連載官能小説『憧れのお姉さん』第6回

連載官能小説

連載官能小説『憧れのお姉さん』第6回

(嘘だよ。そんな、お姉ちゃんと、雄介さんが……)

雄介と美沙の情事を聞いていた者がいた。

それは、美沙の妹である志保である。

志保は、今年高校一年生になる女の子であり、密かに雄介に憧れを持っていた。しかし、自分から告白する勇気はなく、ただ遠くから見つめているだけで満足していたのである。

雄介は、姉の美沙がいた時は、よく家にやってきていた。しかし、美沙が大学に進学し、上京してしまってからは、全く来なくなってしまったのである。繋がりが絶たれてしまったと、志保はしょんぼりとしていたのであるが、美沙がこちらに帰ってきたことで、もう一度雄介がやって来るかもしれないと、密かに期待していたのである。

そして、その期待は見事に実った。ただ、彼女は聞いてはいけないものを聞いてしまった。それは、雄介と美沙がセックスする音である。こんな淫音は聞きたくなかった。

(雄介さんと、お姉ちゃんがセックスしてる……)

学校が早く終わったので、いつもより早く帰宅すると、鍵が開いていた。美沙と志保の両親は共働きであり、大抵、いつも遅くなる。そのため、志保は自宅の鍵を持ち歩いているのだ。いつもは自分が一番早いから、鍵を開けるのであるが、その日は鍵が開いていたのだ。

きっと、美沙がいるからだろう。そう思って、美沙の部屋の前を通ると、何やら淫猥な声が聞こえてきたのである。ドアに耳を預けて中の音を聞いてみると、それは男女が入り乱れる時の淫声であった。

そして、美沙の相手が、雄介だと察してしまったのである。

志保は、しばらく動けなかった。

何が起きているのか、理解するのが難しかったのである。雄介が美沙に憧れるように、志保は雄介を想っていた。そんな想い人が、姉とセックスをしている。それを知った志保は、絶望に落とされたような気がしたのである。

(雄介さん、お姉ちゃんが好きだったから……)

雄介が美沙を好きでいる。それは知っていた。何となく、好きなんだろうなぁと思っていたのだ。だけど、自分の想いを諦めきれなかった。志保も、ずっと雄介を想い続けてきた。だからこそ、簡単には引けなかったのである。

ドアの前にへたり込む志保。

相変わらず、美沙の室内からは淫声が響き渡っている。どうやら、二人は志保が帰ってきたことに気づかないでいるらしかった。

(セックスってどんな感じなんだろう?)

ふと、そんなことを考え始める志保。

彼女はまだ処女である。そして、男性と手を繋いだことだってなかった。完全なる純潔を守り続けていた。同時に、初めては雄介に捧げたい。そんな風に思っていたのである。

志保は、ドアに背を預けると、自分のあそこがズキリと疼くのを感じた。二人のセックスを聞いて、どうやら興奮してしまったようである。

制服のスカートをまくり、下着越しに秘部に触れてみる。そうするとじんわりと熱くなっており、さらにしとしとと濡れているのがわかった。耐えきれなくなった志保は、そのまま自分の性器を弄り始めた。

(あぁ、私、何やってるんだろう。こんなのいけないのに……)

膣口付近を指で弄り回していくと、ヌメヌメしているのがわかった。志保はマスターベーションすらした経験がない。むかし、自転車のサドルに性器が当たって気持ちいい思いをしたことがあったが、あれはいけないことだと、自分を戒めて、それ以降は封印していた。

だが今、美沙と雄介のセックスを聞いて、激しく興奮している自分に気づいた。同時に、どうしても耐えきれない。マスターベーションをしていると、雄介とセックスしているような気分を味わえるのである。

途中、雄介の声が聞こえてきた。とても気持ちよさそうな声を上げている。

(あぁん、雄介さんが感じてる。私も感じたい……)

性器を弄る指の動きが、徐々に速まっていく。

同時に、愛蜜がたっぷりと噴き出してきて、指全体を激しく濡らしていった。

(こんなこと、止めないとならないのに。……でも、指が止まってくれないの)

最早、自分で制御できなくなっていた。

暴走した列車が急に停止できないように、彼女のマスターベーションも、どんどん深みにはまっていく。

志保はそのまま、激しい快感を覚えながら、マスターベーションを続けていた。

翌日――。

学校が終わり、志保は帰宅した。

どうやら、美沙は帰って来ていないようで、どこかに行っているようであった。

カバンを自室に置き、リヴィングに向かい、冷蔵庫からお茶を出して、それを飲む。そんな風にしてリラックスしていると、インターフォンが鳴った。

(誰だろう?)

時刻は午後4時。宅急便だろうか?

玄関に向かい、トビラを開ける志保。すると、その視界の先に、意外な人物が飛び込んできた。

「雄介さん……」

「あ、志保ちゃん。こんにちは。美沙さんいる?」

「いえ、どっか行ったみたいで。今はいないんです」

「そう。なら、また後で来ようかな……」

そう言い、雄介は立ち去ろうとする。

恐らく、雄介は再び美沙とセックスをしに来たのだろう。そんな風に女の勘が告げている。

なら、ここで志保が取るべき選択は?

「待ってください。ちょっと上がっていきませんか?」

「え、でも」

「その内、お姉ちゃんも帰ってくると思うし。待っていた方がいいと思います」

「だけど、迷惑じゃないの?」

「迷惑じゃありません。どうぞ上がってください」

やや強引に志保は雄介を招き入れた。

そして、リヴィングに向かい、グラスにお茶を淹れて、それを出した。

昨日こと……。聞くべきだろうか?

リヴィングに、深い沈黙が流れる。雄介も何を話していいのかわからないようであった。

そんな中、勇気をもって、志保が声をかける。

「雄介さん。お姉ちゃんには何の用なんですか?」

軽くジャブをかます。

すると、雄介は困ったような顔を浮かべた。まさかセックスしに来たとは言えない。

「あ、いや、ちょっと話があってね。まぁ、どうでもいい話なんだけど」

「そうですか? お姉ちゃんこっちに帰って来てから無職だから、仕事を探しているんだと思いますよ」

「そうだよね。それは大変だ」

「雄介さん、昨日もウチに来ましたよね?」

「え?」

「私、知っているんです。そ、その、雄介さんとお姉ちゃんが、部屋で何をしていたか」

そこまで言うと、雄介は彫刻のように固まった。

そして、ガタガタと震え出す。

「し、志保ちゃん、何を言ってるの?」

雄介の声は、僅かに震えていた。

「雄介さん、お姉ちゃんとエッチなことしたんじゃないですか?」

「そ、それは、その……」

「大丈夫です。私、誰かに言ったりしませんから。でも、その代わり条件があります」

「条件?」

「はい、私にも同じことをしてください」

「え、えぇぇぇ。志保ちゃん何を言ってるの」

突然の展開に、雄介は慌てふためく。

しかし、志保は止まらない。

「私のこと嫌いですか?」

「嫌いじゃないけど。でも、同じことをして欲しいって……。その、つまり、セックスしたいって意味かな」

「そうです。私じゃダメですか?」

「ダメじゃないけど、そういうのって、好きな人同士でするものじゃ」

「大丈夫です。私、雄介さんが好きですから。ずっと前から……」

「志保ちゃん」

室内に、甘いムードが流れる。

ここまで来たら断れない。そんな空気を察した雄介は、キッと目線を強めて、志保を見つめる。

「わかった。いいよ。僕でよければ相手になるよ」

「本当ですか? うわぁ、嬉しいです。じゃあ、私の部屋に来てください」

そう言い、志保は雄介を部屋に案内する。

志保の部屋は、ややファンシーな作りで、ぬいぐるみや、キャラ物のクッションなどが置いてある。部屋の左側にシングルサイズのベッドがあり、右側には机や棚が設置されている。中央にはローテーブルが置かれ、その近辺にクッションやらぬいぐるみが置かれていた。

「ちょっと、待っていてください。私、シャワー浴びてきますから」

「大丈夫だよ。僕もシャワー浴びてないし」

「え、でも汗かいてるし、キレイにした方がいいんじゃないですか?」

「ううん。僕、そのままの志保ちゃんがいい。だから、このままでいいよ」

やや強引に言う雄介。

彼は志保の手を取ると、お姫様をエスコートするみたいに、彼女をベッドまで導き、そして、ゆっくりと押し倒した。

ビクッと志保は震えたが、直ぐに冷静さを取り戻していく。

「志保ちゃん、本当にいいんだね?」

「はい。お願いします」

その言葉を聞いた雄介は、スッと顔を近づけて、そのまま唇を奪った。

甘く切ないキスが展開される。

「んちゅ、にちゃ」

志保の唇はつきたてのお餅のように柔らかかった。触れるだけのキスから、今度は一転して、舌を絡めていく。

「んんん。うんぐ……」

驚いた志保であったが、直ぐに自分も舌を出して、雄介の舌に絡めていく。

お互いの唾液を啜り合いながら、ディープなキスをしていくと、どんどん興奮していくのがわかる。また、志保の唾液はシロップのように甘く感じられた。

濃密なキスを終えると、雄介は志保の服を脱がしにかかった。彼女は今、制服を着ている。まずは、制服の白ブラウスを脱がし、ブラジャーを露出させる。スカートはどうしようか迷ったが、とりあえずそのままにしておいた。

そして、後ろに手を回し、ブラのホックを外した。

すると、形のいいおっぱいがプルンと飛び出した。

志保のバストは、美沙に比べるとやや大きく、迫力があった。

「志保ちゃん、おっぱい大きいんだね」

「いやん、そんな風に言わないで、恥ずかしいから……」

「凄く大きいよ。触ってもいい?」

「はい」

志保はゆっくりと首を上下に振る。

それを確認した雄介はスッと手を伸ばし、志保の乳房に触れ始めた。

たわわに実ったバストは、マシュマロのように柔らかく、触れると、程度な弾力があった。

(アァツ、志保ちゃんのおっぱい、凄い素敵だ……)

感動しながら、雄介は志保の乳房を揉み始める。

マッサージするように胸を揉んでいくと、志保の口からため息に近い淫声が漏れる。

「あぁん、何か気持ちいい……」

「乳首も弄ってあげるよ」

雄介は指の腹を使って、乳首を摘まむと、そのままコリコリと動かして刺激させ始めた。

「くぅ、あぁ、乳首、感じちゃいます」

「乳首が硬く立ってきたよ、興奮してるんだね」

「はぅぅ。恥ずかしいですぅ」

じっくりと乳房を堪能していくと、雄介の興奮も徐々に高鳴っていく。

雄介は、さらに気持ちよくさせるために、志保のおっぱいに顔を近づけていった――。

 

〈続く〉


Follow me!

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました