連載官能小説『エルフにエッチを教えたらあっという間に人気になれました』第1回

連載官能小説

連載官能小説『エルフにエッチを教えたらあっという間に人気になれました』第1回

「危ない!」

怒声が響き渡るが、その声は、高校生の楠田洋一には届かなかった。

彼は、トラックに轢かれ、そのままこの世を去ったのである。

(あれ、俺、死ぬのかな……)

意識が遠のき、死を覚悟した。

まだ16歳。あまりにも若すぎた。しかし――。

 

 

「あの、起きてください。あのぉ」

遠くの方から声が聞こえる。

女の人の声である。但し、聞いたことのある声ではない。

「んんん……、んん……」

唸るように声を上げると、パチッと目が開いた。

そして、目の前にとんでもない美女がいることに気づく。

(うわぁ、凄く可愛い子……、誰だろう? 外国人かな?)

洋一がそう思うのも無理はない。

何しろ、彼の目の前にいる美少女は、金髪碧眼なのである。

「あの、こんなところで寝てると風邪ひきますよ」

「へ? 風邪?」

「はい。朝晩はすっかり寒くなってますし」

洋一は、そこで辺りをキョロキョロを見渡す。辺りは新緑が広がっている。どうやら森の中のようである。

確か、自分の記憶では、横断歩道を渡っていて、その時トラックが突っ込んできたのだ。

(トラックにぶつかりそうになって……、あれ、ぶつかったような気がするんだけどなぁ)

記憶が曖昧である。何というか、オブラートに包まれているような感覚なのだ。

「ねぇ、ここはどこ?」

「は? ここはエルフの里『トリスタニア』ですけど。正確にはトリスタニア城に続く、新緑の森の中です。それで、あなたは人間ですよね。なんでこんなところで寝てるんですか?」

「エルフの里? 何それ? 温泉かな??」

「温泉じゃありません。由緒正しい、神樹が祀られるエルフの代表的な都市、トリスタニアです。人間のあなたが何の用なんですか?」

「あのさ、俺の知識だと、エルフって確か耳が長いんだよね?」

今、目の前にいる美少女は、髪の毛で耳が隠れている。

そのため、耳の長さがわからない。

「はい、そうですけど……。エルフは人間に比べて耳が長いです」

そういうと、美少女は髪をかき上げて耳を見せてくれた。

ピンと尖った耳が露になる。こんな耳をしている人間は、少なくとも日本にはいない。否、世界中にいないだろう。

「コスプレしてるの? そう言えば格好も……」

美少女はローブを羽織っている。ただ、丈が結構短くて、太ももがくっきりと見えている。

「こすぷれ? 何を言ってるんですか? 早く人間の国に帰った方がいいですよ」

「あのさ、俺は日本にいたんだけど、日本の東京って街。ここは何県? 東京都?」

「あなたが何を言っているのかさっぱりわかりません。ここはトリスタニアで、とうきょうとという街ではないですよ」

言葉が通じるのに、なんだか話が全く伝わらない。これは奇妙な感覚であった。

(もしかして、これは異世界転生というヤツでは……)

と、洋一は考えた。

ライトノベルなどで多いシチュエーションである。となると、チート的な力が手に入ったのだろうか?

「うぉぉぉ……」

咄嗟に起き上がり、激しく目の前の大木に突進してみる。

もしもチート的な力が手に入ったのなら、こんな木は簡単に倒せるはずである。

だが――。

「ぐぅぅ……い、痛いぃ……」

勢いよく木にぶつかり、悶絶する洋一。その姿をエルフの美少女が不思議そうに見つめている。

「な、何してるんですか? ひょっとしてあなた、記憶喪失なんじゃ?」

「記憶はあるよ。だけど、俺はどうやら異世界に転生したらしい。となると、この世界で俺が帰る場所はないんだ」

「帰る場所……。ないんですか?」

「うん。多分ね」

「……」

エルフの美少女は黙り込んだ。

そして、何やら考え込むと、スッと声を出す。

「よかったらウチに来ますか? 1日くらいなら泊めてあげられます」

「え? いいの??」

「はい。だって、もう日も暮れるし。何か放っておけないんです」

「ありがとう。じゃあお言葉に甘えて……」

こうして、洋一はエルフの美少女と共に、歩き始めるのであった。

エルフの里『トリスタニア』は大きな城下町である。

(俺が倒れていた場所は、森だったみたいだけど、森を抜けると一気に拓けた街が広がってるよ)

中世ヨーロッパを思わせる、幻想的な街並みに、洋一は心を奪われた。

「私の家はこっちです。あの、あなた目立つんで、これ被ってください」

エルフの美少女は、持っていたバスケットから、ブランケットようなものを取り出すと、それを洋一に被せた。どうやら、エルフの里では人間は目立つらしい。

「ここが私の家です」

案内された家は、石造りの歴史ある佇まいであった。

まるでファンタジー小説の世界に来たような気分になる。

「ご両親はいるの?」

「あなた、エルフのこと何も知らないんですか?」

「ゴメン。よく知らなくて……」

「エルフの繁殖は神樹による奇跡です。つまり、人間のように交わったりしないんですよ」

「へ。そ、そうなの……、じゃあここで一人で暮らしてるの?」

「そうです」

案内された部屋は、一人で住むには少し広いように感じた。

日本風に略すと、大体2DKくらいの部屋である。

「でも、よかったです。無事で……」

「え? よかったってどういう意味?」

「だって、あのまま森に放っておいたら、ダークエルフの餌食になったかもしれないし」

「ダークエルフ?」

「はい。エルフと敵対する種族です。私たちエルフのように神樹を使った奇跡の繁殖ではなく、そ、その、交わって数を増やしてるんです。そうなると、基本的に身体が褐色になり、一目でダークエルフとわかります。それに私たち神聖なエルフを嫌っているんです」

「ふ~ん。あのさ、君の名前は? 俺は楠田洋一。高校生だったんだけど……、まぁ、この世界じゃ通じないか」

「洋一さん……、変わった名前ですね。……私はイリアです。こうこうせいというのがどんな職種なのかわかりませんが、私は王国で働いています」

「へぇ、大変だね。でもさ、一人で暮らしていて寂しくない? こんなに部屋が広いのに」

「いえ、大丈夫です。ゆっくりできて嬉しいくらいですよ」

その後、洋一はイリアを一緒に夕食を食べ、物置となっている部屋を貸してもらい、そこで休むことになった。

(イリアさん。イイ人だな。年齢は多分俺とあんまり変わらないのに、凄く優しい人だ。異世界に転生したみたいだけど、イリアさんみたいな人がいれば、何とかなるかな……)

と、そんな風に漠然と考えていた。

ふと、部屋が静まり返ると、隣の部屋から何やら物音が聞こえてきた。

「ん……、んん……、あぁ……」

何やらうめき声のようなものが聞こえる。

(この声はイリアさん? どうしたんだろう? 調子が悪いのかな? もしかして部屋で苦しんでるとか……、そうなったら大変だ!)

そう思った洋一は、すっくと立ち上がり、イリアの部屋に飛び込んだ。

「イリアさん! 大丈夫ですか?」

「んんぁ……、え、えぇぇぇぇl! 洋一さん、勝手に入っちゃらめぇぇぇ」

洋一の前には、あられもない格好でマスターベーションに耽るイリアの姿があった。

「あ、えっと、イリアさん……、俺、てっきり苦しんでると思って……、そ、その、助けなきゃって思って……」

イリアは部屋着である簡素な綿のワンピースを着用していた。しかし、スカートがまくれあがり、女の子の大切な部分がはっきりと見えている。

(い、イリアさんのおま×こ……。お、俺、初めて見た……)

洋一は童貞である。同時に、女性器を見た経験がない。無修正アダルトサイトなどがあるから、女の淫裂を見るのは、基本的には可能である。ただ、洋一はワンクリック詐欺が怖くて、そういうサイトを覗けないのであった。

「よ、洋一さん、早く出てってくださいぃ……、うあぁぁん。洋一さんに見られちゃったよぉ~」

イリアは声を上げて泣き始めた。あまりの展開に言葉を失う洋一であったが、自身の息子は元気であった。初めて見る女性器を前に、ムクムクといきり立っていく。

(ヤバ! ち×ぽ立っちゃった……、鎮めなきゃ……あぁ、でも無理だ……、だって、こんな美少女がエッチな格好してるんだもん。もう我慢できないよ)

「い、イリアさん、何してたんですか?」

「な、何もしてないです。それに、洋一さんは何も見てないんです」

「いや、俺、見ちゃいました。そ、その、イリアさんがオナニーしてるの……」

「そんなエッチぃ言葉使っちゃダメなのぉ……。わ、私、そんなこと……、って、えぇぇぇぇぇ~」

そこで、イリアは洋一のある一点にくぎ付けになる。

それは、洋一の股間部。つまりイチモツである。

「よ、洋一さん、そ、その、お股が凄いことになってます……」

「あ、いや、これはその……、つまり……、ええと、すみません」

「もしかして、興奮してるんですか?」

「……は、はい、興奮してます……、そ、その、俺童貞なんです」

「童貞って言うのは、人間やダークエルフの言葉ですね。つまり、一度も異性と交わったことのない純潔を指す言葉」

「そうです。あ、あの、イリアさん、もしも欲求不満なのなら、俺が相手しますけど……」

頭が沸騰している洋一は、とんでもない言葉を放った。

当然イリアは驚く。あたふたとしながら、洋一を見つめる。

「な、何言ってるんですか……、そ、そんな……、ダメです! エルフが交わったら、ダークエルフに堕ちてしまいますぅ」

「大丈夫ですよ……。俺、エルフじゃないし……。それに、イリアさんのこんな姿を見たら、もう我慢できないんです……」

洋一はスッと歩みを進め、イリアに近づいた。

イリアはビクッと身体を震わせたが、彼女も興奮しているのであろう。すんなり洋一を受け入れる。

「イリアさん、俺におま×こ舐めさせてください……」

「おま……、そんな卑猥な言葉使っちゃダメですよ」

「じゃあ何て言えばいいんですか?」

「言っちゃダメなんです」

「まどろっこしいから、おま×こでいいです。とにかく俺におま×こ弄らせて……、お願いします」

必死に懇願する洋一。その熱量の高さを感じ取ったのか、イリアも断るに断れなくなる。

「で、でも、そんなことしたら、私ダークエルフになってしまいます。もしも、そうなったら王国で働けない……」

「どうなるとダークエルフになるんですか?」

「そ、その、つまり、男女の交わりをすると、肌の色が褐色になってしまうんです。それを、エルフの世界では、ダークエルフに堕ちるといいます。だから、私は男性とは交われません。これはエルフの世界の掟なんです」

「あの、俺はこの世界に人間じゃないんです。だから、多分だけど、エルフの掟を破ることにはなりませんよ」

「え? どうしてですか?」

「俺、エルフの掟は詳しく知らないですけど、多分、この世界に生きている人のための掟でしょ。でも、俺はこの世界の人間じゃない。だから、俺と交わっても掟に反することになりません」

かなり強引な持論であったが、イリアはその考えも一理あると思ってしまった。

男女で交われない。つまり、エルフは厳しい禁欲生活を強いられている。そうなると……、

「私、エルフ失格かもしれません」

「なんでそんなこと言うんですか?」

「だって、隠れて自慰行為をしちゃうから」

「我慢してるからですよ。反動でオナニーしたくなっちゃうんです。だから、今日は俺が助けてもらったお礼に、イリアさんを気持ちよくしてあげます」

「あ、あの、約束してください」

「約束?」

「はい。つまり、私の性器を弄るだけにしてください。男性器を挿れてはいけません」

「わかりました。約束は守ります。おま×こ弄るだけです……」

「そ、それなら、いいですよ。そんなに男性器を大きくしてたら、きっと辛いでしょ? 私の性器を弄って鎮まってください」

イリアは男女で交わったことがないので、男のリビドーをよく理解していなかった。

自分のあそこを触らせれば、それで興奮が鎮まるのと思っていたのである。

「イリアさん、じゃあおま×こ弄りますよ……」

洋一も、イリアの性器を触るだけで終わると思っていない。

だが、あまりにもあの女の淫裂が強烈だから、あえてそのように従ったに過ぎないのだ。

「はぁん♡ わたし、エルフの掟に逆らってる……」

「大丈夫です。俺はエルフじゃないし、この世界の人間じゃありませんから。だから、掟を破ったことにはなりませんよ」

洋一は、イリアの女壺に手を伸ばしていくのであった――。

〈続く〉

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