連載官能小説『エッチな家庭教師たちとラブラブレッスン』第10回
「今日は確か、奏さんの授業の日だよな。頑張らないと」
奏には、五科目教えてもらっている。
そして、少しずつ勉強の成果が出ているのであった。
(今回のテストもバッチリだったし、これで無事に卒業ができそうだな)
アルベール症候群という奇病に犯され、入院を余儀なくされ、不遇の時代を送っていたのだ。ようやく病気が寛解し、普通に高校生活を送れるようになった。
(やっぱり学校に通えるのはありがたいよな。三品先生には感謝しないと。それに奏先生にも……)
自宅に戻った勝は、奏が到着するのを待っていた。
時刻は午後四時。奏が来るのは大体四時過ぎだから、そろそろやって来るだろう。
(テストの成績もよかったし、奏先生も喜んでくれるかな?)
そうこう考えていると、来客を告げるインターフォンが鳴った。
もちろん、やって来たのは家庭教師である奏だ。
「あ、奏先生。こんにちは」
「勝。しっかり勉強してる? 今日もビシバシ教えるからね」
「はい。テストの成績もよかったんです。ありがとうございます」
玄関で話すもの疲れてしまうので、二人は勝の部屋に入り、机の前で話し合った。
「この私が教えているんだから、テストの成績が上がるのは当然よ。でも、頑張ったのは勝なんだから、誉めてあげてもいいわ」
「嬉しいです。このままだと、無事に卒業できそうですよ」
「卒業してくれないと、私は困るんだけどね。」
勝は、チラッと奏の格好を見つめた。
オフショルダーのニットに、太ももが丸出しなホットパンツを穿いている。
(奏先生の格好、凄くエッチなんだよなぁ……、あぁ、不味い、ち×ぽが勃ってきちゃった)
ズボンにテントを張らないように、彼はペニスの位置を素早く直した。
しかし、鋭敏な感覚を持つ奏は、勝の不審な行動に気づいてしまう。
「勝。今、見てたでしょ?」
「見てたって何がですか?」
「私の身体見てた。女の子は意外とそういう視線に敏感だから、気づいちゃうんだからね」
「す、すみません。あまりにキレイで、見惚れてしまいました」
「お世辞とか言うんだ……。年下の癖に」
「そういうわけじゃ、本当にキレイだと思っているんです」
「でも、おち×ぽビンビンにさせているでしょ?」
「え?」
「さっき下半身を弄ったの、私気づいているの。勝、あんた、エッチなことがしたいのね?」
図星を突かれ、勝は顔を真っ赤にさせる。
しかし、エッチなことがしたいのは、間違いない事実である。
「したいですけど、勉強しないと」
その言葉は、奏にとって意外であった。
てっきり飛びついてくると思ったのである。
(勝ったら、ホントはエッチなことしたいくせに、我慢しちゃって)
と、想いを馳せる奏。
実は、彼女自身も激しく興奮していたのである。隙あれば、理由を付けて淫行をしようと考えていたのだ。
(勝といると、どういうわけか興奮しちゃうのよね。なんでなんだろう? 年下の癖に……)
ジュワッと淫蜜が噴き出していくのを感じていた。
ただ、年上の女のプライドとして、自分からは誘いたくない。
「たまには勉強の息抜きも必要よね?」
「息抜きですか? それってどういうことですか?」
「テストを頑張ったんだから、ご褒美上げてもいいわよ」
「ご褒美……」
ますます顔を赤らめる勝。ズキリと肉棒が痛むのであった。
(ほらほら、エッチしたいって言ってごらん。相手になってあげるから)
期待感で胸が高鳴る奏。しかし、勝は予想外のことを言ってきた。
「ご褒美は勉強でいいです。俺に勉強を教えてください」
「え? あんた、何言ってんの?」
「だから勉強したいんです」
「この私が、ご褒美をあげるって言ってるのよ? それが勉強って……、あんたバカなの? 死ぬの?」
「へ? あ、あの、もしかして先生、俺とエッチなことがしたいんですか?」
「ぐぅ……、なんでそうなるのよ」
「否、何となくです。格好もエッチで俺を誘ってるみたいだし、それに、急にご褒美何て言うから、そんな風に感じたんです」
「だ、誰があんたと……、でも、あんたが求めるのなら、受け入れてもいいわ……」
「先生、じゃあ俺の前でおま×こ見せてください。もしも誘ってるんじゃないなら、おま×こは濡れてないですよね? でも仮に濡れていたら、誘っているってことになります」
「な、何を……」
「おま×こチェックさせてもらってもいいですか?」
「だ、ダメよ……、そんなの……」
既に秘唇はたっぷりと湿っているのである。
女の潤いが、クロッチ部分に染み出しているのであった。
(勝ったら、私を挑発してるのね。全く生意気なのよ)
抵抗を見せる奏であったが、勝は彼女の肩を掴むと、そのままベッドに押し倒した。
年下とはいえ、男の力である。奏はされるがままになったのである。
「ちょ、ちょっと勝、何するのよ?」
「だからおま×こチェックするんです。先生、おま×こ濡らしてるんじゃないですか?」
勝は奏のホットパンツに手をかけると、そのまま勢いよく脱がしてしまう。
そして、ショーツ一枚にすると、クロッチ部分を指でなぞり始める。
「いやぁ、そんなとこ触らないで……」
「先生、パンティに染みができてますよ。どうしてですか? 俺とエッチなことしたかったんですか?」
「ば、バカァ! ち、違うわよ」
「じゃあ、どうして濡れてるんですか?」
おま×こを濡らしてしまっていては、何を言っても説得力がない。
そこで、奏は開き直ることにした。
「そうよ。今日はあんたとエッチなことしたくてやって来たの。勝だって、私とセックスしたいでしょ?」
すると、勝は意外なことを口走った。
「先生、ご褒美って何でもいいんですか?」
「何でもって、何かしたいことがあるの」
「俺、先生みたいな高飛車な女の人を、虐げてみたいんです」
「は? な、何言ってんの、勝??」
「先生、縛ってもいいですか? 手足を拘束して、更に目隠しもします」
「そ、そんな変態みたいなこと、できるわけ……」
「おま×こ濡らしてる先生も、十分変態ですよ。縛ってもいいですか?」
奏はそれなりに性体験をしてきたが、縛られるのは初めてである。
それ故に、どこか期待してしまう自分がいるのであった。
「ビニールテープで手足を縛ってみたいんです。もちろん、痛くしませんから安心してください」
「あんたがしたいのなら、協力してあげてもいいわ。その代わり、酷いことしちゃダメよ」
「もちろんです」
勝は、ビニールテープを取り出すと、奏の両手を縛った。そして、その後にM字開脚されて、足首をベッドのフレームに縛り付けて固定する。すると、あっという間にあられもない格好になってしまった。
「目隠しはないんで、俺が使っているネクタイを使いますね」
最後に、勝はネクタイで奏の目部分を覆い、視界を断絶させる。
初めて体験する緊縛プレイに、奏はゾクゾクとし始めた。
(や、やだぁ、私、縛られて興奮してるの? おま×こがまた濡れちゃう……)
「先生、縛っただけなのに、おま×こからエッチなお汁が流れ出てますよ」
「だ、だって、こんな格好させられたら、誰だって興奮するでしょ?」
「そうですかね? 普通は嫌がると思いますけど。多分、この状態でおま×こを濡らすっていうのは、先生がエッチだからですよ」
自分をエッチだと言われ、奏は顔を真っ赤にさせる。
今日のセクシーな装いも、実は勝を誘うためであるとは、口が裂けても言えなかった。
「パンティがマン汁でぐっしょりですね。脱がしてあげます」
とはいうもの、足を縛っているため、ショーツは下せない。
そこで、勝はハサミをつかってショーツの端を切り取った。
「やっぱり、先生おま×こがぐっしょりですね。ヌラヌラと光ってます」
「あぁん、な、何をするの? 視界が閉ざされてるからわからないわ」
「おま×こ弄ってあげますよ。そうして欲しかったんでしょ? 勉強を教えるっていいながら、ホントはエッチなことがしたくて堪らなかったんだ。それだけ、先生はエッチなんですよ」
そこまで言うと、勝は指を秘唇に沿わせていった。
膣口をスリスリと摩ると、それだけの刺激で奏はアクメを迎えてしまう。
「あぁぁん、だ、ダメェェ……」
「アレ? 先生もしかしてイッたんですか? まだ少ししか触ってないのに……」
(縛られるだけでなく、目隠しされて、あそこが敏感になっている……。簡単にイッちゃった……)
「おま×こ敏感になってるみたいですね。でもこれで終わりじゃないですよ。もっとクリクリしてあげます」
イッばかりの敏感な女壺を、指で巧みに弄られる。
ゾクゾクとした感覚が広がり、奏は陰部をますます濡らしていくのであった。
「指が奥まで入りますよ。おま×この中、凄くヌルヌルしてます」
「んんぁ……、あぁん、イッたばかりだから、あんまり弄らないでぇ」
「嘘言っちゃダメですよ。ホントは弄って欲しいくせに……、先生は強情ですね。でも、そんな高飛車な女の人を屈服させるのが、俺の悦びでもあるんです。もっと淫らな声を聞かせてください」
指を奥の方まで入れると、膣襞が、ピッタリと指に絡みつき、くちゅくちゅと淫音を鳴り響かせ始めた。
(あぁ、ダメ……、感じすぎちゃっておかしくなりそう……)
ビクビクと身体を震わせ、奏は悦楽を感じ続ける。凌辱に近いことをされているのに、嫌になるどころから、より一層彼の指を求めてしまうのであった。
「先生、次はもっとエッチな格好にしてあげます」
そう言うと、勝は足首のビニールテープを外し、奏を仰向けに寝かせたまま、足を大きく持ち上げた。そして、まんぐり返しの体勢にさせると、その姿勢のまま、左右の足首をくっつけて縛り上げた。あられもない格好で縛られ、じゅんと淫蜜が噴き出してくる。
「な、なんて格好させるのよ。止めなさい勝」
「止める? 興奮してる癖に。止めませよ。おま×こもいいですが、お尻の穴まで丸見えですよ……」
「やぁん、見ちゃダメ……、そんなところ……、ダメだったらぁ」
「お尻の穴がヒクヒクしてますよ。ここを弄ったらどうなるんですかね?」
「ば、バカ! そこはエッチなことに使う穴じゃないでしょ。止めなさい」
「俺、お尻にも興味があるんです。高飛車な女の人のお尻をグリグリ刺激したいんですよ」
勝はそう言うと、おま×こから指を抜き、ヌラヌラと愛蜜で満たされた指先を、アヌスに導いていった――。
〈続く〉
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