連載官能小説『温泉宿の女将の甘い誘惑』第1回

連載官能小説

連載官能小説『温泉宿の女将の甘い誘惑』第1回

夏の休暇を利用して、尾崎孝信はとある温泉宿に旅行に行っていた。久しぶりの旅行でもあるので、気分は浮き立っている。孝信は、都会で暮らす30歳の社会人である。そのため、普段は都会のゴミゴミした喧騒の中を生きている。だからこそ、束の間の休みくらい、落ちついた場所で過ごしてみたかった。

レンタカーを借りて、車で田舎道を直走る。都会から、約1時間車を走らせると、周りは一気に田舎の景色が広がっていく。緑溢れる山。澄み切った青い空。そのどれもが、都会では味わえない空気感であった。

(気持ちいいな……)

と、孝信は感じていた。

いいストレス発散になるだろう。彼は気分よく車を走らせていた。

今回泊まる温泉宿は、ホテルではなく老舗の旅館である。きっと疲れを癒せるだろう。それに、美味しい料理だって待っているはずである。ゆっくりしたいと感じながら、彼はとうとう温泉宿に到着した。

流石は、有名温泉旅館だけあって、風情のある建物であった。歴史を感じさせる木造の建築物。うっとりとするくらい美しい。入り口のトビラを開くと、時間が止まったかと錯覚するくらいの風景が広がっていた。昭和レトロと言えばいいのであろうか、古びた柱時計、年期の入った板張りの床。そして、その奥にはフロントのような受付があった。

そこには一人の女性が立っている。それはとても美しい女性であった。恐らく、年は孝信と同じくらい。30歳前後であろう。髪を一つにまとめて、後ろで結ってある。おまけに和装姿である。キレイな花柄の着物を着用していた。

そんな女性を前にして、孝信はやや緊張しながら声を出した。

「あ、あの、予約した尾崎ですけど……」

すると、女性がにっこりと笑みを浮かべながら、

「はい、尾崎様ですね。お待ちしておりました。只今、お部屋にご案内致します」

「お願いします」

すると、案内係の初老の男性が現れ、荷物を持ってくれた。そして、そのまま部屋に案内される。

案内された部屋は、やや小ぢんまりとしていたが、キレイな和室であった。部屋の中央にローテーブルが置かれ、奥に液晶テレビが設置されている。窓辺には小さな椅子が設置されており、外の景色を眺められるようになっていた。

畳の上でごろりと横になる孝信。

スッと、疲れが抜けていく。畳のいい香りが鼻を擽り、気分が良くなっていく。やはり、和室はどこか落ち着く。癒しの効果があるのかもしれない。そんな風に感じ始めていた。

しばらくすると、部屋のトビラがノックされた。

「はい、どうぞ……」

と、孝信は起き上がり、誰が来たのかを確認する。

すると、受付に立っていた女性が、部屋に入ってきた。

「本日は、御来館頂き誠にありがとうございます。心行くまま、お寛ぎください。また、ご要望がありましたら、なんなりとおっしゃってください。しっかり、対応させていただきます。申し遅れましたが、私、この旅館の女将をしております、菊池明美と申します。どうぞ、宜しくお願い致します」

「こちらこそ、ありがとうございます。いい宿ですね」

「そう言ってもらえるとありがたいです。お食事まで、まだ少しお時間がございます。当旅館自慢の温泉に入って寛がれてはいかがでしょうか?」

温泉か、それもいいかもしれない。

孝信は、早速温泉に行ってみることにした。

彼が温泉に行くと告げると明美が、温泉まで案内してくれた。

お礼を言って、早速温泉に入る。

温泉街だけあって、お湯が豊富なようである、源泉かけ流しの、ゆったりとした温泉であった。浴場には、二つの温泉があり、さらに奥の方に露天風呂もあるようであった。

時間帯が良かったのか、温泉には誰もおらず、孝信の貸し切り状態である。身体を洗った後、早速温泉に漬かる。スッと疲れが抜けていき、気持ちよくなっていく。普段、シャワーで済ますことが多いので、脚を伸ばして入れる温泉は、かなりのストレス発散になった。

温泉を一通り楽しみ、彼は部屋に戻った。しばらく部屋で寛いでいると、明美がやってきて、お茶を淹れてくれた。

「どうぞ、粗茶ですが……」

「ありがとうございます」

「お茶受けのお菓子もぜひ、ご賞味下さい」

「はい、ではお言葉甘えて……」

孝信が煎餅に手を伸ばした時、うっかり湯呑をひっくり返してしまった。その結果、下半身がびしょ濡れになってしまう。それを見た明美がサッと立ち上がり、タオルを持ってきた。

「熱くありませんか?」

「だ、大丈夫です。すみません、汚しちゃって」

「いえ、とりあえず脱ぎましょう、火傷したら大変ですから」

そう言われ、着ていた浴衣を脱ぐ孝信。すると、当然であるが下着姿になる。ボクサーパンツを着用していたのですが、お茶がひっくり返って染みになってしまっていた。明美は、さっとタオルで彼の下半身を拭いた。

すると、それに孝信は反応してしまう。あってはならぬことだが、下半身に触れられ、ペニスが反応してしまったのである。

ムクムクと大きくなる男根。咄嗟に手で押さえる孝信であったが、少し遅かった。

「あ、こ、これは違うんです……。そ、その変なつもりじゃ」

慌てて弁解する孝信であったが、それを明美は優しく受け止めていく。

「お客様。少し横になってくださいまし」

「え?」

「私にお任せください……」

そう言うと、明美はそっとボクサーパンツに触れ、ペニスを間接的に触り始めた。

「な、何を……」

慌てふためく孝信。

一体何が起きているのだろうか?

わかるのは、美人女将が自分のペニスを弄っているということだけ……。

あまりの展開に、孝信は言葉を失ってしまった。

「お客様を満足させるのが、私の役目です。どうぞ、そのまま気を楽にしてくださいまし」

「で、でも……、あ、そこを触られると……」

やがて、明美はボクサーパンツを下ろして、勃起したペニスを解放した。

激しく反り返る怒張が露になり、ムッとする牡の香りが漂い始めた。

「あ、あうぅぅ」

「そのまま横になっていてください、私が気持ちよくして差し上げます」

そう言うと、明美はゆっくりとペニスを扱き始めた。

優しく、手のひらを使ってペニスを包み込むと、じんわりとした体温が感じられる。温かな、クリームに包まれているような感覚が直走る。

そして、明美はゆっくりとペニスを上下に動かし始めた。

にちゃ、ぬちゃ……。

淫猥な音が鳴り響いていく。

恥ずかしくなった孝信は、スッと目を閉じた。

状況を把握するのがやっとであるが、今自分は手コキをされている。それだけは確かである。

しかも女将のようなキレイな女性に扱かれているのである。そこで、ハッと目を開ける孝信。彼は、必死に手コキを行う明美を見つめた。明美は薄っすらと頬を薄紅色に染めて、手コキを行っている。その顔が非常に美しく、孝信を満足させていった。

ペニス全体を、手のひらで包み込んでいた明美であったが、ここで動きを変えた。カリ表に照準を移し、傘頭を中心に刺激を始めたのである。カリを弄られて、過敏に反応を示す孝信。圧倒的な心地よさがペニスに襲い掛かり、彼を恍惚とさせていく。

「ああぁ、そんな風に触られると、ぼ、僕、変になっちゃいますよ」

「変になっても構いません。たっぷりと心地よくなってくださいまし」

激しい射精感がせり上がってくる。

しかし、まだプレイは始まったばかりである。もっとこの快感を味わっていたいと感じた孝信は、必死に下半身に力を入れて、快感に抗い始める。

続けて、明美はカリ裏を刺激してきた、爪の部分を使って、カリ裏をカリカリと刺激してきたのである。すると、孝信の中で電流のようなものが流れていった。ビクンと身体を反応させ、快感に身を捩らせていく。カリ裏を弄られるのが、ここまで気持ちいいとは思わなかった。

彼は童貞ではないが、性体験はそれほど豊富なわけではない。風俗にも行かないし、今は彼女もいない。性処理は、マスターベーションである。それも単調な作業の繰り返し。だから、他人に手解きされて気持ちよくなるのは、本当に久しぶりのことであった。

じわじわとペニスの奥底が熱くなり、小さな絶頂を小刻みに感じ始める。淡い気持ちよさが、身体中に染み渡り、彼を満足させていく。ふわふわと、お湯の中を漂っているような感覚になる。とにかく気持ちいいのである。

続けて、明美は陰嚢を手で揉み始めた。優しく睾丸に触れられると、それまでにはなかった刺激が入り、孝信は身体を震わせた。

「あぁ、それも気持ちいいです」

「もっと気持ちよくして差し上げます」

陰嚢を揉みしだき、さらに、亀頭の先端を手指で擦り上げていく。傘頭からは、カウパー腺液が滲み出し、それが明美の手指に付着していった。にちゃにちゃと、半透明の糸が、明美の手指の中で踊る。

必死に射精感に耐えていると、明美がこんな提案をしてきた。

「お客様。もっと気持ちよくしてもよろしいでしょうか?」

「嬉しいんですけど、イキそうなんです」

「構いません。お射精のお手伝いをさせていただきます」

そう言うと、明美は口を大きく開けて、暴れ狂う怒張を咥えこんだ。

(あぁ。フェラまでしてくれるんだ)

あまりの感動に言葉を失う孝信。

明美の巧みなフェラチオがこうして始まった――。

 

〈続く〉


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