連載官能小説『占い師との関係』第1回

連載官能小説

連載官能小説『占い師との関係』第1回

霧生司は、占い師をしている。

占いは、一種の話術だ。決して、占いに詳しくなくても、それとなく、人を見て、悩みを聞く。そして、アドバイスをしていけば、自ずと仕事になるものである。

司は、現在30歳だが、占い師をやる前は普通のサラリーマンをしていた。しかし、何か急に虚しくなって、会社を辞めたのが、26歳の時。それから、何となく占いの勉強をして、占い師になったわけである。

彼の占いは、それなりに評判を呼び、何とか生活できるレベルまで稼げている。天職というわけではないが、何となく肌に合っている感じである。これからも占いをしていこう。そう思いながら、司は日々の生活を送っていた。

ある日、彼の元に、若い女性が現れた。切羽詰まったような顔を浮かべ、司の占いに頼りに来たようである。

「えっと、何か悩みでも?」

と、司は尋ねる。

まずは悩みを聞かないと始まらない。

「あの、変な話なんですけど、私、男性経験がないんです」

「は?」

「だから、セックスしたことがないんです。もう、25歳なのに。どうしたらいいですか?」

司は占い師をしてから、ある程度の期間が経っているが、こんな悩みを打ち明けられたのは初めてである。

ふと、司は女性を見つめる。

決して、ルックスに問題があるわけではない。むしろ、整った顔立ちをしている。それにスラっとしており、スタイルもバランスが取れている。普通なら、モテてもおかしくない容姿である。にも拘らず、彼女はまだ男性経験がないという。

これは彼女側に大きな問題があるのかもしれない。咄嗟に、司はそう考えた。

「今までお付き合いしたことは?」

「ありません」

「そうですか。男性と付き合ってみたいと思いますか?」

「う~ん、微妙ですね、なんだか面倒くさそうで……」

「でも、あなたはセックスがしたいと願っているわけですよね?」

「はい。一度くらいは経験しておきたいんです」

「そうですか? それなら、まずは男性と付き合うところから始めてみてはいかがでしょうか? 付き合えば、自然とそういう流れになると思いますし」

「付き合うのは、面倒で嫌ですね」

「なら、女性向けの風俗を利用してみるのも一つの手だと思いますけど」

「そんなのあるんですか」

「えぇ、ありますよ。どうですか、利用してみては」

「う~ん、どうですかねぇ。何かお金がかかりそうで、あんまり前向きに離れないですね。あの、占いで何とかなるか見てもらえますか?」

「わかりました」

そう言うと、司は占いの準備を進める。まずは手相を見て、様子を伺う。

手相を見るといっても、司にはそこまでわからない。ただ、何となく手を見て、それとなくアドバイスをするだけである。この女性は、セックスを望んでいる。なら、それに関する情報を与えればいい。

「手相を見る限り。男性運はそれほど悪くないようです。もしかすると、一晩限りの付き合いをしてくれる男性が現れるかもしれませんよ」

「いつ頃ですか?」

「今週中に」

これは嘘だった。しかし、こう言っておかないと話が進まない。

「あの、占い師さんが、相手になってくれるとか、そういうのはありませんか?」

「え? 今なんて?」

「だから、占い師さんが、私の処女を貰うとか、そういうことにはならないんですか?」

「そ、その、つまりあなたは私とセックスがしたいと……」

「評判のいい占い師なんだから、そのくらいはやってくれるのかなって密かに期待していたんですけど」

「本当に私が相手でいいんですか?」

「はい、私は構いません」

「それじゃ、私が相手になりましょう。それであなたの気が晴れるのなら安いものです」

「お願いします」

どういうわけか、二人はセックスをする流れで固まった。

占いの仕事を早めに切り上げた司は、近くのホテルへ女性と向かった。

「えっと、あなたの名前は?」

「あ、はい、私は佐々木瑞希です」

「瑞希さんですか、いい名前ですね。私は司、霧生司です」

「宜しくお願い致します」

ホテルの部屋は普通である。ラブホテルというわけではないので、シングルのベッドが二つ置かれている。

その内の一台を利用して、二人はまずシャワーを浴びた。

最初に瑞希が浴び、入れ違いで、司が浴びる。

シャワーを浴びると準備が整う。

バスローブが付属しており、二人はそれを着用してベッドの上で向かい合わせに座り込んだ。

「本当にいいんですね、私が相手で?」

「はい、大丈夫です。お願いします」

「わかりました、では行きます」

司はまず、瑞希の肩を抱きよせ、顔を近づけた。

そして、そのまま優しく唇にキスをした。

触れるだけのささやかなキスが展開される。

「う、むぐ……」

思わず、瑞希の口から甘い声が漏れる。

司は、さらに一歩進め、舌を絡めていく。

瑞希の唾液を啜り、深く舌を絡めていくと、頭がフワフワとしてくる。司自身、久しぶりのセックスである。だからこそ、若干緊張していたのだ。それでも何とかうまくできて、それとなく自信に繋がった。

キスをしたまま、司は瑞希のバスローブを脱がしにかかった。瑞希はバスローブの下に何も身に着けておらず、生まれたままの姿であった。白く透き通るような白い肌。そして、ほっそりとした手足。白い肌は、緊張からからか、僅かに薄紅色に染まっている。

まずは、乳房に触れる。

瑞希の乳房はそれほど大きいわけではないが、形が非常に綺麗であった。美乳と言えるだろう。乳首がツンと上を向いており、さらに、お椀型の形をしている。司は乳房に触れて、割れ物を扱うように丁寧に揉み始めた。

すると、瑞希の口から詰まったような声が漏れる。

「はぁん、ううぅん」

「キレイなおっぱいですね」

「いやん、そんなこと言わないでください」

「いや、本当にキレイだ、凄くイイですよ」

司は乳房全体を揉みしだくと、次は、乳首に照準を合わせた。

コリコリと手指を使って乳首を刺激していく。

瑞希は、身体を反り返らせて、過敏に反応を見せる。恐らく、セックスが初めてだから、感度も優れているかもしれない。

司が、コリコリと乳首を刺激すると、プクっと乳首の先端が勃ちあがり、硬くなっていく。ツンと上を向いた乳首が、妙にエロスを生み出している。司は乳房に顔を近づけていく。

途端、ボディソープの香りと体臭が入り混じった、柔らかい匂いが司の鼻孔を突いた。牝フェロモン臭と言えるかもしれない。馨しい香りを嗅いでいると、性的にますます興奮してしまう。もっと匂いを嗅ぎたい、そう思った司は、貪るように匂いを嗅いだ。

「いやいや、そんな匂いを嗅がないでぇ」

「いい匂いですよ。もっと嗅ぎたくなるんです」

「あぁぁ、そんな……」

たっぷりと牝フェロモン臭を嗅いだ司は、そのまま乳首に甘噛みした。

ゴムを噛んでいるような感触が口腔内に広がっていく。

そのまま司は、乳首を甘噛みしながら、刺激を加えていった。

もちろん、瑞希も感じ始めている。乳首が性感帯なのか、身体を小刻みに震わせて、快感に身を捩らせている。

「ち、乳首気持ちいいですぅ」

「そうですか、ではたっぷりと弄ってあげますよ」

そう言い、司は乳首を弄び始めた。

コリコリと甘噛みしたり、舌先を使ってレロレロと舐め回したりと、動きが単調にならないように工夫し、刺激を加えていく。

瑞希自身も激しく快感を覚えており、自然と体をくねらせていく。

このままもっと気持ちよくなりたい……、瑞希はそんな風に考えていた。

乳首を刺激していると、今度は、下半身も見たくなる。

「瑞希さんのおま×こが見たいな」

おま×こという生々しい言葉を聞き、瑞希の顔が朱に染まっていく。

「そ、そんなこと言わないでください」

「おま×こ触ってほしいですか?」

「好きにしてください」

「ちゃんと言ってください、どこを触ってほしいのか、瑞希さんの口から聞きたいんです」

「恥ずかしくて言えません」

「恥ずかしがっていたら、セックスはできませんよ。自分を解放するんです。そうすれば、自ずと気持ちよくなれます。私は、あなたに協力したいんです。だから、あなたの口から、どこを触ってほしいのか、ちゃんと聞きたいのです」

「お、おま×こを弄ってください」

消え入るような小さな声で、瑞希は囁いた。

その言葉を聞き、司は概ね満足していた。

淫猥な響きのある言葉を聞き、司も興奮してくる。

彼は、乳首を弄るのを辞めて、そのまま手指を下半身に移動させた。

ぷっくりとしたビーナスの丘には、ふわふわとした陰毛が生えそろっている。

司はゴクリと生唾を飲み込みながら、瑞希の性器に手指を近づけた――。

 

〈続く〉


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