連載官能小説『温泉宿の女将の甘い誘惑』第6回

連載官能小説

連載官能小説『温泉宿の女将の甘い誘惑』第6回

明美とのセックスを終え、孝信は一人横になっていた。

あれだけ気持ちのいい体験をしたのは、本当に久しぶりである。心地よい満足感と、充足感が身体中を満たしていく。

(はぁ、もっとやりたかったなぁ)

それが正直な印象である。

しかし、あれ以上求められなかった。どこか、明美が離れて行ってしまうような気がして、声をかけられなかったのである。

孝信は夕食を終えると、そのままもう一度大浴場まで足を運び、ゆっくりと温泉を満喫すると、部屋に戻って静かにテレビでも見ていた。

何というか、心が悶々としてしまう。ペニスが熱く反応し、おさまりがつかないのである。マスターベーションでもしようかと考えたが、お風呂に入ったばかりであったので、その考えを改めた。

テレビを見るのにも飽きたころ、部屋のトビラがノックされた。

「どうぞ」

と、孝信は言い、トビラを開けた。

すると、そこには温泉の仲居らしき人が立っている。まだ若く、キリっとした瞳を持つ女性である。

「お布団の準備に伺いました。よろしいでしょうか?」

と、仲居は告げる。

ふと、時刻を見ると、既に夜の11時を回っているのがわかった。

あまりにぼんやりとしていて、時間が過ぎるのがあっという間に感じられる。

「あ、すみません。お願いします」

と、孝信は答え、邪魔にならないように部屋の隅に移動する。

すると、仲居は慣れた手つきで布団を用意し、速やかに布団を敷き終えた。

「お待たせしました」

「ありがとうございます。わざわざやってくれるんですね」

「これも仕事ですから……」

そう言うと、仲居は立ち上がって、そのまま出ていこうとした。

その姿をただ黙って見送ろうとすると、別れ際に仲居が告げた。

「先ほどはお楽しみだったようですね」

「え?」

「いえ、何でもありません」

この仲居は、明美との関係を知っているのかもしれない。

そう考えると、忽ち恥ずかしくなっていく。

「見ていたんですか?」

「見ていたわけではありません。ただ、部屋の前を通り過ぎた時、そ、その、声が聞こえたものですから……」

確かに明美の声はやや大きかった。

もしかすると、その声が外に流れ出ていたのかもしれない。

「すみません、ご迷惑をおかけして」

「いえ、私は別に……」

そういう仲居の表情は、どこか誘っているようにも見えた。

こんな顔を見てしまうと、ペニスが反応してしまう。孝信は、じっと仲居を凝視した。なるほど確かに和装をしているが、なかなか魅力的な体つきをしているように見えた。着物の上からでもしっかりと胸の高さがわかる。恐らく、バストは明美よりも大きいであろう。

それに、ヒップラインも素晴らしい。プリっと引き締まったヒップが、どこまでも魅惑的に見えた。

ゴクリと生唾を飲み、孝信はそのまま見入ってしまった。

すると、その視線に気づいた仲居がクスッと笑いながら、

「どうかしたんですか? お客様」

「あ、すみません、ただ、あんまりキレイで、見惚れしまいました」

「お世辞を言っても、何も出ませんよ」

「いや、お世辞じゃなくて本当なんです」

ペニスが熱く反応していくのを感じていた。

このまま、この仲居を抱けたら、どれだけ幸せになれるだろうか? そんな思いが、孝信を支配していく。

次の瞬間、孝信は動いていた。

仲居の肩を抱き寄せると、そのまま強引にキスをしようとした。

「え、ちょっと、何をするんですか?」

仲居は慌てたようであった。

しかし、そこまで身体は拒絶の意思を見せない。

その姿勢を見て、孝信はキスをしても大丈夫だろうという気持ちになった。

強引に仲居の唇を奪う。そして、キスをしながら孝信は告げる。

「すみません。ぼ、僕、我慢できません」

「あん、や、止めてください。誰か来たら……」

「こんな夜に誰も来ませんよ、僕は一人でここに泊まっているんです」

そう言うと、孝信は自身の舌をねっとりと絡ませていった。唾液同士が絡み合い、半透明の糸が滴り落ちていく。それは、どこまでも淫猥な光景であり、孝信を興奮の中に誘っていった。

「うぐ、むぐ、んん……」

キスをされながら、仲居も少しずつ大胆になっていく。

自らも舌を絡ませていき、ディープなキスを味わい尽くしていったのである。

(なんて熱いキスなんだろう)

と、孝信は感じていた。

明美とのセックスでも、何度もキスをして求め合った。

しかし、今回のセックスはそれとは違った刺激がある。明美とのキスが、恋人同士が行うものだとしたら、今のキスはいけない関係の者同士がする、危険なキスであると感じられた。

キスをしながら、孝信はスッと手を伸ばし、仲居の着ている着物を脱がしにかかった。

「あぁ、や、止めてください。こんなところを誰かに見られたら……」

「大丈夫です。誰も来ませんから、安心してください」

帯を外し、着物を脱がし、襦袢姿にする。そして、その襦袢も一気に脱がしてしまう。すると、下着姿が露になる。明美と同じで、白のブラとショーツであった。少しだけレースがあしらわれており、女性らしい印象がある。

孝信は、ブラに手をかけて、後ろのホックを外した。そうなると、白い大きな乳房が露になった。

「おっぱい、大きいですね」

と、孝信は正直な印象を告げる。

それを聞いた仲居は、顔を赤らめながら、甘い吐息を吐いた。

「いやん、見ないでください」

「どうしてですか? もっとよく見せてください」

仲居の乳房は、恐らくFカップ前後はあるだろう。手指から零れ落ちそうなくらい、大きな乳房をしている。それでいて、しっかりと重力に逆らい、ツンと上を向いている。全体的にキレイなおわん型をしていて、男の情欲をこれでもかと言わんばかりの勢いで刺激してくる。

孝信は手指を使って、乳房を押してみた。

すると、ぷにんと、心地いい刺激が指全体に広がっていく。

(す、凄い柔らかい……)

思わず感動する孝信。それくらい、仲居の乳房は柔らかかった。

キスをするのをやめて、そのまま顔を胸に近づけていく。

ムワっと、馨しい体臭が鼻を突く。ふんわりとした花のような香りが、鼻腔を擽るのである。

孝信は、乳房に顔を押しつけて、そのままじっくりと固まった。

「あぁ、恥ずかしいです。止めてください」

「仲居さんの胸、とてもいい匂いがします」

「いやん、匂いを嗅がないでください。仕事をして汗を掻いていますから」

「全然臭くないですよ、むしろ、興奮させる素晴らしい香りだと思います」

それが孝信の正直な印象であった。

じっくりと乳房に顔を埋めながら、手指を使って、乳房を刺激していく。

コソコソと、指を小刻みに動かして、半円を描くように乳房に揉みしだき、淡い刺激を加えていく。すると、仲居の口から甘い声が漏れ始めた。

「ふぁ、いい、んぁ、何か気持ちいいです」

「もっと気持ちよくしてあげますよ。例えばこんなのはどうです?」

そう言うと、孝信は、乳首に照準を移した。

指先で乳首を摘まむと、そこをコリコリと刺激し始めたのである。

乳首がプクっと硬くなり、花の蕾のようになる。ツンと上をむいた乳首は、もっと触ってほしそうに、ピクピクと震え始めた。

乳首を優しくマッサージするように触れると、堪らなくなったのか、仲居はうっとりとした表情を浮かべ、さらに息を詰めるように呼吸を荒くした。

「乳首、気持ちいいですか?」

「は、はい、気持ちいいです。こんなのはいけないのに、でも身体が求めてしまいます」

「もっと大胆になってください。快感に集中すればいいんです。そうすれば、もっと気持ちよくなれますよ」

「あぁ、で、でも、私はこの宿の仲居ですし」

「そんなことは関係ありません。僕はあなたと結ばれたい」

「けれど、先程は別の女性を抱いていたではありませんか。その女性はどうするんですか」

そう言われ、孝信はグッと押し黙った。

明美と関係は、あれっきりだろうか?

というよりも、自分は明美をどう思っているのだろう。

客と女将という関係。

確かに淫らな関係になってしまったが、この宿を離れれば、きっと会うことはないだろう。それを考えると少しだけ寂しく感じられた。

「確かに、僕は別の女性も抱きました。でも、それだけじゃ満足できないんです。どうしてかわかりません。僕はあなたとも結ばれたい。駄目でしょうか?」

懇願するように孝信は告げた。

すると、それを聞いた仲居が静かに答える。

「一晩限りの関係を持ちたいということですか?」

「一晩じゃなくてもいいです。できるのなら、親密になりたい」

少し考える素振りをみせた後、仲居は静かに言葉を継いだ。

「なら、私を気持ちよくしてください。それができたら、あなたとの関係を考えます」

「ありがとう。では、たっぷりと気持ちよくしてあげます」

孝信の中で自信のようなものが浮かび上がってくる。

この仲居を気持ちよくさせて、もっと親密になろう。そうすれば、今よりも生きるのが楽しくなるだろう。彼は気合を入れて、愛撫を続けていく。

手指を使って乳首や乳房を愛撫していたのであるが、今度は舌先を使ってみることにした。レロレロと舌を素早く動かしながら、乳房を責めていく。

仲居は舐められるのにあまり慣れていないのか、顔を赤くさせながら、快感に身を捩らせていく。

「いやん、舐めないでぇ」

「乳首も舐めてあげましょう。そうすればもっと気持ちよくなれますよ」

次いで、孝信は乳首を甘噛みしていく。

すると、仲居の身体がビクッと跳ねた。あまりの心地いい刺激に、身体が敏感に反応してしまったようである。

「ひぃ、ち、乳首を噛まないでぇ。おかしくなってしまいます」

「おかしくなってください。これからもっと気持ちよくなるんですから」

思う存分乳首を堪能していくと、別の刺激を加えたくなっていく。

視線は仲居の下半身へと移り、孝信は彼女のショーツに手をかけた。

その行為に、仲居は慌てたように、孝信の手を抑えた。

「こ、これ以上は……。そ、その、待ってください」

「どうしてですか? さっきは気持ちよくしてほしいって言ったじゃないですか」

「し、しかし、元に戻れないような気がして。あまりに気持ちよくて、変になりそうなんです」

「大丈夫です。すべて僕に任せてください。後悔はさせませんから」

孝信は強い決意をもってそう告げた。

その言葉を聞き、仲居も何とか納得したようであった。ゆっくりと目を閉じ、次の刺激を求めている。

孝信は仲居のショーツをゆっくりと下ろしていき、秘部を解放していく。

秘密の花園が顔を出し、孝信をますます興奮させていくのであった――。

 

〈続く〉


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