連載官能小説『俺がお前を真のビッチにしてやるよ』第1回
「昨日、彼氏とパコっちゃってさぁ、どうして、男ってあんなにがっつくんだろ」
「そうそう。一回許しちゃうと、とにかく求めてくるんだよねぇ」
「そんな感じ。んで、理沙はどうなの?」
クラスのビッチたちが、そんな会話をしている。
その会話を、古城正樹は黙って聞いていた。
(全く、なんて会話してるんだよ。恥ずかしくないのか?)
そんな中、一人のビッチが理沙という少女に話を振った。
話を振られた理沙は、少し恥ずかしそうな顔をしたが、すんなりと答える。
「う、う~ん、あたしもそんな感じ、かな……」
「理沙は可愛いから男とヤリまくりなんじゃないの?」
「え、えぇ? えぇと、まぁ流れでヤッちゃうこともあるけど」
その会話を、わなわなと震えながら正樹は聞いている。
実は、正樹と理沙は幼なじみなのである。
(理沙の奴、やっぱり彼氏とかいるのかな?)
正樹は密かに理沙に対して憧れを持っている。
小さい時から一緒で、気づくと女の子として意識し始めたのである。
(理沙が、俺以外の男とヤリまくりなんて……、考えたくもないよ)
そこで、正樹はチラリと理沙の方を向いた。
すると、理沙と視線が合う。しかし、理沙はポッと顔を赤くさせるとプイと横を向いてしまった。
(なんであいつ、ビッチの癖に顔が真っ赤なんだ? おかしな奴だな……。まぁ俺には関係ないけど……)
暫くすると、一人のビッチがさらに過激な会話を始めた。
「そう言えばさ、私の彼氏、やたらと、クリを弄ってくるんだけど、理沙は、クリと中だったらどっちがイイ?」
「え、えぇぇ! えっと、あたしは、な、中かな、クリも感じるけど」
「ふ~ん、そうなんだ。執拗にクリトリス弄られると、気持ちよくなりすぎて困っちゃうんだよねぇ。そうか、でも、理沙は中が感じるんだぁ……。それはそれでいいよねぇ。どんな風に感じるわけ?」
「え、えっと、そ、その、う~ん、頭がフワフワする感じかな」
「へぇ、よくわかんないけど、理沙はそんな風に感じるんだね。流石経験豊富なだけあるよ」
「あ、ありがとう。こ、こんなの当然よ」
正樹は、理沙が中で感じる姿を妄想し始める。
すると、制服のズボンの中でペニスがムクムク大きくなってくる。
(学校でこんな会話するなよな、全く……)
正樹はわなわなと震え始めた。
すると、それを見ていたビッチの一人が正樹に向かって言った。
「おい、古城、勝手に話聞いてんじゃねぇよ」
「聞きたくて聞いたんじゃないよ。声がでかいんだよ。ここは学校だぞ」
「童貞の癖に偉そうな口叩くなよな。古城の奴、うちらの話聞いて勃起してんじゃね?」
「ば、馬鹿! そんなことあるか。お、俺はもう行くからな」
からかわれて、居心地が悪くなった正樹は、早々に教室を後にした。
学校が終わり、正樹は帰宅する。
(はぁ、やっと学校が終わったか。全く大変な一日だったよ)
自室で一人、漫画を読んでいると、不意にトビラがノックされた。
「正樹、いる?」
それは、母の声であった。
「いるよ。何か用?」
ガラッとトビラが開き、母親が入ってくる。手にはタッパーを持っていた。
「ちょっと理沙ちゃんの家に行ってくれる?」
「理沙の家? どうして??」
「理沙ちゃんのご両親、旅行でいないんですって、だからお惣菜作ったの。これ、持って行ってあげて」
「まぁ、いいけどさ」
結局、正樹は漫画を読むのをやめ、理沙の家に母親が作ったお惣菜を届けに行くことになった。
理沙の家は、正樹の家から近い。徒歩で2分ほどである。
「理沙ぁ、いるかぁ……」
玄関のインターフォンを押すが反応がない。
(あれ、まだ帰ってきていないのかな)
試しにドアノブを捻ってみる。すると、鍵がかかっていなかった。
(おや、開いてる? なのに反応がないのは何故だ? もしかして、強盗に縛られてるとか?)
そんな妄想を広げた正樹は、慌てて理沙の家の中に入っていく。
この時、不法侵入とか、そんなことは全く考えなかった。ただ、理沙が心配だったのである。
「理沙ぁ、大丈夫かぁ!」
勢いよく理沙の部屋を開ける。すると、そこには予想もしない光景が広がっていた。
「きゃー、な、なに、正樹何でここに?」
理沙はイヤホンをして、スカートを捲り上げながら、マスターベーションに耽っていたのである。
「あ、あれ、理沙……、捕まってるんじゃ」
「馬鹿ぁ! なんで勝手に入ってくんのよ。犯罪だよ。訴えてもいいの?」
「ご、ゴメン、インターフォン押したのに反応がなくて、それで鍵が開いていたから、心配になって……、もしかして強盗に掴まってるじゃないかって」
「し、心配してくれたの?」
「うん」
「まぁ、それなら、いいけど」
「で、お前何してんだ?」
理沙は、そこで自分がマスターベーションをしていたことに気づく。
そして、顔を真っ赤にさせて叫んだ!。
「で、出てけぇ、馬鹿正樹ぃ!」
「うわぁ、ゴメンさいぃ……」
落ち着いた理沙は、正樹を部屋に呼び、必死に弁解した。
「あたし、何もしてないわ。それにあんたも何も見てない。そうよね」
「は、はいそうです」
「それならいいけど。もう勝手に入ってこないでよね」
「お、俺はただ心配で……、まぁゴメン」
「まぁいいけど」
「なぁ、理沙ってやっぱりその……、経験豊富なのか?」
唐突な問いかけに、理沙は驚いたようである。
目を大きく見開き、再び顔を朱色に染めた。
「あ、当たり前でしょ。経験豊富よ。この間だって仕方なく男と寝たんだから」
その言葉を聞き、正樹はシュンとしてしまう。
憧れの理沙が、ヤリマンだった。これは大きな衝撃を与えるのである。
「そ、そっか……、そうなんだ……、はぁ」
「何で溜息ついてんのよ。あんたはどうなのよ。エッチくらいしたことあるでしょ?」
「ないよ。俺、童貞だもん」
「ふぇ、そ、そうなんだ。へぇ~」
正樹がそう言うと、何故か理沙は嬉しそうに微笑んだ。
「お前、嬉しそうだな。俺が童貞なのが、そんなに笑えるか? 俺は最初のセックスは好きな人としたいんだ。お前みたいに、誰でもいいから寝るなんて、考えられない」
「ふ、ふん、今時エッチもしたことないなんてダサすぎ。それにさ、正樹って、あたしたちの会話を盗み聞いて、絶対興奮してるよね? 隠れスケベなんだ?」
「ち、違うよ。お前たちの声が大きいから勝手に耳に入ってくるんだよ」
「で、でも、話を聞いて、興奮してるんでしょ? もしかして勃起しちゃった?」
「そ、そんなこと……」
本当は勃起している、とは言えなかった。
それと同時に、理沙とこのような会話をしていると、どういうわけか興奮してしまい、ペニスがいきり立ってくるのである。
「ねぇ、正樹、どうして股間を抑えてるの?」
「そ、それはその……」
「手をどけて」
「嫌だよ」
「ダメよ。早く手をどけなさい!」
理沙は、正樹に近づくと、強引に手を持って、股間から離した。
すると、ズボンはテントを張り、勃起していることが見つかってしまったのである。
「えぇぇ、ほ、ホントに立ってるの?」
理沙は心底驚いたような口をあげる。
正樹は恥ずかしさでいっぱいになりながら、必死に弁明する。
「これは、男の生理現象だ」
「開き直るのね」
「もういいだろ。恥ずかしいよ」
「あたしの恥ずかしい所も見たんだから、少しくらい我慢して。ね、ねぇ、勃起したおちん×んってどうなってるの?」
「はぁ、そのくらい見たことあるだろ? 経験豊富なくせに」
「も、もちろん見たことあるわ。嫌というほど見てるの。でも、正樹のは知らないから、見てみたなぁって思っただけで……」
「お、俺、ち×ぽ見せるのなんて嫌だよ」
「あ、あたしの、お、オナニー見たくせに」
「あれは不可抗力でだな。それに忘れるよ」
「信じられない。もしかして、あたしのオナニー姿をおかずに、あんたもオナニーするんじゃ?」
「馬鹿! そんなことしないよ。とにかく用事は済んだから帰るよ」
「ダメ! 勃起したおちん×ん見せて。そうしないと、あんたのお母さんに、酷いことされそうになったって言ってやるからね」
「そ、そんな。止めてよ。そんなことされたら、俺……」
「変態のレッテルを貼られるわよ。それでもいいの?」
「よくないよ」
「じゃあ、おちん×ん見せなさい」
かなり強引であったが、ここは言うことを聞いておいた方がよさそうである。
覚悟を決めた正樹は、徐にズボンを脱ぎ始めた。
「わかった、見せればいいんだろ」
「そ、そうよ。わかってるじゃない」
正樹は、ボクサーパンツをも脱ぎ捨て、勃起したペニスを解放する。
下腹部に押し当たる勢いで、剛直がグンと立ち上がった。
「え、う、嘘でしょ……、こ、こんなに大きいの」
理沙は、目を大きく見開いて、正樹の臨戦態勢になったペニスを見つめる。
予想以上に大きかったようである。
「見せたよ。もう満足か?」
「まだよ。お、オナニー、オナニー見せなさい」
「はぁ? なんでだよ」
「あたしのオナニーみたんだから、あんたのオナニーを見ないと不公平でしょ」
「まぁそうかもしれないけど」
「嫌って言うなら、ホントにあんたのお母さんに付け口するからね」
「オナニー見せてもいいけど、条件がある」
「は? 条件??」
「そう。理沙がエッチなポーズを取ってくれたら、オナニーできるよ。そうしないと、オナニーできないよ」
「な、何ですって?」
「だからさ、エッチなポーズを見せて欲しいんだ。経験豊富なら、男を誘惑することくらい朝飯前だろ?」
「ま、まぁそうだけど……。どんなポーズがイイの?」
「それは自分で考えてよ。俺を興奮させるポーズを取ればいいんだよ」
「そ、そんなこと言ったって」
理沙は慌てながら、必死に考えているようだった。
そして、直立不動になると、徐に、穿いていたスカートを捲り上げた。
「パンツ見せてあげる。これなら興奮するでしょ?」
理沙は何故か自信満々だった。
純白のショーツは、あまりヤリマンという雰囲気がしない、シンプルなものである。
「う~ん、何か違うんだよなぁ。ねぇ、理沙、ホントに経験豊富なの? 下着もそんなに遊んでるって感じじゃないし。あの、もしかして理沙って、ニセビッチ?」
「に、ニセ……、ですって?」
「うん。ホントは経験ないとか」
理沙はわなわなと震えた。
そして、目に涙をたっぷりと溜めて言い放つ。
「ない……」
「え?」
「だから、あんたの読み通り。私、経験ないの」
「ほ、ホントに……。じゃあ、どうしてビッチな会話をしてるの?」
「そうしないと、友達になってもらえないと思って。」
「女の世界も大変なんだな。そっか、経験ないんだ。よかったぁ」
「なんであんたが悦ぶのよ?」
「だって、同じだなって思って。そうだ、いい方法があるよ」
「いい方法?」
「理沙はさ、ビッチになりたいんでしょ?」
「まぁそうね。そうすれば、友達とも話が合うし」
「でもさ、今のままだと、何れボロが出るよ。そうなったら理沙も困るでしょ?」
「うん、そうだけど」
「だから、俺がお前を立派なビッチにしてやるよ」
「はぁ? あんた何を言って」
「俺の言う通りにすればいんだ。う~ん。そうだなぁ、まずはフェラチオから覚えていこうか?」
「フェラチオって、おちん×ん舐める行為でしょ?」
「そうだよ。それに、ビッチならできて当然だよ。ビッチになるためには、まずはフェラを覚えないと」
「覚えるって言っても、どうやって」
「俺のち×ぽを使わせてあげる。試しに俺のち×ぽを舐めてみてよ」
「え? そ、そんなこと……、できるわけ……」
「ここでしないと、ビッチになれないよ。友達にがっかりされるかもよ、ニセビッチだったってね。もしかすると、友達でいられなくなるかもしれない。そうなったら理沙だって嫌でしょ」
「嫌だけど……。あんたがあたしに舐め欲しいだけじゃないの?」
図星だったが、正樹はあえて冷静さを保ちながら、
「違うよ。俺はお前の役に立ちたい。立派なビッチに育て上げ、友達と仲良くしてほしいんだ」
「ほ、ホントにそう思ってるの?」
「思ってるよ。だから、俺のち×ぽでフェラしてみるんだ。イイね?」
「あぁ、もう、わかったわよ、やってあげる。その代わり、ちゃんとビッチにしてよね?」
「もちろん、俺にかかれば、すぐに立派なビッチになるだろうよ」
妙な自信が湧いてくる正樹であった。
彼は、いきり立ったペニスを理沙の顔の前に持っていく。
(うぅぅ、おちん×ん、かなり大きい……)
理沙は初めて見る勃起したペニスにただただ驚いていた。
「それじゃレッスンを始めます。イイね、理沙?」
「わかったわよ、すればいいんでしょ?」
こうして、正樹は理沙をビッチにするために、立ち上がったのであった――。
〈続く〉
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