連載官能小説『ランジェリーモデル』第8回

連載官能小説

連載官能小説『ランジェリーモデル』第8回

美咲とのレズプレイを終えて、少しずつではあるが、桜は変わりつつあった。もともと性玩具としての素質があったのか、さまざまなプレイを楽しめるようになったのである。その心境の変化に、桜自身が驚いていたが、どこか納得する自分もいる。

(私、どうなるんだろう……)

ふと、桜はそんな風に考える。

ランジェリーモデルとして働いているのに、実際にモデルとしての仕事はまだしていない。出社してやることと言えばセックスくらいで、他に何もないのである。これでは将来に不安を持つのも当然であろう。

だが、あまりの快感に身体が抗えないのも事実である。強烈な快楽が、全身を包み込み、天国にいるかのような気分を味あわせてくれるのだ。ここからは容易に抜け出せない。もっと、気持ちよくなりたいという感情が迸り、それ以外、何も考えられなくなるのである。

(私、変態なのかな……)

自分が変態か? それは何度も問いかけた質問である。最初は、物凄く嫌だった。ほとんど知らない男性とセックスするのは、何だか風俗嬢にでもなったような気分がして、嫌気が差していたのである。

しかし、それが今では変化している。自分の方から、大輔のペニスを求めるようになっているのだ。大輔のペニスは凶悪と表現してもいいくらい巨大である。赤黒く変色し、血管が浮き出たペニスは、本当に人間の器官の一部なのか? と、思いたくなるくらい圧倒的な存在感を放っている。

今まで見てきたペニスの中でも、トップクラスのサイズを誇る大輔のペニスに、桜は恐怖さえ抱いていた。それなのに、今では順応に受け入れてしまっている。否、自分から率先して受け入れているのだ。あの巨大な怒張を挿れられると、途轍もない快感が襲ってきて、彼女を恍惚とさせるのである。

ずりゅっと奥深くまで挿れられて、そこから一気に引き抜かれる。この快感は、あまりに圧倒的で桜を快楽の海へ放り込んでいった。

(もう嫌。自分が嫌になるわ)

強烈な自己嫌悪が襲ってくる。これでは、風俗嬢と何ら変わらない。

決して、風俗嬢を下に見るわけではないが、自分は今まで真っ当な人生を歩んできたのである。それなのに、どうしてこんな風になっているのか? それが不思議でならなかった。このまま、シルキームーンの性奴隷として、生きていくことになるのだろうか。

(やっぱり、ランジェリーモデルなんてするんじゃなかったのかも。私には過ぎた目標だったのよ……)

そう思い、肩を落とす桜。

シルキームーンの採用試験を受けなければ、今頃普通に生活していたに違いない。そして、それはきっと平和な一ページになっただろう。もちろん、刺激のない日々かもしれない。でも、穏やかな日々は、桜が追い求めていた日々でもある。それを、自分から手放してしまった。今では、快感に溺れ、自らペニスを求める性奴隷と化してしまっているのだ。

ある日、シルキームーンに向かうと、美咲に呼び出され、彼女の許へ向かった。

「桜さん、あなた段々良くなっているわ。それで提案なんだけど、今働いている会社を辞めて、正式にウチに来ない?」

美咲はにっこりと笑みを浮かべながら告げた。

今いる会社を辞める。

そして、シルキームーンの社員になる。それはきっと、正式に性奴隷となることを意味しているだろう。そう考えると、どこか躊躇してしまう。

「私、まだランジェリーモデルをしていないですけど、いいんですか?」

「来週あたりから、実際にモデルとして働いてもらうわ。表情もよくなってきたし、きっと素晴らしいモデルになれるはずよ」

「え? ほ、本当ですか?」

「ええ。だって、最近のあなた、少し変わったもの……」

「私が変わった?」

「そう。セックスの時の感じ方とか、表情がね。少しずつ、私たちを認め始めたのね。それは嬉しいわ。この調子で頑張って頂戴」

「で、でも、私、こんな風俗嬢みたいな真似、あまりしたくありません」

「まだそんなこと言って。これは風俗ではないわ。もっと高貴な行為よ。ランジェリーモデルとして活躍するためには、迸るエロスが必要になる。そのための訓練をしていると思いなさい」

何か、都合のいいことを言われて無理矢理納得させられている気がする。自分はこのままどうすればいいのか? 進路で迷いつつあった。

「とにかく、ウチの仕事一本でやってみない? 悪いようにはしないから安心して。返事は今週中にお願いね。いい返事を待っているわ」

そう言われ、桜は解放される。

次に向かうのは、いつのもプレイルーム。

社長室の脇にある、小ぢんまりとしたベッドがある一室。ここで今日も淫らな宴が始まるのである。

部屋には既に大輔が待っていた。

そして、桜が入ってくるのを見ると、ニッと笑みを浮かべる。

「待ってましたよ。桜さん」

「は、はぁ、き、今日もするんですか?」

「もちろんです。これはあなたをランジェリーモデルとして活躍させるための訓練ですからね。それに、今日は美咲さんにも混じってもらいます。仕事が片付き次第やってくるそうなので、まずは二人で楽しみましょうか。さぁこっちへ……」

大輔はそう言うと、上着を脱ぎながら、ベッドの上に座り込んだ。

あっという間にボクサーパンツ姿になると、直立不動で立ち尽くす桜の腕を掴み、強引にベッドの上に乗せる。

「さぁ、始めましょう。桜さんだって、本当はしたいはずなんだ」

「わ、私、こんなことをするために、ここに来たんじゃ」

「まだそんな風に思っているんですね。でも大丈夫。桜さんは俺のち×ぽの味を覚えてしまった。何れ抜け出せなくなりますよ」

と、自信満々に大輔は告げる。

その自信がどこからやってくるのか聞きたくなったが、桜はキッと口を噤み、身体の力を抜いた。どうせ、足掻いたところで結果はわかっている。どうしたって、結局はセックスする羽目になるのだ。それならば、抵抗するだけ無駄である。抵抗したって意味がないのなら、最初から受け入れた方が、気が楽になるのだ。

「さぁ、服を脱いでください」

大輔の言葉を聞き、桜は着ていたオフィスウェアを脱ぐ。そして下着姿になると、ちょこんとベッドの上に座り込んだ。

それを見た大輔は、スッと顔を近づけて、桜の唇に自らの唇を重ねていく。何度も大輔とキスをしている。この辺の行為は、もうすでに慣れていた。甘く切ないキスが展開され、大輔は徐に舌を絡めてくる。それに合わせて、桜も舌を出して啜り合う。チュパチュパと淫靡な音がこだまし、室内に響き渡っていく。

キスをしながら、大輔は素早く桜のブラジャーを外し始めた。そして、ポロンと乳房を露出させると、直ぐに乳房を揉み始める。形のいい桜の乳房が、大輔の手指の中でぐにゃりと潰れていく。

「あぁ、そ、そんなに強く揉まないでぇ」

「強く揉まれた方が好きでしょ。俺にはわかっているんです」

「いやぁ、そんなの嘘ですぅ」

桜は必死に抵抗したが、心の底ではわかっていた。

自分はどこか強引にされるのを求めている。牡の激しい力で、胸を揉まれると、どういうわけか興奮してしまうのである。本気のセックスをしているという感じがして、全身を熱く包み込まれるのである。

恐らく、それを大輔は見抜いている。だからこそ、やや乱暴に桜を犯そうとするのだ。

乳首を捏ね繰り回しながら、大輔はもう片方の手を下半身の方にもっていく。そして下着越しにスッと秘部に触れ始めた。

「あぁ、さ、触っちゃ嫌ぁ」

「ククク。桜さんのおま×こ、もう濡れますよ。胸を触られただけで興奮したんですか? 全くとんでもない淫乱ですね」

「わ、私、淫乱じゃありません。そ、そんな卑猥なこと言わないでください」

「そうですか。確かに淫乱は言葉がよくないかもしれませんね。でもね、あなたは心の底からエッチな血が流れている。だから、こうして感じてしまうんですよ。普通の女性は、こんな風にして強引にされたら、感じないものです。もちろん、濡れるわけありません。なのに、あなたはおま×こを濡らすし、こうして、腰を振り始めている。それは、あなたがエッチな才能がある証です」

「うぅぅぅ、わ、私、エッチなわけじゃ……」

「大丈夫、俺はエッチな女性の方が好きですから。やはり、セックスは楽しまないと駄目です。そして、エッチな方がセックスを楽しめるのです。さぁ、今度はクリを弄ってあげますよ」

大輔は胸を弄るのを止めて、両方の手を下半身にもっていく。そして、陰核の包皮を剥き、ヒクヒクと露出した女豆を指で弄り始める。すると、電流が走ったかのような衝撃が、桜に伝わっていく。

「あ、あひぃ、そ、そんなところを弄られたら、わ、私……、や、止めてぇ」

「本当は止めてほしくないはずですよ、もっと弄ってほしいんでしょう」

「ひ、ひぎぃ、く、クリトリスは感じ過ぎちゃうんです。だから、もっと優しく弄って」

「ククク。荒々しい方が好みでしょ。事実、クリを弄ると、おま×こがキュッと締まりますよ」

そう言いながら、大輔は平然とクリトリスを弄り続ける。

淡い快感が、全身を貫き、アクメを感じ始める。ビクビクと身体を震わせながら、桜は快感に身を捩らせていった。

「く、ぁぁぁ。く、クリトリスは刺激が強すぎますぅ、だ、ダメェェェ」

それでも大輔は一向に手を緩めない。陰核を弄るのと同時に、指を二本膣内に挿入し、Gスポットをコンコンと刺激していく。

「桜さんのGスポットの位置は大体把握しました。ここでしょう」

陰核を刺激されながら、さらにGスポットを強く押されれると、心地いい快感が直走ってくる。じわじわと快楽がせり上がり、同時に、何か出そうになってきた。

「あぁぁ、だ、大輔さん、でちゃう。おしっこ出ちゃいます」

「それはおしっこじゃなくて、潮吹きって言うんです。Gスポットを突かれると、潮を吹く女性は多いんですよ。そのまま出しちゃってください」

「ひ、ひぃぃぃ、酷いですぅ。で、出るぅ」

次の瞬間、桜の蜜壺から透明の液体がプシューを飛び出した。大輔はそれでも手を緩めずに、素早い動きで手指を動かしていく。

「あぁぁぁ、だ、ダメェェェ、見ないでぇ」

顔を真っ赤にさせて抵抗する桜であったが、大輔はニコニコと笑うだけで、決して嫌みを言ったりはしなかった。

「気持ちよくなれましたか?」

「う、うぐぅぅ……。ひ、酷いです、大輔さん」

「おやおや、気持ちよくさせたのに、そんな風に言われるなんて心外だな。でも気持ちよかったでしょ」

気持ちよかったのは事実である。

しかし、それを認めてしまうと、完全に屈服したように思えてしまい、桜はなかなか首を縦に触れなかった。

「まぁいいでしょう、そろそろ、美咲さんが来ると思うんで、そうしたら三人でプレイしましょう。実は、今日は考えていることがあるんです」

「ひ、ひぃ、か、考えって何ですか?」

「いつまでも強情を張り続ける、あなたへの罰です。でも桜さんはエッチだから、直ぐに罰ではなくなるかもしれませんね」

意味深な言葉を言う大輔。

一体、それが何を示しているのかわからないが、桜は酷く気になってしまった。

問い詰めようとした時、ベッドルームのトビラが開いた。

トビラの向こうから、颯爽と美咲が入ってくるのが見える。

その表情は、どこか淫らな雰囲気があり、桜をゾクゾクとさせていく。

三人の密やかな蜜戯が始まろうとしている――。

 

〈続く〉


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