連載官能小説『憧れのお姉さん』第10回
「きゃぁ、雄介さん、この体勢、凄く恥ずかしいんですけど……」
「志保ちゃんのお尻の穴、ヒクヒク動いてるよ」
「やぁん、そんなこと言わなくていいです。恥ずかしすぎます」
「お尻も弄ってみたいなぁ」
「ダメです。そんなの不潔ですよ」
「わかってるよ。ちゃんとおま×こに挿れから安心してね」
雄介はそう言うと、ペニスを膣口に当てがい、そして、一気に姦通していった。
メリメリと、剛直が奥深くまで吸い込まれていく。
志保の膣内は、蜜液でトロトロになっており、ペニスをスムーズに動かしていった。同時に、肉襞が、怒張に絡みつき、形容しがたい快楽を生み出していた。
「あぁ、志保ちゃんのおま×この中、凄く温かい」
「くぅぅ、あぅ、おちん×んが奥まで入ってきます」
「もう痛くない?」
「はい、大丈夫です」
既に処女の痛みは完全に消失していた。心地よさを味わうことができ、志保も満足している。
雄介は、ペニスを奥まで導いていくと、そのまま少しだけ停止して、胎内の感触を味わっていった。キュッと怒張を締め付けられ、ねっとりと絡みつかれると、それだけで気持ちよくなってしまう。もっと、この悦楽を感じていたい。
そう考えた雄介は、静かにペニスを動かし始めた。
ヒップに手を当てて、リズミカルに抽送を生み出していく。彼の恥骨が、志保の臀部に当たり、パンパンと大きな音を上げた。
「あぁん、おちん×んで突かれると気持ちいいです」
「僕も気持ちいい。志保ちゃんのおま×こ、とにかくトロトロで凄いことになっているんだ」
「はうぅぅ。感じすぎちゃって、自然と濡れちゃうんです。あぁぁ……」
「気持ちよくなってくれて嬉しいよ。少しずつ動かしていくからね」
「はい、お願いします」
雄介は少しずつピストン運動のリズムを上げていった。
すると、ますますペニスが膣壁を擦り上げ、気持ちよくなっていく。グググと、射精感がせり上がってきて、耐えるがしんどい。しかし、まだ我慢しなくてはならない。
(凄く気持ちよくて、イキそうだ。でも、もっと味わっていたいなぁ)
と、雄介は感じていた。
下半身にグッと力を入れて、強引に射精感を抑え込むと、そのままの体勢で、ペニスを突きまくった。
ただ、あまりオーバーペースにならないように気を付けた。速く動き過ぎてしまうと、その分イクのが速くなってしまう。彼は、まだまだ志保の胎内の感触を味わっていたかった。
志保の臀部に手を当てて、リズミカルに腰を振っていく。すると、ぐちゅ、にちょと、淫靡な音がこだまし始めて、それが室内に広がっていった。
次第に、雄介の額に汗が浮かび上がってきた。それが部屋の明かりに照らされて、キラキラと輝いて見える。
一定のペースで腰を動かしていた雄介は、姿勢をやや前傾にさせ、志保に覆いかぶさった。そして、その状態のまま、勢いよく彼女の乳房を揉みしだいた。やや強引におっぱいを揉んでいくと、それに興奮したのか、志保の口から甘い声が漏れるようになった。
「あぁん、おっぱい、気持ちいいです。乳首も弄って……」
「志保ちゃんは、乳首が好きなんだね」
「感じちゃうんです。乳首をコリコリってされると、凄く気持ちよくなっちゃうんです」
「よし、たっぷり乳首を弄ってあげるよ」
そう言うと、雄介は指先を使って乳首を刺激し始めた。指で胸の蕾を摘み上げると、そのままクリクリと弄っていき、志保を心地よくさせていく。志保自身、乳首への刺激に耐えきれなくなったのか、思い切り背中を反らせ、甲高い声を上げて感じ始めた。
「ああぁぁ、そ、それいいです、凄く気持ちいい。もっとしてください」
「志保ちゃんは見かけによらずエッチなんだね。乳首が好きだなんて、凄く卑猥だ」
「いやいや、そんな風に言わないで。雄介さんの意地悪ぅ」
「ゴメン、僕はエッチな女の子の方が好きだよ。だから、今の志保ちゃんが凄く魅力的に見えるよ」
乳首を弄り続けると、志保の身体にも徐々に変化が現れた。淡い刺激が、次第に強くなっていき、全身を包み込んでいく。また、断続的にアクメを覚え始めた。ガクガクガクと、身体を小刻みに動かしていき、快感を貪っていくのである。
「志保ちゃん、気持ちいい?」
「はい、凄く気持ちいいです」
「どこが気持ちいいの?」
「え? その、おっぱいとかあそこです」
「あそこじゃわからないよ、ちゃんと言ってくれないと……」
「そんな恥ずかしい言葉、私からは言えません」
「ちゃんと言わないと、ち×ぽを抜いちゃうよ。それでもいいの?」
「それは、それは嫌です。おちん×ん抜かないでください」
「なら、言ってごらん。おっぱいの他にどこが気持ちいいの?」
「お、おま×こが気持ちいいです」
志保は恥ずかしさでいっぱいになりながら、淫語を発した。
顔中が真っ赤になり、沸騰するほど熱くなっている。
「よく言えました。おま×こが気持ちいいんだね?」
「はい。私のおま×こをもっと突いてください」
「わかった。たっぷり突いてあげるからね」
雄介は、前傾にしていた姿勢を変え、垂直に身体を起こした。
そして、その状態のまま、志保の腕を掴み、彼女を思い切り反り返らせる。反り返った状態で、ペニスを突き上げていき、新たな快感を生みだしていった。
「きゃぁ、あんまり乱暴にしないでぇ」
「嘘言っちゃだめだよ。こうした方が、おま×こが締まったよ。きっと興奮しているんじゃないの?」
志保はグッと言葉に詰まった。
確かに、やや乱暴に挿入される方が気持ちよくなってしまう。何というか、牡に征服されているような気がして、頭がフワフワとしてしまうのである。
「でも、こんな体勢、何か変態みたいで……」
「変態なんかじゃないよ。気持ちよければ、何だっていいじゃないか。志保ちゃん、気持ちいいって身体が言ってるよ」
「はい。確かに気持ちいいです。乱暴にされるの、好きかもしれません」
「そうしたら、もっと声を上げてもいいんだよ。そっちの方が、僕も興奮するから」
「はぅぅ、あはぁん、いい、それいいです。気持ちいいよぉ」
志保は乱れに乱れていく。
段々自分の中の殻が破れていくような感覚が広がっていく。そうすると、途端に気持ちよさの塊が降ってきて、身体を支配していくのである。
断続的なアクメが、次第に鋭さを増していく。じんじんと、脳内に直接響くような衝撃が、彼女を襲っている。同時に、再びイキそうになり始めた。
「雄介さん、このままだとイッてしまいます」
「イッてもいいよ。思い切りイッてごらん」
「きゃぁ、あぁぁん、感じすぎちゃいます」
途端、志保はオルガスムスを覚え始めた。
体中が震えていき、膣内が激しく収縮し、ペニスをキュッと包み込んでいった。
「あぁぁっ、い、イク、イッちゃう」
志保は身体を痙攣させると、叫ぶように告げた。
それでも雄介の突きの一撃は止まらない。容赦のない突きの連続が志保に襲い掛かる。そして、とうとう彼女は果ててしまった。
「あぅぅぅ、イクゥゥ……」
体中に電流が走ったかのように、彼女は身体を弓なりに反り返らせた。そして、圧倒的なアクメを覚え始める。
「志保ちゃん、イッたんだね。でも、これで終わりじゃないよ」
そう言い、雄介はさらに抽送のリズムを上げていった。
これには、志保も堪らなくなる。
「きゃぁ、イッたばかりのおま×こを突かないでぇ、おかしくなっちゃう」
「もっとイカしてあげるよ。イッタばかりの敏感なおま×こを突いてあげるからね」
「くぅぅ、うわぁぁ、ひぃぃ」
声にならない嗚咽を漏らす志保。
その淫声を聞きながら、雄介はピストン運動を続けていく。
彼自身もそこまで余力が残っているわけではない。既に限界は近かった。それでも男のプライドを胸に、必死に突き続けていたのである。
(そろそろ、僕もヤバいかな。だけど、もっと楽しみたい……)
そこで雄介は別の体位を試すことに決めた。
ペニスを挿入したまま、志保を自分の上に座らせていく。つまり、背面座位の姿勢を取ったのである。
「志保ちゃん、僕も下から突き上げるから、自分でも動いてみて」
「動くってどうすれば?」
「腰を上下に振るんだ。そうすえれば、ち×ぽがおま×こを擦って気持ちよくなれるはずだよ」
「わかりました。やってみます」
志保にとって、この騎乗位に近い姿勢は、未知なる体験である。
驚きもあったが、好奇心の方が優っていく。
彼女は率先して、腰を振り始めた。
雄介は舌になっている関係上、そこまで強く突き上げられない。この体勢は志保が主導になって行わなければならないのだ。志保はそれに途中から気づき始めた。
(今度は私が雄介さんを気持ちよくしなくちゃ)
そう考え、必死に腰を動かしていく志保。
ペニスが下から奥深くまで突き刺さるため、挿入はこれまで以上に深くなっていった。
特に、雄介の剛直は大きいので、子宮の入り口に届く勢いで突かれている。じわじわと、快感の塊が降り注ぎ、彼女を恍惚とさせていく。
もちろん、雄介も心地よくなっている。ペニスが奥の方まで届く分、怒張が膣壁をメリメリと擦り上げていくのである。カリ全体から肉胴までフルに使う分、気持ちよさもひとしおであった。
「うぉぉ、志保ちゃん、凄く気持ちいいよ。僕もイキそうだ」
「雄介さん、イキたくなったらいつでもイッて下さい」
「ねぇ、志保ちゃん、中に出してもいいの?」
「え? 中に……。それは……」
「僕、志保ちゃんの中に出したいんだ」
中出しされたら、赤ちゃんができてしまうかもしれない。
そのくらいの知識は、志保にも当然ある。
それ故に迷った。しかし、牡のすべてを受け入れたいという、女の欲望が優った。
「わかりました、中に出してください」
「いいんだね? 中に出すよ」
「はい、たっぷり出して、気持ちよくなってください」
「ありがとう。たくさん精子出すからね」
雄介はそう言うと、最後の力を振り絞って突き始めた。
徐々に、ペニス全体が心地よくなっていき、ビクビクッと、反応していく。
じわじわとオルガスムスを感じ始めたと思った瞬間、性の爆発が感じられた。
「うおぉぉぉ、イク、出るよ!」
ビュルビュルドピュ。
勢いよく子種が膣内に放出されていく。
「あぁん、凄い、熱い精子が私の中に……、たくさん出てます」
「うん、凄く気持ちよくて、精子が止まらないよ」
我慢に我慢を重ねてきたため、放出された精液の量も莫大であった。
全ての男汁を、膣内に注ぎ込むと、雄介は後ろから志保を抱きしめ、そのまま崩れ落ちた。
こうして二人のセックスは終わりを告げる……。
「雄介さんの精子が私の中に……、なんか凄く気持ちいいです」
「僕も凄く気持ちよかったよ、ありがとう、志保ちゃん」
そこで、雄介はペニスを膣口から引き抜いた。鈴口にはたっぷりと精液が付着し、ドロドロとしている。そして、膣孔から、入りきらなかったスペルマがゴボッと溢れてきた。
「おま×こから流れる精子って何か卑猥だなぁ、堪らなく興奮するよ」
「私も興奮します。雄介さん、もう一度抱いてくれませんか?」
「いいのかい?」
「はい。もっと雄介さんを感じていたんです」
「わかった。じゃあもう一回やろう」
雄介と志保はにっこりと笑い合う。
そして、雄介はスッと志保に顔を近づけ、そのまま優しくキスをした。
甘く蕩けるようなキスが二人を包み込み、新たなるセックスが展開されようとしている。
二人の甘く切ない時間は、まだまだ終わらない――。
〈続く〉
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