連載官能小説『サキュバス』第6回
(後ろから挿れられるんだ……。それにおま×こがトロリと濡れてて……、なんていやらしんだろう。早く挿れたいよ……)
和人は、エリザの臀部に手を置くと、そのまま秘唇にペニスをあてがっていった。
ヌルリとした質感が、ペニス全体に広がっていく。
「はぐぅ……、お、おちん×んが入ってくる……。二回も連続でセックスできるなんて幸せですぅ」
「エリザさんのおま×こ、ヌルヌルで凄く気持ちいいです。さっきイッたばかりなのに、またイキそうになってしまいます……」
「イキたくなったら、中にお精子出してください。たくさん、ビュッビュッと出してくださいまし……」
「うん。でも、もう少し楽しみたいかな……。とにかく中が温かくて、トロトロで、最高なんだ。女の子のおま×こってこんなにも気持ちよかったんだね……」
半ば感動しながら、和人は抽送を続けていく。
じわじわとペニス全体が甘締めされて、心地よくなっていくのである。
(和人さん、二度目なのに、凄い圧力……。こ、こんなの、普通の殿方じゃありえないのに……、どうして、何度もできるんだろう……。あぁん、嬉しい……、何度もセックスできて、私凄く幸せですぅ)
少しずつ、腰の動きを速めていく。
先ほどイッたばかりであるため、まだ余力はあるが、油断はできない……。
(うわぁ……、なんでだろう……。俺、こんなに気持ちよくなってる……。おま×こ最高だよ……、俺、エリザさんみたいな美少女を抱いてるんだ……。夢じゃないだろうか? 否、現実なんだ。俺は、現実でエリザさんとセックスしてる……)
日本にいた時では、全く考えられなかった現実が広がっている。
まさか、このような美少女とセックスすることになるとは、全く考えていなかった。
「くぅ……、ハァん……、後ろから突かれるもの気持ちいいです。正常位とは違った刺激が入ります……。あぁぁん……、も、もっと、もっと突いてください……」
エリザの淫声が室内に響き渡っていく。
和人も、彼女のを声を聞き、ググっとペニスに力を入れていくのであった。
「あぁ、んんぁ……、ひぃ……、おま×こ、ズンズンされて、私、おかしくなっちゃう……。セックスたくさんできて、気持ちいい……、セックス気持ちいいのぉ……」
「後ろから突かれるのってどんな感じですか?」
「うぐぅ……、後ろから……ですか? んんぁ……、何て言うんだろう……。さっきよりも犯されてる感じが強いです……。私、強引におちん×ん挿れられて、おま×この中を、掻き回されちゃってる……。はぁん。そして、凄くはしたない声を出しちゃってますぅ」
「もっと声を出してもいいよ。エリザさんの声、とてもエッチで魅力的なんだ……。俺を堪らなく興奮させるよ……」
「はぅふん……、う、うぅぅ……、きゃわ……」
ただ単に腰をグラインドさせているだけでは、動きが単調になってしまう。
とはいっても、彼は童貞を卒業したばかりであり、応用力があるわけではない。
(どうしたら、もっと気持ちよくなってもらえるんだろう……?? 動きに強弱をつけてみようか……)
咄嗟に、和人は動きを緩めた。三度浅く突き、四度目で深く突く。
このリズムで抽送を続けていった。
「うぅ……、ぐぅ……、あぁぁぁ、お、おま×この奥に……、おちん×ん当たります……。子宮に届きそう……。大きなおちん×んが奥まで刺さってるぅ……」
「奥の方が気持ちいいんだよね? 奥まで挿れてあげるからね……」
ずりゅ、めりゅと、膣壁をペニスが擦りあげていく。
これには、エリザも堪らなくなっていた。とにかく、尋常ではない刺激が襲ってくるのである。
(確か、AVとかだと、脚を持ち上げたりするよな……)
和人はそう考え、エリザの片足を持ち上げた。
そして、牡犬がおしっこするようなポーズにさせ、その状態でやや斜め下から突き上げる。
「きゃぁ……、こ、こんな体勢……、恥ずかしすぎます……、いやぁぁぁ……」
「嫌って言ってる割には、おま×こが締まってるよ……。エリザさん、本当は気持ちいいんじゃないの……」
「そ、そんな、違います。こんなエッチなポーズにされて、気持ちよくなんか……」
「正直に言わないと、突くのを止めちゃうよ……。それでもいいの??」
「いやいや、突くの止めないで……、嘘ついてゴメンなさい……。私、エッチなポーズにされて興奮してます……。んんぁ、そして、凄く気持ちよくなってますぅ……。だから、おま×こが締まっちゃうんです……。そ、その、わざとじゃないんです。気持ちよくなると、自然とおま×こが締まっちゃうんです」
「脚を上げたら、おま×この中が少し変わったよ。締め付けが一段と強くなった……」
脚を掲げた状態から一転し、彼は脚を下ろした。そして、その代わり、彼女に覆い被さるような体勢を取る。
「おっぱいも揉んであげるからね。突かれながらおっぱい弄られるの好きでしょ? エリザさん……」
「はぅん……。好き好き……、大好きなの……。おま×こ突かれながら、おっぱい触られるの好きぃ。早く弄ってぇ……」
エリザの淫声を聞き、和人は彼女の乳房に触れ始めた。
やや強引に揉みしだき、胸の膨らみの柔らかさを堪能していく。
「エリザさんのおっぱい、凄く大きくてメロンみたいだ」
「はぐぅ……、男の人は大きなおっぱいが好きなんですよね?」
「うん。俺は好きだよ。もちろん、小さくてもいいけどね……」
「う、うぅぅ……。ち、乳首も、乳首も弄ってぇ。コリコリって弄ってくださいまし……」
「乳首がいいんだね? わかった。弄ってあげるよ……」
エリザの言葉を受け、和人は胸の蕾を指で捏ね繰り回した。
くりくりと乳首を弄っていくと、エリザの声にも艶が出てくる。
「きゃわぁ……。んんぁ、乳首ぃ。気持ちいいのぉ……。あぁぁん。おま×こも気持ちいいし、乳首も気持ちいい……、はぁん、おかしくなっちゃう……」
「おかしくなっていいですよ。もっとエッチになった姿を俺に見せてください……」
「やぁん、私、和人さんの所為でどんどんエッチになっていきますぅ……。で、でも、サキュバスだから仕方ないの……。サキュバスは、本能的に殿方を求めてしまうです……。だから、許してぇ。エッチすぎてゴメンなさい……」
「謝ることなんてないよ。俺はエッチなエリザさんの方が好きだよ。そっちの方がセックスを楽しめるからね……」
「か、和人さん、そ、その身体は大丈夫ですか?」
「え? 身体? どうして??」
「普通、殿方は二度も連続でセックスなんてできないんです。そ、それなのに、和人さんは平然としてセックスしてるから、何か気になっちゃって」
「よくわかんないけど、俺、まだまだ出来るよ。相手がエリザさんだから、何度射精しても足りないくらいだよ」
「な、何度もお射精できるんですか? す、凄いです。こんな殿方は初めてですぅ……」
どうやら、この世界の男性は精力がそこまで強くないようである。
通常は、一度セックスをしてしまうと、そのまま果ててしまうようだ。
(セックスって凄く気持ちいい……。こんなに気持ちよかったんだなぁ……。日本にいた時は、女の子に見向きもされなかったけれど、この世界だと、もしかすると、必要とされるかもしれないぞ……。何か嬉しいな……)
大きな喜びが和人を襲っていく。
必要とされているという感覚が強くなり、彼も楽しくなってきたのである。
「エリザさん、クリトリスも弄ってあげます……」
「ふぇ……、く、クリですか……、そ、そんな、そこを触られると、おしっこ出ちゃいます……、だから止めてください……」
「ダメだよ。止めない。よし、もう一度お漏らしさせてあげます……」
「きゃぁぁ、止めてぇぇ……」
エリザが劈くように叫ぶ……。
しかし、和人の性的興奮は留まることを知らない。
「クリちゃん、クリクリクリぃ、どうですか? 気持ちいいですか? おしっこ出そうですか? エリザさん……」
「ふぐぅ……、あぁ、そんな敏感な部分をクリクリしないでぇ……。はぁん、あ、あぁぁ……、おしっこ出ちゃう。またお漏らししちゃう……」
エリザの両脚がガクガクと震え始める。
そして、陰部からチョロチョロと黄金水が零れ始めた。
「は、はぁう……、いやぁ、おしっこ出ちゃう……、止まらない……。やぁぁぁぁ……」
「うわぁ、エリザさんがまたお漏らししてる。おしっこ漏らすほど気持ちいいんですね。俺、凄く嬉しいです……。気持ちよくなってもらえて、最高ですよ……」
エリザは過敏に身体を震わせながら、ピッピッと、淫水を迸らせていく。
エリザの尿は陰部から流れ出て、和人の太ももを伝って、シーツに零れ落ちていくのであった。
「やぁぁ、恥ずかしい……、私、殿方の前で二度もお漏らしを……。あはぁん、でもダメなの……、クリを弄られると、おしっこ出ちゃいそうになるんです……。アッ……、我慢できないのぉ……。だから許して、エッチなおま×こでゴメンなさい……」
「エリザさんのおしっこなら、全然汚くないですよ……。それに、気持ちよくなってもらって俺の方がお礼を言いたいくらいです。だから謝らないでくださいよ……」
「和人さん……、はぁん。そう言ってもらえると落ち着きます……。はぐぅ……」
「エリザさん、こっちの穴はどうですか?」
「え? ひぃ……」
エリザの身体がビクンと跳ねる。
それもそのはずで、調子に乗った和人は、彼女の菊筋を指でなぞり始めたのである。
「あぁん、そ、そこはダメです……、違う穴ですよ……」
「お尻の穴も気持ちいいって聞きますよ……、エリザさん、お尻の穴を使ったことはありますか?」
「きゃぁ……、そ、そんな穴使ったことないです。ダメですよぉ……、汚いですぅ……。いやぁ、いやぁぁぁあ……」
「少しだけ指で弄ってあげます……」
「んぐぁ……、んんぁ、そ、そんな……、らめぇぇ、止めてぇぇぇ……」
エリザは必死に抵抗するが、和人の欲望は止まらない。
指先を唾液で濡らし、ヌルヌルになった指を菊孔に押し当てる。
「あぁ、お尻の穴に指が入っていく……、凄い、凄いですよ、エリザさん……」
「やぁん、指、挿れちゃらめぇぇぇ……。らめって言ってるのにぃ……」
アヌスを指先で弄っていくと、エリザの身体に電流が走った。
あまりの快感に、身体中の細胞が色めき立っていく。
「お尻に指を挿れたら、おま×こが締まった……、凄い締め付けだ……」
「はぐぅ……、何か変な感じです……」
「気持ちいいですか?」
「う、うぅぅ……、き、気持ちいいかもしれません……、まだよくわからないんですけど……。あ、あの、和人さん、私、イキそうです……、そろそろ限界なんです……。イッてもいいですか?」
「なら、俺ももう少しでイキそうなんで、一緒にイキましょう。たっぷり精子を出してあげます……」
「はぅはぅ……、お精子ください。おま×この中にたくさん出してぇ。ビュルビュルってお精子出されると凄く気持ちいいんです……」
「わかりました、たっぷり気持ちよくなってください……」
徐々に射精感が強まっていく。じわじわとペニス全体が気持ちよくなっていき、暴発寸前な程膨れ上がる。
「うぐぅ、エリザさん、来ました。お、俺もイキそうだ。精子出ます……」
「はぁん、出して、たくさん下さい、おま×こにお精子出してぇ……」
次の瞬間、和人はオルガスムスを感じ始める。そして、ペニスの奥の方から、一気に精液が駆け巡ってくる。
「うわぁぁ、で、出る! イク……。イキます!!」
和人は大きく叫んだ……。
対するエリザも、昇天してしまったようである。身体を小刻みに動かし、快感に酔いしれる。
「あぁぁん……、お精子出てる……。たくさん出てるぅ……、うううぅ……、気持ちいいぃ、お腹の中にお精子がたくさん……。はぅぅ……」
(エリザさんの中に精子出しちゃってる……。はぁ、気持ちよくて堪らない……)
和人は恍惚とした表情を浮かべながら、スペルマを出し尽くす――。
そして、すべてを出し尽くした後、エリザに覆い被さるように崩れ落ちた。
「エリザさん、凄く気持ちよかったです。ありがとうございます……」
「私の方こそ、二度もセックスしてもらって、それも濃厚な中出しで……、最高に気持ちよかったです……」
和人はエリザの言葉を聞き、にっこりと微笑んだ。
セックスは気持ちよかったが、問題は山積みである。何しろ、このアルヴェスト王国という国がどこなのかわからない……。
(俺、一体どうなるんだろう……。まずは、ここがどこなのか、確認しないとならないな……)
和人はそう考えながら、ゴロリとベッドの上に横になる。
疲れがスッと引いていくのを、感じていた――。
〈続く〉
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