連載官能小説『告白手記』第5回

連載官能小説

連載官能小説『告白手記』第5回

「絵里奈ちゃん、大人の玩具って使ったことある?」

と、絵里奈は編集長に言われる。

大人の玩具。そう言われ、何となくそれが何か察する。

「いえ、使ったことはありません」

「大分告白手記にも慣れてきたみたいだから、そろそろ、道具を使った記事を書いて欲しくてね。どうだろう。やってみてくれない」

「それはいいんですけど、……その、大人の玩具って具体的にどんなものなんですか?」

「え、知らないの? ローターとかバイブとか、そういうものだよ」

それを聞き、絵里奈は顔を真っ赤にさせる。

(卑猥。卑猥すぎるよぉ)

そう感じながら、絵里奈は編集長との会話を打ち切った。

エロ雑誌で告白手記を書き始めて早一カ月。大分記事を書くのにも慣れてきている。編集長の言う通り、そろそろ新しいステップに進んでもいいのかもしれない。だが。大人の玩具となると、ハードルが高いような気がする。

(ああいう玩具って、その、性器に当てて楽しむんだよね……)

その存在は知っているが、見たことはない。

となると、まずは実物を見てみる必要があるかもしれない。

今はネット社会であるから、大抵のものはネット通販で手に入る。だから、大人の玩具を用意するのは、それほど難しくはない。

(だけど、買ってどうするの? まさか使うの?)

一人、想像しながら、絵里奈は悶えた。

(駄目よ。いくらなんでも、そんな玩具を使うなんて、変態すぎる)

しかし、絵里奈は今まで自分の経験談を元に、記事を書いてきた。

経験したことを書くのは、結構楽である。自分の主観を入れられるし、リアルさに満ちていく。だから、今回も大人の玩具を使えば、きっと上手く書けるだろう。それでも、そんなエッチな玩具を使うことに躊躇があった。

なんというか、変態になったような気がして、恥ずかしさで全身が包まれる。

(けど、やらないと……。ダメだよね。そうしないと、記事が書けないし……)

躊躇はあったが、記事を書くためには仕方ない。

とりあえず、大人の玩具の実物を見てみないと始まらない。実物を見れば、きっとどんなものであるかわかるし、記事を書く上でも有利になるだろう。

(優希に相談してみようかな)

困った時、絵里奈は幼馴染である優希に相談している。

今までに、数多くの悩みに乗ってもらったし、記事を書く上でも様々なアドバイスをくれるのだ。きっと今回だって、自分のために骨を折ってくれるはずだ。

そう考えた絵里奈は、まずは大人の玩具を通販で購入し、それを手に入れてから優希の自宅へ向かった。

「それで玩具を買ったってわけか……」

と、優希は言った。

絵里奈と優希の二人は、優希の自宅の一室にいる。

優希は一人暮らしだから、部屋で大人の玩具を見せたとしても、何ら問題はない。

「そうなの。一応いくつか買ってみたんだけど」

絵里奈が用意したのは三つ。

ピンクローターに、バイブ、それにアナル用の拡張プラグである。

「ローターとバイブはわかるけれど、アナル用のプラグまで買うなんて、かなりビックリだよ」

「だって、よくわからなかったんだもん、仕方ないでしょ」

ブスッと頬を膨らませ、絵里奈は対応する。

対する優希は、絵里奈が用意した大人の玩具を弄びながら、興味深そうな顔を浮かべている。

「これを使ってみるの?」

「使ってみた方がいいのかな?」

「まぁ、玩具の記事を書くのなら、使った方がリアルな内容になると思うけれど」

「じゃあ、使ってみようかな。どうするの?」

「どうするって、簡単に言うと、スイッチを入れると、振動するから、それを性器に当てればいいだけど思うけど、アナルプラグは少し違うけどね。ねぇ、絵里奈はアナルに興味があるの?」

「アナルって、そ、その、お尻の穴だよね」

「そうだよ。僕たちにとっては少しレベルが高いかもね。でも、面白そうだ」

「お尻はちょっと怖いかな」

と、正直に告げる絵里奈。

お尻の穴は、基本的に排泄器官だ。エッチなことに使う穴じゃない。もちろん、エッチな目的で使う人がいるのも知っている。だが、なんとなく踏ん切りがつかない。となると、やはり最初はソフトなローターやバイブを使うべきだろうか?

「最初は、ローターから使ってみようか?」

「うん。それなら、まぁいいけど……」

「どうする、自分でやるのが嫌なら、僕が手伝うけど」

「え、手伝うってどういう意味?」

「つまり、僕がローターを使って絵里奈を刺激してあげるよ」

「え、えぇぇぇぇ。恥ずかしいよぉ」

「なら、一人でやる?」

「う~ん、一人もちょっと不安かも、なんか変態になったような気がして……」

「でしょ、なら僕が手伝うよ。とりあえず、服脱いで」

「そんなあっさり言わないでよね。恥ずかしいんだから」

絵里奈は、タイトなデニムパンツに、大きめなパーカーを合わせていた。ピタッと脚に吸いつくデニムパンツで、細身のラインがくっきりと浮かび上がっている。

「とにかく脱いでよ。ズボンの上からじゃ、刺激が弱いかもしれないし」

「脱げばいいの?」

「うん?」

「あんたはどうするの?」

「僕? 僕はこのままだけど」

「それってズルくない? 私だけ脱ぐなんて不公平よ」

「わかったよ。じゃあ僕も脱ぐ。それでいい?」

「まぁそれでいいわ。下着姿になればいいでしょ」

「そうだね。最初はそっちの方がいいかもしれない」

「なら、脱ぐわ。優希も脱ぎなさい」

「へいへい。僕も脱ぐよ」

二人は服を脱ぎ、下着姿になった。

優希はシンプルな黒のボクサーパンツ。

対する絵里奈は、白のショーツとブラであった。ところどころにレースがあしらわれて、フェミニンな印象がある。

「脱いだけど、これからどうするわけ?」

と、絵里奈が不安そうな声を出した。

それを受け、優希が答える。

「まずは脚を広げて座って」

「それってかなりエッチじゃない?」

「だって、これからエッチなことするんだよ。そのくらいしないと」

「はぅぅ、わかったわよ、脚を広げればいいんでしょ」

ぶつぶつ言いながら、絵里奈は座り込み、恥ずかしそうに脚を広げた。

ショーツを穿いているから、大事な部分は見えない。

微かにだが、ショーツの隙間から陰毛が見えている。それが堪らないエロスを生み出していた。

ゴクリと生唾を飲み込み、優希はローターのスイッチを入れた。

絵里奈が用意したローターはリモコン式になっており、ローターの強弱をリモコンで操作できるようになっている。スイッチを入れると、忽ち、ヴヴヴヴと、振動音が聞こえ始めた。

二人の間に緊張感のある空気が流れる。

「それじゃ、始めるよ。いいね、絵里奈?」

「うん、わかった、やってみて」

その言葉を受け、優希はローターを絵里奈の秘部に押し当てた。

ショーツ越しであるが、秘肉の間に、ローターがめり込んでいく。

「んんん、くぁ、あぁ、ちょっと振動が強いわよ」

「これ、一番弱いよ。まだまだこれからさ」

「どうするの? 当てて終わりじゃないの?」

「おま×こに当てたり、クリトリスを弄ったりするのに使えばいいと思う。慣れてきたら、バイブも使ってみようよ」

優希はそう言うと、ローターをくりくりと動かしながら、秘裂を刺激していく。

一番弱いレベルで振動させているが、少しずつ絵里奈も慣れてきたようである。頬をうっすらと上気させながら、息を詰めている。

暫くローターを当てていると、ショーツのクロッチ部分に染みが浮かび上がってきた。絵里奈も興奮し、愛蜜を垂らし始めたのだ。

「絵里奈、濡れてきたね」

「馬鹿、いちいち言わないでいいわよ」

「ゴメン。なんだかんだ言って、興奮してるんじゃん」

「いいのよ。それに凄い恥ずかしいんだから……」

ローターを使えば使うほど、愛蜜が溢れ出し、あっという間にショーツはぐしょ濡れになった。優希も興奮しているので、絵里奈の性器が見たくて堪らなくなった。そこで、一気にショーツを下ろし、秘部を解放していく。

「ちょ、ちょっと何するのよ、変態!」

「だって、凄い濡れてるし、いつまでもパンツ穿いていたら気持ち悪いと思って」

「だからっていきなり脱がさないでよ」

「いいじゃん。次は、こっちも使ってみようよ」

そう言い、優希は今度バイブを取り出した。

太ささも長さもそれなりにあるバイブである。

「ホントはローションとか使った方がいいんだろうけれど、今は凄い濡れてるから、このまま使っても大丈夫だと思う」

「そ、そんな大きいのを挿れるの?」

「うん。だってそうやって使うものだし」

膣口にバイブを当て、ゆっくりと内部に挿入していく。

愛蜜により、膣口はたっぷりと濡れているので、挿入はスムーズであった。

ずぶずぶずぶ……。

静かにバイブが秘裂に吸い込まれていく。

「あぁあ、キツい。大きすぎるよぉ」

「大丈夫、直ぐに慣れるよ」

そう言い、バイブを奥深くまで挿れると、次に優希はバイブのスイッチを入れ始めた。

ヴヴヴヴと振動音が鳴り響き、膣奥を刺激していく。

「あぁん、振動して、ちょっと気持ちいいかも……」

「でしょ。少しずつ動かしていくよ」

優希はバイブを上下に動かしていき、膣内を掻き回し始める。

絵里奈は恍惚とした表情を浮かべ、快感に身を委ねている。正直、ここまで気持ちよくなれるとは思ってはいなかった。じわじわと、膣内が気持ちよくなり、快感が全身に広がっていく。

淡い刺激は、徐々に強まっていき、小さなアクメが断続的に襲ってくる。アクメを覚える度に、絵里奈はビクッビクッと、身体を震わせていった。

「おっぱいも弄ってあげるよ」

優希は膣内にバイブを突っ込み、そのまま放置すると、今度はブラを外して、乳首にローターを当て始めた。

「いやぁん、乳首に当てないでぇ」

「そんなこと言って、ホントは気持ちいいんだろ?」

「気持ちいいけど、恥ずかしいよぉ」

「乳首、硬くなってきたね、興奮してるんだ」

絵里奈の乳首は蕾のように硬くなり、プクっと膨らんだ。

ローターで乳首を弄りながら、下半身もバイブで責められる。

ダブルで刺激されて、絵里奈は翻弄されっぱなしであった。乳首への刺激はゾクゾクとするし、秘裂への愛撫も気持ちいい。とにかく、圧倒的な快感が迸り、彼女を満足させていった。

この時、優希のペニスもガチガチに勃起していた。自分も気持ちよくなりたいのであるが、絵里奈のために、必死に耐えていた。優希はじっと項垂れて、下唇を噛み締めた。

ローターで乳首を弄っていくと、乳首が赤々と染まり始めた。ダークローズの口紅を塗りつけたような乳暈であり、非常に魅力的に見える。

続けて、バイブの方に視線を送る。

バイブをずっぽりと咥えこんだ蜜壺は、くちゅくちゅと卑猥な音を上げている。バイブにより、ラビアが捲り上げられて、緋色に染まっていく。

「クリトリスも弄って欲しい?」

と、優希は尋ねる。

それを聞いた、絵里奈はかぁと顔を赤くさせて答える。

「そんなこと聞かないでよ」

「どっちなの、弄って欲しいの、弄ってほしくないの?」

「弄ってもいいわ。その代わり優しくしてね」

「わかった。クリトリスも弄ってあげる」

乳首に当てていたローターを今度は陰核の方に持っていく。

優希は親指で陰核の包皮を剥くと、ピンク色の肉真珠に対し、直にローターを当て始めた。すると、絵里奈の身体がビクンと震えた。

「きゃぁ、んんん、いい、それ気持ちいい」

「もっと刺激を強めるよ」

優希はローターの刺激を強めていく。振動音が大きくなり、鋭い刺激が絵里奈の陰部に襲い掛かる。

好奇心に駆られるままに、優希はローターを動かし、そしてバイブで秘唇を刺激していく。いつの間にか、絵里奈は涎を垂らし始めた。アクメが強くなり、全身が熱くなっていく。

「ねぇ、優希、そろそろ、私イキそうかも」

「うん、イっていいよ。僕が見届けるから」

「あぁぁん、も、もうダメ」

全身を捩らせながら、悶え始める絵里奈。

もう、限界は近い。膣内が激しく収縮し、ヒクヒクと震え始めた。

優希はバイブをローターをフルに使って、最後の仕上げと言わんばかりの勢いで、蜜壺を弄り続けた。

ガクガクと身体を震わせて、絵里奈は果てた。

そして、ぐったりとしてしまう。全身の力が抜けたようである。

「イッたの、絵里奈?」

「うん。凄い気持ちよかった。玩具って馬鹿にできないのね」

「そうみたいだね。でもここまで来たら、もっとやってみたいことがあるんだけど」

「やってみたいこと?」

「そう。これを身に付けて、外に出てみるんだ。そうすれば、もっと別の世界が見えると思う」

「え、えぇぇぇぇ」

驚く絵里奈の声が、室内にこだましていった――。

 

〈続く〉


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