連載官能小説『社長秘書のお仕事』第5回

連載官能小説

連載官能小説『社長秘書のお仕事』第5回

誠は会議があるため、一旦社長室から出ていった。

一時的に解放される美琴。心は安堵していた。しかし、これで終わりではない。むしろ始まりなのである。誠が帰ってきたら、きっとプレイは再開されるだろう。それを想うと、どこか憂鬱な気分になってしまう。ただ、少しだけ、それを待ち望んでいる自分がいるのも事実である。

解放された美琴は、服を着用してソファの上に座った。

誠がいない間、何をしていればいいのだろうか? 特に言い渡された仕事はない。だが、何もしないのも、なんというか手持ち無沙汰になってしまう。

(掃除でもしようか……)

そう考え、美琴は社長室の掃除をすることに決めた。

ただ、この掃除は直ぐに終わってしまう。その理由は、彼女があるものを見つけてしまったからである。それは、新品のピンクローターであった。机の周りを掃除していると、ポンと机の脇に置いてあったのである。

(これって……)

ピンクローターの存在自体は知っている。

但し、美琴は使った経験がない。そして、どうしてこんなものがここにあるのだろうか? 決まっている。恐らくこれを使って、淫らな行為を行おうとしているのだ。

(これが私の中に入る……)

そう考えると、恐怖と同時に、ゾクゾクとして感覚が沸き上がってくる。ふと、ピンクローターを手に取ってみる。思ったよりも軽く、ちゃちな印象がある。コードの奥にはリモコンがあり、そのスイッチを押すと、「ヴヴヴ」と、大きな音を上げて稼働し始めた。

パンスト越しの秘裂がキュンと反応した。

これを性器に当てたらどんな感じがするのであろうか? 単純にそんな興味が湧いた。

キョロキョロと、周りを見渡す美琴。この社長室には、基本的にあまり人が立ち寄らない。誠が出ていくというのが、スタンスのようである。だからこそ、こうして情事に耽ることができるのであろう。

となると、誠がいない間は、この部屋に誰かが来ることはない。……と、美琴は考えた。彼女は掃除をするのを一旦止めて、ソファの方へ向かい、そこに座り込んだ。そして、脚を広げると、そのまま秘裂にローターを押し当ててみた。

スイッチを入れているので、ローターがカタカタと蠢きまわっている。それを性器に当てると、微かな快感が発生し、もっと当てたくなってしまう。

(これじゃ、完全に変態じゃないの……)

美琴は恥ずかしくなり、咄嗟にローターから手を離した。

カタンと音を立て、ローターが床に落下する。一体、自分は何をしているのだろう。昨日も野菜を使ってマスターベーションをしてしまっているし、徐々に行動は淫らに、そして大胆になっていく。

ローターを使ってマスターベーションをするなど、今までの美琴からすれば、考えらない行為でもある。それなのに、今は動きを止めることができない。

美琴はローターを素早く拾い上げると、再びスイッチを入れた。

「ヴヴヴ」と稼働音が虚しく響き渡り、静かな室内に染み渡っていく。

(ちょっとくらいなら、いいよね)

自分に言い聞かせるように、美琴は再びローターを陰部に押し当てた。

「はぁぁ、き、き、気持ちいい……」

突き抜けるような快感が、性器全体に広がっていく。

体中が熱く反応し、じっとりと熱を帯びていく。背中にはわずかに汗が浮かび上がり、ブラウスに張り付いた。それでも、美琴はローターを当てる手を止めない。むしろ、もっと大胆になっていく。

「て、手が止まらない……」

止めなければならないのに、身体が言うことを聞かない。もっと、ローターを押し当てて、快楽を追求し始める。

既に、女壺は蜜液で満たされ始めていた。同時に、その蜜がソファの上に滴り落ちていく。

膣口をローターで刺激しながら、美琴は再び上着を脱いだ。そして、そのままブラウスのボタンに手をかけると、胸の部分のボタンを外して、ブラジャーを露出させる。さらに、ブラのホックを外し、乳房を解放すると、ゆっくりと乳房を揉み始めた。

ローターで陰部を刺激しながら、空いた左手で乳房を弄り回す。確か、誠の手つきはもっといやらしかったはずである。でも、あの太い指で乳房を揉まれると、どういうわけか気持ちよくなってしまう。美琴はあの時の快感を思い出しながら、マスターベーションに耽っていた。

やがて、乳房から乳首へと照準が移る。乳首は既に勃っていて、ピンと上を向いている。そして、その勃った乳首を弄り回すと、じわじわと快感がせり上がってくるのが分かった。息を詰めて、必死に快感に耐えようとするのだが、なかなか上手くいかず、声が漏れてしまう。

「ふ、ふぁ、あぁ、んんん……」

甘い声が漏れ始め、美琴の手指の動きも一層速くなっていく。

ローターを生理用品を扱うように陰部の中に入れると、スイッチのパワーを更に上げて、刺激を強めていった。

膣内部で蠢きまわるローターの感触が恐ろしく気持ちがいい。恍惚とした表情で、美琴はマスターベーションを続けていた。

(こんなことしちゃ駄目なのに……、それはわかっているのに……)

わかっていながら、止めらない。

過食衝動と一緒で、一度スイッチが入ってしまうと、それを止めるのは難しいのだ。美琴は自己嫌悪を感じながらも、マスターベーションをする手を抑えられなかった。

陰部からローターを抜くと、今度は、それを乳首の方に持っていって、先端に押し当ててみた。パワーをかなり上げているので、乳首を激しく擦っていき、少し痛いくらいだった。だが、その痛みが心地いいのだ。もっと刺激が欲しい。彼女はそう思いながら、ローターを乳首に当てていく。

もちろん、秘部への愛撫も忘れていない。指を膣内の奥の方まで挿れて、刺激を強めていく。

「ふぁ、あぁぁ、くぅん」

美琴は背筋を振るわせて激しくヨガっていく。

こんな姿を誰かに見られてしまっては、きっと自分は生きていけなくなるかもしれない。それでも、彼女は必死に秘裂を愛撫し、ローターで乳首を刺激し続けた。

(もっと刺激が欲しい……。でも、どうすれば)

美琴はあまりにも性体験が未熟過ぎた。だからこそ、どうやればもっと気持ちよくなれるのか? その方法がわからなかった。フェラチオだってろくにした経験がないのである。そんな彼女が気持ちよくなる手段を知っているわけがないのである。

しかし、美琴は必死に頭を絞って考える。

そこで、彼女が行き着いた結論は。クリトリスを弄るということだった。

昨日のマスターベーションでも、陰核を中心に責め続けて、激しく絶頂を迎えたのである。なら、今日も同じことをすれば、きっと気持ちよくなれる。それに、今日は野菜ではなく、ローターというアイテムもあるのだから。

(これをクリトリスに当てたらどうなるんだろう)

緊張と同時に、恐怖もある。しかし、興味の方が上回っている。とにかく、早く当てて反応を見てみたい。そんな気持ちに駆られた。

美琴は乳首を弄るのを止めて、再び、ローターを陰部に持っていく。そして、陰核の包皮を指で向くと、白い米粒状の豆にローターを押し当てた。

すると、激しい電流が体中に走っていく。

ビクンと身体を大きく震わせると、美琴はそのまま前かがみになった。あまりの刺激に、普通に座っていられないのだ。それでもこの快感のレベルは段違いである。もっと気持ちよくなれるだろう。

美琴は恐れることなく、再びローターを陰核に押し当てた。刺激を強めるために、スカートをずり上げていき、脚を大きく広げ、M字開脚の姿勢を取り、その状態で座り込む、そして、淫らな格好のままでローターを押し当てていく。

「ヴヴヴヴ」

ローターが激しく稼働し、クリトリスを刺激していく。

圧倒的な刺激に、美琴は卒倒寸前まで追いやられる。白かったクリトリスは、徐々に充血し、今ではうっすらとピンク色に変化している。また、ヒクヒクと蠢いており、なんだが一種の生き物のように感じられた。

(す、凄い刺激……、で、でも気持ちいい……)

相変わらず、手は止まらない。むしろもっと大胆になっていく。クリトリスを強引にローターで弄りながら、さらに指を使って膣内を掻き回していく。

くちゅくちゅと淫音が響き渡り、それがまた美琴を興奮させていった。

辺りには、淫らな空気が流れ、さらに独特の牝フェロモン臭が漂い始めた。社長室で、社長がいない間に、淫らな行為に及んでいる。そんな背徳的な感情が彼女を支配し、また、それが一種に興奮剤となっていた。

(あ、あぁん。き、気持ちよすぎておかしくなっちゃう)

美琴は必死に声を押し殺しながら。快感に耐えようとしている。

しかし、ローターを使ったクリトリスへの刺激は、想像以上の快楽を生み出し、美琴を大きく包み込んでいった。

小さい絶頂が、小刻みに訪れ、その度に身体がビクンビクンと反応していく。体中が熱くなり、既に真夏のように汗をかき始めた。

陰部からは大量の蜜が溢れ出し、それがパンストにしみ込んでいく。ぬらぬらとした液体がパンストに付着し、煌びやかに光り輝いていく。それは、どこまでも淫らな光景であり、美琴の発情のレベルの高さを物語っていた。

クリトリスにローターを当て、さらに膣内に指を挿れて刺激し続けると、今度は、大きな快感がやってきた。それまで、小刻みに絶頂があったのであるが、一気に訪れたのである。膣の奥底が熱くなり、どんどん気持ちよくなっていく。

あまりイッた経験がある美琴ではないが、これがイクということなのだと、心のどこかで感じ始めた。

「ぁぁ。イク、イキそう……」

美琴は甘い声を漏らす。

同時に、身体を大きく反り返らせて、快感に反応していく。

顔は天井を向き、口元からは涎が滴り落ちていた。目もトロンとしており、気持ちよさそうである。

そして、次の瞬間、彼女は大きなオルガスムスに包まれた。

(え、なにこれ、す、凄く気持ちがいい)

体中が蕩けてしまうのではないかと思えた。

激しい快感が陰部に襲い掛かり、彼女を支配していく。身体をガクガクと震わせながら彼女は絶頂を迎えた。膣内が激しく収縮し蠕動を始める。あまりの快感に、思わず足を閉じてしまい、ローターがクリトリスにピタッと密着した。

「あぁぁぁ、駄目、い、イクゥゥ」

美琴はそのままソファの上に崩れ落ちた。

身体を小刻みに動かしながら、マスターベーションの余韻に浸る。

(わ、私イッたの?)

自分がどうなったのか、よくわからなかった。

しかし、圧倒的な快感に包まれたのは事実である。

ふと陰部を見てみると、お漏らしをしたかのように大量の蜜が噴き出していた。恥ずかしくなり、咄嗟に、立ち上がる美琴。お尻の付近まで蜜が付着し、トロトロと滴り落ちていく。

(こ、これじゃ完全に変態……)

激しく自己嫌悪に陥る美琴。

しかし、どこかで満足した気持ちもあったのである。

また、もっと快感に浸りたい、もっと大胆になりたいという希望が湧きだしてくる。

美琴はソファの上に付着した愛蜜を近くにあったティッシュで拭き取ると、さらにローターをキレイにして、何事もなかったかのように座り込んだ。

それから、数時間後、誠が社長室に戻ってきた。

美琴はビクッと背筋を震わせながら、彼を迎え入れた――。

 

〈続く〉


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