連載官能小説『告白手記』第4回

連載官能小説

連載官能小説『告白手記』第4回

「絵里奈ちゃん。今回の告白手記もよかったよ。物凄いリアル」

「はい。ありがとうございます」

「次回のお題だけど、『痴漢』で行こうと思う」

「痴漢……ですか?」

「そう。痴漢をされて感じちゃいました。みたいな話を書いてちょうだい」

「はぁ、わかりました」

「よろしくね」

徳田絵里奈は、エッチな雑誌の人気コーナー『告白手記』の投稿文を書くライターである。

前回はフェラチオに関する手記を書き、それが人気となったのだ。

そして今回は痴漢モノ。それを執筆することになった。

(痴漢……。それって犯罪なんじゃ)

と、絵里奈は考えていた。

彼女は、大学生であるが自転車で通学しているので、あまり電車には乗らない。そのため、痴漢を受けた経験はないのである。

経験がないことを書くのは、なかなか面倒である。

となると、やはり今回もあの人物に頼るしかない。

あの人物……。

それは、幼馴染の優希である。

(優希に相談しよう。そうすれば、きっと大丈夫)

早速、絵里奈は優希の自宅に向かった――。

「痴漢モノねぇ……。それはなかなかしんどいね」

と、優希は話を聞いてそう言った。

「そうなの。痴漢の話ってどうやって書けばいいの?」

「まぁエッチな話を書くわけだから、痴漢されて、嫌なのに気持ちよくなって感じちゃう女の子の気持ちを書けばいいんじゃないの」

「それはそうなんだけど、なんか難しくて……」

「ちなみに、絵里奈は痴漢とか受けたことあるの?」

「ないよ。だってあんまり電車乗らないし」

「なら、朝電車乗ってみて、痴漢されるまで粘ってみたら」

「はぁ?」

「だから、短いスカート穿いて、満員電車に乗れば痴漢されるんじゃないかな? その時の気持ちを書けば完璧さ」

「嫌よ。そんな変態に触られるなんて」

「冗談だよ。なら、僕が痴漢役をしてあげようか? つまり、痴漢プレイをするんだ」

「痴漢プレイ?」

「うん。だから痴漢の疑似体験。あくまでもプレイだから、嫌な気持にならないだろ。それに相手が僕だったら、絵里奈だって安心すると思うし。それで、実際に痴漢を受けてみて、その感想を手記風にまとめればいいんじゃない」

「…………、なるほど。それもありね」

と、絵里奈は答える。

告白手記でリアルさを出すためには、やはり経験談をそのまま書くのが一番である。それならば、今言った痴漢プレイというのは、一番効果があるような気がした。

「朝の満員電車に乗るの?」

「どうしようか? そっちの方がリアルさが出ると思うけれど」

「わかった。それでやってみましょう。そうと決まったら、早い方がいいわね。明日の朝とかどう?」

「僕は問題ないよ。じゃあやってみようか?」

「うん。お願いね、優希」

こうして、二人は痴漢プレイを試みることになった。

翌日――。

朝の駅に向かい、そのまま満員電車に乗り込む優希と絵里奈。

猛烈な混雑であり、すし詰め状態になってしまう。

それでも優希と絵里奈は密着し、痴漢プレイを敢行する。

「絵里奈、やるよ」

と、囁くように優希が言った。

それを受け、絵里奈は軽く頷く。

「うん。お願い」

絵里奈は痴漢をされるために、ミニスカートを穿いている。ピンクのミニスカートに、黒のニーハイソックス。足元は厚底サンダルである。上半身は特に意識しなかったが、シンプルなブラウスに、カーディガンを合わせた。

優希は絵里奈の後ろに立ち、手をスッと下げていった。そして、絵里奈のスカートの中に手を入れる。すると、絵里奈の身体がビクッと跳ねた。

(あぁ、ホントに触るんだ。何かエッチだなぁ)

と、絵里奈は感じていた。

あくまでも表情は冷静さを保ち、周りからバレないようにする。

当然であるが、優希は痴漢をしたことがない。

そもそも痴漢は犯罪であるから、許されない行為だ。だが、痴漢モノのAVなどを見ているので、何となくやり方は把握している。とりあえず、ターゲットの女子に近づき、後ろからお尻を触ればいいのだ。

スカートの中に手を入れると、下着の生地の質感が手指を覆っていく。ふんわりとした柔らかい質感である。ただ下着を触るだけではつまらない。そう感じた優希は、ショーツの隙間から指を入れて、お尻を撫で回し始めた。

(あぁぁ、指がお尻に……。そんな大胆過ぎるよ)

絵里奈は顔を真っ赤にさせて、俯いた。

何だか、不思議な気分になってくる。痴漢をされるのは、恐怖でもある。何しろ、得体の知れない男の人に、大事な部分を触られるのである。それは恐怖しかないだろう。しかし、今回はあくまでもプレイである。相手は幼馴染の優希だから、その点は安心だ。

ただ、じわじわと興奮の波が襲ってきて、絵里奈をドキドキさせていった。何かこう、興奮してくるのである。

(やだぁ、私、触られて興奮してる。どうしてなの?)

脚をくねらせて、もじもじしていると、耳元で優希が言った。

「絵里奈、大丈夫?」

「うん。何とか、バレてないよね?」

「それは問題ないと思うよ」

「ならいいけど」

「わかった。じゃあ続行するよ」

その言葉を放った優希はさらに行動を大胆にしていく。

ショーツの中に手を突っ込み、お尻を撫でまわしていくと、次は、お尻の割れ目の方に手を伸ばしていく。

そして、ピタッと閉じた女性器に触れ始める。

(あ、少し濡れてる?)

と、優希は感じていた。

痴漢プレイをしていて、絵里奈は興奮しているようであった。その証拠に、彼女の秘裂はしっとりと濡れていて、蜜を垂らしていた。

愛蜜が指先に付着し、触るペースを速めるのに一役買っていた。スムーズに指先が動き、全体的にぬるぬるとしてくる。

(嘘でしょ。私、濡れてる? 感じちゃってる?)

「はぁん」

僅かであるが、小さく声が漏れる。

その声は、車内アナウンスにかき消され、周りから怪しまれずに済んだ。

しかし、声が出るのは問題である。

恐らく、優希もそれを感じていたのであろう。すかさず耳元で囁く。

「絵里奈、声を出しちゃダメだよ」

「わかってる。でも、声が出ちゃうんだもん」

「とにかく我慢しないとダメさ」

「うん、頑張ってみる」

優希も段々慣れてきたのか、触り方に緩急をつけ始めた。

指先の腹を使って、膣口を軽く愛撫したと思えば、一気に、膣内に指を挿れたりと、動きが単調にならないように動いていく。

(脚を閉じているから、触りにくいな……)

絵里奈は直立不動で立っている。そのため、性器がピタッと閉じられて、物凄く触りにくい。

「絵里奈、ちょっと足開いて」

「ふぇ、脚を?」

「そう。ちょっとでいいから」

「開けばいいのね。こう?」

狭い環境の中、絵里奈は脚を広げた。こうすると、先程よりも触りやすくなった。

それを確認した優希は、指を一本秘裂に当てて、一気に貫いた。

ぬめぬめとしているので、指はスムーズに動く。胎内の感触を味わっていくと、優希もどんどん変な気分になっていった。これはあくまでも痴漢プレイ。疑似体験である。なのに、どういうわけか、激しく興奮してしまうのである。

既にペニスはギンギンにいきりたち、ズボンの中で暴発寸前な程、膨れ上がっていた。

ズボン越しでも勃起していることがわかるくらい、屹立している。優希は、勃起したペニスを絵里奈のお尻に押し当てた。その行為に、絵里奈も気づく。

(あ、何か硬いものが当たってる。これってもしかして……おちん×ん?)

クルっと絵里奈は振り返った。すると、顔を赤くさせた優希と目が合った。優希も興奮しているのだ。それを見ると、どこか安心する自分がいる。この状況を楽しんでいるのは、自分だけではない。そう思えるのだ。

勃起したペニスを絵里奈のお尻に当てながら、優希はさらに指で性器を弄り続ける。じわじわと淡い刺激が、膣を通して全身に広がり、立っているのが辛くなっていく。ガクガクと膝が震え、額からは汗が浮かび上がっていた。

誰かに見つかったら、どうなってしまうんだろう? どこか背徳的な空気が漂い、逆にその空気感が二人を興奮させていった。

(あぁん、優希の指がおま×こを擦って、気持ちいい……。声が出ちゃう)

声が出そうになるのを、必死に耐える絵里奈。

徐々にアクメを感じ始め、体中に電流が走ったかのような衝撃を覚える。

膣口付近を弄っていた優希は、今度は陰核を責め始めた。前回手マンやクンニリングスをした時、絵里奈が陰核に弱いというのを確認している。きっと、ここを触ればもっと気持ちよくなってもらえるだろう。そう思い、優希は指で陰核の包皮を剥き、コリコリと刺激し始めた。

(やぁ、ダメ、ダメだよ、優希、そんなところ弄られたら、私、声、出ちゃう)

「くぅぅ」

小さい嗚咽が漏れ聞こえる。

その声を聞いた優希は、絵里奈の耳元で再び囁く。

「絵里奈、我慢して。声、出てるよ」

「ふぁ、だって、だってぇ」

「しっ、声が大きい。黙って」

「ゴメンなさい」

必死に耐える絵里奈であったが、優希の指のスピードはどんどん速くなっていく。陰核を擦り上げ、さらに膣内に指を挿入し、クリクリと弄りまわしていく。

(きゃぁ、このままじゃ、私、イッちゃう。イキそうだよ……)

満員電車の中で性器を弄られて、感じてしまう自分に、絵里奈は驚いていた。自分の中に棲む、変態性を刺激されたような気がして、驚愕するばかりである。

自然と身体が小刻みに震えていく。それまでは、小さなアクメを少しずつ感じていたのであるが、その波が一気に大きくなり、絵里奈を襲い始めた。ぞくぞくとする感覚が体中を支配し、彼女を恍惚とさせていく。

(絵里奈のおま×こがキュッと締まった。これってもしかして?)

と、優希は感じていた。

もしかしたら、絵里奈はイキそうなのかもしれない。

こんな環境でもイってしまう絵里奈には驚いたが、それでも気分は浮き立っていく。やはり、女をイカせるのは、大きな喜びがある。

「絵里奈、限界?」

「うん、もうダメかも……」

「なら止める?」

「ううん、止めないで、このまましてぇ」

「わかった。じゃあ一気に行くよ」

優希はさらに指先の動きを速めた。

陰核を擦り上げて、さらに、膣内を擽るように弄り倒す。

そうこうしていると、絵里奈も限界を迎えたようである。キュッと膣内が締まったかと思うと、ガクンと身体をビクつかせ、そのまま昇天してしまった。力の抜けた絵里奈を後ろから優希が支え、何とかなったが、周りからは変な目で見られている。そのため、次の停車駅で二人は下車した。

駅のホームのベンチで、優希と絵里奈は座り、朝の通勤をしている人々を見つめていた。

「絵里奈、どうだった?」

徐に、優希が尋ねる。

それを受け、絵里奈が答える。

「ちょっと、びっくりしたけれど、気持ちよかったかな」

「普通は痴漢されて気持ちよくはならないかもしれないけれど、相手が僕だったからよかったのかもね」

「それはそうだと思う。これでまた新しい記事が書けるわ。ありがとう優希」

「うん。それはよかったよ。僕にできることなら何でもするから、言って欲しい」

「感謝してる。また何かあれば、お願いすると思うけど、いいかな?」

「もちろんだよ。協力するから」

優希と言葉を交わし、絵里奈はスッと笑みを零した。

エッチな手記の仕事を始め、絵里奈は少しずつ変わり始める。

もっとリアルな記事を書くために……。絵里奈は闘志を燃やし始めた――。

 

〈続く〉


Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました