官能小説レビュー 第35回『北国の未亡人兄嫁【喪服と雪肌】』

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官能小説レビュー 第35回『北国の未亡人兄嫁【喪服と雪肌】』

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官能小説レビューも今回で35回目を迎えます。

今回ご紹介するのは、なぎさ薫さんの『北国の未亡人兄嫁【喪服と雪肌】』です。

タイトルからそそられますが、どんな官能小説なのでしょうか?

 

ネタバレアリのレビューをしていくので、確認していきましょう。

それでは、早速見ていきます。

 

□登場人物とストーリー

 

【登場人物】

・康介……主人公の高校生

・春香……康介の兄(長男)の嫁

・弥生……康介の兄(次男)の嫁

 

【ストーリー】

本作品は全7章の構成となっています。

1章ずつ解説していくので、確認していきましょう。

 

第1章

第1章は康介と春香のパートです。

春香は旦那に先立たれ、未亡人となってしまいます。

そんな春香に憧れを持っていたのが、義理の弟である康介です。

 

康介は、春かを慰めるために、色々骨を折ります。

ただ、春香を抱きたいという希望も持っていて、ある日、おっぱいが見たいとお願いします。

春香は驚きますが、女として見られていることに喜びを覚え承諾します。

 

もちろん、ただ見るだけでは終わりません。

本番行為はありませんが、手コキ、フェラを濃密なプレイが続きます。

 

第2章

第2章は、前半は康介と弥生のパート。後半は康介と春香のパートとなっています。

弥生は結婚しているのですが、夫婦仲は全く良くなく、途方に暮れています。

そんな中、弥生はお酒が手に入ったので、晩酌の相手に康介を選びます。

 

康介は、高校生なのですが、弥生の命令なので、仕方なく言うことを聞きます。

お酒が進むにつれて、弥生も康介も大胆になっていきます。

康介は、初キスを弥生に捧げ、その先もしたいと望みます。

 

弥生もそれに応え、二人は求め合います。

康介は初めての女性器を前に、必死になってクンニリングをしていきます。

また、シックスナインの描写もあり、楽しませてくれます。

 

肝心の本番なのですが、康介のペニスが萎えてしまい不発に終わります。

康介の童貞卒業は次回に持ち越しという形になるのです。

 

章の後半で康介は春香と結ばれます。

春香はセックスレスだったらしく、康介を激しく求めます。

康介自身も憧れの春香とセックスができて、大きな喜びの中、満足していきます。

 

第3章

第3章は康介と弥生のパートです。

弥生と一緒にスポーツクラブに行った康介は、そこでヨガをします。

ただ、ヨガのウエアを着た弥生に興奮してしまうのです。

 

その結果、男女兼用のトイレで、弥生を求めます。

弥生もそれを受け入れるのですが、そこで意外な事実が分かります。

康介が既に童貞を喪失していたということです。

それでも、弥生は康介を求め、二人は激しくセックスをします。

 

セックスはこれだけで終わらず、車に乗り、そこでも情事に至ります。

運転席の上で、激しく性行為をして、求め合うのです。

弥生は、自分が二番目であることを自覚しているのですが、それでもいいと思ってしまいます。

 

第4章

第4章は、前半は康介と春香のパート、後半は康介と弥生のパートです。

仕事が忙しくなり、春香はなかなか康介と寝られません。

それに不満を感じるようになりました。

 

そんな中、職場から自宅に電話をかけ、康介と話します。

康介も春香とセックスがしたいため、テレフォンセックスを提案します。

電話ごしに、互いのオナニーの音を聞かせ合いながら、二人はアクメを迎えます。

 

康介は春香の娘を預かっているのですが、対応の仕方がわからず、弥生に助けを求めます。

弥生の自宅に行った、康介は、兄がいる目の前で、弥生と淫らな関係になります。

もちろん、兄にバレないように行うのですが、なかなかヒヤヒヤする描写が続きます。

 

第5章

第5章は康介と春香のパートです。

康介は弥生との関係を春香に話していません。

しかし、春香はそれとなく感づいたようでした。

 

それでも、康介を信じて、情事に至ります。

久しぶりのセックスということもあり、二人は激しく求め合うのです。

 

また、春香は休日だけ、温泉の女将になることになります。

そこで、康介は、春香が見知らぬ男性と一緒になっている所を目撃し、激しく嫉妬します。

結果的に、この男性とは何の関係もなかったのですが、嫉妬してくれたことに、春香は嬉しくなって、再び康介を求めます。

ここでは、軽いスパンキングや、目隠しプレイなどが行われます。

 

この章では、本に描かれた体位を実際にしてみるという形で、プレイが進んでいきます。

 

第6章

第6章は、前半は康介と弥生、後半は康介と春香のパートとなっています。

康介は弥生と共に、高級ホテルへ行き、そこで結ばれます。

口移しで水を飲ませたり、シックスナインをしたりと、濃密な描写が続いていくのです。

最終的には、セックスに流れ込み、激しく求めあいます。

 

章の後半では、康介と春香の描写に移ります。

康介は、教師である春香の姿を見るために、授業参観に参加します。

ただ、この時、春香の秘部にはローターが秘められていて、康介が悪戯するのです。

耐えきれなくなった春香は、そのまま保健室に向かいます。

 

もちろん、康介もやってきて、そこで情事に至ります。

また、自宅に戻った二人は、浴室で、秘部の毛を剃り合います。

そして、ツルツルになった秘部を使って、情事に至るのでした。

 

第7章

第7章は、康介と春香、そして弥生のパートです。

一応、3Pの描写もあるのですが、それはかなり控えめとなっています。

康介は大学に進学し、二人の兄嫁の元を去ります。

しかし、二人が忘れられません。

 

そんな中、康介の元に弥生がやってきます。

この時、弥生は離婚していて、フリーになっていたのでした。

もちろん、二人は再開後、求め合います。

康介のアナルを弄るシーンもあり、ややハードよりの内容となっています。

 

章の後半では、康介の元に春香がやってきます。

春香も康介のことが忘れられないのです。

会って直ぐに二人は求めあい、濃密なセックスが展開されます。

ただ、この時部屋のクローゼットに弥生が隠れていて、二人のプレイを見ているのです。

 

そして、頃合いを見計らい、姿を現します。

そこで、弥生は自分も康介が必要であると告げます。

康介もどちらかを選べずに、二人の兄嫁を幸せにすると誓います。

最終的に、三人は結ばれて、幸せな日々を過ごすというところで物語は終わりを迎えるのでした。

 

□兄嫁を求める主人公が上手く描けている

 

本作品は二人の兄嫁と、義理の弟である康介の物語です。

兄嫁を自分のものにしていく、康介の姿勢は、読んでいてなかなか引き込まれます。

官能小説なので、展開にはやや無理な面がありますが、しっかり書けていると感じました。

 

なぎさ薫さんの作品はこちらが初めてなのですが、端正な文章で、非常に読みやすかったです。

過度な比喩表現や、諄い描写などもないので、すっきりと読むことができます。

 

『赤みを増す女の皮膚が男の性本能を逆上させ、ペニスの抽送も自然と激しくなった。女の喘ぎは、泣きじゃくるような悲鳴に変わってきている』

P200より抜粋

 

このようなしっかりとした情景描写が魅力です。

 

□細かい点に少し荒があるかもしれない

 

少し細かいのですが、読んでいて気になった点があるので、解説します。

春香には夏子という娘がいるのですが、この娘はまだ幼く、幼稚園に通っています。

時折、この娘が喋るシーンがあります。

 

ただ、そこが少し問題なのです。

例えば、高校生の康介をおじちゃまと呼んだり、語尾にでちゅなどがついたりするので、読んでいてなんか変な感じがしました。

 

本当の幼児は、こんな風に喋らないので、そこが少し現実感がなく、残念に思いました。

かなり細かい点なのですが、気になったので、一応明記しておきます。

 

ただ、それ以外の点は申し分ないくらい素晴らしい出来です。

非常に勉強になる官能小説でした。

 

□多くの方にお勧めできる官能小説

 

本作品は、ソフト系の官能小説であり、すっきりと読めます。

ぺージ数も300枚弱なので、2時間程度で読み通せるでしょう。

サクッと官能小説読みたい時には有効だと感じました。

 

エロシーンも豊富に描かれ、バリエーションも豊かなので、読んでいて飽きません。

見ごたえのある描写も多く、読んでいて引き込まれました。

多くの方にお勧めできる官能小説であると言えます。

 

未読の方は、ぜひ一度読んでみてください。きっと楽しめると思います。

それでは、次回の官能小説レビューでお会いしましょう。ではでは。

 

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北国の未亡人兄嫁【喪服と雪肌】 (小説)

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