連載官能小説『ランジェリーモデル』第6回

連載官能小説

連載官能小説『ランジェリーモデル』第6回

(はぁ、どうしたらいいだろう……)

自宅に帰ってから、桜は悶々としていた。

何というか、地獄に落ちたような気分がする。憧れだったランジェリーモデルになったのはいいが、半ば強引にセックスを強要されるし、恥ずかしい写真を撮られてしまうし、散々な結果になってしまっていた。

ただ、どういうわけか、セックスのことを思い出すとあそこが疼いてしまうのである。うずうずとしてくるというか、むず痒い感じである。

確か、大輔はこんな風に言っていた。

『いずれ、俺のち×ぽなしではいられなくなりますよ』

それは本当だろうか?

そんなはずはない……。そう思いたかった。

ペニスを求めてしまうなんて、何だか変態になったかのような気がして、真っ当な精神が保てなかった。しかし、心のどこかでは大輔のペニスを思い描いている。桜は性体験が豊富なわけではないが、今まで見てきたペニスの中で、大輔のペニスはサイズが段違いであった。とにかく巨大なのだ。

あれだけ大きなイチモツを挿れられて、嫌なはずなのに、自分は感じてしまっていた。最後には、自ら「気持ちいい」と叫んでしまったではないか……。

(私、何してるんだろう……)

考えるのは大輔とのセックスのことばかり。

忘れようと思っても、脳裏に深くこびり付いて決して忘れさせてくれない。むしろ、どんどん鮮明に思い出せるようになってしまう。本当に、大輔のペニスを求めているのだろうか? 堪らなく不安になり、桜はベッドの上に横になった。

疲れがスッと抜けていき、心地よくなっていく。だが、片隅ではセックスの記憶が呼び返される。どうしても考えてしまうのだ。特に中出しされた時の快感は、言葉では言い表せない心地よさがあった。

中出しされたら、当然であるが、赤ちゃんができてしまう。一応、行為が終わった後に、大輔が避妊薬をくれたが、どこまで作用するかは不透明である。

(明日も行かないと駄目なんだよね……)

そう、明日もシルキームーンに行かなければならない。

そうしないと、恥ずかしい写真をネット上にバラまかれてしまうのだ。それなりにネットをするので、桜はネットの脅威を知っている。

一度、ネット上にバラまかれた写真は、どう足掻いても回収はできない。そうなれば、自分の人生は終わってしまうだろう。そうならないためには、今は美咲や大輔の言うことを聞く必要がある。嫌でもやるしかないのである。

憂鬱な気持ちが、沸々と浮かび上がってくる。それでも、嫌ではあるのだが、どこか期待してしまう自分もいる。だからこそ、憂鬱になってしまうのだ。感じたくないのに、感じてしまう。イキたくないのに、イってしまう。それは耐えがたい屈辱であった。

(私、またセックスのこと考えてる……)

気づくと、大輔とのセックスの記憶が反芻される。

あそこが疼き、じゅんと蜜が滲み出す。

ふと、パンティの上から秘部に触れてみた。

そこは、じんわりと熱を帯びており、さらにしっとりと濡れていた。嫌々されたセックスなのに、自分は秘裂を濡らしてしまっている。その事実に、桜は心底驚いていた。

(う、嘘でしょ、濡れてる……)

秘部はパンティの上からでもわかるくらい濡れている。触れば触るほど、蜜が出てきて、染みを作っていくのである。

指先で直に性器に触れてみた。すると、熱い液体が指に付着する。にちゃにちゃとしており、淫靡な光沢のある液体であった。ここまでくると、本当に自分が変態になったような気分がしてくる。このまま、元には戻れないのではないか? そんな恐怖も感じるのである。

恐怖はある。しかし、気持ちよくなりたいという感情が上回った。自然と桜は手指を卑劣に沿わせてマスターベーションを開始した。

淡く、心地いい時間が静かに流れていった――。

翌日――。

仕事を終え、桜はシルキームーンに向かっていた。

正直、心は重い。何をされるかわからないし、不安は大きいのである。ただ、期待感も存在している。心地よくなりたいというあくなき欲望が渦巻いているのだ。

シルキームーンの事務所に入ると、美咲が待っていた。

彼女はニッと笑みを浮かべて、次のように告げた。

「ちゃんと来たわね。宜しい」

「だってそうしないと、写真をバラまくんでしょ。なら言うことを聞かないと……」

「それもそうね。でも、あなた、心の底では期待しているんでしょう」

「き、期待なんて……」

「昨日のセックスを見て、私実感したの。あなたには淫乱の血が流れているってね」

淫乱と言われて桜はしょんぼりと項垂れた。

生まれてこの方、淫乱などと言われたことがないのだ。ずっと真面目に生きてきたし、セックスは好き合っている者同士が行うものだと自覚してきた。でも、自分は望まないセックスをして、さらに感じてしまっていた。もう、淫乱と言われても仕方ないのかもしれない。

「わ、私は淫乱じゃありません」

「ウフフ。まぁいいわ、早速部屋に行きましょうか。今日もあなたには協力してもらうわ」

「協力ですか……」

「そう、今度ね、新作の下着を出すの、その試着よ」

「試着だけですか?」

「ククク。鋭いわね。もちろん下着の試着だけじゃないわ。あなたをうっとりと気持ちよくしてあげる。だからそんな顔しないで」

「わ、私、気持ちよくなんかなりたくありません。ただ、ランジェリーモデルとしてお仕事したいんです」

「もちろん、何れはその仕事もしてもらうわ。でもね、本当に下着が似合うのは、快楽に溺れる女だって知ってたかしら? 貪欲に快感を求める女はとても美しい。そういう女性に、私はランジェリーモデルとして写真に写ってもらいたいの。だから、あなたももう少しして、覚悟ができたら、そういう仕事もしてもらいます」

二人は、昨日と同じ部屋に向かった。

ベッドが置かれた不思議な部屋。昨日と違うのは、そこに大輔がいないことだろう。

「今日は、大輔君はいないの。つまり、私とあなただけ」

「ふ、二人で何をするんですか?」

「フフフ。まずは下着を着て頂戴」

そう言って、美咲はラックからランジェリーを取り出し、それを桜に渡した。

透け感のある素材が使われたシアーデザインのランジェリー。透け透けであるため、かなり過激に見えた。ブラとショーツのセットで、色は黒であった。ショーツはTバックで、フロントの切れ込み具合も鋭い。大事な部分が見えてしまいそうなくらい際どいデザインである。

「こ、こんな恥ずかしい下着を着るんですか?」

「そうよ。そのために来てもらったんだから。さぁ早く来て頂戴」

その下着は、シルキームーンという高貴な雰囲気にはそぐわない、淫靡な輝きがあった。どこか、強烈にエロスを感じてしまうのである。

「シルキームーンはね、大切な夜を過ごすための、大胆な下着作りに着手しているの。今までとは大分雰囲気が違うから、驚くと思うけれど、こういう路線も必要なのよ」

「そ、そうなんですか? 着ればいいんですね」

「そう。物分かりがいいわね、そういう子は好きよ」

ここで断っても、どうせ写真をバラまくと脅されるだけであろう。

そのため、すんなりと桜は言うことを聞いた。

そして、素早く服を脱いで、下着を身に付けた。

「キレイね。いい感じよ。さぁ、ベッドに座って」

と、美咲が告げた。

言われるままに、桜はベッドの上に座る。

すると、それを見ていた美咲が、どういうわけか服を脱ぎ始め、下着姿になった。

美咲が身に付けている下着も、かなりセクシーな形であり、透け感のある素材でできた、エロチシズムを感じるランジェリーであった。

「み、美咲さん、な、何をしているんですか?」

「ウフフ。今日のあなたの相手はね、私なの。たっぷり楽しみましょう」

「え、で、でも美咲さんは女だし、私も女で……」

「女同士だから、いいんじゃない。さぁ始めましょうか」

そう言うと、美咲はスッと手を伸ばし、桜の肩を抱きしめた。そして、そのまま顔を桜の方に持っていくと、淡いキスをした。

ぷちゅ。

柔らかい唇の触感が伝わってくる。

桜は、女同士でキスなどしたことがない。彼女はレズビアンではないから当然である。そして、この唐突な展開にかなり驚いていた。

「や、止めてください……」

「止めないわ。昨日のあなたの姿を見てね、私も興奮しちゃったの。今日が凄く待ち遠しかったのよ」

「お、女同士でこんなこと。ふ、不潔です」

「それは、偏見ね。あなたレズビアンを認めないの」

「み、認めないわけじゃないですけど、私はレズじゃないですし」

「女同士でも気持ちよくなれるから安心しなさい。今日はね、こんなのを用意したの」

そこで、美咲は一旦立ち上がり、ベッドを降りると、脇にあったカバンの中から何かを取り出した。それは黒光りする極太の双頭ディルドであった。

「大輔君のおちん×んは大きいでしょ。だからそれに負けないくらい大きなディルドを探したの。これで一緒に気持ちよくなりましょう」

美咲は極太のディルドにローションをたっぷり塗りたくると、それを、桜の秘部に押し当てようとした。

「ちょ、ちょっと待ってください。そ、そんな大きな物、入らないです」

「大丈夫よ。大輔君のおちん×んを受け入れたんだから、このくらい当然だわ」

「で、でも……」

「心配性なのね、じゃあ最初は指で弄り合いましょう。桜さんはそのまま仰向けで寝て頂戴。私が上から跨るから、私のあそこを弄ってね。お互いに気持ちよくなりましょう」

美咲はお尻を桜の頭の方に向け、そして、深く沈み込んだ。

桜の眼前に桜の性器が広がる。一応ショーツを身に付けているが、Tバックでかなり透けているので、膣の様子が良く見えた。美咲の秘裂は既に濡れており、テカテカと光り輝いていた。

「桜さん、あなた嫌がっていたのに、濡れているわよ」

と、美咲が告げる。

彼女は桜の脚を広げて、性器を露出させると、ショーツを少しずらして膣口に指を当てた。

「そ、そんな濡れてなんて」

「嘘じゃないわよ。ほら、こんなにしっとりと濡れて、いやらしい糸を引いているわ」

女にあそこを弄られて、濡らしてしまう。それに桜は驚いていた。

美咲はクククと笑みを零すと、そのまま手指を使って桜の秘裂を刺激し始めた。淡い心地よさが、膣を通して全身に広がっていく。

「く、ぁぁぁ、や、やめてぇ」

必死に叫ぶ桜であったが、身体が言うことをきかない。貪欲に快感を求めてしまうのである。

「さぁ、桜さんも私のおま×こを弄って。そして気持ちよくして頂戴」

美咲が腰をフリフリと振りながら、桜の顔面に秘裂を押し当ててくる。

ツンと、ヨーグルトのような香りがする。その性臭を強引に嗅がされて、桜はおかしくなりそうであった。

他人の女の性器をまじまじと見るのは、これが初めてであった。非常に奇妙な形をしていると思ったし、自分とは少し違うのだなと、冷静に見られた。ただ、見ているだけでは、美咲は満足しないだろう。弄らなくては駄目なのだ。

試しに、桜は指をTバックの隙間に挿れて、秘部に触れてみた。しっとりとしていて、熱を帯びている。ぬるぬるとしてるため、指がスムーズに動くのがわかった。

「桜さん、こんな風に動かすのよ」

美咲は、桜の秘部に指を挿れると、素早く上下に動かし始めた。指先が膣壁を擦り上げ、淡い刺激が発生する。女にあそこを弄られて、桜は興奮し始めていた。こんな風にゾクゾクと感じるのは、初めてかもしれない。

「く、ぁぁぁ、そ、そんな風に触られると、わ、私……」

「フフフ、桜さんは敏感なのね。もっとイジメたくなっちゃう。桜さんのあそことってもいい香りがするわよ」

「いやぁ、に、匂いを嗅がないでぇ……」

「いいじゃないの、こんなにエッチな匂いをさせたおま×こは初めてかもしれない。女におま×こを弄られて感じるなんて、桜さんはきっと変態の血が流れているのね」

「わ、私、変態なんかじゃありません」

「あらそう。でも、私は変態さんは好きよ。そっちの方がセックスが楽しめるし。さぁ、あそこも大分ほぐれてきたし、そろそろ大人の玩具を使ってみましょうか」

「ひ、ひぃ、そ、そんなの入りません」

「こんなに濡れてるんだから、問題ないわ。それに直ぐに気持ちよくなるから心配しないで」

美咲はそう言うと、一旦姿勢を変え、桜の前に座り込んだ。そして、M字開脚すると、ゆっくりと自分の秘部に極太のディルドを導いていった。

その様子を見て、桜は恐怖よりも期待感がせり上がってくるのを感じたのであった――。

 

〈続く〉


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