連載官能小説『告白手記』最終回

連載官能小説

連載官能小説『告白手記』最終回

「絵里奈ちゃん。前回の記事、凄くよかったよ。臨場感が半端ないね」

と、編集長は悦びの声を上げる。

絵里奈が担当している告白手記のコーナーは、なかなか好評なのだ。ライターとして、力のついた証拠なのかもしれない。

「ありがとうございます」

絵里奈自身も嬉しくなっている。

自分の書いた記事を褒められるのは、やはり楽しい。自信にもつながるし、何よりもやる気がでてくるのだ。

「絵里奈ちゃん、次回は少しハードに書いてみようか」

「ハードですか?」

「そう。例えば、アナルプレイとか」

「アナルって、その、お尻ですよね?」

「うん。お尻の穴だね。アナルプレイをして感じてしまいました、みたいな記事を書いてちょうだい。大丈夫、絵里奈ちゃんならできるよ。今回も期待しているからね」

「はぁ、わかりました。やってみます」

編集長の言葉は絶対である。新米である絵里奈には逆らえない。

とりあえず、書いてみるしかないだろう。話はそれからである。

とはいっても、アナルプレイなど未経験なのだ。お尻は基本的に排泄器官である。つまり、身体の老廃物を出す穴であり、快感を求めるような穴ではないのだ。そんな敏感な器官を使って、エッチなプレイをする。何というか、背徳的な気分になってくる。

「アナルプレイなんて、変態だよぉ……」

顔を朱色に染めて、絵里奈は俯いた。

そして、パソコンの前に座り、原稿を打ち始める。

ただ、全く何を書いていいのかわからない。経験がないから、取っ掛かりがなく、何をどう書けばいいのか不明なのだ。こういう時は、経験したことを書けばいい。つまり、アナルプレイを実際に体験すればいいのだ。

(優希に頼もう……)

いつも通り、絵里奈は幼馴染の優希に相談することにした。

「アナルプレイねぇ……」

優希の自宅で一通り話をし、彼は黙って聞いていた。

そして、絵里奈の話しが終わるなり、ゆっくりと口を開く。

「そう言えば、こんなのあるよ」

優希は机の引き出しからあるものを取り出した。

それは、黒光りするアナルの拡張プラグであった。

「何それ?」

「お尻の穴を広げる道具」

「どうしてそんなもの持ってるの?」

「えっと、この間、絵里奈が持ってきたんじゃない。それをここに忘れて、僕が預かっていたんだ」

そう言えば、大人の玩具を買った時、よくわからないアイテムも買ってしまったのだ。その一つが拡張用のアナルプラグである。まさか使うようになるとは思わなかった。

「これ、使ってみようよ」

優希はアナルプラグを掲げた。

それは、お尻の穴に挿れるには、少し大きいように感じられる。

「そんなの入らないよ」

「大丈夫だよ、ゆっくりするから。それに、ローションも買っておいたんだ。いつか使うと思って……」

あまりに準備がいいので、絵里奈は面食らってしまう。

対する優希はニコニコとしながら、コチラを見つめている。

「大丈夫かなぁ、何か不安だよ」

「僕を信じて。なるべく痛くないようにするから」

「でもお尻って出す穴だし……」

「排泄する時って少し気持ちいいでしょ。きっと、アナルも開発すれば快感を覚えるようになるはずだよ」

確かに、排泄する時の感覚は心地いい。だが……。

「う~ん、何か恥ずかしいなぁ」

「だけど、絵里奈は経験したことを書くのが上手いから、今回も体験した方がいいと思う。そうすれば、きっといい記事が書けると思うよ」

そう言われると、断り切れなくなる。

「わかった。それじゃやってみましょう」

渋々納得する絵里奈。それでも、不安がなくなったわけではない。漠然と、恐怖が包み込んでいった。

「じゃあ、裸になろうか。そっちの方がやりやすいし」

「脱げばいいのね。ちゃんと、優希も脱いでよね」

「わかってる。僕も脱ぐから安心して……」

二人は一枚ずつ服を脱ぎ、そして生まれたままの姿になった。

スラっとした白い手足。そしてヴィーナスの丘には、ふんわりとした陰毛が茂っている。全体的に体毛が薄い絵里奈は、割れ目がくっきりと見えた。

「あんまり見ないでよね。恥ずかしいから」

「ゴメン。ただ、あんまりキレイで……」

優希のペニスはムクムクと大きくなり始めた。

あっという間に、臨戦態勢になると、恥ずかしそうにアナルプラグにローションを塗り始めた。

「これで大丈夫だと思う。まずは四つん這いになってくれる?」

「四つん這いね。この間のバックみたいな感じでいいのかな?」

「うん、それでいいよ」

お尻を高く上げると、菊孔まで丸見えになる。

優希はアナルプラグをお尻の穴に当てると、ゆっくりと挿入していった。

「うぐぐぐ、あぁぁ、き、キツイよぉ」

激しい排泄感を覚え、絵里奈は悶える。

忽ち、玉のような汗が浮かび上がり、額から零れ落ちていく。

優希は丁寧にプラグを奥の方まで入れていき、やがて、すべてが菊孔に埋まった。

「はぅぅ。優希、何か出そう」

「我慢して、その内気持ちよくなるから」

「ホントかなぁ、くぁぁぁ、凄く変な感じ……」

流石に絵里奈は悶絶した。

少しでも動くと、何か一気に排泄物が出てしまいそうになる。

絵里奈の焦った声を聞きながら優希は、静かにプラグを動かし始めた。

立ち昇る排泄感に耐えながら、絵里奈は奥歯をガチっと噛み締める。対する優希は、少しずつ、抽送のスピードを上げていった。

「引き抜いてみるよ」

と、優希は言い、ずっぽりと埋まったアナルプラグを一気に引き抜いた。

「きゃぁぁ、ダメェェェ」

引き抜かれた瞬間、恐ろしいほどの快感が襲ってきた。直腸の壁をアナルプラグが擦り上げ、堪らない刺激が全身を包み込む。

絵里奈は脂汗を掻きながら、くしゃくしゃに顔面を歪ませていった。

「ひぎいぃぃ、ふぐぅぅ、ふぅ、はぁはぁ……」

絵里奈の切ない声が漏れ、顔面が茹でたように真っ赤になっていく。

短い声で叫び、彼女は必死に耐えていた。

優希は、アナルプラグを奥まで挿れ、それを一気に引く抜く行為を何度か行い、アヌスを徐々に拡張していく。最初は小さかった孔の入り口が、今では少し大きく広がり、ペニスくらいなら入りそうになっている。

それを見た優希はアナルプラグをすかさず引き抜くと、今度は自身の怒張を突き立てていった。

「絵里奈、今度は僕のち×ぽを入れるよ」

「え? おちん×ん挿れるのぉ」

「そう。なるべくゆっくり挿れるから大丈夫だよ」

メリメリと直腸の中をペニスが切り開いていく。

キュッとゴムで締め付けられたような感覚になり、それを超えると中は空洞のようにフワフワとしていた。

「おま×こと違う。締め付けが段違いだ」

と、優希は感動しながら告げた。

そして、緩やかなペースでペニスを動かしていく。

「くぁぁぁ、キツイぃぃ……」

「どう、絵里奈気持ちいい?」

「引き抜かれる時気持ちいいかも」

「出し挿れを速くすれば、もっと気持ちよくなれるかもね。わかった。引き抜くとき、力を入れてみるよ」

優希はズンとペニスを奥深くまで挿入し、そして、力の限りを尽くして引き抜いた。勢いよく引き抜くので、直腸の壁を、ペニスが激しく擦れ合っていく。これが、堪らない快楽を生み出し、絵里奈を恍惚とさせていった。

ムンムンと放たれる発情の熱気が、出口を塞がれて体の内側に張り付いていくような感覚であった。

「んんんんんッー」

絵里奈は鼻奥で悶え泣いた。四つん這いの姿勢を維持するのが、徐々に辛くなっていく。それでも懸命にお尻を高く上げ、優希のペニスを菊孔で包み込んでいった。

優希はアヌスにペニスを突きたて、姿勢をやや前傾にさせて、女の敏感な部分を手指で弄り始める。

アヌスとクリトリスをダブルで責められて。絵里奈はアンアンと、甘い声を上げて反応していく。クリトリスを触られると、ビクッビクッと淫らに身体が震えていき、女陰が熱く潤んでいった。

「くぅうううう。あぁ、クリトリス触っちゃだめだよぉ」

「でも気持ちいいでしょ」

「気持ちいいけど、直ぐイキそうになっちゃう」

「イキたかったらイってもいいよ」

続けて、優希は乳首を弄り始める。

コリコリと指先を使って蕾の部分を刺激すると、プクっと硬くなっていった。

優希は少しずつ、女の扱い方を知り始めたようである。甘く切ない愛撫が展開され、それが絵里奈をますます興奮させていった。

優希は徐々にピストン運動を速めていき、カリのくびれを使って、直腸内をカリカリと擦っていった。絵里奈は、お尻で感じている自分が恥ずかしくなり、顔を赤らめていった。そして、最後まで貫かれたらあられもなくヨガリ泣いてしまうような気がして、怖くなった。

ずんずんと、ペニスを突きたてていくと、優希も少しずつ快感に包まれていった。膣を使うよりも締め付けが強いので、ペニス全体が強く包み込まれるのである。優希は焦らずに抽送を続け、そしてふうふうと、鼻息を荒げながら、自制の効いた腰遣いをキープしていった。

「あぁぁぁ!」

と、絵里奈が喜悦に歪んだ声を上げる。

その声を聞き、優希はどんどん興奮していった。そして、少しずつ、腰の動きを速めていく。そうすると、止めどない射精感が襲ってきて、忽ちイキそうになってしまう。

「絵里奈、僕そろそろイキそうだ。このままお尻の中に出してもいい?」

「うん。いいよ、お尻の中にたくさん精子出してぇ」

「わかった。たっぷり出すからね」

「はぅぅぅ、あぁぁぁん」

絵里奈は唇を震わせ、息を弾ませた。激しいピストンを受け、否応なく快楽の渦に飲み込まれていった。一打一打、結合感を確かめるように貫かれ、引き抜かれると、身体の内側で、欲望のマグマが沸々と煮え滾り始める。

優希は最後の力を振り絞ってピストン運動を展開していく。

ただ、力の限り動くのではなく、突き方にも強弱がついている。三度浅く突いて、一度深く突く。そして、そこから一気に引き抜く。この三浅一深で責めていったのである。

そして、とうとう優希も限界を迎え始めた。

「あぁぁ、絵里奈、出る、イクゥゥ」

「私も、もうダメェェ、イク、イッちゃうよぉ」

二人の声を重なり、激しいオルガスムスに包まれる。

同時に、牡の欲望が一気に放出され、直腸内に注ぎ込まれた。

ドクドクドク……。

白濁色の精液が、菊孔から溢れ出し、僅かにカフェオレ色に染まった。

優希と絵里奈は崩れ落ちるように床に倒れると、そのまま激しく抱き合いながら、アナルセックスの余韻に浸り始めた。

行為が終わり、絵里奈が囁くように言った。

「優希、お尻も気持ちよかったよ」

「僕も気持ちよかった、最高だよ絵里奈」

「私、優希を信じていいんだよね?」

「うん。僕はいつだって絵里奈の味方だよ。だからこれからも一緒にいよう」

二人は固く誓い合いながら、最後に優しく口づけをしていく。

甘く切ないキスが展開され、二人はキュッと抱き合いながら、最後まで愛を確かめていった。

二人は、その後も仲良く情事に耽るようになった。

絵里奈は人気ライターとして告白手記のコーナーを担当し、ゆくゆくは官能小説も書くようになる。

もちろん、その隣にはいつも優希の姿があった。

二人はこれからも、愛し合っていくだろう――。

 

〈了〉


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