官能小説レビュー 第55回『自由自在にエロ催眠~ダメダメの俺でも美少女退魔士と犯りまくり!~』
引用元:https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%87%AA%E5%9C%A8%E3%81%AB%E3%82%A8%E3%83%AD%E5%82%AC%E7%9C%A0%EF%BD%9E%E3%83%80%E3%83%A1%E3%83%80%E3%83%A1%E3%81%AE%E4%BF%BA%E3%81%A7%E3%82%82%E7%BE%8E%E5%B0%91%E5%A5%B3%E9%80%80%E9%AD%94%E5%A3%AB%E3%81%A8%E7%8A%AF%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%8F%E3%82%8A%EF%BC%81%EF%BD%9E%EF%BC%88%E3%81%B7%E3%81%A1%E3%81%B1%E3%82%89%E6%96%87%E5%BA%AB201%EF%BC%89-%E6%98%A5%E9%A2%A8%E6%A0%9E/dp/480151071X
今回もぷちぱら文庫の官能小説をお届けします。
挿絵もエッチですし、ぷちぱら文庫の小説は本当にいい感じです。
さて、今回は、春風栞さんの『自由自在にエロ催眠~ダメダメの俺でも美少女退魔士と犯りまくり!~』をご紹介。
一体、どんな官能小説なのでしょうか? ネタバレアリのレビューをしていきます。
それでは、早速見ていきましょう!
□登場人物とストーリー
本作品は全6章の構成となっています。
各章のストーリーと、詳しい登場人物を見ていきましょう。
【登場人物】
・守沢里樹……主人公の高校生。不幸体質
・御島綾香……学園一の美少女であり、優秀な退魔士
・風宮千莉……クラス委員長。妖魔退治を手伝っている
・立川ななみ……見習い退魔士。男性恐怖症
・シャノン・フルフォード……留学してきた異邦の退魔士。綾香をライバル視している
【ストーリー】
第1章
不幸体質である守沢里樹は、その体質を見込まれて、御島綾香という学園一の美少女が在籍する、都市伝説研究部に入部します。
その部活は、妖魔を退治する退魔士の活動場所だったのです。
都市伝説研究部には、退魔士である綾香の他に、風宮千莉、そして立川ななみの三人がいます。
妖魔というのは、基本的なエッチなことをさせる悪魔みたいなもので、それを退魔士が退治するという設定となっているのです。
里樹は自らの不幸体質を利用して、妖魔を惹きつけ、それを退魔士である綾香や千莉が退治していきます。
また、この妖魔たちが引き起こすエッチな現象を、都市伝説と呼んでいるのです。
ある日、校内で妖魔が発生し、女教師が、淫らな誘惑をして、男子生徒を襲っていきます。エッチな誘惑に負けた男子生徒たちは、女教師とセックスをして操られていきます。
そんな中、退魔士たちは里樹を利用して無事退治することに成功させるのです。
こうして里樹は退魔士の美少女たちと共に、妖魔を退治することを誓うのでした。
第2章
不幸体質の里樹は、学校の帰り道、『惑わしの書』というものを手に入れます。
これは、妖魔に関する都市伝説を記述すると、妖魔が現れて取り憑き、それが現実化するという書物だったのです。
そして、この書物を利用して、里樹は都市伝説研究部の部員たちにエッチなことをさせるのでした。
まずは綾香とエッチなことをする都市伝説を書き記し、妖魔を綾香に取り憑かせ、たっぷりと彩香を堪能します。
無事成功した里樹は、それに気をよくして、千莉、ななみをも手に入れていきます。
都市伝説を書き記し、妖魔に操られると、その時の記憶を失ってしまうので、周りにバレる心配がありません。
里樹は、この惑わしの書を使って、どんどんエッチな企みを実行していくのでした。
第3章
第3章は、彩香、千莉、ななみと、セックスしていくパートです。
惑わしの書で、都市伝説を作り出し、そして妖魔を発生させ、美少女たちに取り憑かす。
そして、その結果淫らな行為をしていく。これを繰り返していきます。
まず、放送室で自らの声を校内に垂れ流しながら、千莉とセックスしていきます。
全校生徒の前で、情事の声が流れるという淫行をするのですが、これもすべてが終わると、記憶が失われます。
さらに、女子トイレでななみを犯していきます。
この都市伝説は少し変わっていて、ななみの下半身が透けて見えるようになるのです。
ななみにたっぷりと中出しセックスをした里樹は、続けて綾香をも襲います。
電車の中で情事をするという都市伝説を書いた里樹は、車内で綾香とセックスします。
綾香は妖魔に取り憑かれているので、ノリノリで里樹とセックスしていくのです。
このようにして、里樹は三人の美少女をものにしたのでした。
第4章
第4章では、シャノン・フルフォードという留学生がやってきます。
シャノンも退魔士であり、彩香をライバル視しています。
超絶的な美少女であったので、当然里樹の餌食になっていくのです。
シャノンとペアを組んで妖魔退治することになった里樹は、惑わしの書に都市伝説を書き、シャノンをモノにします。
まずは、爆乳を使ったパイズリ奉仕をしてもらい、調子に乗ります。
その後、プールに移動して、新たな都市伝説を書き記し、そこでセックスをします。
シャノンは妖魔に操られ、里樹と激しいセックスをしていくのでした。
また、全校の女子生徒が全裸になるという都市伝説を書いた里樹は、裸になった女子生徒にバイブを挿入し、膣圧を測るチェックをしていきます。
エッチな検査で女子生徒たちは、淫らな声を上げていくのでした。
第5章
惑わしの書の青姦の淫という都市伝説を書いた里樹は、屋上で綾香を犯していきます。
これをあっさりと成功させ、次なる都市伝説を書いていくのです。
そこで、妖魔を千莉に取り憑かせ、再びエッチなことをしていきます。
千莉も成すすべなく、妖魔に取り憑かれ、嬉々として、里樹とセックスしていくのでした。
妖魔退治に失敗続きの彩香は、作戦を変えて、人数を揃えて対抗しようとします。
しかし、里樹は負けません。秘密裏に惑わしの書を利用して、エッチなことをしようと企むのです。
綾香、ななみを同時に手に入れると、さらに、別の都市伝説を書き記します。
学校中の女子生徒がエッチなことをしまくるという内容で、男子生徒が里樹以外いなくなります。
その状態で、里樹はハーレムを味わうのでした。ただ、この企みは少し中途半端に終わってしまうのです。
その教訓を生かし、里樹は新たな願いを惑わしの書に書いていくのでした。
第6章
第6章は大団円的なパートです。
里樹は四股でもラブラブセックスできる都市伝説を書き記します。
そこで、彩香、千莉、ななみ、シャノンの四人を手に入れようとするのです。
この試みは、無事成功します。
綾香、千莉、ななみ、シャノンとセックスをしていく里樹は、大きな満足感を得ていきます。
妖魔に操られている四人は、嬉々として腰を振っていくのです。
エピローグでは、四人を妊娠させた里樹が、永遠に彼女たちとセックスをしていくという描写が広がっていきます。
里樹は、美少女退魔士たちと共に、肉欲に溺れ続けるのでした。
□展開は破天荒! だがそれがイイ
本作品は、惑わしの書という書物を使って、エッチな願いを書いていくので、かなり展開が破天荒です。
とにかく、妖魔がエッチすぎて、女の子たちは直ぐに淫らになってしまいます。
ただ、非常にテンポよく書かれているので、肉欲の限りを尽くす里樹の姿に、心惹かれていきます。
非常に羨ましい展開が続くので、読んでいて飽きません。
また、文章も非常にキレイであり、読みやすい小説でした。
例えば、
『綾香の膣襞も肉竿に食いこむぐらいに絡みついて、精液をおねだりしてくる。ふたりはお互いの性器を摩擦しながら、快楽の終着点へとむかっていった。』
P200より抜粋
このように、わかりやすく丁寧な描写が魅力となっています。
エッチの描写も非常に巧みであり、読み応えがあります。
□会話文主体。サクサク読める官能小説。但し最後はボテ腹
これまでぷちぱら文庫の官能小説をいくつか紹介してきましたが、このレーベルの小説は、会話文が主体となっています。
地の文があまり多くなく、会話の連続で進んでいくので、非常にサクサク読める形です。
女の子が叫ぶ淫語も、非常にそそられるものが多く、読んでいて興奮出来ます。
最終的に妊娠させてハーレムエンドになるのですが、これは好き嫌いが分かれる点かもしれません。
個人的には、ボテ腹の女の子をセックスする描写には、そこまで魅力を感じないので、普通のハーレムエンドでいい気がしました。
ただ、全体的に男性のエロ妄想を、モロに表現した形となっているので、とても楽しめました。
□若い読者に向けたおすすめの官能小説
ぷちぱら文庫の官能小説は、フランス書院の官能小説とは違い、読者層が若い人向けです。
そのため、濃密というよりも、あっさりという印象を受けました。
それでも、決して不満足というわけではなく、エッチな描写が豊富で、大変楽しめます。
本作品は、ノーマル系のプレイの連続なので、ハードな描写が苦手な方でも問題ありません。
可愛い女の子とエッチしまくるので、ムラムラした時にはとてもおすすめです。
ぷちぱら文庫の官能小説は、個人的に気に入っているので、今後も定期的にレビューしていきたいと思います。
それでは次回の官能小説レビューでお会いしましょう。ではでは……。
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