連載官能小説『サキュバス』第11回
トロトロになったルナの秘部に、ペニスを押し当てる。
むりゅっとした質感が怒張を覆っていき、忽ち胎内にめり込んでいく。
(あぁ、ち×ぽがおま×この中に入っていくよ……。すげぇ)
二度目のセックスに、思わず感動する和人。
ずっぽりとペニスを奥まで挿れていくと、少し停止して、膣内の感触を味わっていく。
「プチッ」と、僅かに膜が破れるような音が聞こえる。
(私、処女を卒業したんだよね? これで大人のサキュバスの仲間入りだよね??)
と、ルナは感じていた。
立ち昇る高揚感を前に、彼女はフワフワとした感覚を得ていく。
「んなぁ。おちん×ん挿れられちゃった……、はぁん……」
ルナは恥ずかしそうに淫声を上げる。
その声を聞いていくと、和人もますます興奮していくのであった。
「ねぇ、ルナちゃん、処女ッて痛いって聞くけど大丈夫なの?」
「え? そうなの?? 大丈夫だけど……」
「サキュバスは違うのかなぁ……。俺の知識だと、処女は痛いから大変って話だったけどね」
「今のところ大丈夫。大丈夫だからね。あぁあん」
「ルナちゃんのおま×こ、ぴったりとち×ぽに吸いつくよ。生きてるみたい……」
「ふぁ……わかんない……、でも、気持ちいいの……、あぁ、早く動いて……、和人、早くしてぇ……」
「わかってるよ。少しずつ動いていくからね」
静かに、和人は抽送を始めていく。
結合部からは、にちゃにちゃと淫猥な音が鳴り響いていた。
「んく……、あぁ……、これがセックスなのね。はぁん……、ああぁん、気持ちいい……、セックス気持ちいいよぉ……」
「俺も気持ちいい……、あまりに気持ちよくて、身体が蕩けてしまいそうだよ」
スタンダードな正常位で、挿入を続けていく和夫。
一定のリズムで腰を動かしていくと、じわじわと快感が降り注いでくるのがわかる。
(今日だけで何度もイッてるのに、まだまだイキ足りない……。何度でもできそうだよ)
と、和人は感じていた。
度重なる射精により、ペニスにはヒリヒリとした痛みがある。しかし、それにめげずに、彼は抽送を続ける。
「はぁん、和人……、もっと、もっと動いてぇ……。あぁ、焦らされてるみたいで堪んないの……」
「うん。少しずつね。あんまり飛ばすと、直ぐにイッてしまいそうになるから」
「きゃぁ、意地悪しないでぇ。あぐぅ……、おま×こ、ジンジンしちゃう……」
リズミカルに腰を動かしていく和人。なるべく動きが単調にならないように、浅く突いたり、深く突いたりを繰り返していく。
「うぐぅ……、あぁは……、ハァ、ハァ……、私、おちん×ん挿れられて、感じてる……。感じちゃってるのぉ」
「感じていいんだよ。そっちの方が俺も嬉しい」
「ひゃん……、あぁ、おちん×んが奥まで当たって、キュンキュンしちゃうよぉ」
「気持ちいいんだね? ルナちゃん??」
「うん、気持ちいい……、こんなにセックスが気持ちよかったなんて知らなかったの」
初めてのセックスでありながら、ルナは心の底から楽しんでいた。
破瓜の痛みは全くなく、天性の淫乱と言えるかもしれない。
「和人のおちん×ん、凄く大きいのぉ。おま×この中、掻き回されて、おかしくなっちゃいそう……」
「うん。おかしくなって。おかしくなった姿を見せて……」
「はぁん……、う、ううううぅ……、あぁん、子宮までおちん×んが届いて、凄い感覚……」
少しずつ抽送のリズムを上げていく和人。
次第に発生していく射精感を押さえながら、彼は必死になって腰を動かした。
(あぁ、堪らない感覚だ……、女の子のおま×こってどうしてこんなにも、気持ちいいんだろう……。うわぁ、もうイキそうになってる……、だけど我慢しないと……、まだセックスは始まったばかりなんだから)
「ひぅぅ……、きゃぁわぁ……、ううぅ……、ハァハァ……、あぁぁん」
「ルナちゃんのエッチな声、素敵だよ。もっと聞かせて……」
「だって、あんまり気持ちよくて、声が出ちゃうんだもん。我慢できないよぉ……」
「声を出していいんだよ、そっちの方が、俺も興奮するから……」
「はぁん……、あぁぁ、んんぁ……、んんん。ふぐぅ……、ひゃぁぁ……」
ペニス全体を、ルナの秘唇が優しく包み込んでいく。
キュッキュッと甘締めされると、頗る気持ちよくなっていくのであった。
(あぁ、おま×こ壊れちゃいそう……。勢いよく突かれて、私、変態になったみたい)
和人は、ルナの脚を大きく掲げた。上方部分に持ち上げると、膣内の形状が変わり、締まり方に変化が生まれる。
(きゃぁ、和人……。な、何をするの……??)
「脚を上げたら、おま×こが締まったよ。まるで生きてるみたい……」
「ふぁ……、んんん……、わかんない……、わかんないよぉ……」
「ち×ぽがおま×こに入っている所が丸見えだよ。凄くエッチな眺めだ」
と、和人は随喜の声を上げる。
ヌレヌレになった結合部分からは、たっぷりと淫蜜が溢れてきている。
(あぁ、恥ずかしい格好にさせられてる。脚を上げて、おま×こ丸見えになってるよぉ……)
次いで、和人は持ち上げた脚を更に前方の方に持っていく。
まんぐり返しに近い形になり、グチュグチュとペニスを陰部に突き挿すように、挿入していった。
「らめぇぇ。恥ずかしいよぉ、こんな格好……」
「ルナちゃんの恥ずかしがっている所が見たいんだ。エッチな格好になってどんな気分に……」
「バカバカァ……、恥ずかしいに決まってるでしょ……。ひぃぃ……」
「でも、気持ちいいでしょ。おま×こがこんなに濡れてるもんね……」
(悔しいけど……、気持ちいいかも……、こんな恥ずかしい格好にさせられて、私感じちゃってるんだもん。んんぁ……あぁぁん)
ペニスがずんずんと奥まで入っていく。膣壁をメリメリと切り開いていき、じゅるめりゅっと擦りあげていく。すると、鋭い快感が襲ってきて、ルナを包み込んでいった。
「同時にクリトリスも弄ってあげるよ……」
「えぇ……、クリも弄るの……、そ、そんな、ダメだよ、そんなことされたら……」
陰核の包皮を剥くと、プクっとした女豆が飛び出した。
そこを指先でクリクリとしていくと、ルナは更なる衝撃を受けていく。
「んんぁ、クリちゃん弄っちゃらめぇぇぇ……。あぁぁん、ビクビクしちゃう……、変になるから……、止めてぇー」
「嫌がってる割に、全然抵抗しないね。本当はもっとして欲しいんでしょ?」
「う、うぅ、バカ……、こんな体勢じゃ抵抗できるわけないのに……」
「クリ触られると気持ちいいでしょ? 正直に言ってよ」
「気持ちいいけど、とにかく恥ずかしいの……、脚も疲れるし……。ずっとこの体勢は辛いよぉ」
「わかった。そろそろ体位を変えよう。今度は後ろから挿れてあげるよ」
「え? 後ろから??」
「うん。バックってやつ。今よりも気持ちよくなれるかもよ」
「くぅん……、し、してもいいけど、優しくしてよね……」
「もちろん」
和人は一度ペニスを引き抜くと、ルナの体を起こし、四つん這いにさせた。
お尻を高く上げてもらい、彼は臀部の双肉をくいっと押し開いていく。
(ヌレヌレになったおま×こ。なんて卑猥なんだろう……)
陰部にペニスを押し当て、そのままゆっくりと貫いていく。
(はぁん、後ろから挿れられてる……。んんぁ、何か犯されてるみたい……)
正常位に比べると、後背位は挿入が深くなる。
それ故に、先程は違った角度でペニスが奥の方まで届いた。
「あぁん、おま×こ壊れちゃう……、はぁん……」
「バックだと全然感触が違うね。これはこれで堪らないよ……」
後ろから突き続けていくと、次第に射精感が強くなり始めた。
必死になって、下半身に力を入れて耐えの忍んでいく。
(あまりに気持ちよくて、精子が出ちゃいそうだ……、もう少し我慢したいのに……)
と、和人は感じていた。
徐々に限界は近づきつつある。
「和人、もっと突いて、激しく突いて欲しいのぉ……」
「ルナちゃんも激しいのが好きなんだね。流石はサキュバスだ……」
「ズンズンっておちん×ん突かれると気持ちいいの……、おま×こが喜んでる……。んんぁ……、あぁ気持ちいい……」
パンパンパンと肉同士がぶつかり合う音がこだましていく。
和人は、必死になって抽送を続けていった。
「あひぃ……、んん……、んぐ……、おま×こ突いて……、後ろから突かれるの好き……、好きなのぉ……」
ルナも激しくアクメを感じ始めた。
性器を通じて、体中に歓喜の濁流が流れていく。
「和人ぉ、あぁん、私、イキそう……、おま×こ気持ちよくなって……、イッちゃいそうだよぉ……」
「イキたくなったらイッてもいいからね。俺ももう少しイキそう……」
「ふぁん……、だったら一緒にイッて。一緒に気持ちよくなるのぉ……」
「わかった……、一緒にイコう!」
最後の力を振り絞って、和人は腰をグラインドさせていく。
激しい勢いを突きの一撃を加えていくと、一歩ずつ限界に近づいていくのがわかった。
(あぁ、そろそろ限界だ……。ち×ぽ汁が出ちゃいそう)
「和人、ちゃんと中に出して……、中出ししないと、ダメだからね……」
「うん。中に出すよ、たくさん精子出すから……」
(私、おま×こに精子出されるんだ……、どんな気持ちになるんだろう??)
高揚感が期待感に変わっていく。
サキュバスは、中出しされることで力を最大に発揮できるのだから……。
「ルナちゃん、あぁ、俺、もうダメ、イクよ、出すよ……」
「あぁぁん、出して、早く精子頂戴……、たくさん私のおま×こにビュッビュッてしてぇ」
「うぉぉぉ!! 出る……、イクゥー」
和人は強く叫んだ。
次の瞬間、圧倒的なオルガスムスが襲ってきて、激しくスペルマを吐き出していく。
「きゃぁぁ、出てる、おま×この中に精子が……、あぁあん、気持ちいい……、中出し気持ちいいよ……、死んじゃいそう……」
ビュルビュルと尿道を駆け巡る精液。
それが膣内に吐き出され、しとどに溢れた淫蜜と融合していく。
「はぁ、凄い気持ちいい……、精子出すのって気持ちよすぎるよ……」
「私も気持ちいいの……、おま×こに精子出されると、凄く気持ちいいの……、あぁん、堪んない……、ホント癖になっちゃう……」
今日だけで、何度も射精をしている和人であったが、若いだけあって、未だに大量の精液を出すことができた。
絞り出すようにスペルマを出し尽くすと、和人はベッドの上に崩れ落ちた。
「ルナちゃん、気持ちよかったよ、ありがとう……」
それを聞いたルナは、中出しの余韻に浸りながら、顔をうっとりとさせた。
「うん。私も気持ちよかった……。これで大人のサキュバスの仲間入りよ……」
「そうか処女を卒業したんだもんね」
「そうね。体中に力が漲ってくる。これがセックスなのね。凄い体験だわ……」
最後に、二人はベッドの上で熱い抱擁を交わした。
抱き合いながら、チュッチュッとキスをして、恋人のような甘い時間を送ったのである。
(エリザさんに続いて、ルナちゃんともセックスしちゃった……。俺、幸せだよ……。でも、帰る方法を探さないとな。いつまでもこうしていられない……)
現実に引き戻され、和人は改めて帰る方法を考えるのであった――。
〈続く〉
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