連載官能小説『ランジェリーモデル』第4回
(もう嫌、止めてぇ)
心の中で、桜は何度も念じる。
しかし、この悪夢は全く終わる気配がない。むしろ、どんどん奥に突き進んでいく。
赤黒く変色した、巨大な男根を前に、桜は途方に暮れていた。もう、逃れる術はない。このまま、このペニスを受け入れるしかないのだ。
大輔は自らの分身を手で支え、それを桜の秘部に導いていく。
「ひ、ひぃ、や、やめてぇ、そんなに大きいの入らないです」
「大丈夫ですよ。たっぷり愛撫してありますから、入るはずです。それに、桜さんは嫌がっている割に、おま×こは濡れているんですよ。これって心のどこかで期待しているってことですよね?」
「そ、そんな違います。本当に嫌なんです。き、期待なんてしていません」
「じゃあどうしてこんなに濡らしているんですか? 本当に嫌なら、おま×こが濡れるわけないじゃないですか」
「そ、それは……、本当に違うんです。従わないと、写真をバラまかれるから、仕方なくなっているんです。嫌で堪りません」
「そうですか、まぁ俺はどっちでもいいんですけどね。いずれにしても、一度俺のち×ぽを味わえば、きっとあなたも満足するはずですよ」
「満足なんてしません。本来セックスって好き合っている者同士が行うものです。好きでもない人に抱かれても、気持ちよくもなんともないです」
「本当にそうかな? じゃあ賭けますか?」
「賭ける? 何をですか?」
「もしも、桜さんが俺のち×ぽでイカなかったら、あなたをここから解放しましょう。写真も消去しますし、ランジェリーモデルとして働く必要はありません。つまり、元通りの生活に戻れるというわけです。ただ、イってしまったら、シルキームーンのランジェリーモデルとして働くと決意を固めてください」
「あなたに抱かれても絶対にイキません。その賭けに乗ります」
「ククク。自信満々ですね。じゃあそうしましょう。もしもイカずに、俺の方が先にイってしまったら、あなたを解放します。それは約束しましょう。美咲さん、それでもいいですよね?」
と、大輔は美咲に問いただした。
美咲はこっくりと頷く。あれだけ高圧的な態度をとっていた美咲が、あっさりと承諾したので、桜は怖くなった。大輔という男は、余程セックスに自信があるのだろうか?
(絶対負けない。イクなんてありえない)
と、桜は感じていた。
そもそも、彼女はセックスで中イキした経験がほとんどない。多少の気持ちよさは感じるのであるが、イクという感覚があまりわからなかった。だからこそ、先程の愛撫でイカされてしまい、かなり驚いたのである。
「美咲さんもOKを出してくれました。それじゃあ早速セックスをしましょうか?」
「や、約束は守ってくださいね」
「もちろんです。桜さんこそ、イッたら、ちゃんとこのお店で働いてください。いいですね?」
「わ、わかりました」
「交渉成立です。それでは、早速セックスと行きますか」
大輔はそう言うと、仰向けになっている桜の脚を持ち、左右に広げた。
秘部がくっきりと押し開かれて、小陰唇のビラビラや、サーモンピンクの膣口が良く見えた。大輔は、ペニスを片手で持ち、支えながら、蜜壺に導いていく。そして、ゆっくりと挿入していった。
ずぶずぶずぶ……。
めり込んでいくように、ペニスが桜の胎内に侵入していく。大輔のイチモツはかなり巨大なので、桜の蜜壺内はかなり窮屈に感じられた。
(う、ぅぅ、お、大きい……)
これまで経験してきたセックスの中で、間違いなくトップクラスのサイズを誇るだろう。それくらい、大輔の男根は巨大であった。あまり開拓されていない秘部を、メリメリと切り開かれていく感覚が広がっていく。
「全部入りましたよ」
と、大輔がいい、少し静止し、胎内の感触を味わっている。
「わ、私、絶対にイキませんから」
「その強気がいつまで持つか楽しみですよね。さぁ、少しずつ動いていきますからね」
そう言い、大輔は静かに腰を振り始めた。
リズミカルに腰を振り、一定のペースで抽送をしていく。
結合部分からは、にちゃにちゃと淫猥な液体が流れ出し、テカテカと光り輝いていた。
「桜さんのおま×こきついですね。あまり経験がないみたいですね」
「そ、そんなこと、どうだっていいじゃないですか」
あくまでも強気に答える桜。絶対にイクわけにはいかない。
「直ぐに俺のち×ぽなしではいられなくなりますよ」
この自信がどこから来るのか、桜にはわからなかった。
ただ、どこまでも不気味に感じられる。そもそも、セックスで女性をイカすというのは、難しい所がある。どうしても男性は自分本位に動きがちになるので、女性の気持ちよさを疎かにしがちである。だからこそ、本当にイクという経験をする女性は、多くないのだ。
だが、大輔は違っていた。
彼は、その巨根を武器に、多くの女性を虜にしてきた過去がある。グッときのこのように張り出した傘頭。そして、極太の肉胴。そのすべてが、凶悪な凶器のように思えて仕方ない。
大輔は、不気味な笑みを浮かべながら、少しずつ抽送のリズムを上げていった。
彼は、大きな自信があった。どんな女性であっても、自分のペニスにかかれば、イチコロであると自負していたのである。それは桜も例外ではない。桜はまだ知らなかった。大輔の男根の強烈な動きを……。
ずんずんと巨大な男根が桜の胎内を掻き回していく。
メリメリと膣壁を擦られて、桜は驚いていた。
とにかく、圧倒的な快感が襲ってくるのである。
(う、嘘でしょ……。こ、こんなのって……)
セックスであまり感じてこなかっただけに、これは衝撃的な事実であった。ずりゅっと挿入され、そして一気に引き抜かれる。特に引き抜かれる時の感覚は強烈で、凄まじい快感が襲ってくるのだ。
桜はその快感に翻弄され、いつの間にか声を上げていた。
「あぁぁん、そ、そんな、こんなのって……」
「どうしたんですか? 声が出てますよ」
「ち、違います、ふぁ、あぁん、違うんです」
「何が違うんですか? 感じているんじゃないですか?」
「か、感じてなんか……、い、いません。あぁぁ、きゃん」
大輔の中のリズムが一層速くなっていく。
どんどんの凶悪な男根を武器に、桜の胎内を掻き回していく。
当の桜は、あまりの気持ちよさに翻弄されっぱなしであった。
じわじわと膣の内部が気持ちよくなり、それが痺れるように全身に広がっていく。極太のペニスが、未開発な膣内をどんどんと侵食していき、擦り上げていく。その時の快感が、あまりに凄すぎて、桜は戸惑っていた。
(き、気持ちいい……。で、でもこれに耐えれば私は自由になれる)
と思っていたが、とてもではないが、長い時間耐えられるようなレベルではない。
既に、秘部は愛蜜によりヌルヌルになっているし、あまりに気持ちよさに、小さなアクメが断続的に襲ってくるのである。心地いい感覚を味わいながら、彼女は、必死にその快感を否定する。
否定しなければ、自分が保てない……。そんな気がしたのである。とにかく、この悪夢さえ終われば、自分は自由になれる。そのためには、絶対にイクわけにはいかない。彼女は下半身に力を入れながら、必死に耐えていった。
少しずつ、桜が感じ始めたのを、当然ではあるが大輔は感じ取っていた。同時に、もうすぐ果てるだろうと考えていたのだ。ここまで過敏に反応して、長く持った女は例がない。皆、ガクガクと身体を震わせながら、快感に酔いしれていったのである。
今回もその例に漏れないであろう。いずれにしても、あと少しで桜は手中に堕ちる。それまでじっくりと抽送を続けていけばいい。そうすれば、桜は手に入るのだから……。
大輔は、ここで少し姿勢を変えた。それまでやや体を反らせてピストン運動をしていたのであるが、身体を前傾にさせて、桜に覆いかぶさるような姿勢を取った。そして、露出した胸を揉みしだきながら、顔を近づけて唇を奪った。
「んぐ、な、何をするんですかぁ」
「何ってキスをしたんですよ。どうです、桜さん、気持ちいいでしょう」
「き、気持ちよくなんかありません」
「そうですかね。さっきからおま×こがヒクついていますよ。大丈夫ですか」
「ひゃあ、そ、そんな、う、嘘です、あぁぁん、そ、そんなに突かないで……。それに感じてなんか」
「感じてるじゃないですか、もっと強めに行きますよ」
大輔はそう言うと、恐ろしい速さで腰を動かし、ペニスを奥深くまで貫いていく。まるで子宮の入り口をノックされているかのような刺激が桜に伝わっていく。
「あぁぁん、も、もう止めて、こ、これ以上されたら、私、変になっちゃいます」
「どうしたんですか? イクのを我慢すれば、あなたは解放されるんですよ。それなのに、イってもいいんですか?」
「はぁん、ひぃぃ、くぅ……うぁぁぁ、あ、あそこが擦れて……、嫌なのに、嫌で仕方ないはずなのに、どうして、どうして感じちゃうの」
「それが女の性なんですよ、セックスで気持ちよくなるのは自然な行為です。桜さんもシルキームーンのランジェリーモデルになれば、気持ちいい行為がずっとできるんですよ。それはとても楽しいです。さぁ、臆せずにこちらに飛び込んできてください」
ずんずんと大輔は怒張を突き立て、胎内を侵食していく。
あまりの刺激の強さに、桜は耐えきれなくなった。
(あぁぁ、駄目、もう、耐えられない……)
アクメの間隔が少しずつ狭くなり、さらに大きくなっていく。ガクガクと身体を震わせながら、快感に身を捩らせていく桜。口元からは涎が垂れて、さらに恍惚とした表情を浮かべ始めた。
「どうしたんですか? 桜さん、さっきからおま×こがヒクヒクと震えていますよ」
「あぁん、も、もう駄目です。た、耐えられない」
「気持ちいいんですか?」
「そ、それは……」
「正直に言ってください。俺とセックスして気持ちよくなっているはずなんです。それをしっかり言葉に乗せて言ってください」
もう、桜の心は屈服していた。
あまりに快感に何も考えられなくなる。突き抜ける快楽をもっと感じたくて、自然と腰を振り始めている。また、同時にじわじわと膣内が熱くなり、痙攣したかのように震えている。イク寸前の兆候が表れていた。
「き、気持ちいい……、気持ちいいです」
「ククク、そうでしょう、俺のち×ぽは女性を喜ばせるようにできているんです。さぁ、後はイクだけです、最後にもっと気持ちよくしてあげますよ」
大輔はそう言うと、陰核の包皮を剥き、白い米粒大の女豆を露出させると、ピストン運動を続けながら、陰核をコリコリと弄り始めた。これには桜も堪らなくなる。身体をビクンと動かし、快感に身を捩らせていく。
「あぁぁ、そ、そこはダメェェェ。も、もう、イッちゃいますぅ」
「イってもいいですよ。早く気持ちよくなってください」
桜は小刻みに身体を震わせる。同時に、膣内は激しく収縮し、痙攣していった。それをイクサインだと感じた大輔は、一突き一突きのストロークを大きくし、最後の仕上げを行った。あまりの心地よさに、桜はもう耐えきれなかった。
(あぁぁん、も、もう駄目、わ、私イッちゃう)
桜がそう感じた瞬間、全身を貫くオルガスムスが発生した。
淡い心地よさに体を支配されて、とうとう桜は果てる。
「いややややぁ、だ、駄目、い、イクゥ」
電流が走ったかのように体をビクつかせると、そのまま桜はイってしまった。ぐったりとし、放心状態になる。
(あぁ、私、イッちゃったんだわ。これでもう逃げられない)
もう逃げならない。それは決まってしまった。
しかし、不思議と嫌な感覚はなかった。
どういうわけか、もっと大輔のペニスを味わっていたいという感覚が浮かび出してきたのである。
それを見抜いているのか、大輔は一旦ペニスを引き抜くと、次のように言った。
「桜さん、イキましたね。約束です、シルキームーンのランジェリーモデルとして働いてもらいましょう」
「は、はい……」
「では、早速ですが、俺をイカせてください。桜さんばかり気持ちよくなってズルいですよ。次はバックから激しく犯させてもらいます。あなたに拒否権はありません。さぁ、四つん這いになってください」
(あぁぁ、も、もう嫌。嫌なのに、どうしてか体がち×ぽを求めてしまう……)
桜は言われるままに四つん這いになった。
その姿を見て、大輔はニコッと微笑んだ。
そして、彼女の臀部の双肉を掴み、左右に押し広げ、秘部を露出させていった。
イッたばかりの性器が、ヒクヒクと小刻みに震えている。
大輔はゆっくりと怒張を持つと、蜜壺に押し当てていった――。
〈続く〉
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