連載官能小説『願いの書』第7回
(はぁ。願いの書って本当に最高だよ。何でもできるんだなぁ……。次は何をしようか? う~ん。普通のセックスは少し飽きてきたよな。そうしたら……、そうだ。お尻。女の子のお尻の穴をホジホジするのはどうだろう? お尻も気持ちよくて癖になるっていうからなぁ。よし、それで決まりだ!)
大地は、ムフフと笑いながら、願いの書を取り出した。
ただ、肝心の対象を誰にするかが思い浮かばない。
(相手は誰にしようかな……。雨宮春香さんもいいけど、林田真奈美ちゃんも捨てがたい。それに、前回の沢田未海さんもいい感じだったし……。んんん、迷うな。ん、待てよ、新しい相手がいいかな。お尻を弄るんだから、優等生がいいかな? とりあえず、学校に願いの書を持って行って考えるとするか)
大地はそう考え、願いの書をバッグの中にいれた。
翌日――。
(願いの書を手に入れてから、とにかく学校が楽しくて仕方ないや。堪んないよ)
足取りも軽やかに、大地は通学路を歩いていった。
今日は早く起きられたので、遅刻ギリギリというわけではない。むしろ早すぎるくらいの登校であった。すんなりと教室に入り、自分の席に座る。
(今日は早く着たけれど、こんな早くから学校に来てる子もいるんだなぁ)
始業まで、まだ時間がある。
教室内は閑散としているが、黒板の前の席で、一人の生徒が何やら勉強をしていた。
(こんなに早く着て、勉強してる子がいるぞ。あれは確か……)
大地がその生徒に視線を注ぐ。
クラスの優等生である橘花楓であった。
(橘花さんって確か学年でもトップクラスの成績なんだよなぁ。こんなに朝早くから勉強してるから、きっと成績がいいんだろうな……。それに、橘花さんってメガネをかけているけれど、顔は可愛いんだよな)
じっと、大地は楓を見つめる。
後姿しか映らないが、ほっそりとした体躯が可愛らしく、思わず抱きしめたくなる。
(んんん。待てよ。次の相手は橘花さんってどうだろう? 橘花さんのお尻をハメたくなるなぁ。よし、次の相手は橘花さんで決まりだ!)
大地はバッグの中から願いの書を取り出し、そこにサラサラと願いを書きいれていく。
『放課後、誰もいない教室で、橘花楓さんのお尻の穴を弄る。橘花さんは徐々にアナルにハマっていき、感じ続ける』
(これでよし。ムフフ、橘花さんのお尻、どんな感じなんだろう。凄く楽しみだなぁ……)
大地は笑みを浮かべながら、放課後を待った。
放課後――。
(今日の舞台は教室だ。だから、ここで待っていればいいんだよな)
そんな風に大地が考えていると、一人、また一人と、生徒たちが帰っていく。
そして、教室内は大地と楓の二人だけになる。
(よし、二人きりになったぞ。そろそろ向こうから動くはずだけど……)
大地がドキドキしながら待っていると、前の席に座っていた楓がすっくと立ちあがり、スタスタと大地の前にやって来た。
「あ、あの、赤木君。今、ちょっといい?」
「はい、大丈夫です。何か用ですか? 橘花さん」
「えっと、その、ちょっと恥ずかしいんだけど、あるお願いのあるの」
「あるお願い? 何それ??」
すると、楓は顔を真っ赤にさせながら、身体をもじもじとさせていく。
大地は既に答えを知っているが、あまりに興奮しすぎてペニスがいきり立っていった。
「えっと、あのね。その、私のお尻を弄ってくれませんか?」
「お、お尻を……、それってつまり、お尻の穴を見せてくれるってこと?」
「うん。そう。赤木君に弄って欲しいの……。赤木君にお尻の穴を弄られるところを考えると、とにかく興奮して、勉強に身が入らなくなるの。だからお願い、私のお尻を弄ってください」
「ほ、ホントにイイの? 俺は弄ってもいいけど……」
「大丈夫です。ちゃんとキレイにしてあるから。お願いします」
「わかった。じゃあこっちに来て」
大地は楓の前に立たせ、彼女の身体を見つめていく。
スラっとした肉体は、まるでティーンズファッション誌のモデルのように見える。
「立ったままだとやりにくいから、四つん這いになってくれる。俺の上着を下に敷くからさ」
「え、うん、わかったわ。四つん這いね。結構恥ずかしいけれど、やってみます……」
大地は自分の着ているブレザーを脱ぎ、それを床に敷いた。そして、その上に楓が座り込み、四つん這いになっていく。
(女の子の四つん這いって、本当に卑猥だよなぁ……)
制服のスカートがたくし上がり、下着がチラチラと見える。
楓の穿いているショーツは、シンプルな白であった。コットン製の普遍的なショーツである。
「橘花さん、可愛いパンツだね」
「んんぁ、恥ずかしい……。あんまり見ないで……。本当はもっと可愛いのを穿きたかったんだけど、今日はこれしかなくて」
「これも十分可愛いよ。じゃあ、パンツを脱がすよ……」
「う、うん。わかったわ」
大地はショーツに手をかけ、スルスルと下ろしていく。
四つん這いになっているので、陰部はもちろんだが、アヌスまで丸見えになる。
(あぁ、赤木君に見られてる……。お尻の穴まで……)
恥ずかしさでいっぱいになった楓は、フルフルと震え始める。
大地は、じっと陰唇を見つめながら、その上方にあるアヌスに指を沿わせた。
「きゃぁー。んんぁ……、ちょっと待って、やっぱりダメェェ」
「どうして? お尻を弄って欲しいんでしょ? 俺はその願いを叶えてやるだけだよ」
「で、でもでも、やっぱり恥ずかしい……。お尻の穴って、エッチなことに使う穴じゃないし」
「そうかな? 橘花さん、アナルセックスとか知ってる?」
「んん。言葉くらいは聞いたことがあるわ」
「お尻の穴を使った淫行もあるんだよ。だから、全く問題ないよ。ほら、恥ずかしがってないで、お尻を突き上げて、俺がお尻の穴を弄ってあげるから」
「んんん。は、恥ずかしいけど、やってみるわ……。で、でも、初めてだから、なるべく優しくしてね」
「大丈夫だよ、痛くしないから安心してよ。それじゃ最初は、軽く指を挿れみるよ」
「はぅぅ……、んんんー。あぁ」
大地は人差し指をぺろりと舐めた。そして、唾液を潤滑油代わりにすると、ニュッと指先をアヌスに導いていく。ずぷっと、指先がめり込むように吸い込まれていく。
「んぐぅ……、あ、あぁぁん。お尻の穴に指が……、あぁ、指が入ってくるぅ……」
「そうだよ。橘花さんのお尻の穴に、俺の指先が入ってるんだよ」
「赤木君、楓……、楓って呼んで、お願いぃ」
「わかった。名前で呼んでほしんだね。なら、楓も俺のことを大地って呼んでくれよ。それで公平だ」
「大地君の指が、んんぁ……、何か変な感じ、お尻が熱いよぉ……」
「ねぇ、お尻に指を挿れられるのってどんな感じ? 気持ちいいの??」
「ふぁ……、あぁ、わかんない。まだよくわかんないのぉ……、で、でも、くすぐったいかな。それになんかもよおす感じがするし」
「多分、その内慣れてくると思うよ。少しずつ、指を動かしていくからね」
大地は、指をクイッと奥まで入れると、カリカリと直腸の壁を擦り始めた。
ツンとする刺激臭が辺りに広がる。だが、その匂いさえも高貴で愛おしい。
(あぁん、私、大地君にお尻をホジホジされてる……、ハァ、何か気持ちいいかも。身体がゾクゾクしてくるよぉ……)
「アナルってやっぱり締め付けが強いんだね。キュッと指先を締め付けて、噛み千切られそうだ……」
「んぁ……、んぐ……、あぁ、大地君、わざとじゃないの。ただ、お尻の穴をクリクリ弄られると気持ちよくなって、自然と締まっちゃうの……、んんん、はぁん」
「お尻、気持ちよくなってきたみたいだね?」
「うん。気持ちいい。お尻が熱くなって、堪らないの……。んんぁ、もっと、もっと弄って……。お願い大地君」
「もちろん、たっぷり弄ってあげます……。もっと太いのを挿れてみようか?」
「え? 太いのって何?」
大地は教卓の引き出しの中にあるマジックペンの存在を思い出した。
「ちょっと待ってて、今ちょうどいいのがあるから」
大地はマジックペンを取ってくると、それを楓に見せつける。
指よりも一回り以上太い、マジックペンである。
「これを挿れてあげるよ」
「そ、そんな太いの入らないよぉ……。やぁん……」
「大丈夫さ。お尻の穴ってどんどん広がるから、これくらい問題なく入るよ」
「で、でも……、あぁん、そんな太いペンが、私のお尻にぃ……、んんぁ、入らないよぉ……」
「とにかく挿れてみよう。ゆっくり挿れるから大丈夫だよ」
大地はマジックペンを唾液で湿らせると、ヌルヌルにさせる。
そして、ヌルヌルになったペンを、ググっとアヌスに押し当て、そのままゆっくりと貫いていく。
「ぐぅ、ぐぐぅ……、あぁ、太い……、太すぎるぅ……。お尻が広がっちゃう……」
「でも、ずぶずぶ入っていくよ……。なんて卑猥な穴なんだろう。みるみる広がっていくよ」
「ふぁ……、ペン、太すぎる……、あぁぁん、キツくてお尻が裂けちゃいそう……。アア、お尻が熱くて……、ジンジンしてきたぁ」
「少しずつ動かしてあげる……、大丈夫。裂けてなんかいないからね。直ぐに慣れるよ……」
大地はペンをクイッと奥深くまで挿入すると、シコシコと上下に動かし始めた。
メリメリと直腸の壁を切り開き、少しずつ快感が降り注いでくる。
「ほら、もうこんなにお尻が広がって……。大丈夫そうだね。それにしても、楓のお尻は本当に卑猥だ。指だけでなく、ペンまで咥えこんじゃって……」
「あぁん、そんな風に言わないでぇ……。う、うぅぅ……」
「優等生ぶって、お尻で感じるなんて、楓ってもしかして変態?」
「う、うぅぅ、変態って言わないで……、んんぁ、仕方ないの、勉強ばっかりしてると、エッチなことにも興味が出ちゃうの……だから、お尻をもっと弄ってぇ……」
「うん、たっぷり弄ってあげるからね。ほら、激しく動かしてあげる」
大地はペンを激しく上下に動かしていく。じゅりゅ、じゅちゅっと淫猥な音が鳴り響き、肛孔を掻き回されていくのであった。
(あぁん、あんなに太いペンを入れられてるのに……、はぁ……、気持ちいい……、ペンでズボズボされるの最高……、もう堪んないよぉ……)
みるみると、随喜の表情を浮かべていく楓。
アヌスを通じて、身体全体が気持ちよくなっていくのであった。
「だ、大地君、私、イキそう……。お尻を弄られてイッちゃいそうだよぉ」
「イッてもいいよ。イクところを俺に見せて。アナルを弄られて、激しくイッちゃう楓、凄く可愛いよ……」
「んんんんー……、ダメェ……、イク! イッちゃう……」
楓は身体をビクッと反らせ、快感を表現していく。
するどい悦楽が体中を包み込み、とうとう彼女は果ててしまう。
「楓、イッちゃったんだね。お尻でアクメを迎えるなんて、本当にエッチだよ楓は……」
「う、うぅぅ……、私、お尻でイッちゃった。恥ずかしい格好させられて、イッちゃったの。ふぁ、凄く気持ちよくて、癖になりそう」
「楓はお尻が好きなんだね。優等生の新しい一面を見たような気がするよ」
「大地君、ありがとう。これで勉強に集中できそうです」
楓は恥ずかしそうに顔を赤くさせると、にっこりと微笑んだ。
もちろん、大地はこれだけで終わらせるつもりは全くない。
(よし、次は楓とアナルセックスをしよう。その願いを、願いの書に書くんだ!)
次の願いが、この瞬間決定する。
初めてのアナルセックスを前に、大地はいきり立ったペニスを押さえるのに躍起になるのであった――。
〈続く〉
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