連載官能小説『エッチな家庭教師たちとラブラブレッスン』第9回
加奈にとっては、これが初めてのセックスになる。
だからこそ、彼女は躊躇していた。
(私、勝さんと、エッチしちゃうの……。私は先生なのに……)
チクリと心が痛むが、同時に、秘唇もズキリと疼いている。
こんな風に悶々とするのは、初めてであった。
「先生、いいですか? 俺、セックスしたいんです」
「でも、でも……、そんなことしたら。私たちは、先生と生徒という立場なのに」
「そんなの関係ないですよ。生徒が困ってるんですよ。なら、それを助けるのが先生の役目じゃないんですか?」
「勝さん、困ってるんですか?」
「はい。困ってます。セックスしたくて、困ってるんです。このまま放置されたら、俺、勉強に身が入りません。でも、先生がエッチなことしてくれるなら、多分スムーズに勉強できると思うんです」
生徒のやる気を導き出すのも、教師の役目であろう。
そう考えると、加奈は断り切れなくなった。
「あ、あの、私、経験がないんです。だから、どうしていいのか?」
「それは俺に任せてください。ちゃんと丁寧に扱いますから」
「勝さん……。う、うぅぅー。わかりました。エッチぃことしてもいいんで、ちゃんと勉強してくださいよ」
その言葉を聞くと、勝の顔に笑みがこぼれる。
「はい、大丈夫です。ちゃんと勉強しますから」
「は、鼻息が荒いですよぉ。勝さん……」
「すみません。つい、興奮しちゃって。とりあえず、横になってもらえますか?」
「横になればいいんですね」
勝の言う通り、加奈はベッドの上で横になった。
ドキドキと胸の鼓動が高鳴っていくのを感じていた。
(あぁ、私、今日男の人と結ばれる……、どうなるんだろう??)
加奈の緊張はピークを迎える。ガチガチに固まって、キュッと目を閉じた。
「先生、脚、広げますよ」
勝は加奈の前に座り込むと、ほっそりとした脚を持ち、それをゆっくりと左右に広げた。
すると、くぱぁと膣口が顔を出す。そこはヌラヌラと濡れており、キレイなサーモンピンク色をしている。
「先生のおま×こ、凄くキレイです。パイパンだから、くっきり見えますよ」
「パイパンってなんですか?」
「毛が生えていないことです。すごくキレイですよ」
恥ずかしさでいっぱいになりながら、恐るおそる目を開ける加奈。
あそこの潤みは、一層強くなり、早く弄って欲しくなる。
「それじゃ、挿れます。最初なんでゆっくりやりますよ」
「は、はぅ……、お願いします」
膣口にペニスを押し当て、それをそのまま貫いていく。
ずぶずぶと肉棒が胎内にめり込んでいくと、僅かに「プチ」という破瓜の音が聞こえた。
(あぅぅ、い、痛い……、痛いです……)
胎内に、鋭い痛みを感じる。これが処女を失うという痛みなのであろう。
初めては痛いというのを、彼女も聞いたことがあったが、その痛みは予想以上であった。
「先生、大丈夫ですか? 顔が引き攣ってますけど」
「はい、えっと、ちょっと痛いです。ああぁ。ちょっとどころじゃなくて結構痛いんです」
「最初は痛いって言いますからね。優しく動いていきますから、安心してください。きっと、その内気持ちよくなってきますから、大丈夫だと思いますよ」
勝は、ゆったりとしたペースで腰をグラインドさせていく。
結合部分は僅かに血が滲んでおり、それがどこまでもリアルさを生み出していた。
(先生、痛いんだな……。おま×こから血が出てる……。なるべく優しくしなくちゃ)
と、勝は考え、激しい動きを止めて、緩慢なペースで腰を動かしていく。
ヌルんと、ペニスが膣壁を擦りあげていき、勝も心地よくなっていくのであった。
(あぁ、やっぱり、セックスって気持ちいい……、堪らないよ)
じわじわと、淡い快感がペニスを包み込み、彼は恍惚とし始めた。
ふと、視線を加奈に注ぐ。彼女は、依然として、痛みに耐えながら、目を閉じている。
「大丈夫ですか? まだ痛いですか?」
「あぅぅ、痛いけど、大丈夫です。このままゆっくり動いてください。そうすれば大丈夫だと思います」
「わかりました。このペースで突きますね」
いたくスローモーションに見える抽送であったが、それでも十分満足できた。
特に、加奈の蜜壺はかなり窮屈で、キュッとペニスを甘締めするのであった。
「先生のおま×こ、窮屈で気持ちいいですよ。ゾクゾクします」
「そうなんですね。それはよかったです。たくさん気持ちよくなって、勉強するやる気を出してください」
「先生、先生……」
勝は姿勢を前傾にさせていくと、加奈に覆い被さるような形を取った。
そして、顔を近づけて、自らの唇を、加奈の唇に押しつけていく。
「んんちゅ、んんん、にちゃん、ちゅ、ちゅ……」
キスの雨を降らせていく勝。甘いムードが、室内を覆い尽くしていくのであった。
(私、キスされてる……、勝さんにキスされてますぅ)
セックスはもちろんだが、キスすらしたことがない加奈は、とにかく初めて尽くしであった。初めてのキスは、蕩けるように甘く、彼女を満足させていった。
「んぐ、んんぐぁ、ちゅぷ、ちゃぷぷ……、ちゅちゅちゅー」
触れるだけのキスから一転し、勝は舌を伸ばして、加奈の口腔内に導いていく。
そして、お互いの舌を激しく絡めながら、ディープなキスを展開していくのであった。
(はぅ……、舌が、舌が入ってきてます……。あぁん)
「ちゅ、んんちゅ、ちゅぱ、ちゅぱん、きゅつ、じゅる、じゅるる、じゅるん……」
舌同士を絡め、お互いの唾液を啜り合っていくと、仄かな甘みを感じることができる。
加奈の唾液は、しっとりと甘く、まるでハチミツのような味わいがあった。
「先生……、おっぱいも触らせてください」
キスを止めた勝は、そんな風に呟いた。
乳房を触られると聞き、加奈はハッとした表情を浮かべる。
「ら、らめれす。私のおっぱいは小さいれす」
「小さいおっぱいも可愛いですよ。多分、感度がいいはずです」
やや抵抗を見せる加奈であったが、直ぐに従順になっていく。
その姿を見て、勝はすっと乳房に手を伸ばしていった。
「先生のおっぱい、小さくて可愛いですよ。乳首、コリコリしてあげます」
「いやぁ、乳首は弄っちゃらめぇぇ」
「ダメです、弄っちゃいます」
強引に乳首を抓っていく勝。すると、乳首がプクッと膨らみ、花の蕾のようになった。
「先生、乳首が勃っちゃいましたよ。興奮してるんですね?」
「違いますぅ……。勝さんが弄るから勃っちゃうんれすぅ。わざとじゃないのにぃ、意地悪言わないでくらさいぃ」
「先生はホント可愛いですね。まるで幼女を犯してるみたいになりますよ」
「わ、私は幼女じゃないれす。大学生れす」
すっかり呂律が回らなくなった加奈は、ただただされるがままになっている。
「んちゅ、んんちゅちゅ、にちょん……、ちゅぱちゅぱ……」
今度は乳首に顔を近づけ、甘噛みしていく。
乳房に顔を近づけると、ふんわりとした体臭は漂ってきて、勝を満足させるのであった。
「先生、とってもいい匂いがします……。クンクン……、はぁ、堪りません」
「らめ! らめれす。匂い嗅がないでぇ……。汗掻いてるから臭いますよぉ」
「全然臭くないですよ。むしろいい匂いすぎて、クラクラしちゃいます」
たっぷりと乳房を堪能していくと、今度は抽送に集中し始める。
依然としてゆっくりと動いていたが、その分挿入を深くし、膣壁をメリメリと擦りあげていくのであった。
「先生、痛みはどうですか? まだ痛いですか?」
「あ、あん……、そ、そんなに痛くないれす。大丈夫れす」
あれだけ痛かったのに、その痛みが快感に変わっていく。
秘部がじんわりと熱くなり、淡い悦楽が包み込んでいくのであった。
「先生のおま×こ、ホントに気持ちいいです。ち×ぽに絡みついて、最高ですよ。うぉぉぉ」
「私も気持ちいいれす。あの、私、変れす。段々気持ちよくなってきましたぁ」
「気持ちよくなってきたんですね? それはよかったです。二人で一緒に、もっと気持ちよくなりましょう」
痛みが薄らいできたと聞き、勝は抽送のリズムを押し上げていく。
ずんずんと突きの一撃を加えていくと、結合部からにちゃにちゃという淫猥な音が響き始めた。
(はぁ、これがセックスなんですね……、凄く気持ちいい……、こんなに気持ちいいことがあったなんて知りませんでした)
と、加奈は感じていた。初めて感じる悦楽に、身も心も満ち足りていく。
ビクビクと身体を震わせて、快感を全身で表現していくのであった。
「先生、後ろから挿れてもいいですか?」
「え? 後ろから? いいれすよ。好きなようにしてくらさい」
「じゃあ四つん這いになってください。そしたら小っちゃなおま×こにズコバコ挿れちゃいますから」
一旦ペニスを引き抜き、加奈は素早く四つん這いになった。
お尻をツンと高く上げると、性器だけでなく、アヌスまで丸見えになる。
「きゃー恥ずかしいれす……、こんな体勢ダメれすよぉ」
「大丈夫です。直ぐ慣れますよ」
臀部に手を当てて、ペニスを膣口に導き、そのまま奥深くまで挿入していく。
メリメリと肉竿が胎内に吸い込まれ、奥の方まで届いていくのであった。
「あぁ、あぁん、おちん×んが奥まで……、んんぁ……、深いれすぅ……」
「奥まで届くと気持ちいいでしょ? 先生のおま×こも締まってますよ」
「はぅぁ……、気持ちいい……れす。後ろから突かれるの気持ちいいれすぅ」
獣のような体勢で貫かれて、加奈は驚いていたが、とにかく心地いいのである。
ズボズボとペニスで突かれると、激しい快感が襲ってくるのであった。
「突きながらクリトリスも弄ってあげますよ……」
「あぐぅ……、あぁん、これ以上はらめれす、おかしくなってしまいますぅ」
「おかしくなってください。俺にすべてを曝け出して……」
手を前に回し、膣内を激しく掻き回しながら、陰核を弄り始める。
すると、ビクッと加奈の背筋が反り返り、ゾクゾクとした快感が迸る。
「あぁん、らめ! らめぇぇぇ。そこは敏感だから弄っちゃらめぇぇ」
「先生のクリ、飛び出してきましたよ。ほら、クリクリしちゃいます」
指で陰核を摘み、クニクニと刺激していくと、加奈はアクメを覚え始めた。
とにかく全身が気持ちよくなり、耐え切れなくなるのである。
「ま、勝しゃん。わ、私、イキそうれす……、はぁん……」
「イッてもいいですよ。俺もイキそうですから、一緒にイキましょう」
「あぁん、らめ! らめぇぇー、イクゥー」
身体中に電流が走ったかのような衝撃が巻き起こる。
そして、勝もオルガスムスを覚え始めた。
「先生、中に精子出しますけどいいですね? 中出しさせてください」
「中は、中はらめれすよぉ。赤ちゃんができちゃいますぅ」
「俺の赤ちゃんを産んでくださいぃ……、中出しセックスの方が気持ちいいですから」
「はぅ……、あぁん、中に出してもいいれすから、気持ちよくしてくらさいぃ」
次の瞬間、勝の欲望が弾けた。
ビュルビュルドビュと、勢いよく子種が放出される。
「あぁん、精子が出てます。お腹の中にたくさん……、あぁぁ、熱いれすぅ」
「先生、気持ちいい……、精子を出すの気持ちいいんです……」
「はぐぅ、私もれす。中出しセックス気持ちいいれすぅ……、精子をビュッビュッて出してくらさいぃ」
最後の一滴までスペルマを放出した勝は、そのまま加奈に覆い被さるように崩れ落ちた。
ペニスを結合部分から引き抜くと、ゴボリと白濁色のザーメンが零れ出していく。
「あぁ、精子が流れちゃいます、恥ずかしいれすぅ」
「おま×こから精子が流れ出る光景って凄く卑猥です。堪りませんよ」
こうして、二人のセックスは終わりを告げた。
中出しの心地いい快感に身を委ねながら、勝はキュッと加奈を抱きしめるのであった――。
〈続く〉
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