているから、自然と締まっちゃうんです」
「ち、ち×ぽが締め付けられて、凄い気持ちいです」
膣肉は締まる。そして、表面にある突起状の襞がぬめぬめとしていて、コロコロと亀頭全体を刺激し始めた。正明は、Gスポットを中心に責め始めた。奥の方までペニスを挿れて、そのまま激しく突き続ける。
Gスポットを擦る出し入れの動きは、だんだん深くなっていく。翠は、Gスポットを刺激されて、思わず喘ぎ声を上げながら、よがり始める。その声を聞きながら、正明は必死に突き続けた。
軽いオルガスムスを感じ始める翠。少しずつ、身体を反らしながら、快感に酔いしれている。オルガスムスを味わうように、翠は体をくねらせていった。
擦られているカリ表から痺れるような快感が迸る。それは背骨を突き抜けて、圧倒的な愉悦をもたらす。また、それだけではなく、ランダムに締まる膣内部がペニス全体を柔らかく嬲った。
「あぁあん、佐々岡さん、凄い、凄い気持ちいいです」
「俺も気持ちいいです。おかしくなりそうだ」
正明はやや状態を起こして、ある提案をした。
「宮沢さん、体位を変えたいんだけどいいかな?」
「どんな体位にするんですか?」
「う~ん、バックとかしてみたいんだけど……」
「わかりました」
翠は承諾すると、ペニスを一旦抜いて、起き上がり、そのまま四つん這いになった。
お尻を高く上げて、腰をフリフリと振り始め誘惑している。
「佐々岡さん、早く挿れて下さい」
四つん這いになり、むき出しになった性器がいやらしい。アヌスまで丸見えになっていて、ヒクヒクと動いていた。
正明はペニスを持つと、ゆっくりとヴァギナに挿入した。
たっぷりと愛蜜に満たされているため、ペニスはスムーズに挿入された。
バックでの挿入は、結合がやや深くなり、正常位に比べると、奥の方までペニスが届いた。子宮口までペニスが届いているかのようで、正明は心の底から気持ちよくなっていた。
姿勢をやや前傾にしながら、翠に覆いかぶさるようになると、思い切り胸を揉みしだき、さらに乳首をコリコリと刺激し始めた。
乳首を弄られながら、挿入されて翠は甘い声を上げて、身体を震わせていく。
正明は、クリトリスを潰す勢いで押し付けながら、腰をグラインドさせていく。ペニスは、蜜でヌルヌルになった膣肉にもみくちゃになされながら、結合を深めていった。
突き続けていると、翠の膣内が急激に締まり始めた。同時に、不規則に痙攣していた。
あまりの快感に顔を振る正明。彼は懸命にペニスを突き続けた。どんどん気持ちよくなっていき、もっとこの快感を味わっていたい。そんな気持ちになるのである。まるで、動悸が外へ聞こえるのではないかと思えるくらい、心臓が高鳴っていた。
「さ、佐々岡さん、もっと激しく突いてください。乱暴にされたい」
「わ、わかりました、いきますよ」
さらにペースを上げる正明。
やがて、射精感がせり上がってきて、段々、我慢ができなくなる。
それでも、正明は下半身に力を入れながら、懸命に射精感に抵抗する。まだイケない。もっと気持ちよくなりたいのだ。しかし、限界はすぐそこまで忍び寄っていた。
胸を揉みしだくのを止め、姿勢を起こす正明。彼は翠のお尻に手を置くと、スパンスパンと大きな音を上げながら、腰を振り続けた。
ゆっくりと、そして時には激しく腰をしゃくっていく。繰り返すほどに、官能が深くなり、満足感を発生させていく。ペニスは深々と膣内に飲み込まれていく。正明は、手を前の方に回していき、クリトリスを刺激していく。
すると、翠が声を漏らした。
「あぁん、クリトリス弄らないでください」
「弄ってほしそうな感じですよ」
「意地悪しないでぇ」
クリトリスを弄っていくと、膣内の締め付けが強く唸った。沸き上がる快感に酔いしれるように、腰の動きを速めていく。
「き、気持ちいい。うぅぅ、あぁぁ」
「もっと声を聞かせて……、宮沢さんの声が聞きたい」
翠はペニスを中で執拗に掻き回し、乱暴に動きながら悶えていた。
やがて、正明も激しいオルガスムスを感じ始めた。
「も、もうイキそうだ。宮沢さん、イってもいいかい?」
「イキそうなんですか? わ、私もイキそうです。一緒にいきましょう」
小刻みに身体を震わせながら、翠も快感に酔いしれている。
不意に兆しの訪れを感じた正明は、外に出すべきか、中に出すべきか迷っていた。
すると、それを見抜いているのか、翠が声を出した。
「佐々岡さん、中に出して、私を満たして……」
「中に出してもいいんですね?」
「中にたくさん頂戴、お願いぃ」
ペニスを突き挿したまま、彼は欲望をぶちまけた。
ビュルビュルドビュ。
勢いよく子種が放出される。溢れ出るスペルマは、翠の胎内に注ぎ込まれ、そしてとぷとぷと満たしていく。
「あぁぁ、中に出てる、熱いぃ」
翠がヨガリ、快感に酔いしれる。
正明もまた、快楽の海に放り込まれていた。
「すごい、気持ちいいぃ。あぁ、止まらない」
大量の精液を放出した正明は、ペニスを引き抜いた。
すると、ゴポゴポと入りきらなった精液が零れ出し、シーツに染みを作った。
「佐々岡さん、気持ちよかったです、ありがとうございました」
行為が終わった後、翠はそのようにお礼を言った。
「君は魅力溢れる女性だと思うよ。だから自信持ちなよ」
「はい、佐々岡さんのおかげで、自信が出ました。もう一度、元彼に話してみようと思います」
こうして、二人のセックスは終わりを告げた。
恍惚とした気分の中、たっぷりと精を放出した正明は、満足感に得ながら笑みを浮かべた――。
〈続く〉
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